アイビーの花言葉【日本】
アイビーを庭で育てたり、自宅で育てている人も居るでしょう。アイビーは生命力が強く、手間がかからないことが人気の植物でもあります。花束の脇役としても人気を集めています。ここでは、アイビーの日本での花言葉についてご紹介していきます。
花言葉①永遠の愛
アイビーの花言葉には、「永遠の愛」があります。ギリシャでは、婚約の際に女性から男性にアイビーを贈るという習慣があったようです。
そのような、ギリシャの習慣から永遠の愛を誓う際にアイビーを贈るという習慣が全国に広まったようです。そのため、日本でも結婚式の際にアイビーをブーケに取り入れるということも少なくありません。
アイビーは脇役ではありますが、アイビーがある事によって主役を引き立ててくれます。アイビーの花言葉は一つではありますが、永遠の愛という花言葉には、枯れない愛という意味がある様です。
アイビーを育てている人であれば分かりますが、アイビーは生命力が強いため、少しのことでは枯れることはありません。枯れるどころか、どんどん成長していきます。
雪が降ってもアイビーは枯れずにどんどん伸びていくことから、永遠に続くという意味で永遠の愛という花言葉が付けられたそうです。
花言葉➁友情
アイビーには、友情という花言葉があります。永遠の愛という花言葉と友情という花言葉では、意味が違いすぎるようにも思えますが、友情という花言葉を持つ植物は他にも沢山あるようです。
その中で、どうしてアイビーに友情という花言葉が付いたのか気になるところです。アイビーは、放っておくとどのようなところにもどんどん成長していきます。
建物一面アイビーで埋め尽くされたところも見たことがある人も居るでしょう。アイビーはそれだけ放っておくと、成長するという生命力の強さを持っています。
季節問わずアイピーはどんどん成長し、人気の植物でもあります。建物などにしっかりとしがみついて成長しているアイビーの姿から、絆や友情を連想させるため、友情という花言葉が付けられたそうです。
今まで仲の良い友達に対して友情という花言葉を持つアイビーを贈るのも良いでしょう。友情と永遠の愛という花言葉は、どこか通ずるものがあるようです。
花言葉③誠実
アイビーには、誠実という花言葉があります。誠実という花言葉は、壁や建物などにしっかりとしがみつくほどの、立派な根を生やすことからついたようです。
アイビーは、人気の品種で他の植物と比べても手間がかかりません。放っておいてもどんどん成長していくことから、永遠や友情を連想させる花言葉が付けられるようです。
しっかりと地に足を付けて、どんどん伸びていく姿を、人間に例えた時に誠実という花言葉はぴったりでしょう。永遠の愛という花言葉や友情という花言葉と比べると、誠実は別の植物のように思う人も居ますが、アイビーの姿からはどの花言葉もぴったりでしょう。
花言葉④死んでも離れない
アイビーは人気の品種でもあり、良い花言葉を持っています。しかし、少し怖い花言葉もあるということを覚えておきましょう。
怖い花言葉とは「死んでも離れない」ということです。永遠の愛というアイビーの花言葉を見ると、そこまで怖いと感じることはないですが、「死んでも離れない」という花言葉を耳にすると、少し恐怖を感じてしまうでしょう。
他の花言葉に少し似ていますが、死んでも離れないという怖い花言葉は、アイビーの姿から連想される花言葉です。
アイビーは、生命力が強いため、放っておいてもどんどん根を生やしてしっかりと成長していきます。アイビーは季節によって葉が枯れてしまうこともあります。
しかし、葉が枯れてしまってもつると根はしっかりと壁に張り付いています。そのアイビーの姿から死んでも離れないという花言葉が付けられたそうです。
「死んでも離れない」という花言葉を言い換えれば、「死んでも、生まれ変わっても一緒に居たい」という意味になるでしょう。
怖いというイメージを持ってしまう花言葉でもありますが、全てがネガティブなイメージという訳ではないようです。
言葉を少し変えれば、本当にあなたのことが好きという意味になるようです。そのため、好きな人にアイビーを花束に混ぜて贈るという人もいるようです。
しかし、アイビーの花言葉を見ても分かるように、贈り方には注意が必要です。贈り方を間違えてしまうと、相手に勘違いされてしまう可能性があるでしょう。
花言葉⑤信頼
アイビーの花言葉には、信頼ということもあります。冬でも季節問わずアイビーは、イキイキと成長していきます。
手入れをしないと、建物を覆ってしまうほど成長していき、とても生命力が強い人気の植物です。アイビーは冬でも常に緑の葉を保ち、変わらない姿を保っています。信頼がなければ友情も愛情も生まれることはないでしょう。変わらない姿が信頼という花言葉を連想させているようです。
アイビーの花言葉【西洋】
アイビーは結婚式のブーケや花束などにメインの花の脇役として贈られることがあります。どんな季節でも強くイキイキと成長する姿が人気の一つでもあるようです。ここでは、アイビーの西洋での花言葉についてご紹介していきます。
花言葉①忠実
西洋でアイビーは、忠実という花言葉があります。忠実とただ言われても、様々なイメージを膨らますことが出来るでしょう。
しかし、西洋で忠実というと、恋愛にちなんで付けられた花言葉です。アイビーは、季節によって葉が枯れることがありますが、根はしっかりと張って伸びていく姿が恋人と重ね合わせて考えられるようです。
忠実という花言葉の意味には、「恋人に対して真心を込めた対応をする姿」「労をいとわず尽くす姿」を現しているようです。
このような意味は、アイビーの姿にぴったりなため、忠実という花言葉が付けられたそうです。日本では怖い花言葉になってしまうこともありますが、日本でも西洋でも恋人や夫婦に対する想いのある花言葉は同じようです。
花言葉➁夫婦愛
アイビーは西洋で夫婦愛という花言葉もあります。アイビーは壁や崖、建物などどんなところにも強く根付くため、冬でもどんな季節でもイキイキと伸びていきます。
季節によって葉が枯れることはあっても、根はしっかりと張っているのが特徴です。そのような姿が、植物に中でも人気の品種のようです。
しっかりと根付いて成長していく姿が、夫婦の理想の姿と重ね合わせることが出来るとして、夫婦愛という花言葉が付いたそうです。理想の夫婦像はお互いに支え合い、お互いのないものをカバーする姿でしょう。お互いに支え合って成長していく姿がアイビーの姿と重ねて見えてしまうようです。
アイビーの人気の品種と特徴
アイビーには、少し怖い花言葉もありますが、言葉を変えれば強い愛情を示し、怖いというイメージはなくなるでしょう。アイビーにも様々な人気の品種があります。ここでは、アイビーの人気の品種と特徴についてご紹介していきます。
ヘデラヘリックス
アイビーには様々な品種がありますが、アイビーと言えばヘデラヘリックスのことを指すという人も居るようです。それほど、ヘデラヘリックスは人気の品種でもあります。
ヘデラヘリックスは、「イングリッシュ・アイビー」「セイヨウキヅタ」と呼ばれることがあります。アイビーを結婚式のブーケや花束に入れる人も少なくありません。
ヘデラヘリックスは、人気の品種と言われていますが、手に入りやすいそうです。ヘデラヘリックスは、他の品種よりも小さめの葉を持つため、メインの花と一緒にしても悪目立ちすることはありません。
葉の大きさは5~10cm程で、星形の可愛い形をしています。ヘデラヘリックスは、品種改良されているものもあるため、自分が誰に贈りたいのか、どんな花と一緒に贈りたいのかによって、どのようなアイビーを選ぶのか決めると良いでしょう。
ヘデラへリックス・ピッツバーグ
アイビーの人気品種の中には、ヘデラヘリックス・ピッツバーグというものもあります。ヘデラヘリックス・ピッツバーグは、濃い青緑の葉をしているという特徴があります。
建物一面にアイビーを張り巡らせても、花壇や寄せ植えにしてもメインの花を引き立たせてくれるでしょう。ヘデラヘリックス・ピッツバーグは、濃い青緑という特徴がありますが、その色を保ったままどんどん成長していきます。
濃い青緑の葉に乳白色の葉脈が通っているので、とてもキレイで、アイビーの中でも人気の品種の一つでもあります。
ヘデラヘリックス・ピッツバーグは、流通量も大い為、園芸店やホームセンターなどでも手に入りやすいと言われています。
濃い青緑の葉の方が、他のアイビーよりもメインの花にぴったりという場合には、ヘデラヘリックス・ピッツバーグを選ぶのもおすすめです。
ヘデラへリックス・ゴールドチャイルド
アイビーの人気の品種には、ヘデラヘリックス・ゴールドチャイルドというものもあります。斑入りの柔らかい印象のあるアイビーで、他の花と一緒にしても、メインの花を引き立たせてくれます。
ヘデラヘリックス・ゴールドチャイルドは、名前の通り、緑に入った黄金色の斑という意味があります。ヘデラヘリックス・ゴールドチャイルドによっては、葉が少しクリームイエローをしているものもあるようです。
斑入りは優しい雰囲気がありますが、ぱっと明るい雰囲気も作ってくれる品種でもあります。斑入りのアイビーを育てる際には、半日陰で育てる必要があります。
半日陰で育てると綺麗な斑が出るようです。半日陰と言ってもある程度日光が当たる場所でないといけません。日光不足になってしまうと、綺麗に斑が出なくなってしまう場合もあります。
ヘデラヘリックス・グレーシャー
アイビーの人気品種には、ヘデラヘリックス・グレーシャーというものもあります。グランドカバーや建物の壁などに斑入りのアイビーを使いたいという人もいるようです。
そのような際に、ヘデラヘリックス・グレーシャーが使われることが多い様です。ヘデラヘリックス・グレーシャーは、白斑入りの代表格とも言われ、様々な施設で利用されているのがヘデラヘリックス・グレーシャーのようです。
ヘデラヘリックス・グレーシャーは、どのようなアイビーよりもつるが絡む力が強いと言われています。建物を力強く張ったり、絡まったりとどんどん成長していきます。
ヘデラヘリックス・グレーシャーは、どんどん広がる事によって表情が豊かになっていくようです。家の壁にアイビーを張り巡らせたいという人であれば、ヘデラヘリックス・グレーシャーもおすすめです。
ヘデラ・バタフライ
アイビーの人気品種には、ヘデラ・バタフライというものもあります。ヘデラ・バタフライは個性的な斑入りの品種で、葉にはランダムにクリーム色の斑が入っているのが特徴です。
ヘデラ・バタフライは、葉っぱ一枚一枚の斑の入り方が異なり、アイビーの中でもとても個性的なようです。
クリーム色の斑がとても美しく、花束にするのではなく、小さな鉢植えでアイビーだけを育てている人も居るようです。季節を問わず、アイビーは元気に育ってくれるため、手間がかかりません。
アイビーに怖い花言葉がある理由
アイビーは、恋人に対しての想いや友達に対しての想いなどが詰まった花言葉があります。しかし、中には怖い花言葉もあり、アイビーの贈り方にも注意しなければいけません。ここでは、アイビーに怖い花言葉がある理由についてご紹介していきます。
絡みつくと簡単には取れないことが関係
アイビーには、「死んでも離れない」という少し怖い花言葉があります。アイビーを手入れした時に、抜いたものをそのままにしておくと、どんどん成長していきます。
知らない間に根が生えて復活するという強い生命力を持っています。抜いたものをそのまま土の上に置いておくと、建物に根を張ってどんどん育ってしまう可能性があるため、他の所に育ってほしくないという人は、手入れしたら処分してしまうようにしましょう。
季節によって、成長スピードは異なり、特に秋になると勢いは増して凶暴化したように成長し始めます。アイビーが建物に根付いてしまうと、引っ張ても簡単には取れないため、万が一取れたとしても残ってしまうようです。
それほど、生命力が強いため怖いというイメージを持つ人が多い様です。アイビーの絡みつく姿に怖いと感じ、花言葉にも少し怖いと思う言葉が付けられたそうです。
アイビーは観葉植物の中でも育てやすい
アイビーは季節問わず、元気にどんどん成長していきます。冬でも枯れることなく、はっぱを沢山茂らせていきます。アイビーの花言葉は、誰かへの贈り物にぴったりです。ここでは、アイビーは観葉植物の中でも育てやすいのかご紹介していきます。
季節問わず一年中はっぱを茂らせる
アイビーは季節問わず、一年中はっぱを茂らせています。季節によっては、葉っぱが枯れてしまうこともありますが、すぐに多くのはっぱを茂らせる植物のようです。
アイビーには、人気の種類が沢山あり、それぞれ葉っぱの形や大きさも異なります。メインの花の邪魔にならないように小さなアイビーを選んだり、大きめのアイビーをあえて選ぶという人も居るようです。
アイビーは、耐寒性・耐暑性に優れているため、季節関係なく強く、イキイキと成長していきます。放っておいても、どんどん成長し、一年中はっぱを茂らせているため、手間がかかりません。
屋内にアイビーを育てている人も居ますが、屋内の日光の少ないところでも簡単に枯れることはありません。季節問わず、屋内に一年中置いても常にはっぱを茂らせています。
アイビーは風水の中でも人気
アイビーは風水の世界でも人気の植物でもあります。アイビーは、季節関係なく、手入れしても、枯れてしまってもすぐにはっぱを茂らせてくれます。
成長スピードが早い植物は、金運アップすると言われています。アイビーの他にも成長が早い植物は沢山ありますが、特に植物の中でも成長が早いツル性植物が金運アップ効果が期待できるようです。金運アップのために、インテリアにプラスするのも良いでしょう。
アイビーのおすすめの贈り方
アイビーは、結婚式のブーケや贈り物に人気の植物でもあります。屋内で育てても良いですが、屋外で育てるとどんどん根付き、手入れしないと建物を覆いつくしてしまうこともあります。ここでは、アイビーのおすすめの贈り方についてご紹介していきます。
鉢植え
アイビーの贈り方には、鉢植えという方法もあります。アイビーには、様々な種類のものが販売されています。丸い形をしているもの、ハートの形、星の形など様々です。
葉の大きさも大きいものから小さいものまで様々です。アイビーは、元々鉢植えとして販売されていることも多い為、相手に合った葉の形を選んで贈るのも良いでしょう。
贈り方にも様々な方法がありますが、どのような時に贈るのかによっても、贈り方を変えてみるとよいでしょう。
フラワーアレンジ
アイビーの贈り方として、フラワーアレンジメントがあります。結婚式のブーケにもアイビーは使われており、脇役として、メインの花を引き立たせるためにも重要な植物とも言えます。
グリーンのアイビーは、どのような花にも合いやすくブーケに飾りとして添えるだけで、印象がガラッと変わります。フラワーアレンジメントにアイビーを添えるだけで立体感も生まれ、豪華な花束に仕上げることができます。
結婚式のブーケだけでなく、大切な人への贈り方といてもフラワーアレンジメントはおすすめです。今は自分でフラワーアレンジメントをする事が出来るため、相手の好きな花とアイビーを組み合わせての贈り方もおすすめです。気持ちがこもっているため喜ばれるでしょう。
アイビーの飾り方
アイビーの贈り方についてご紹介しましたが、アイビーのおしゃれな飾り方にも沢山あるようです。アイビーは金運アップの効果も期待できるため、風水的にも良い飾り方をすることをおすすめします。アイビーを飾るだけでも、お部屋の雰囲気が一気に明るくなるでしょう。
花瓶に挿す
鉢植えでお部屋においても良いですが、部屋の中に土を持ち込むのには抵抗があるという人も少なくありません。そのような人には、花瓶にアイビーを挿して飾るという方法もあります。
アイビーは土だけでなく、水栽培でもどんどん成長すると言われています。そのため、花瓶に水をいれてアイビーを挿すだけでも元気に育っていきます。
冬以外の季節であれば、花瓶に挿して育てても発根するため、アイビーを部屋に飾りながら増やしていきたいという人には、花瓶に挿すという方法もおすすめです。
リースとして飾る
乾燥したアイビーをリースにするという方法もあります。自分で飾るだけでなく、贈り方の中には、リースとして贈るのも良いでしょう。
アイビーをリースにしてお部屋に飾ればお部屋の雰囲気も明るくなります。リースにする場合は、枯れてしまうため、乾燥させる必要があります。乾燥させることで枯れずにリースとして飾って置く事ができます。風水のことを考えると鉢植えの方が良いと言われています。
しかし、場所を取りたくないや土を部屋の中に持ち込みたくないという人もいるため、そのような人には、リースとしての飾り方がおすすめです。
ドライフラワー
アイビーをどのようにドライフラワーにすれば良いのかと疑問に思う人も居ますが、アイビーを丸めて風通しの良い場所に吊るして置けば簡単にドライフラワーになります。
しかし、アイビーを剪定してそのままにしてしまうと、茶色く変色してしまいます。ドライフラワーとして、アイビー本来の色を綺麗に保っておきたいという人であれば、しっかりと加工することをおすすめします。しっかりと加工することで、長い期間アイビーを近くで楽しむことができます。
アイビーの花言葉は繋がりの強さを示唆する
アイビーの花言葉は、友情や恋人に向けての想いが詰まっています。心から想っている人へ、フラワーアレンジメントや鉢植えでの贈り方があります。どのような贈り方をすれば喜ばれるのか考えて、相手に贈ることをおすすめします。