年賀状はいつからいつまでに出すのがマナー?
年賀状には書き方や出し方など、基本のマナーがたくさんあります。年賀状を送る相手に失礼のないよう、マナーをしっかり身につけ役立てましょう。
今回は年賀状をいつからいつまでに出すのがマナーなのかについてまとめました。年賀状を投函できる期間や年賀状をいつまでに出すと元旦に配達してもらえるのか、年賀状を送ってない人から届いた場合元旦に投函する年賀状はいつまでに届くのかなども紹介します。
また、年賀状の販売期間は決まっているので、早く購入したい考えがあっても期間外では入手することはできません。購入しておいた年賀状が足りなくなった場合はいつまで購入できるのか知りたい人もいるでしょう。
年賀状にはさまざまな期間がありますので、ひとつひとつ詳しく年賀状の出し方のマナーを見ていきましょう。ここからは、年賀状はいつからいつまでに出すのがマナー?について詳しく紹介します。
松の内(1月7日)が明けるまで
まず、年賀状はいつからいつまでに出すのがマナーなのでしょうか?年賀状を出す期間マナーについて紹介します。
年賀状は松の内が明けるまでに出すのがマナーとされています。松の内とは、正月飾りの門松などを飾る期間のことを言います。元旦から1月7日までの期間のことを指しますが、地域によっては元旦から1月3日まで、元旦から1月15日までと違いがあるようです。
一般的には、関東は元旦から1月7日まで、関西は元旦から1月15日までと言われています。年賀状を出す期間のマナーとして松の内と紹介する場合は、元旦から1月7日までの期間のことを指しています。
年賀状には消印が押されないことをご存知でしょうか。消印とは、郵便物を郵便局がきちんと受け取りをしましたという証明のために押されるものです。
そのほかに、切手代を支払っているという確認を郵便局がしましたという意味合いも含まれています。消印を押すことで、郵便物に貼った切手は再利用ができなくなります。では、なぜ年賀状には消印がないのでしょうか。答えは業務の効率を上げるためです。
年賀状シーズンは、通常業務をはるかに上回る郵便物を取り扱うことになります。すべてに消印を押していては郵送が遅れてしまうことから、12月15日から12月28日までの期間に投函された年賀状は年賀特別郵便として扱われ消印は押されません。
では、年賀特別郵便の期間以外はすべて消印が押されるのでしょうか。答えはNOです。年賀特別郵便でも、12月29日から松の内(1月7日)までに投函された年賀状には消印が押されません。これは、年賀状の表面に「年賀」と赤字で記載があるためです。
年賀状には切手の下に「年賀」マークが印刷されています。普通はがきを年賀はがきとして投函する場合は、「年賀」と赤字で記載することで12月29日から松の内(1月7日)までは消印を押されずに届けることができるということです。
年賀状を出す期間のマナーは松の内(1月7日)までとなります。年賀状を出していない人から届いた場合も、年賀状に消印を押されないよう早めに出すことを心がけましょう。
年賀状を元旦に配達はいつまでに出す?
年賀状は松の内(1月7日)までに出すと消印を押されることはありません。しかし、年賀状を出すことは毎年のことです。元旦に配達してもらうように準備をして出す方が、社会人として印象は良いでしょう。
ルーズな人だと思われない為にも、元旦に配達してもらえるよう早めに準備を進めましょう。では、年賀状を元旦に配達してもらうためには、いつまでに出す必要があるのでしょうか。また、年賀状はいつから受け付けを開始しているのでしょうか。
ここからは、年賀状を元旦に配達してもらうためにはいつまでに出す必要があるのか?年賀状の受け付け開始日はいつからなのか?について詳しく紹介します。
年賀はがきの受付は12月15日から
年賀状を元旦に配達してもらうためには、ポストに投函したり郵便局で受け付けをしてもらったりと出す期間が決められています。年賀状を出せば、投函する期間に関係なく必ず元旦に配達してもらえるということではありません。
年賀状の出す期間とは、いつまでに出すと元旦に配達してもらえるかという締め切り期限だけではありません。年賀状には、いつから受け付けをしてもらえるかという開始日も決められています。
2020年(令和2年)の年賀状の受付開始日は、2019年12月15日(日)からとなっています。
受付開始日の2019年12月15日(日)より前に2020年(令和2年)の年賀状を出す場合は、普通はがきと同じ扱いとなり年内に届くことになります。せっかく元旦に配達してもらえるよう早めに準備をしても、受付開始日より前に投函すると元旦には届けてもらえません。
12月25日までに投函
日本郵便のホームページには、2019年12月25日(水)までに出すよう協力をお願いする文面が記載されています。2019年12月26日(木)から2019年12月28日(土)までに出した年賀状についても、できる限り元旦に配達するよう進めるという記載もあります。
年賀状を確実に元旦に配達してもらうためには、2019年12月25日(水)までに出すようにしましょう。2019年12月25日(水)以降に出した年賀状は元旦に配達してもらえないというわけではありませんが、保証はできませんということです。
2019年12月25日(水)までに出すと元旦確実、2019年12月26日(木)から2019年12月28日(土)までに出すと元旦に配達してもらえるかも?と記憶しておきましょう。
以上が年賀状を元旦に配達してもらうために投函する期間となります。年賀状を元旦に配達してもらうためには、2019年12月25日(水)までという期限だけでなく2019年12月15日(日)からという受付開始日にも注意しましょう。
シーズンになると、郵便ポストには投函口にお知らせが貼り出されたり、投函口が2口あるポストであれば「年賀状」「年賀状以外」と分けられることが多いです。集荷時間の記載もあるので、事前に把握しておくといざというときに役に立つでしょう。
元旦に出す場合の年賀状はいつまでに届く?
元旦に年賀状を受け取り誰から届いたかをチェックすると、うっかり出し忘れたり懐かしい人から久しぶりに届くといったこともあるでしょう。
元旦に出す場合の年賀状がいつ届くのかについても知っておきましょう。ここからは、元旦に出す場合の年賀状はいつまでに届く?について詳しく紹介します。
1月4日~1月6日に届く
元旦に年賀状を出す場合の年賀状は、例年1月4日から1月6日に届くことが多いようです。日本郵便のホームページで公開されている「2020(令和2)年用年賀葉書などの発行および販売」には、元旦以降に受け付けた年賀状の配達日等の記載はありません。
年賀はがきの販売期間はいつからいつまで?
年賀はがきは年中販売されているものではありません。年賀はがきは毎年販売期間が決められているので覚えておきましょう。ここからは、年賀はがきの販売期間はいつからいつまで?について詳しく紹介します。
2020年の販売開始は2019年11月1日
2020年の年賀はがきの販売開始日は、2019年11月1日(金)です。2019年に消費税が10%に引き上げられたことで、2020年の年賀はがきの料金は1枚63円になりました。寄付付き年賀はがきは1枚68円です。
販売終了は2020年1月10日
年賀はがきは販売終了日も設けられています。2020年の年賀はがきの販売終了日は、2020年1月10日(金)です。書き損じにより年賀はがきを交換したい場合は、年賀はがき販売終了日の2020年1月10日(金)が期限となります。
以上が年賀はがきの販売期間となります。まとめると、2020年の年賀はがきの販売期間は、2019年11月1日(金)から2020年1月10日(金)です。郵便局窓口やコンビニ、インターネット通販など、2020年の年賀状を購入できる手段はたくさんあります。
ただし、郵便局以外で購入する場合は、在庫限りで完売となることがほとんどでしょう。どうしても欲しいデザインがある場合は早めに購入しましょう。
年賀状をいつまでに出すのかはマナーとして大事!
年賀状をいつまでに出すのかはマナーとして大事なことです。年賀状を元旦に配達してもらうためには、出す期限だけでなく受付開始日にも注意が必要です。年賀状を配達してもらう地域が遠いほど日数がかかることを考慮し、早めに準備しましょう。