カラーボックスで家具を作る例
カラーボックスは手軽な収納棚として、様々な日用品メーカーで取り扱われています。自分好みの高さや幅を選べるので部屋に合ったカラーボックスを購入することができそのままでも使えますが、カラーボックスをリメイクするDIYもたくさん紹介されています。
今回はそんなカラーボックスをアレンジした家具を紹介していきます。アイデア次第で様々な用途として使用できるカラーボックスを見てみましょう。
机・テーブルにアレンジ
「カラーボックスが机やテーブルに?」と思ってしまいますが、実はカラーボックスを机替わりにアレンジしている方は多くいらっしゃいます。ただカラーボックスを横に向けるだけでも「ローテーブル」として使用することもできますが、一手間加えるとさらに便利なテーブルになります。
一番手軽なアレンジは「カラーボックス2つに天板を取り付ける」です。カラーボックスの高さを椅子に座った時にちょうどいい高さになるものを選び、そこにホームセンターなどで売ってある「天板」を取り付けるだけで完成します。
一般的な机やテーブルよりも自分好みの収納スペースを作ることができますし、ホームセンターで天板の長さを調整してもらうことで自分の部屋に合った机やテーブルを作ることができます。
棚にアレンジ
例えばカラーボックスを配置するのではなく、キャスターをつけたり突っ張り棒をつけたりすることで収納棚としての使い方が広がります。100円ショップなどでカラーボックス用の収納箱が売られていますが。
ですが収納箱だけでなくファイルボックスやトレーなどを使って、収納をアレンジすることができます。自分の収納したい物に応じて様々な収納ケースを活用することで自分だけの棚を作成することができます。
またカラーボックスによっては中板を増設することができるので、好きな位置で区切ったりカラーボックスを繋げて大きな収納棚としてアレンジすることもできます。
キッチンカウンターにアレンジ
女性の多くが憧れる「カウンターキッチン」ですが、常設している物件は少なくカウンターキッチンを購入するとなるととても高額になる場合があります。ですが、カラーボックスを活用することで手軽に憧れのカウンターキッチンを手に入れることができます。
机やテーブルをDIYする時と同じように「カラーボックス2つと天板」で簡単に作成できます。また食器棚としても使用したい場合は、カラーボックスと同じサイズやデザインの食器棚などとカラーボックスを組み合わせてアレンジしても便利になります。
テレビ台にアレンジ
意外にもカラーボックスを横向きにしてテレビを置くとちょうどいい高さになります。テレビ台も専用の物を買おうと思うと値段が高かったりサイズが微妙に部屋と合わなかったりなどありますが、カラーボックスなら手軽に購入ができ、サイズも選べます。
またテレビを買いなおしたことでテレビ台のサイズを変えなければいけない際、専用のテレビ台を購入していた場合は買い直しで今使っているテレビ台を売りに出したりする場合がありますが、カラーボックスであれば棚として再利用したりリメイクすることが可能です。
収納部分も自分の好みで変更することができますし、カラーボックスを組み合わせることで大きなテレビ台と合わせてテレビ周りの収納もアレンジし作成することができます。
電話台にアレンジ
例えば物件によっては電話台などがない場合や合って欲しいところに電話台がない場合があります。そんな時にカラーボックスを電話台にアレンジすることで、自分好みの電話台を作成することができます。
電話台周辺はコードなどが気になりますが、カラーボックスの背面の板を取り外したり背面の板は基本的に薄いので切り取ったりすることで配線を綺麗に直すこともできます。
電話意外にも、コピー機やネット回線の機械などを綺麗にまとめて収納することもできますし、使用するカラーボックスによってはだと収納場所も豊富なので、防災道具や常備薬を収納したり工具を収納したりなど、普段頻繁に使わないけど必要な日用品なども収納することができます。
カラーボックスで収納を作る例
カラーボックスをアレンジしてDIYすることで新たな家具にリメイクすることもできますが、シンプルに収納としてより便利なリメイクを行うこともできます。
物件によっては収納スペースが少ない場合もあるので、自分なりに部屋を圧迫しない収納をカラーボックスを活用することで作成してみましょう。
例えばただカラーボックスを並べるだけでも立派な収納になりますが、アレンジを加えて欲しいところにちょうどいいサイズの収納を作成しましょう。
ウォールキャビネットを作る
賃貸では難しいアレンジ方法ですが、カラーボックスをウォールキャビネットとしてリメイクすることができます。カラーボックスの背板を取り付けず「L字金具」で壁とカラーボックスを繋げるだけで完成します。
扉は背板は別途木材を購入し、カラーボックスの枠ごとに背板を切断し木材と組み合わせて扉を作り蝶番で留めることで作成することができます。
壁に取り付けるので壁に穴を開けても問題がない方は、空いている壁のスペースにカラーボックスをリメイクして取り付けてみましょう。
洗濯機の上の収納を作る
洗濯機の上に収納があれば便利ですが、専用の洗濯機用収納ラックを別途購入しても収納が足りなかったり、デザインの問題や設置場所のサイズによって取り付けれない場合があります。
壁に穴を開けても問題がなければウォールキャビネットの要領でカラーボックスをリメイクし取り付けることで収納棚を作ることができるます。
洗濯機上用ラックを設置しているけど例えば「棚を追加したい」「扉付きがいい」などの希望がある場合はラックに合わせてカラーボックスを設置することで可能になります。
おもちゃ収納ラックを作る
子供のおもちゃが増えすぎて収納場所に困ってしまったり、レゴや小さな人形など細かいおもちゃもまとめて直しているとどこに何があるのかわからなくたってしまう場合があります。
そんな時にカラーボックスと収納ケースを組み合わせてアレンジすることで、綺麗にまとまったおもちゃ箱を作ることができ、子供たちも自分から片付けがしやすい環境を整えることができます。
またどんどん溜まっていくおもちゃや子供が作った作品もおもちゃ箱でしっかりと収納することで「入りきれなくなったら最近遊んでいないおもちゃとバイバイする」と言うきっかけを作り捨てるタイミングを作ることができます。
子供用キッチンにリメイク
おもちゃ収納を作成する際に合わせて知っておきたいカラーボックスのリメイクが「子供用キッチン」です。カラーボックスを横向きにすると子供が立って作業する机としてもちょうどいい高さになります。
例えばカラーボックスの上面に100均などにある小さなまな板などキッチンにあるようなアイテムを設置したり、コンロの絵を描いたりすることで、おもちゃ収納+おままごとの棚にもなる一石二鳥のリメイク方法です。
また男の子場合の例として、電車好きであれば線路を描いたり車好きなら道路・飛行機なら空港の絵を描いたり貼り付けておくと、専用の遊び場にアレンジすることができます。
お人形部屋(ドールハウス)にリメイク
小さなお人形の部屋「ドールハウス」は場所を取りますし、価格も高いものが多く買い与えるのに躊躇してしまうこともあります。ですがカラーボックスをアレンジすることで、手軽にドールハウスを作ることができます。
木材などを使って小さな棚などを子供と一緒にDIYし一緒に楽しむこともできますし、自分でお家を作ることで想像力や発想力も生まれていきます。
ランドセル収納ラックを作る
子供が成長していくと「ランドセル」は必需品になります。ですがランドセルの置き場所に困ってしまい固定の収納場所がないと言う方が多くいます。
そんな場合もカラーボックスをアレンジすることできちんとランドセルを収納する場所を作ることができます。カラーボックスの幅はランドセルを入れるのにちょうどいいサイズなので、帰ってきたら教科書を取り出して棚に入れることで自然と片付けるスキルが身につきます。
カラーボックスを組み合わせてアレンジすれば、ランドセルだけでなく体操着や絵の具セットなどの学校の道具も綺麗に収納することができ、学習机だけでは収まらなかった道具も収納することが可能です。
子供用ロッカーを作る
小さいお子さんの収納は大人ほど大きい必要はないけど、自分で取り出しやすい位置に綺麗に収納できれば、保育園や幼稚園に行く準備も自分でできたり、帰ってきたら着替えて直すこともできるようになります。
年齢が上がって小学生になればリメイクして、上記で紹介した「ランドセル収納」に組み替えることもできますし、逆にベビー用品や服を収納すればベビーラックとしても活用できます。
カラーボックスを使えばリメイクしていくことで赤ちゃんの頃から大きくなるまで、様々な形で収納棚として活躍することができます。
カラーボックスに扉・カーテンをつける例
カラーボックスにはもともと備え付けの扉やカーテンなどがついていません。専用の収納ボックスを使うことで目隠しすることもできますが、もっとしっかりと目隠しするアレンジDIY方法を紹介していきます。
ちょっとしたリメイク方法1つでただのカラーボックスもしっかりとした棚として活用することができます。自分好みのカーテンでアレンジを加えたり、ちょっとした材料でDIYしカラーボックスをリメイクしていきましょう。
突っ張り棒を使ってカーテンをつける
100円ショップにある突っ張り棒とカフェカーテンを組み合わせてできる簡単なDIYでカーテンを取り付けることができます。部屋の雰囲気や好きなデザインのカーテンでカラーボックスにカーテンを取り付けてみましょう。
カーテンだと開け閉めもしやすく収納したアイテムを取りやすくなります。自分好みにアレンジをしておしゃれなカラーボックスをDIYしてみましょう。
木材でDIYする
手軽にホームセンターで購入できる木材を使ってカラーボックスの枠に合わせてDIYしてみましょう。また少しおしゃれな扉を作成したい場合は、木材で扉の枠を作り中の部分は布や違う板を組み合わせたりなど様々なアレンジができます。
扉をつける際は「蝶番」が必要になります。合わせてカラーボックスなどに穴を開ける工具なども必要になるので、準備をしておきましょう。また開け閉めしやすいように取手を取り付けたり、しっかりと扉が閉まるように磁石を取り付けるとより便利になります。
すのこの扉をつける
木材購入し扉をDIYするのは少し手間がかかるという方におすすめな方法が「すのこ」を活用した扉です。100円ショップなどにあるすのこをカラーボックスの扉としてリメイクすることができます。
蝶番を左右どちらかにつけて扉にするのもいいですが、少しアレンジしカラーボックスの枠の上に蝶番を取り付けると、上に開けるタイプの扉を作成することができます。飾りなどを取り付けおしゃれなアレンジを加えるのもおすすめです。
アルミの網で扉をつける
ちょっと変わったおしゃれな扉として「木材」と「網」を使った中が見えるおしゃれな扉を作成することができます。少し手の込んだDIYですが、カラーボックスに合わせた枠組みを作り、そこに網を接着することで完成します。
ただカラーボックスに小物をおしゃれに収納し「魅せる収納」もいいですが、アルミの網で作成した扉を取り付けることでさらにおしゃれなアレンジを加えることができます。
コルクボードで扉をつける
コルクボードを扉にリメイクする方法も手軽でおすすめです。カラーボックスのサイズに合うコルクボードを蝶番で取り付け、取手をつければ手軽に便利でおしゃれな扉が完成します。
コルクボードなのでお気に入りの写真を飾ったり、カレンダーなどを取り付けたりもでき実用的な扉を作成することができます。季節によってコルクボードに付けるデザインをアレンジすることもできるので、おしゃれで実用的な棚が完成します。
カラーボックスと他の家具を組み合わせる例
カラーボックスを活用し他の家具などと組み合わせてより便利な部屋にアレンジしていくアイデアを紹介します。少し大掛かりで手間がかかりますが、収納スペースが少ない方や物が多くて片付けられない方などにおすすめのアレンジ方法です。
押し入れをアレンジする
押入れを1つの棚のようにリメイクするアイデアです。カラーボックスをいくつも組み合わせることで押入れを大きな収納棚にすることができます。
また押入れは奥に広いので、奥に収納したものが取り出しやすいようにキャスターを取り付けることでより便利に使いやすくなります。
押入れを子供の秘密基地にリメイク
押入れの少し変わったリメイクアイデアとして「子供の秘密基地」にするアイデアがあります。1人部屋が欲しいけど部屋数的に難しい場合などにも活用できるアイデアで、カラーボックスを押入れに並べて好きなおもちゃや漫画などをしまい飾り付けをするだけです。
大人だと少し窮屈に感じてしまう押入れも子供にとっては広々とした一つの空間になります。アイデア次第では子供にとって押入れも夢の世界になります。
押入れをデスクにリメイク
部屋が狭く机などを置くと窮屈になってしまう方などにおすすめの押入れとカラーボックスを組み合わせたアイデアです。押入れの上段を机として使用し下段にカラーボックスを入れて机下の収納として使うことができます。
カラーボックスにキャスターを取り付けておけば押入れの奥の方までしっかりと収納することができるので、狭い部屋でも表に棚などを置かずに物を収納することができます。
クローゼットをアレンジする
クローゼットは縦長で収納するものを選びます。洋服などの収納に便利なクローゼットですが、例えば小物を収納するには少し不便な点があります。
カラーボックスをクローゼットに配置すれば小物なども収納することができるので、クローゼットしか収納スペースがない場合などにとても活用できるアイデアとなります。
カラーボックスのデザインをアレンジする例
カラーボックスは様々な色のものもありますが、基本的にはナチュラルな色や白・黒などシンプルなものが多くあります。
部屋の雰囲気に合わせてデザインをアレンジすることで、自分好みのカラーボックスをおしゃれにリメイクすることができます。
アンティーク調にアレンジ
カラーボックスをおしゃれにするデザインアイデアの1つとして「アンティーク調にする」方法があります。アンティークな雰囲気を出すにはちょっとしたテクニックを使います。
ナチュラルなカラーや白いカラーボックスに茶系のペンキなどの塗料を塗り重ね、ヤスリなどで少し削ってまた色を塗り重ねる作業を繰り返します。自分好みの色合いを出せるのでおすすめのリメイクアレンジです。
リメイクシートで木目調にアレンジ
手軽にリメイクシートを使ったアレンジ方法もあります。100円ショップなどでも購入できるリメイクシートを活用するだけで綺麗な木目調のカラーボックスを作成することができます。
リメイクシート1枚ではカラーボックス全てに貼り付けるのは難しいので、きちんとサイズを測った上でリメイクシートを購入しましょう。
リメイクシートでメタリックにアレンジ
リメイクシートは木目調だけでなく、大理石やメタリック調のものなど種類があります。クッション材の入ったリメイクシートなどもあるので、自分好みのリメイクシートを見つけてみましょう。タイル柄のリメイクシートなどはポップで可愛いアレンジが可能になります。
メタリック系のリメイクシートを使えば男性でも簡単にカラーボックスをアレンジすることができるので、手軽に自分なりのアレンジを楽しみましょう。
マスキングテープでアレンジ
リメイクシートはシンプルなものが多くもっとデザイン性が欲しい方は「マスキングテープ」をリメイクシートの代わりに活用してみましょう。好きなマスキングテープをカラーボックスに貼るだけで一気に雰囲気が変わります。
マスキングテープの場合リメイクシートと違って貼るのに少し手間がかかりますが、部分的にマスキングテープを貼ったりなど、全体的に貼らなくてもアレンジすることが可能です。
カラーボックスはアイデア次第でおしゃれなインテリアに!
カラーボックスのアレンジやリメイクアイデア方法は手軽に取り入れることができます。カラーボックスも一手間加えてDIYすることで様々な違う家具にリメイクすることができるので、自分の部屋に必要な家具をカラーボックスでリメイクしてみましょう。