インテリアはモダンスタイルに決まり！ナチュラルでおしゃれな部屋の作り方！

ナチュラルモダンのインテリアとは、どのようなスタイルなのでしょうか。まず、ナチュラルとモダンを分けてそれぞれ見てみましょう。ナチュラルとは、自然な素材を活かしたスタイルで、木材の家具や土壁などで、温かみのある空間のことです。

一方モダンとは、以前はその当時に発展していた、スチールなどの直線的なデザインや、ガラス素材の製品や雑貨などを多様することで、スタイリッシュに仕上げ、都会的なイメージのインテリアが、モダンスタイルでしたが、最近では無駄の無いデザイン全体が、モダンスタイルになっています。

このふたつをミックスしたスタイルを、ナチュラルモダンと言い、温かみのある空間に、どこかクールな一面があり、基本的には素材を活かした作り方をしているのが特徴です。インテリアのナチュラルモダンスタイルは、飽きのこない自然な温かみがありながら、都会的なお洒落な空間です。

では、どのような使い方をすれば、ナチュラルモダンなインテリアになるのかを、詳説していきましょう。自然な素材と無機質なものの融合とは、具体的にクールなインテリアの中に、木の質感を出した家具や雑貨で、自然な温かみを増したインテリアにするなどが、日本の住宅で行える方法です。

ナチュラルモダンスタイルの部屋の作り方で、今風のスタイルにするには、木のナチュラル感をプラスする事です。木の素材から自然の温かみが出ますから、プラスティックやアイアンの家具などと合わせることで、クールな中にもほっこりと、温かさを感じられるインテリアになります。

部屋にグリーンをレイアウトするだけでも、インテリアはナチュラルモダンが生まれるでしょう。ナチュラルモダンのインテリアには、直線を活かすスタイルが多いですから、グリーンも横に広がるのではなく、スマートな形状のドラセナ系が似合うでしょう。

ナチュラルモダンのインテリアは、日本の家屋との相性は抜群です。もともと日本家屋というのは、戸建ての場合は木材を多様しての作り方がほとんどですから、すでに素材に木があります。そこに、モダンな家具や雑貨を取り入れたりすれば、ナチュラルモダンなインテリアが完成します。

また、最近のマンションやハイツなどの集合住宅には、白を基調とした壁紙であったり、フローリングなどのシンプルな作り方の内装が多く、そこにナチュラルモダンなインテリアを作り込むことは、意外と安易で相性も良いのです。色も合わせやすく馴染みやすい空間が出来るでしょう。

インテリアをナチュラルモダンにする作り方について、大切な事柄を詳説します。インテリアの中に使うと良いものや、アクセントとしての素材や雑貨、照明に関してなど、ナチュラルモダンの世界を創り上げるのに、ちょっと気を配るだけで、大きく変化する作り方に関してです。

ナチュラルモダンのインテリアの作り方は、タイプの違うものとの組み合わせで、難しいと敬遠されたり、上級者向けのインテリアと言われますが、実はそんなことは無く、ちょっとした雑貨をプラスするだけだったり、家具に少しナチュラルなカバーを、掛けるだけの作り方で可能なのです。

ナチュラルモダンなインテリアを演出するには、まずナチュラルに木目を入れてみましょう。最も簡単にナチュラルに出来る素材で、木目でも木の種類で色が違いますので、同じ木の木目を使うことでナチュラルな統一感が出せて、部屋全体がまとまります。

例え木の種類が違っていても、色味を合わせる事で統一されます。インテリアには、統一感は必須ですから、木の種類を合わせるか色味を合わせるかなどの作り方で、何かひとつでも重なるものがあれば、統一感は生まれてきます。小さな雑貨でも構いませんので、合わせてみましょう。

木目で統一感を出せたら、次にモダンな雑貨でアクセントを付けます。モダンにするためには、無垢でクールな素材を合わせます。例えば、ステンレスのランプシェードを下げてみたり、スチール製のCDラックを壁に掛けたりなど、ナチュラルとモダンの割合を考えながら合わせていきます。

また、雑貨の色でアクセントを付ける方法もあり、ナチュラルモダンなインテリアにはスチール製の雑貨やガラス素材の雑貨など、それぞれの素材によって、色にも違いがあり、同系色の雑貨を揃えることでも、アクセントの効いた、おしゃれなインテリアの作り方が可能でしょう。

部屋の照明は、部屋の中で一番イメージを左右させるアイテムですから、照明ひとつ替えるだけで非常に印象は変わります。部屋全体がナチュラルなら、照明をモダンにしましょう。スタイリッシュなデザインで、洗練された照明にすれば、大人っぽいインテリアになるでしょう。

照明を置き型にするのも最近ブームになってきました。画像の部屋は、ペンダントライトがメインで、ベンチのサイドに置き型ライトがあり、メインのライトを点けると、同時に置き型ライトも点く仕組みになっています。照明は必要な箇所にあればいいので、移動できるライトは便利でしょう。

インテリアをナチュラルモダンにするなら、カーテンも家具や雑貨と色を合わせて、落ち着いたで統一感を出しましょう。また、ラグとカーテンを同色にすると、バランスが取れてしっくりきます。ナチュラルモダンのインテリアの色合いがモノトーンなら、カーテンも白で明るく演出出来ます。

また、カーテンひとつで、部屋のイメージに大きく左右されますから、季節に合わせてカーテンを変えたり、雑貨や家具を変えた時には、カーテンも変えて全体のバランスを見ます。カーテンには柔らかいイメージがあるため、ナチュラル感が出ますので、カーテンも重要です。

リビングをモダンインテリアから、ナチュラルモダンに変化していく要点の詳説になります。リビングルームをナチュラルモダンにするための、作り方を例を挙げての解説です。大人向けの質の良いリビング、リゾート先のホテル並みリビング、高級感のあるリビングの3つです。

どのインテリアも、個性的で一工夫された雑貨などに注目します。シンプルな基本を押さえたナチュラルモダンは、色の統一感や、家具やカーテンのデザインのシンプルさなどで、雰囲気を全く変える事が出来、好みのナチュラルモダンインテリアが、出来るようになるのです。

大人のための上質なリビングとは、落ち着きのある空間という意味と捉えます。モノトーンで家具を揃え、家具の中には木目の物も加えてナチュラル感を出し、ライトはポイントにスポットライトやペンダントライトにすると、大人感が出ます。

部屋全体が少し暗い印象を受けますが、ゆったりと寛ぐために必要な灯りはほどよくあり、穏やかな大人っぽくアレンジできています。白い内装にフィットしたカーテンも自然で、ウッドのラックや食卓なども渋くて、インテリア全般の作り方が、上質に施されています。

こちらは明るい和をイメージしたナチュラルモダンのインテリアで、木目の内装に漆喰の壁、家具も木目、ソファーにはブラックで落ち着きを出し、外の光が入るように、窓には障子で演出します。直線的な作り方の中に丸いテーブルを置くと、柔らかみが出ます。

また、家具の木目に色違いがあるのもポイントで、サイドラックとソファーの土台が同系色で、内装の縁取りとテーブルが同系色、天井とフローリングが同系色というのが、明るさを強調しています。これだけ木目のナチュラル感が満載だと、少しモダンに欠けますが、時計が無機質で効いています。

ラタン製のソファーとサイドにあるキャビネットは、使い込むと味が出て来て、より馴染んできます。クッションや壁掛けの雑貨と観葉植物で統一感を出すと、一層リゾート感が出ます。外の風景を取り込むための窓には、明るい色のカーテンを使うのも良いでしょう。

このサイドキャビネットの引き出し部分とソファーの使われているのは、籐の一種のクブという太くて硬いツルで出来ているため、丈夫で耐久性にも優れているため、長く愛用出来る一生物です。温もりのある家具とラグの色合いもマッチしていて、リゾート感は満載なインテリアです。

こちらは、ベッドとソファーの置ける広い空間があり、贅沢にその空間を楽しみます。家具には明るめの木目やベージュを使い、開放的な部屋でリゾート気分を創り上げます。外の光を思う存分取り込める、大きな窓の特徴を活かしましょう。

白の内装の中にナチュラルなラックと家具で、ラックの中にはモダンな雑貨が並ぶインテリアですが、何故かナチュラル感を強く感じる作り方が、不思議なインテリアです。ベット回りのクッションや、掛け布団のシーツの柄が、統一されているからでしょう。

暖炉のある部屋にヨーロピアンなブランドソファーで高級感が満載で、家具にもこだわりの年代ものを使用し、ラックの雑貨に骨董品を並べたら、どこの邸宅かと思わせるようなインテリアが出来上がります。年代もののアイテムの使い方で、高級感がグッとアップします。

カーテンの色が、このインテリアにマッチしていないようにも感じますが、これだけの年代物の中では、それほど目立ちません。もし、カーテンの色を例えばソファーに合わせるとしつこくなるかもしれませんので、あえてこの色のカーテンにしているのでしょう。

こちらは、窓の無い部屋の空間を贅沢に使い、良く見ると大理石のテーブルやシルクのクッションなど、高級感が密かに主張しています。色合いも落ち着いていて、ゆったりと時間の経過を楽しめます。シンプルだけど、リッチな気分を味わうには最適のナチュラルモダンなデザインでしょう。

次にベッドルームをモダンインテリアにした実例を見ていきます。生活の上でベッドルームが落ち着かないと休まった気がしません。ナチュラルモダンのインテリアで、最適な安らぎを極めてみましょう。インテリアを考える時に最初に浮かぶ、就寝時のイメージを叶えるインテリアを作ります。

自然な柔らかさを持ちながら、現代風のデザインで演出するのは、部屋の大きさによっても変わってきますし、好みに合わせた作り方を楽しみましょう。これから実例をご紹介しますが、それ以外にもナチュラルモダンのインテリアは、工夫次第で何とでもなりますので、挑戦してみましょう。

こちらは、インテリアにウッドを基調としたベッドルームで、壁には木の素材をそのまま活かし、バッドも木製で、サイドテーブルにも木製なので、木の温もりが感じられるインテリアです。モダンには、スタンドライトと置き型スポット、グリーンを置くことで、アクセントになっています。

フラットなヘッドボードには、お気に入りのアロマと時計を置き、ラグもブラウンで統一されたインテリアは、落ち着きがありリラックスできる空間です。全体がウッドブラウンなので、カーテンではなく、ブラインドにして、ブラウンを使ったインテリアにすることで、まとまっています。

こちらは、少し極端な例ですが、観葉植物を部屋に置くことは、部屋の空気を綺麗しますので、理にかなっています。ただ、これだけ天井からぶら下がっていると、森林の中にいるというより、観葉植物に襲われている感が否めません。でも好きな人には最高の部屋になるはずです。

こちらは、天井裏の部屋をベッドルームにしています。植物柄のシーツに身を包みながら、自然の朝日で目覚める事が出来る、まさに自然の中で眠れる部屋です。ウッドのベッドとサイドテーブルにシックな色のラグが、ナチュラルモダンのインテリアを演出しています。

モダンインテリアの印象は、ラグで大きく変わりますが、好きなものを選べばそれなりに、らしくなります。ただナチュラルモダンのインテリアには、白のラグが最もフィットします。白は汚れが目立つと敬遠される人には、黒やグレーの糸が混ざった白ベースのラグでも、外れません。

ラグは部屋の領域を大きく取るので、暗い色では部屋が暗く感じ、重たい印象になるために、明るめ色のを選ぶことをおすすめします。ただ黒に拘るなら、黒に反する色の混ざったラグにするか、サイズを小さめにすると、それほど暗い印象にはなりません。

ナチュラルモダンのインテリアは、シンプルが一番とお話してきましたが、あまりにもシンプル過ぎて、何か物足りなさを感じた時には、ラグをプラスするだけで全然イメージは変わります。ラグには、無地や柄物、またベルギー産の高級なものや、100均で買えるものまで、様々です。

一番肝心なのは、部屋に合うかどうかで、何を基準にするかで、選び方も変わってきます。使いたい部屋のモダンラグの選び方を、カラー、形、毛足の3つに分けて解説していきましょう。部屋のアクセントになるラグですから、選び方にも拘ってみましょう。

ラグをカラーで選ぶには、前記にもあるように、ホワイトが無難です。部屋のイメージをラグで大きく変えますから、家具や壁紙の色に合わせてラグも選びます。白のラグが気に入らないなら、白の糸が混ざったラグやグレーなどでも構いません。

柄物のラグでも良いですし、木目の家具や壁紙が木目かブラウン系、また内装が木材ならベージュでも綺麗です。面積を取るラグには、あまり濃い色は部屋が重い印象になるため、おすすめ出来ません。濃い色を選ぶなら、その中に淡い色が入っているデザインを選びましょう。

ラグの選び方には、形も大切です。正方形、長方形、円形など様々ですが、面積のあまり大きくないものの方が、合わせやすいです。ナチュラルモダンのインテリアは、直線的なデザインが多いですから、ラグは、円形や楕円形などの丸みを帯びた形の方が、柔らかみが出て温かみも感じます。

ナチュラルモダンのインテリアで直線形を活かすなら、四角いラグでもスッキリします。クールなモダンなスタイルを強調する意味でも、角のある四角いラグは効果的です。ただ、サイズに気を付けて大きくなりすぎず、あくまでアクセントということを忘れずに選びます。

ナチュラルモダンのインテリアにラグを選ぶ時に、毛羽立ち具合を案外蔑ろにしている人が多いようですが、ラグの毛羽立ち加減は、長さによって印象も違うのです。その長さで高級感が出たり、カジュアルさが出たりしますから、部屋の印象と毛羽立ち具合を、良く見て決めるのも大切です。

例えば、室内でペットを飼っているなら、毛羽立っていない方が望ましく、あまりフワフワしていると、ペットが爪を引っかけ危ないです。また、お掃除ロボットを使っている場合も同じで、長いとロボットの動きに支障が出ます。

ナチュラルモダンのインテリアが、何故これほどまでに人気があるのでしょうか。ナチュラルモダンなインテリアは、日本だけで人気があるのではなく、世界各国どこででも注目されています。無駄の無い空間、溢れすぎた情報から自分を見つめ直すためのスタイルでしょうか。

鬱蒼とした都会の中に紛れてしまうことの恐怖感かも知れません。自らの確固としたものを持ちたい意識から、ナチュラルモダンのインテリアに拘っている人もいます。自宅で落ち着きたい、自分だけの空間が欲しい人には、ナチュラルモダンのインテリアは最適なのです。

戸建ての住宅には木材が使われていることが多く、マンションなどでは白い壁や、フローリングが定番となる日本の住宅では、ナチュラルモダンのインテリアは、非常に良くマッチします。スッキリしたデザインの中に、自然を取り込むことで、居心地の良さを見出します。

また、畳の部屋ともナチュラルモダンのインテリアは相性が良いのです。畳はナチュラルそのものですから、それを活かしながら雑貨などで、クールなモダンで演出します。例えば、畳の部屋に籐の座椅子でナチュラル感を出し、ガラス製の低いテーブルでモダンをプラスすれば完成します。

ナチュラルモダンのインテリアには、デザインに直線というキーワードが隠れています。日頃目にする生活の中に溢れている物は、ほとんどが直線的な形をしていて、それに慣れているため、直線的なインテリアがしっくりきて、安心出来るのです。

いびつな形に違和感を覚えるのも同じ理由で、日頃見ない物だから違和感があり、それをましてや我が家のインテリアに、取り入れようなどとは思わないでしょう。要するに、デザインがよく見かける直線的で、落ち着くため、安心して生活出来るから人気があるのです。

ナチュラルモダンのインテリアを自分流に作りたい時には、ナチュラルとモダンの間に、強弱を付け、どちらを優先するのかを決めます。その具合で、好きなイメージや雰囲気の違うデザインの、ナチュラルモダンのインテリアが生まれると、よりコーディネイトが楽しくなります。

ナチュラルを優先するなら、自然の温かみのある空間が多くなり、モダンを優先するなら都会的なイメージが強くなります。どちらを選択するかは、その時の気分でも変えれますし、アイテムを一つ追加するだけでも変えられ、自由な組み合わせを楽しめます。

シンプルで、何気ない大人感を演出するために、取り入れたナチュラルモダンのインテリアは、飽きる事のない、最高のマイルームになるはずです。落ち着いた雰囲気のインテリアで、思いがけない雑貨が、ピッタリとハマる瞬間が面白い、自分だけの空間を楽しみましょう。

これから新築予定のあるご家庭で、インテリアのナチュラルモダンに興味があるなら、是非取り入れてみましょう。設計から雑貨に至るまで、自分たち流にアレンジでき、長い目で落ち着ける空間や安心して生活出来る、ナチュラルモダンのインテリアが支えてくれるはずです。