メルカリで取引はキャンセルできる?
メルカリなどのフリマアプリで要らない洋服やおもちゃなどを出品したり、自分が購入者として商品を買ったりなどすることもあるでしょう。商品を購入し取引中だけどキャンセルしたいという人もいるかもしれません。そんな時にキャンセルはできるのか気になるところです。メルカリの取引でキャンセルを行うことはできるのかご紹介していきます。
取引成立後のキャンセルは認められないのが原則
商品を購入したけどやっぱり要らなくなったり、別のフリマアプリで購入した方が安いなど、様々な理由でキャンセルをしたいという人も沢山います。しかし、メルカリでは取引成立後にキャンセルを行う事は出来ないと決められています。取引後のキャンセルは基本的にできませんが、商品に問題があるなどした場合にはキャンセルができる可能性もあります。
キャンセルには出品者と購入者の合意が必要
メルカリで取引が成立している場合にはキャンセルをする事はできません。しかし、メルカリ出品者と購入者がキャンセルを認め、お互いに合意している場合にはキャンセルが認められる場合があります。自分の勝手な理由でキャンセルしたいとだけ告げても認められないので、必ずお互いが合意してキャンセルするようにしましょう。
メルカリの取引をキャンセルできる場合【購入者】
メルカリでほしい物があったから購入したけど、よく考えたら必要ないという人も少なくありません。そんな時にキャンセルするのは申し訳ないけど、取引をキャンセルできるのかと疑問に思うところです。基本的にメルカリの取引のキャンセルはできないとされていますが、今回はどんな時にメルカリの取引をキャンセルすることができるのかご紹介します。
発送通知がされない
メルカリでは「お金が振り込まれた時」、「商品が発送された時」など取引において、その都度出品者と購入者でやり取りを行わなければいけません。出品者が商品を発送したら、「発送通知」を送らなければいけません。しかし、出品者からなかなか発送通知が届かないという時は取引をキャンセルできる可能性があります。
中には、商品を発送したけど「発送通知」を送り忘れている出品者もいるかもしれません。しかし、取引が成立してから1週間以上経過しても商品が届かない場合は少しおかしいと思った方がいいでしょう。その場合は、取引をキャンセルできる可能性があるので、問い合わせやよくある質問を確認してみることをおすすめします。
お金を支払ったのに商品が届かない
メルカリで商品を購入し、お金まで支払い、「発送通知」も来ているのに、なかなか商品が届かないという場合も取引をキャンセルできる可能性があります。
メルカリでは基本的に先にお金を支払わなければいけないため、ちゃんと商品が届くのかと不安に思う人も沢山います。そんな中でお金を支払っているのに商品が届かないという場合には、メルカリ事務局に問い合わせしてみましょう。
購入した際の取引の段階で商品の発送日などを確認しておくとよいでしょう。メルカリ事務局に問い合わせる前に、発送予定日から計算しそれでもなかなか届かない場合には、まず出品者に発送はすんでいるのか確認するようにしましょう。お金を支払っているのに商品が届かないといったトラブルは多いので、購入者も注意して取引を行いましょう。
届いた商品が破損していた
メルカリでは衣類だけでなく、機械類やおもちゃなども出品されています。出品者が確認した時には破損していなかったとしても、梱包の状態や発送する段階で破損してしまう可能性があります。
その場合には、出品者の責任となる場合が多く、取引をキャンセルできる可能性があります。商品が届いたからとすぐに出品者に評価を付けるのはやめましょう。必ず、購入した商品を確認するようにしてください。必ず破損していないか確認し、万が一破損している場合にはまず、出品者に連絡を取りましょう。
出品されたものと届いた商品が異なる
メルカリで購入したものとは明らかに違う商品が届いてしまうといったトラブルも中にはあるかもしれません。何人もお客様を抱えている出品者であれば、送り先を間違えてしまう可能性もあります。
その他の理由で購入した商品と異なるものが届いてしまうこともあるかもしれません。そんな時は、メルカリの取引をキャンセルすることができます。まずは、購入した時の商品と異なるものが届いてしまったということを出品者に連絡してみましょう。
メルカリで取引をキャンセルする方法【購入者】
メルカリで商品を購入した後には基本的に取引のキャンセルを行う事は認められていません。しかし、「商品を購入しお金を支払っているのに商品が届かない」「届いた商品が破損している」などといった理由がある場合には、キャンセルをすることができます。そこで、取引をキャンセルするにはどうしたらよいのか方法をご紹介していきます。
購入後の商品が届かない場合
基本的にメルカリで商品を購入し取引を行っている段階でキャンセルを行うことはできません。しかし、購入者がしっかりとお金を払い、手順を踏んでいるのに商品が届かなかった場合には取引をキャンセルすることが可能となります。
基本的に商品が購入され支払いを行った後から1週間以内には発送通知を送らなければいけないとなっています。1週間経っても商品が届かずに発送通知も送られてこない場合には、取引をキャンセルすることができるようになります。
「お問い合わせ」画面でキャンセルを依頼
商品を購入しお金を支払っているのに、確認した発送予定日を過ぎても商品が届かないという場合は、取引キャンセルを依頼することが可能となります。出品者との取引画面を開くと「お問い合わせする」という項目が表示されているので、タップして開きます。
「お問い合わせする」という項目をタップすると、「取引キャンセル希望」という画面が表示されます。「購入者側と出品者側どちらですか?」という選択肢があるので、「購入者」を選択します。「内容」という部分があり、どんな理由で取引をキャンセルしたいのかを記入します。
今回は、商品が届かないという理由なので「1週間以上経っても全然商品が発送されないため、取引を希望します」といった内容にしましょう。内容の記入が終わったら、「送信する」をタップし後はメルカリ事務局がキャンセルの依頼を承認するだけです。キャンセル依頼の成立には数日かかる場合があります。
商品に問題があった場合
心待ちにしていた商品が届いて中を開けてみたら、商品が破損していたということもあるかもしれません。お金を支払っているのに、届いた商品に問題があったら、諦めるのではなく取引のキャンセルをすることができます。届いた商品に問題があった場合には、取引をキャンセルできるので、ここではキャンセルの方法についてご紹介します。
ホーム画面から「お問い合わせ項目」へ移動
メルカリのアプリを開くと三本線のアイコンがあるのでタップして開きます。そこには、「ホーム」「ニュース」「いいね!一覧」「出品した商品」「購入した商品」「設定」「ガイド」「お問い合わせ」「招待してポイントGET」という項目があるので、「お問い合わせ」をタップして開きます。
「お問い合わせ項目」から「トラブル」を選択
「お問い合わせ」という項目をタップすると「会員登録・ログインについて」「購入・支払いについて」「発送・受取・評価」「売上の振込申請について」などの項目が表示されます。その中に「トラブルがあった」という項目があるのでタップして開き、入力画面が表示されます。
「商品ID」「購入者・出品者のどちらか」「内容」の3つを入力する必要があります。商品IDは取引画面を開くと記載されているので、間違いのないように入力しましょう。全てを入力し「送信する」というボタンをタップすれば完了です。メルカリ事務局からの返信は、数日かかる場合があるので、返信を待ちましょう。
メルカリで取引をキャンセルした時の返金【購入者】
メルカリの商品を購入した際にクレジットカードで支払いをしたけど、キャンセルした時のお金はどうやって戻ってくるのかという不安を抱えている人もいるかもしれません。お金は必ず戻ってきますが、購入した時の支払い方法によってお金が戻ってくる方法は異なります。取引をキャンセルした際の返金方法についてご紹介します。
クレジットカード購入
クレジットカードで購入し取引をキャンセルした場合に、クレジットカードから請求が来ないのかという不安がある人もいるかもしれません。しかし、メルカリ事務局に取引のキャンセル申請を行った時点でクレジットカードの決済の取り消し処理を行ってくれます。
そのため、商品購入の代金は請求される事はありません。クレジットカードの引き落とし日とメルカリの取引キャンセルの依頼などのタイミングによっては、商品代金が請求される場合があります。その場合には、次の月にお金が返ってくるので安心してください。
コンビニ・ATM払い
コンビニ・ATMで支払いを行った場合には、決済手数料を支払わなければいけません。万が一、メルカリの取引をキャンセルした場合には、決済手数料も売上金として購入者へ返金されるので安心してください。取引をキャンセルしてすぐに返金されるという訳ではなく、数日かかる場合もあります。
売上金での支払い
売上金で商品を購入したけど、取引をキャンセルした場合には、そのまま売上金として返金されます。キャンセルした際に手数料はかかるのか気になるところですが、キャンセルをしてもキャンセル手数料はかからないので安心してください。売上金として返金されるのには、数日かかる場合があるということを理解しておきましょう。
ポイントでの支払い
ポイントで商品を購入した際に、取引をキャンセルしたら売上金として返金されるのかと思われがちですが、購入した時と同じようにポイントとして返金されます。
ポイントの有効期限が切れるからポイントで購入したという人もいるかもしれません。万が一、商品を購入し取引がキャンセルとなり、申請を出しているうちにポイントの有効期限が切れてしまった場合には、返金された時に有効期限が5日間延長されるので、安心してください。
メルカリで取引をキャンセルできる?【出品者】
基本的にメルカリの取引キャンセルは認められていません。キャンセルする場合には、お互いの同意が必要となります。キャンセル依頼を認めたくないけど、認めなきゃ評価に影響するのではないかと思っている人もいるかもしれません。メルカリで取引をキャンセルすることは可能なのかご紹介していきます。
商品の購入者が支払いをしてくれない場合
メルカリの取引をキャンセルできるのは購入者だけではありません。出品者も購入者が商品の代金を支払ってくれない時は、取引をキャンセルすることができます。
商品を購入し、コンビニ決済や銀行ATM払いを選択している場合には、翌々日の24時までには支払いが完了していなくてはいけません。しかし、支払い期限までに商品代金が振り込まれない場合には、取引をキャンセルすることができます。
支払い完了した購入者からキャンセルの依頼の場合
購入者はもうすでに支払いを完了しているのに、購入者からキャンセルの依頼が来る場合もあります。基本的に支払いが完了している購入者からのキャンセルの依頼は受ける必要がありません。
しかし、キャンセル依頼を拒否したまま、取引を続けたら商品を受け取ってくれなかったり、悪い評価をするなど面倒なことになってしまう可能性もあります。もし、支払いを行った購入者から取引のキャンセルが来た場合には、購入者にキャンセルをしてもらうか、メルカリ事務局にキャンセルの手続きをしてもらうようにお願いしましょう。
メリカリでの取引をキャンセルした時【出品者】
メルカリで取引をキャンセルした場合には、ペナルティを受けるのか評価は悪くなってしまうかなどと気になるところは沢山あります。メルカリだけでなく、利用規約に違反した場合などは、ペナルティを受ける可能性があります。メルカリの場合は、取引をキャンセルしたらペナルティを受けるのか評価はどうなるのかご紹介していきます。
商品のキャンセルには手数料はかからない
商品を購入した後に取引をキャンセルしたら手数料はかかるのかと疑問に思っている人も多いですが、取引をキャンセルしても手数料はかかりません。出品者にかかる手数料はなく、購入者にかかる手数料もないので安心してください。万が一、購入者が手数料がある支払い方法で支払ったとしても全て返金されます。
商品のキャンセルにペナルティーはない
取引をキャンセルしたらペナルティがあるのか気になるところです。メルカリでは基本的にキャンセルは認められていないため、キャンセルをしたらペナルティがあると思われがちです。メルカリの取引キャンセルで最も多いのは購入者によるキャンセルです。相手によるキャンセルの場合には、基本的にペナルティとなることはありません。
さらに、出品者と購入者の同意があり、取引をキャンセルした場合には、1・2回であればペナルティを受けることはないでしょう。しかし、自己都合でキャンセルを行った方はペナルティを受ける可能性があるので、注意しましょう。その他にも取引キャンセルで利用規約に違反しているなどという場合には、ペナルティが受ける可能性があります。
商品のキャンセルの場合は評価はされない
メルカリで取引をキャンセルした場合には、基本的にペナルティを受ける事はなく、評価をされることはありません。メルカリで取引が完了すれば、お互いに評価をしなければいけません。しかし、取引がキャンセルとなった場合には評価が付くことはありません。悪い評価もつかないので安心してください。
複数回のキャンセルはメルカリより警告
購入して取引をキャンセルしてを何度も繰り返し行っている人もいるかもしれません。本当に買う気があるのかと疑問に思いますが、複数回のキャンセルはペナルティを受ける可能性がります。ペナルティを受ける前にメルカリから警告を受ける可能性があるので注意しましょう。
メルカリで取引キャンセルの依頼をしたら事務局から通知は来るの?
取引のキャンセル依頼を行い成立すれば通知が届くので安心してください。取引キャンセルを依頼してから完了するまでに数日かかる場合があるので、通知が届くまで待ちましょう。取引キャンセルが成立した通知の確認方法は、「ニュース一覧」という項目をタップして確認できます。
メルカリでのキャンセルには注意して取引を!
今回は、メルカリの取引キャンセルはできるのかご紹介しました。メルカリでは、基本的に取引キャンセルを行う事はできません。しかし、しっかりとした理由がある場合にはキャンセルすることができます。キャンセルの場合には、基本的にペナルティにはならず、悪い評価もつかないので安心しましょう。