日常で使えるフランス語の単語をご紹介
フランス語と言えば、日本においても薔薇を意味する「ローズ」や、星を意味する「エトワール」といった単語が高い頻度で使用されています。実は他にもフランスでは日常でも使用できるおしゃれやかわいい単語が多くあります。
また、フランス語は調べてみると日本において色々な場面で起用されている単語が多くあります。そのなかには挨拶などちょっとした日常会話にも使用できるものもあるので、活用していきましょう。
フランス語の特徴
昨今の日本において小学生から英語学習が取り入れられるようになってきましたが、フランス語となるとまだまだ縁遠く感じる人もいる言語ひとつと言えます。しかし実はフランス語も英語と同じラテン語をルーツとする言葉であることから、幾つか共通点が存在します。
フランス語の特徴的な共通点として、例えば名詞の複数形には「s」を付ける、不定冠詞や定冠詞、可算名詞や不可算名詞といった文法があることから、考えているよりもチャレンジしやすい言語と言えるでしょう。
フランス語の単語の覚え方
フランス語のおしゃれでかわいい挨拶を使いこなせるようにしていくために、まずは最小単位である単語から学んでいくと効率よく学習できます。フランス語も他の言語と同じように言葉の意味を理解することから始めていけば、フランス語特有の文法などをスムーズに理解しやすくなるでしょう。
しかし学ぶと言っても、覚え方は色々ありますし、その人の性質や学習レベルによって相性もあります。まずはフランス語と通して色々な覚え方を試してみながら、一番効率が良い方法を探ってみると良いでしょう。
何度も単語に触れる事が大切
これはフランス語以外の外国語にも言えることですが、簡単な覚え方として何度も繰り返し単語に触れる機会をつくることから始めましょう。人間の脳は、一度覚えたことでも数時間すると忘れてしまう性質を持っています。そういった点においても、繰り返し単語に触れる機会をつくることで、記憶に刷り込んであげることが大切です。
また、ただ単に単語を目にするだけでなく、その意味を理解できるような覚え方を意識しましょう。おしゃれな挨拶やかわいい単語を上手に活用するには、まずその単語の意味を正確に理解する必要があります。
日常に取り入れていく
フランス語は単語に触れる機会をつくることが大切です。そして単語の意味を正確に理解できるようになったら次は実践を交えた覚え方に移りましょう。
具体例としては、日常会話などに挨拶や単語を取り入れてみましょう。単語によっては難しいものもありますので、まずは日常会話として交わすことの多い挨拶から始めてみると良いでしょう。
日常の会話に取り入れる覚え方が実践できれば、より効率よくフランス語を学習することができます。最終的にはフランス語だけで会話ができるのを目標にして、どんどん会話に取り入れていきましょう。
フランス語の単語一覧・挨拶
フランス語を覚えていくうえでチャレンジしやすい単語としておすすめなのが、挨拶です。日本においても「おはよう」や「こんにちは」、「ありがとう」といった挨拶は頻度の高い日常会話です。そういった点においてもフランス語の挨拶は日常に取り入れやすい単語となっていますので、使用する機会があればどんどん活用していきましょう。
①おはよう/こんにちは/こんばんは
フランス語においても「おはよう」や「こんにちは」、「こんばんは」といった言葉は使用する頻度の高い挨拶です。種類は幾つかありますが、どの時間帯でも使用して問題ないフランス語の挨拶は、「Bonjour(ボンジュール)」になります。これは日本においても耳にする機会のある言葉であることから、初心者も覚えやすい単語としておすすめです。
また、時間帯によってフランス語の挨拶を使い分けたい人には、「Bonsoir(ボンソワール)」という単語もあります。こちらは夜の時間帯、つまり「こんばんは」を意味する単語となります。
どちらも最初の言葉「ボン」から発音が始まるというフランス語特有の共通点がありますので、そのポイントを意識しながら覚えていくと良いでしょう。
②お元気ですか
フランス語の特徴として、親しい人とそうではない人に対して使い方が異なる単語があります。「お元気ですか」を意味する「Vousallez bien?(ヴザレビヤン)」や「Commentallez-vous?(コマンタレヴ)」、「Ca va?(サヴァ)」はそういった特徴を有している単語です。
「Vousallez bien?(ヴザレビヤン)」はあまり親しくない人や、丁寧な表現で伺う時に使用する言葉です。「Commentallez-vous?(コマンタレヴ)」はもう少し砕けた表現となり、「Ca va?(サヴァ)」は気兼ねない関係に使用する最もカジュアルな言葉遣いになります。
それぞれ使い方が異なりますので、相手との関係性や目的などに合わせて使用できればフランス語上級者になれるでしょう。
③ありがとう
フランス語においても、感謝の気持ちを伝える単語があります。代表的なのは日本でも耳にする機会が多い「Merci(メルスィ)」ですが、そのほかにも「Mercibeaucoup. (メルスィボクー)」という言葉があります。
このふたつの単語の相違点は、「Mercibeaucoup. (メルスィボクー)」の方がより丁寧な表現となります。「beaucoup(ボークー)」と言う単語は「とても」という意味を持っていることから、「Merci (メルスィ)」と繋げることでより深く感謝を伝える言葉になります。
④さようなら
「さようなら」というのはフランス語だけでなく、日本において別れの言葉に分類される単語です。フランス語において、この別れの挨拶は幾つか種類があります。代表的なのは、「Adieu.(アデュー)」、「Aurevoir(オフヴォワール)」、「Àla prochaine.(アラプロシェンヌ)」があります。
日常的な挨拶として使用するならば、「Aurevoir(オフヴォワール)」が適切な表現となります。また「Ala prochaine.(アラプロシェンヌ)」も「また今度」という意味を持っているので使用しても問題はありません。
「Adieu.(アデュー)」に関しては、もう二度と会うことのない今生の別れを意味する単語となります。そのため、日常的な挨拶で使用するのは避けましょう。
⑤すみません
日本においても「すみません」という言葉は、謝罪のほかにも人にモノを尋ねる時の挨拶としても用いる表現のひとつです。フランス語においても、こういった謝罪の言葉は幾つか種類がありますが、「すみません」という軽めの謝罪をしたい時は、「Excusez-moi(エクスキューゼモア)」がこれに該当します。
⑥ごめんなさい
「すみません」など他人に軽めに謝罪をしたいのではなく、しっかりと謝罪した時のフランス語は、「Jesuis désolé(ジュスゥイデゾレ)」という言葉になります。「Excusez-moi(エクスキューゼモア)」との違いは、例えば自分に非があるような時など、相手に対して真摯に謝りたい時に使用するのが特徴です。
⑦良い週末を
フランス語は挨拶の言葉が豊富で、一覧にしてみると色々な場面に合わせて使用できるのが特徴のひとつと言えます。「Bonweek-end (ボンウィケン)」の大きなカテゴリとしては挨拶の一覧に割り振られる挨拶で、「良い週末を」という意味を持っています。
この単語に入っている「Bon」と言うのは、フランス語において「良い」という意味を持っています。似たような言葉として、「Bon voyage」がありますが、こちらは「良い旅を」と訳すことができます。そういったことから、「Bonweek-end (ボンウィケン)」は親しい人に対して使うのに最適な挨拶と言えるでしょう。
フランス語の単語一覧・おしゃれ
フランス語はおしゃれな挨拶だけでなく、かわいい単語がたくさんあるのも魅力的です。一覧にするとその種類の豊富さに圧倒されてしまいますが、そのなかにも普段の日常生活で使用できる単語や、日本においても見聞きしたことのある単語が多くあります。
まずはかわいい単語の一覧から目についたから覚えていくのも、フランス語を学んでいく方法としてもおすすめです。
①愛情/恋愛
愛情や恋愛といった言葉をフランス語にすると「amour(アムール)」になります。アムールとは愛の神として有名な言葉でもあり、フランス語においてはキューピットといった意味でも用いられる言葉です。
似たような言葉として「アモーレ(amore)」という言葉がありますが、こちらはイタリア語で意味は同じですが間違えないようにしましょう。
②美しい/美
フランスは芸術国、美し国といった別称を持っていることからもわかるように美しい、美に関する単語も存在します。一般的な単語としては「beaute(ボーテ)」で、おしゃれで美しいものに対して用いられます。
実は美しいという意味を持つフランス語の単語は、その他にも男性形の「beau(ボウ)」や女性形の「belle(ベラ)」といった種類があります。フランス語特有の文法を理解することができるという点において特徴的な単語と言えます。
③幸せ/幸福/幸運/喜び
フランス語を日常的に取り入れる覚え方をしたい人は、やはり使い勝手が良い単語から始めていくのが効率が良いと言えます。そういった点において、「幸せ」や「幸福」といった意味を持つ「bonheur(ボヌール)」は、ポジティブな表現であることから単語の一覧のなかでも使いやすいでしょう。
また、この単語はこのほかにも「幸運」や「喜び」といった意味以外にも、フランス語圏においては姓名として用いられることの多い言葉です。そういったことから、フランス文化に触れることができる単語でもあります。
④そよ風
日本においても風に関する単語は、そよ風以外にも強風や弱風、といった表現があります。フランス語においても「brise(ブリーズ)」といったおしゃれな表現があります。これは「そよ風」という言葉に限定した表現となります。
そのため、一般的な普通の風は「le vent(ル・ヴァン)」という別の単語がありますので、使い分けていくとよりおしゃれ度がするでしょう。
⑤チョコレート
フランスと言えば、チョコレート以外にもケーキやマカロンといったおしゃれでかわいいお菓子が有名です。日本においても、有名な菓子店が多く見かけられます。フランスにおいてもチョコレートはポピュラーなお菓子のひとつであることから、「chocolat(ショコラ)」という単語があります。
日本においてはガトーショコラなどの名称を目にする機会がありますが、フランス語では「gâteau au chocolat(ガトー・オ・ショコラ)」というのが正式名称です。
⑥希望
おしゃれなフランス語の単語を一覧にしてみると、かわいい単語やおしゃれな単語以外にも前向きな表現が多いのが特徴であることがわかります。「希望」を意味する「espoir(エスポワール)」はそういった意味合いの強い単語のひとつです。
日常会話においては「期待する」といった意味合いを持っているので、覚える時は注意しましょう。
⑦上品な/優美な/優雅な
フランス語の単語はおしゃれで美しいものが多いことから、そうった単語を一覧にすると豊富な種類があることがわかります。そのなかでも「élégant(エレガント)」は、日本でも効き馴染みのある単語のひとつであり、初心者でも日常的な会話に取り入れやすい単語でもあります。
ただし「élégant(エレガント)」は、主に動作や外見がおしゃれで美しいことを表現するときに使用する言葉となっていますので、使い分けには気を付けましょう。
フランス語の単語一覧・かわいい
フランス語の単語は一覧にしてみるとおしゃれな単語が多く感じられますが、実はかわいい単語も多く存在します。なかには日本においても聞いたことのある単語も多いことが特徴です。会話として取り入れるのもいいですが、メールアドレスの単語や、SNSで使用するニックネームの単語として使用するのもおすすめです。
①花
フランス語において、「花」を意味する単語は「fleur(フルール)」になります。日本においては「フラワー」が一般的な名称ですが、こちらは英語です。この「fleur(フルール)」というのは「花」以外にも、「花のような」や「花をつかった何か」に対して用いることができる単語でもあります。
日本においては「フラワー」と同じように企業名や商品のブランド名として起用されることの多い単語です。
②うさぎ
かわいい動物代表としても有名なうさぎは、フランス語で「apin(ラパン)」と言います。日本においても自動車メーカーの商品名として起用されていることからもわかる通り、かわいい単語のなかでも知名度が高い単語でもあります。
また、フランス語では「un lapin(アン・ラパン)」、「une lapine(ユンヌ・ラピーヌ)」といったオスとメスの性別によっても異なる単語があります。また、複数形によっても使い方が異なるため、覚え方が難しい面も持っている単語です。
③月
月はフランス語で言うと「lune(リニュヌ)」となります。ただ覚え方として注意して欲しいのが、この「lune(リニュヌ)」はあくまで一般的な単語としてられることの多い単語で、月の満ち欠けによって名称が異なります。
例えば新月は「la nouvelle lune(ラ・ヌヴェル・リュンヌ)」となり、満月は「la pleine lune(ラ・プレーヌ・リュンヌ)」と言った違いがあるおしゃれでかわいい単語です。また、月は1つしかない天体なので、使用する時は文字の前に「la(ラ)」をつけるようにしましょう。
④蜃気楼
蜃気楼はフランス語で「mirage(ミラージュ)」と言います。こちらはフランス語の単語のなかでも、日本ではメーカーや商品名だけでなく、あらゆる小説やアニメといった作品にも使用されていることの多いことが特徴です。
やはりフランス語を活用していくには、相手も意味を知っていなければ通じません。そういった点において、フランス語初心者でもとっつきやすい単語と言えるでしょう。
⑤羽
フランス語で羽を意味する単語は、「plume(プリュム)」となります。英語においても同じスペルで「プルーム」と読みますが、この単語は元々フランス語になります。この単語は羽以外にもタンポポなどの冠毛や煙や雲といったものに用いられるものもありますが、基本的には「羽」という意味で用いるのが正しい使い方です。
⑥いちご
フランス語でいちごは「fraise(フレーズ)」となります。覚え方として注意しておきたいのが、素材として使われているいちごの状態によって単語が変化することです。そのままの形だったり、カットしていてもいちごだとわかるものは「aux fraises(オ フレーズ)」となります。
この「aux(オ)」という単語を入れることで、「いちご入りの」という意味になります。そして人工香料などいちごだとわからないように使用されているいちごは、「a la fraise(ラ ・フレーズ)」に変化します。
またいちごと言えば似たような果物として「きいちご」がありますが、こちらはフランス語にすると、「framboise(フランボワーズ)]というまた違った単語になります。
⑦蝶
フランス語で蝶は「papillon(パピヨン)」になります。日本においては本来の意味よりも、フランス犬として有名な犬種であるパピヨンの方が知名度が高い言葉と言えます。しかし犬種名として有名なパピヨンは、その耳が蝶がその羽を開いた時と同じ形をしていることから、名付けられたと言われています。
またこのときに覚え方として注意しておきたいのが、「papillon(パピヨン)」は「蝶」以外にも「蛾」という意味も持っている点です。複数の意味を持っているフランス語の単語ですので、注意しましょう。
フランス語の単語勉強・Ankiアプリ
フランス語の単語はおしゃれでかわいいものがありますが、一覧にしてみると必ずしも日本で耳にする機会のある単語ではありません。また、英語と似たような特徴を持ったフランス語ではありますが、やはり外国語であることには変わりないので、覚え方には工夫が必要です。
覚え方の効率をアップさせるには、やはりスマートフォンなどアプリの使用は欠かせません。そのなかでも特に使い勝手が良いとされているのが、「Anki」アプリです。
ノートに書く手間が省ける
「Anki」アプリの特徴は、単語を暗記しやすい人向けにつくられたアプリとなっていることが特徴です。単語の覚え方としては、ノートに書き込むなど一般的な方法がありますが、「Anki」アプリは単語の意味だけでなく、一覧などをタップ操作するだけで呼び出せるので、そういった手間を省けるのがメリットと言えます。
「書く」という工程を「Anki」アプリは「反復」させることで補っているので、結果としてフランス語の単語を効率よく覚えることができます。
移動中や空き時間にも単語の意味や一覧から学ぶことができるので、ちょっとした時間にフランス語をマスターできるアプリとしておすすめです。
フランス語の単語を覚えておこう!
今回は、おしゃれな挨拶やかわいい単語のフランス語を一覧まとめて紹介しました。どれも日常的に取り入れやすいものばかりですので、積極的に活用していきましょう。また、アプリなどを活用した覚え方でおしゃれでかわいい単語の一覧にしてたくさん学ぶことで、フランスの文化に触れることができ、視野を広げることができるのでおすすめです。