キッチンの照明・ライト選びのコツは？明るい色の種類やデザインを紹介！

照明は、キッチンの印象をガラリとおしゃれに変えることができるアイテムです。これからキッチンを作る際や賃貸リフォームをする際にどのようなキッチンを作るか悩んでいる人は、キッチンの照明に拘りを入れるだけでグッとキッチンをおしゃれにすることができます。

そんな一気にキッチンをおしゃれに変身してくれる照明にも様々なデザインやライトの明るさなど種類があり、自分の思い描くキッチンを作る際にどれが良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。

悩んでいる方向けにあなた好みのおしゃれなキッチンを作る為にも選ぶ際の参考になるように照明のデザインや色、明るさ、キッチンの照明のライト別のコーディネート例もご紹介していきます。

おしゃれなキッチンを作る際に抑えておきたい「キッチンの照明の色選びのポイント」をここでは紹介していきます。

照明にはデザインだけではなく色にも様々な種類がある事を知っている方は意外と少なく見受けられますが、デザインに拘るのはもちろん大切ですが、照明の色によって明るい物や効果が違う為、自分自身のキッチンをおしゃれにする上で欠かせないポイントになります。

なので、おしゃれなキッチンを作る際は、照明にはどのような色があり、自分が求めているキッチンに合うのかを確認する必要があります。

また、照明の色だけでグッとキッチンの雰囲気を変えることができる為、リフォームをすることができない賃貸の方にも気軽に雰囲気を変えることができるのでどの様な照明の色があるのか知っておくのはおすすめです。

照明には光の色を表すための尺度表す「色温度」と「演色性」があります。まず初めに色温度の特徴を説明していきます。色温度とは人工的な照明の蛍光灯やLED電球などの光源を表すものです。色温度の単位はケルビン（K）で表されますが、色温度の単位(K)によって色合いが変わってきます。

そんな色温度には、一般的に使用されている種類が「昼光色」「昼白色」「電球色」とあるので下記でこの三種類について具体的に説明していきます。

昼光色は、単位(K)が約6500Kと高く青みかかった明るさで寒色系の色の照明になります。寒色系は、細部が見やすくクールな印象をキッチンに与えてくれる照明ですが、目が疲れやすいという点もあります。

好みの問題ですが、昼光色はどちらかというと物を細部まで見るのに適した照明である為、クローゼットや物置部屋に最適な照明でもあります。ですが、クールな印象を与えるキッチンにしたいと考えている方には昼光色はおすすめなのかもしれません。

昼白色は、単位(K)が約5000Kと若干昼光色より低く太陽光に最も近く、もっとも身近な光の色の照明になります。人間が一番慣れている照明の色である為、どの様なデザインのキッチンにもしっくりくる照明ではないでしょうか。

また、昼白色は目が疲れにくい明るい色でもあるのでキッチンは勿論ですが、リビングや寝室、化粧室などで最も多く使われているのも特徴的です。一番無難に使われている照明でもありますので、この照明を選ぶ事は失敗することは少ないと考えられます。

電球色は、単位(K)が約2700～約3000Kと低く、昼白色や昼光色に比べて比較的暗めな照明ですが、黄色みや赤味が強いため温かみのある落ち着いた雰囲気のキッチンを演出してくれます。

また、電球色は目が疲れにくい明るい照明という特徴もありますし、どちらかというと電球色はお風呂場や脱衣所、廊下や階段などに使われる照明ではあります。

ですが、キッチンに使用する事も温かみのある照明である為、温かみのある優しいキッチンを作りたい方は取り入れてみるのもおすすめです。

光の色を表すための尺度表す「演色性」単位「Ra」は、その物の色の見え方に及ぼす自然の光をどの程度再現しているかを表すものです。

演色性の単位「Ra」Ra100のように高いほど自然光に当ったときと同様の色味を再現されます。演色性が低い物は、駐車場や階段や廊下に適していて、演色性が高くRa80ぐらいの物がキッチン照明に最適な物になります。

照明を選ぶ際は、色温度の単位はケルビン（K）はもちろんですが、「Ra」も意識しながら選ぶことをおすすめします。

上記では、おしゃれなキッチンを作る際に抑えておきたい「キッチンの照明の色選びのポイント」を紹介させて頂きましたが、おしゃれなキッチンを作る際に次に大切なポイント「照明デザインの選び方」についてここでは紹介していきます。

照明のデザインは様々な種類の物があり、おしゃれなで明るいキッチンにする際の大きなポイントでもあります。

素敵なキッチンにする為にもキッチン照明にどの様な照明のデザインがあるのか確認して、これからキッチンを作る際のイメージを膨らませてみるのも良いかもしれません。また、賃貸でも取り入れることができる照明器具もあるので賃貸でDIYしたいと考えている方もチェックしてみてください。

キッチン照明におすすめのデザインライトの1つ目は「ペンダントライト」です。ペンダントライトは、素敵な空間づくりをしてくれる天井に吊るされた照明器具です。

キッチンよりもどちらかというとリビングに使われるイメージの強いペンダントライトですが、キッチンにもとってもおすすめな照明器具です。アイランドキッチンを作ろうとしている場合には、照明をペンダントライトにすることで、より豪華で素敵なキッチンに仕上がります。

キッチン照明におすすめのデザインライトの2つ目は「スポットライト」です。スポットライトは、光を部分的に集中して当てることができる照明器具です。

スポットライトには2つの種類があり、天井に固定されているフランジ式とレール上を移動して使うことができるライティングレール式があり、キッチンの雰囲気に合わせてどちらかを選ぶことがおすすめです。

キッチン照明におすすめのデザインライトの3つ目は「シーリングライト」です。シーリングライトは、明るい光が強くキッチン全体を明るくしてくれて、一番使われている照明器具です。

シーリングライトは主にリビングや寝室などによく使われるタイプの照明器具ですが、窓に面してないキッチンであれば暗くなりがちなので、シーリングライトの照明を取り入れるとキッチンが使いやすくなります。

キッチン照明におすすめのデザインライトの4つ目は「ダウンライト」です。ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具になります。

ダウンライトは、天井にライトを埋め込む照明器具の為、天井をすっきりとさせ広々としたキッチンを演出することができます。一般家庭よりもどりらかというとレストランに使用されるライトではありますが、最近ではシンプルでキッチンに良いと人気が出てきています。

様々な種類のキッンの照明ライトを知ったら、照明ライト別コーディネートが気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

照明ライトによってキッチンの雰囲気が一気に変わります。その為、取り入れたいと思っている照明ライトはどこに使うべきかやどうコーディネートするかは事前に確認しておくことが大切です。

ここでは、照明ライト別コーディネート例をいくつかご紹介していきます。今回紹介するコーディネート例はあなたの理想のキッチン作りをする際の参考になる事間違いないでしょう。

ダウンライトは、天井に埋め込まれた照明器具である為、シンプルでキッチンを満遍なく照らしてくれるので、明るいキッチンを演出してくれます。また、ダウンライトは照明機器としての主張も少ない為、全体的な部屋のバランス的にも良くなる特徴を持っています。

更にダウンライトは、お手入れもしやすいという部分も魅力的です。キッチンは汚れやすい場所でもあるので、デザインはオシャレなものに越したことはないですが、お手入れしやすい照明を選ぶのも大切かもしれません。

そんなダウンライトを使ったコーディネート例は、天井をすっきりさせたキッチンです。天井をすっきりさせたキッチンを作りたい方は、ぜひダウンライトをおすすめします。キッチンの大きさによって個数を変えられるのもダウンライトの魅力です。

また、ダウンライトは照明器具が天井に埋め込まれているため主張が激しくなく、リビングとのバラスをとりやすいという点も魅力的です。全体的にシンプルな雰囲気にしたい方にはとってもおすすめです。

ダウンライトは、上記のコーディネート例以外にもキッチンの全体が照らされるような位置に設置するのに利用できるだけでは無く、キッチンカウンターの上に設置する方法もおすすめです。

カウンターの上にダウンライトを設置する事により、手元を明るくしてくれる効果がある為、キッチンの利用がしやすくなるのではないでしょうか。

また、ダウンライトは天井に埋め込まれているためカウンター上に設置しても影になりにくいという特徴もあります。なのでカウンター上だけダウンライトを使用する方法もおすすめです。

ペンダントライトは吊り下がる照明器具で、色々なデザインの物が多くある為、自分好みのものを選ぶ事ができる照明器具でもあります。その為、様々なコーディネートの例があるのも特徴的です。

ペンダントライトは、吊り下がる照明器具だからこそ照明器具との目線が近くなる為、おしゃれな物を選びたいと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

また、ペンダントライトキッチンの置く場所によって印象ががらりと変わる傾向がある照明器具なのでバランスを考えながら設置することをおすすめします。

ペンダントライトのコーディネート例は、ペンダントライトは様々な照明器具の種類の中でも種類が豊富にある為、デザイン重視で自分好みのものを選ぶことがおすすめです。その為、理想のキッチンに仕上げる事ができるのもペンダントライトならではです。

また、設置する場所によってキッチンの雰囲気が一気に変わるのもペンダントライトならではの特徴でもあります。新しくキッチンを作る方やリフォームの方はもちろんですが、賃貸でDIYしたいと考えている方にもおすすめです。

ただ、ペンダントライトを使う際は、ご自身のキッチンに合う高さの物を選びバランスを見る事が大切です。

そんなペンダントライトは、シンク上の補助照明としても最適です。ペンダントライトが1灯シンク上にあるだけで、手元が明るくなり作業がしやすくなりますし、1灯あるだけでシンク周りがおしゃれに変わります。

また、シンク上の補助照明だけをペンダントライトに変える方法もおすすめです。その際に吊戸棚がない場合でもペンダントライトなら使用することができます。

スポットライトは、光を当てたい部分を重点的にあてる事ができる照明器具である為、明るいキッチンを演出する際は、全体を明るい雰囲気にしてくれる照明をもう一つ用意するとキッチンが明るくなり更に使いやすくなります。

そんなスポットライトには、設置する場所によって様々な雰囲気を出すことができ、ライトの角度を変えることによってキッチンがよりおしゃれさを増します。使い方次第で色々な雰囲気をだしてくれるペンダントライトコーディネート例を下記でいくつかご紹介します。

スポットライトは、どちらかというとレストランなどの飲食店の照明器具として使われることが多かったのですが、最近では、スポットライトをキッチンの照明やリビングの照明として一般家庭で使われる事は珍しく無くなってきました。

その為、現在ではレストランの雰囲気のキッチンを作る際のコーディネート例としてスポットライトが選ばれるようになってきています。

スポットライトをキッチン照明として使用することによってモダンでかっこいいレストランの雰囲気のキッチンに仕上がり、非日常的なキッチン空間を楽しむことができます。また、賃貸でも取り入れやすい照明器具でもあります。

シーリングライトは、照明器具の中でキッチンの照明ライトとして多くの方に使用されている照明器具です。シーリングライトはなんといっても全体的に明るいキッチンにしてくれる為、取り入れやすく使いやすい事で人気です。

そんなシーリングライトは、どちらかというとリビングに使われるイメージが強いですが、キッチンで使用する際は、薄型や埋め込み式の物をキッチンに使うのが最近の主流で、使い勝手の良いシーリングライトのコーディネート例を下記で具体的にご紹介させて頂きます。

そんなシーリングライトのコーディネート例は、天井をすっきりみせてくれる埋め込みタイプのデザインの物がおすすめです。埋め込むタイプの物にすることによって天井をすきっきりとさせ、キッチンを広々と見せてくれます。

また、埋め込むタイプのシーリングライトのにすれば、汚れが付きにくくお手入れもしやすいです。そんな使い勝手の良いシーリングライトを選ぶ際は、長方形タイプのものを選ぶとより明るい部屋を演出してくれます。

埋め込むタイプのシーリングライトを選ぶのもおすすめですが、シンプルで天井を広々とした印象に見せてくれる小ぶりなシーリングライトもおすすめです。

そんな小ぶりなシーリングライトは、オシャレなデザインの物を複数置くことによって更におしゃれなキッチンにしてくれる為、小ぶりなシーリングライトを設置する際は、複数置くことをおすすめします。

また、小ぶりなシーリングライトはシンプルで広々としたおしゃれな空間を作るだけでは無く、大きなペンダントライトを吊るす天井がない時にもおすすめです。

照明ライトを拘るだけで様々なイメージのキッチンを作ることができますが、照明ライトに拘れるのは、キッチンをリフォームする方や新しく作る方だけでは無く、賃貸でも取り入れる事が可能ですし、照明のインテリアを楽しむこともできます。

ここでは、賃貸でも照明でインテリアを楽しみたい方向けに取り入れる事ができるDIY例をご紹介していきます。賃貸でも自分好みの明るい素敵なキッチンを作ってみましょう。

賃貸であるとシンク上の補助ライトがあるくらいで、キッチンの真上に照明ライトが設置されていない所が多く見受けられます。

シンク上の補助ライトでも部屋全体を明るくして使用すれば、使い勝手が悪いわけでは無いですが、もう少し明るいキッチンにしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、照明がないキッチンに明るいオシャレなライトを取り付けるDIYです。DIYといっても賃貸ではできることが限られてしまうのが難点で、天井に直接ライトを吊り下げることも難しい傾向にあります。

ですが、自分自身で柱を作り、ライティングレールを付けて吊り下げるなどの方法でキッチンを明るい雰囲気のおしゃれなものにすることができます。

キッチン照明に合わせる様々な照明の色やデザインの選び方のコツ、コーディネート例に賃貸のDIY方法までここまでご紹介していきましたが、最後は最も大切なキッチンの照明を選ぶ際に失敗しないためのポイントをご紹介させていただきます。

ここまで、色やデザインやコーディネート例を知ることによってある程度自分自身が理想としているキッチンの雰囲気が出来上がってきているとは思いますが、いざそれを本当に自分のキッチンに合わせることが可能なのか客観的に見ることもとても大切です。

また、照明の取り付けは費用がかかるという事も忘れてはいけません。その為できるだけ失敗は避けるべきところです。

新しくキッチンを作る際やリフォームをする際、賃貸でDIYをする際にでも吊戸棚がある場合は、照明ライトの設置を慎重にする必要があります。なぜなら吊戸棚があると設置する場所によっては影になってしまい、明るいキッチンを作ることができなくなってしまうからです。

なので、吊戸棚がある場合は天井に付ける照明ライトをキッチンの中央に設置してあげると影になってしまうという事が無くなり、明るいキッチンを作ることができます。

賃貸の場合はあまり関係ありませんが、新しくキッチンを作る際やリフォームする際に業者に照明ライトの見積もりを依頼すると、丁寧に業者側が設置イメージの「照明プラン」という物を見せてくれます。

照明プランがあるとキッチンと照明がどのように合わさるかなどイメージしやすい反面、過剰に信用しすぎてしまうのはおすすめできません。なぜなら参考程度にしからならないからです。

なので、業者から提案された照明プランを鵜呑みにせずに、ご自身が理想としているキッチンの雰囲気や予算を伝えた上で進めていくことが、最終的に納得するキッチンを手に入れることができる近道です。

今回は「キッチンの照明ライトの明るい色の種類やデザインにコーディネート例」までご紹介させていただきましたが、照明ライトの色や様々な種類のデザインの照明器具があることに驚かれた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

キッチンは女性にとってとても大切な場所である為、おしゃれで居心地の良いキッチンをせっかくなら作ることが日々の料理を作る際のモチベーションに繋がっていきます。

ぜひ、キッチン照明1つでキッチンが明るいおしゃれな雰囲気に完成されるので、照明には特に拘って自分の理想のキッチンに仕上げてみてください。