スマホのVRゴーグルで手軽に楽しめる!
ここ最近「VR」という言葉を新聞や雑誌、インターネットの記事やニュースで目や耳にする機会が増えてはいないでしょうか。「VR」という言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃいますが、VRとは何を意味しているのか、具体的な仕組みや活用事例はご存知でしょうか。
今ではVRはスポーツや医療、エンターテイメントなど、様々な分野で活用されていますが、個人でも気軽にエンターテイメントとしてVRを楽しむことが出来ます。
今回は、そんなVRの意味やVRの仕組み、そしてご自身でVRを楽しむ際におすすめの人気ゴーグルや使い方を紹介します。VRに興味を持ってはいるものの、何となく良く解らないで体験できていない方は、この記事を読んだことをきっかけにVR体験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
具体的におすすめのVRゴーグルの紹介や使い方を紹介する前に、VRの基礎知識を紹介しておきましょう。VRを楽しむだけではなく、今後ますます発展し様々な分野への応用が期待されるVRの仕組みなどを知識として身に着けておくことも悪くないでしょう。
さて「VR元年」という言葉を聞いたことはありませんか。VR元年とは2016年で、様々な業界や場所でVRコンテンツを目にする機会が増えた年です。
まず基礎知識としてVRとは「Virtual Reality」の略語です。日本語では「仮想現実」と訳されており、この言葉を知っている方は多いのではないでしょうか。VRによって「限りなく現実の体験に近い体験をすることができる」ことを示しています。
VRによるリアルな体験が現実の様に感じられるということです。現在は主に、VRゴーグルを装着することでVR体験をすることが一般的です。
VRゴーグルを装着することで視界全てが覆われることになり、視界に現れる世界を現実に近い世界として認識するような感覚を得ることが出来ます。最近では家庭用VRゲームにおいても、リモコンやセンサーによる操作で自分の動きがVR内に反映されるようにもなってきています。
その為、より自分がリアルな世界の中に存在しているような体験が得られるようになりました。この様にゲームや音楽などのエンターテインメントの分野でのVR技術の活用が、VRの認知拡大と普及に大きく貢献していると言えるでしょう。
エンターテインメント業界だけでなく、教育関連(どこでも教室と同じ授業が受けられる)、医療(遠隔地から手術や治療を支援する)、観光や住宅販売など様々な分野でVRの活用が広がっています。
VRの特徴は、VRゴーグルをつけてデータを受信している側が、自分の意志で自由に視点を変えられることが特徴です。一方的に決められた映像を見続けるということではないので、今後VRがより進化することで双方向コミュニケーションの重要性が増していくことが予想されます。
ではVRで仮想空間を体験するための仕組みはどうなっているのでしょうか。現在VRを楽しむために必要なVR機器は、ほぼすべて「ヘッドセット」と呼ばれるゴーグル(ゴーグルでいうレンズ部分がディスプレイになっています)をかける方式が採用されています。
ゴーグルをかけ、頭が動いた方向に合わせてゴーグル内の映像を変化させる技術がベースとなっています。VRゴーグルの中のディスプレイには、左右のレンズ配置、ピント調整機能を搭載するなど、VR世界での体験に没頭できるための工夫が随所に施されています。
では、自分でVR体験を楽しむためには何が必要になるのでしょうか。VRを体験するためには主に3つのアイテムを揃える必要があります。それぞれ機能に差がある商品が売られているので、VRで体験できる仮想空間への没入感に差が生まれてしまう点は検討が必要です。
必要なのはVRゴーグル(ヘッドセット)、コントローラー(リモコンなど)、スマホの3点です。没入感に差が生まれるのはVRゴーグルで、簡易的にスマホに取り付ける安価な物から、深い没入感が得られる高機能VRゴーグルでは、価格と性能に大きな差が生じます。
今回は、手軽にVR体験を楽しむための「スマホ用VRゴーグル」の選び方、おすすめのスマホ用VRゴーグルと人気のスマホ用VRゴーグル、そしてVR体験ができるアプリも紹介します。記事を読み終えた後、スマホでVRの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。
スマホ用VRゴーグルの選び方
ではまず具体的に「おすすめのスマホ用VRゴーグル」や「人気のスマホ用ゴーグル」をご紹介する前に、スマホ用VRゴーグルの選び方として押さえておきたいポイントを紹介しておきます。
選び方として押さえておきたいポイントを知ったうえで、おすすめするスマホ用ゴーグルや人気のあるスマホ用ゴーグルの紹介を読んでいただくと、実際に購入した後に「こんなはずではなかった」という様な事態を減らせるはずです。まずは基本を押さえておきましょう。
対応サイズが広いもの
今回はスマホ用のVRゴーグルを紹介しますので、スマホ用VRゴーグルの選び方として気をつけるべきポイントに絞って紹介します。まず、スマホ用VRゴーグルは構造上、ゴーグルの前面(スマホの画面をスクリーンとして使用します)にスマホを収納する構造になっています。
ご存知のように、現在のスマホは同じ機種であっても複数サイズが販売されています。その為、ご自身が使っているスマホのサイズがVRゴーグルのスマホ収納部分に収まるサイズでないと収納部分の蓋が閉まらないという事態が発生してしまいます。
現在販売されているスマホ用VRゴーグルの多くは6インチまで対応しています。最近はスマホの画面が大型化する傾向がありますし、例えばiphone11だと11Proは5.8インチ、11は6.1インチ、11Pro Maxは6.6インチとなっています。
販売されているスマホ用VRゴーグルの中には、6インチを超えるスマホも収納可能なタイプのゴーグルも売られています。選び方のポイントとしては、自分の使っているスマホのディスプレイサイズを確認しそれが収納可能なスマホ用VRゴーグルを選ぶことが選び方のポイント1つめです。
また、次にスマホを買い替えた時にもVRゴーグルはそのまま使う可能性もありますので、出来る限りスマホのディスプレイサイズの対応範囲が広い商品を選ぶことも選び方のポイントです。
ヘッドホン付属のもの
スマホ用VRゴーグルを使ってVR体験に没頭するためには、映像のクオリティとともに音声のクオリティが高いことがより没入感を向上させる要因となります。
続いてのスマホ用VRゴーグルの選び方のポイントはこの「音」に関してです。音をどのように聞くかという違いが選び方のポイントになります。
まずスマホ用VRゴーグルには、「映像を観るだけの機能しかないゴーグル」と「ヘッドホンが組み込まれた一体型のゴーグル」の2種類があります。「映像を観るだけのゴーグル」の場合、音声はスマホのスピーカーから出す、もしくは別途イヤホンを接続する必要があります。
「ヘッドホン一体型ゴーグル」の場合は、ゴーグルにスマホを装着した後にゴーグルに付いているヘッドホンと繋げるとそこから音が出るという仕組み。
スマホで手軽にVR動画を楽しむという点では、一体型ゴーグルの方が楽です。映像を観るだけのゴーグルの場合は準備がやや面倒というデメリットがありますが、ヘッドホンとの相性によってはより高音質でVRを楽しめるというメリットもあります。
VR体験に没入するためには、音の臨場感がどれくらいリアルなのかという点も非常に重要なポイントです。音声をどう出すかの違いを選択することが選び方の3つめのポイントになります。
焦点・視野調整の対応幅の広いもの
最後に紹介する選び方のポイントは「焦点・視野調整機能」の範囲がどの程度なのかを把握しておくということです。スマホ用VRゴーグルは名前のとおりゴーグル形状であるため、眼鏡をかけている方は、眼鏡をつけたまま使えるのかという疑問があるかもしません。
結論としては、多くのスマホ用VRゴーグルには「焦点・視野調整機能」が備わっています。その為、視力が弱い方も眼鏡をはずして楽しむことが出来るのです。ここで選び方のポイントが出てくるのですが、ゴーグルによって近視への対応度数が違うという問題があります。
対応度数が違うため、視力が弱くレンズの度数が強い方は「焦点・視野調整機能」の幅が広いゴーグルを選ぶことが選び方のポイント4つめとなります。
多くのゴーグルは近視度数-6.0、遠視度数+4.0程度まで対応しています。視力が弱く-6.0では不安な方は、近視度数-8.0程度まで対応しているゴーグルを選ぶことが選び方のポイントとなります。
近視度数は、眼鏡を作るときの視力検査を眼鏡店で行った際に数字が出ていますが、コンタクトレンズを併用している方は、コンタクトレンズの箱に書かれている数字を参考に判断すると良いでしょう。これらの選び方のポイントを参考に、おすすめゴーグルの記事を読んでください。
スマホ用VRゴーグルおすすめ人気3選【ヘッドホンあり】
スマホ用VRゴーグルの選び方を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。スマホのサイズに対応していること、音声の出方を選ぶこと、焦点・視野調整の対応幅を気にすることが紹介した3つの選び方のポイントでした。
ではここからは、先ほどの選び方のポイントで紹介した「音声の出方」の違いに焦点を当ててスマホ用VRゴーグルの人気商品を紹介していきます。選び方のポイントでも説明しましたが、「ヘッドホンが内蔵されているもの」「別にヘッドホンを用意するもの」の2種類です。
内蔵タイプは簡単に始められること、別になっているタイプはヘッドホンで音質を変えられることがポイントです。どの様な選び方をするのかは、ご自身の判断基準に則った選び方で問題ありません。では具体的に紹介していきましょう。
RanBow・ヘッドフォン一体型VRボックス
まずは、選び方で紹介したヘッドホン内蔵・有/無のうち、まずは「内蔵タイプのVRゴーグル」のなかで人気のおすすめ商品を紹介していきます。
最初に紹介する「ヘッドホン内蔵タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品は『RanBow・ヘッドフォン一体型VRボックス』です。対応ディスプレイサイズは4~6.2インチ、焦点・視野調整機能は近視度数-8.0・遠視度数+5.0・視野角120度、重量は450gです(写真は別商品)。
6.2インチまで対応しているので大きめスマホにも対応します。また、近視度数が-8.0まで対応しているので、目が悪い人でも眼鏡無しで楽しめます。ちなみにヘッドホンは受話可能で、VR体験中に電話が来たらゴーグルのダイヤルを押すことでそのまま通話が可能になるのも人気の秘密です。
MZTDYTL・スマホ用 VRヘッドセット
2つめの「ヘッドホン内蔵タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品は『MZTDYTL・スマホ用VRヘッドセット』です。Bluetoothコントローラ/リモコン付きで受話可能なモデル。対応ディスプレイサイズは4.7~6.2インチ、ピント調節機能アリ、視野角120°、重量は約410gです。
特徴はスマホを操作できるBluetoothコントローラーが付属していること。VRゴーグルを装着したまま、動画、ゲームなど3つのモードに切り替え可能。
なお、カラーがホワイト、ブラックの2色展開となっていてカラーによって値段が違うこともあるようです。眼鏡をつけたまま装着することも可能な商品なので、その点も人気のポイントになっているようです。最初に試す1台としておすすめです。
T-PRO・3D VRゴーグル
3つめの「ヘッドホン内蔵タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品は『T-PRO 3D VRゴーグル イヤホン一体型』です。対応ディスプレイサイズは4.0~6.0インチ。人気の秘密は「専用イヤホン」を搭載することで高品質な「立体的な音質」を生み出し、VR体験への「没入感」が高い事。
また、人間工学に基づいた「立体型レザークッション」「三軸固定式ヘッドストラップ」による高いフィット感で長時間使用でも疲れにくいことや、「PMMA光学専用レンズ」「3Dマッピング技術」を併用することで現実感を伴う「仮想現実」世界を体験できることも人気のポイントです。
スマホ用VRゴーグルおすすめ人気10選【ヘッドホンなし】
「内蔵タイプのVRゴーグル」のなかでも人気のおすすめ商品を3商品紹介しました。続いては「ヘッドホン別接続タイプのVRゴーグル」の人気おすすめ商品を10商品紹介します。
ヘッドホンを別に接続するタイプの方が紹介する商品が多いのですが、ヘッドホンを別に接続することでその接続のしやすさ(簡便さ)などにも違いがあります。紹介する人気おすすめ商品の中から、ご自身のお気に入りの商品をさがしてみましょう。
AngLink・3DVRゴーグル
「別接続タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品の1つめは『AngLink・3DVRゴーグル』です。対応ディスプレイサイズは4.7~6インチ、焦点・視野調整機能は近視度数-6.0・視野角90~120度、重量は190gです。
人気の理由は軽さにあります。多くのVRゴーグルはそれなりの重さがある為、長時間使用していると首や肩が疲れてきてしまうことがあります。しかしこのVRゴーグルは190gと他の商品と比較して軽量なので、長時間使用しても疲れがたまりにくいことが人気に繋がっています。
2000円前後で販売されていることが多く、価格も安いので初めてVRゴーグルを購入してVR体験をしてみたいという方におすすめです。日本語で書かれた説明書が付属しているので設定も安心です。安くて軽量。初めてのスマホ用VRゴーグルにおすすめです。
エレコム・P-VRG03BK
「別接続タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品の2つめは『エレコム・VRゴーグルP-VRG03』です。対応ディスプレイサイズは4~6インチ、焦点・視野調整機能についてピント調節は可能(具体的な数字は非公表)、重量306gです。
レンズの歪曲が大きくなると見えている光景の歪みが大きくなることで映像に酔ってしまうことが起きてしまいます。VRゴーグルも左右2つのレンズを通して映像を観るため、レンズが良ければ映像酔いも減り、きれいな動画を見ることが出来るということになります。
このVRゴーグルは、非球面レンズという歪みの少ないレンズを使用しています。このレンズにより映像酔いを減らすことに成功しているのです。ピント調節と目幅調節もできるので、しっかりピントを合わせることできれいな視界でVR体験を楽しむことが出来ます。
また、スマホをセットするカバー部分が透明のカバーになっているので、本来の主旨であるVR体験だけでなく、ARアプリを楽しむときにも活躍することの出来るVRゴーグルになっています。歪みの少ないレンズでVR体験に没頭できるため、おすすめします。
VR magic・3D VRメガネ
「別接続タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品の3つめは『VR magic・3D VRメガネ』です。対応ディスプレイサイズは4.0-6.0インチ、焦点・視野調整機能は近視度数-5.0・視野角120度。
このVRゴーグルはゴーグル表面部分にパンダの顔が描かれているのが特徴。VRゴーグルのほとんどはクールで近未来的なデザインが施されている商品が多いなか、ポップで可愛らしいデザインがひときわ目を惹きます。可愛らしいデザインが好きな方に人気の商品です。
もちろん基本性能はしっかり整っているうえで、顔や頭が接する部分にPUレザーという、スポンジが内蔵された素材を使用することで汗や皮脂、ファンデーションによる汚れを簡単に拭き掃除できるようになっています。欠点も特になく扱いやすい、デザイン性で選びたい方におすすめです。
Linkcool・LGC10
「別接続タイプVRゴーグル」の人気おすすめ商品の4つめは『linkcool・Google Cardboard3Dメガネ・LGC10』です。対応ディスプレイサイズは4~5インチ、焦点・視野調整機能はなく、重量は200gです。
このVRゴーグルはフレームがダンボールでできています。購入時はダンボールが畳まれていて、組み立ては自分で行います。VRゴーグルの簡易版としてダンボール製の商品もよく売られているので、似たタイプを目にしたこともあるのではないでしょうか。
実は「VRゴーグルを組み立てる」作業が意外に楽しく、お子様がいらっしゃる家庭では親子で楽しみながら工作をする体験も一緒にできてしまいます。機能はシンプルで、VR動画を楽しむ最低限の機能だけが備わっています。
ただし価格も非常に安価なので、画質や没入感等は置いておいて、とにかくVRとはどんなものかを体験してみたいという方におすすめです。
他で紹介しているVRゴーグルの方が没入感は得られるため、お子様が長時間VR動画を見続けてしまうことがあります。この商品のコンセプトは「もっとライトに楽しむ」ことなので、お子様の健康にも安心と人気があるようです。
Samsung・SM-R32410117JP
「別接続タイプのVRゴーグル」の人気おすすめ商品5つめは『Samsung・Galaxy Gear VR SM-R32410117JP』です。GalaxyといえばSamsungから販売されているスマホのブランドとして有名です。
日本でもGalaxyは非常に人気が高く、そのSamsungが開発したVRゴーグルがこの商品です。スマホにも負けないほどのハイスペックなVRゴーグルです。
対応機種は、Galaxy S8/S8+/S7 edge/Galaxy S6/Galaxy S6 edge。焦点・ピント調節機能があり、視野角は101度。重量は345gで、大よそ9000円~9500円前後で販売されています。
他に紹介しているVRゴーグルの操作ボタンは多くても3つ程度ですが、Gear VRはHOME・Back・Volumeという基本機能にタッチパッドまで搭載されています。タッチパッドによりゴーグル上でほぼすべての操作が可能なので、スマホを取り出す必要も別のコントローラーも不要です。
視野角が広い大きいレンズの採用、光漏れを防ぐため顔にフィットするようなフェイスフォームの採用など、没入感を高める設計が随所に施された、ユーザー満足度がしっかり考えられた商品です。没入感が非常に高く、特にGalaxyユーザーの方におすすめです。
Shangke・3Dゴーグル
「別接続タイプのVRゴーグル」の人気おすすめ商品6つめは『Shangke 3Dゴーグル』です。対応機種はiPhoneX、iPhone8、7、7 Plus、6s、6s Plus、6 Plus、5、5C、5Sに加え、その他4.7インチ〜6.0インチのAndroid端末。近視600°以内はメガネを掛けたまま使用できて1500円前後。
ゴーグルにスマートフォンをセットするだけと使い方も簡単。頭に固定するベルトは横2箇所、縦1箇所で固定、長さ調節も出来る為、しっかり固定できます。
また、ゴーグルの重さをできる限り軽減することで、頭と鼻筋の負担および長時間使用での疲れを減少する工夫が施されています。非常にリーズナブルな価格なのに、焦点距離が調整できる機能を搭載していたりと十分満足できるスペックです。出費を抑えて機能も欲しい方におすすめです。
Canbor・ 3D VRゴーグル
「別接続タイプのVRゴーグル」人気おすすめ商品7つめは『Canbor 3D VRゴーグルBluetoothコントローラ付属』です。3000円を切る価格で、臨場感・装着感などの機能性においても高品質を実現しています。眼鏡をかけたままでも使用できるVRゴーグルなので、どなたでも安心です。
対応ディスプレイは4.0~6.3インチ(Androidとiphoneのほとんどに対応)。スマホを固定する留め具が移動可能でスマホ収納場所をサイズにより調整可能。
高品質のPMMA非球面光学レンズを採用し、ブルーライトカットと電磁放射線防護機能で目の疲れ、痛みを軽減。ピント調整も可能で自分が最も見やすい視界に調整可能です。
また120°の広い視野角により、映画館のスクリーンような迫力を感じられることで臨場感が増します。裸眼視力近眼0-800度以内の方は眼鏡なしの裸眼でVR体験をすることが可能です。
Bluetoothリモコンは白か黒がランダムで付属。スマホをゴーグルに取り付けたままVR動画の再生・停止操作ができます。また、動画を楽しんでいる途中の着信にもゴーグルを装着したまま通話が可能です。
Bluetoothコントローラは一時停止、再生、早送り、巻き戻し、音量調整などの操作ができますが、iphoneの場合はOSとリモコンの相性が良くないとの口コミもあるので注意しましょう。またリモコンはゲームのコントローラーとしては使えない点も注意しましょう。
Galaxy・Galaxy Gear VR
「別接続タイプのVRゴーグル」人気おすすめ商品8つめは『Galaxy Gear VR』です。Galaxy Gear VRは、サムスンとハイエンドVRゴーグルのメーカーである「Oculus(オキュラス)」社が共同開発したVRゴーグルです。
GalaxyGearは日々アップデートされており、年度モデルごとに対応スマホ機種が増えていますので、ご自分の使用しているスマホ機種に対応したモデルかを確認してから購入するようにしましょう。
Urgod・3D VR ゴーグル
「別接続タイプのVRゴーグル」人気おすすめ商品9つめは『Urgod 3D VRゴーグル 』iPhoneとAndloid全ての3.5~6.0インチスマホに対応。国内販売量は累計約4万台。全世界では販売台数100万台を突破している商品です。
PMMA光学非球面レンズを採用。視野角103度で臨場感が感じられます。視野角は102度~108度までが最良の視野角との考えから103度に設定されています。
顔と接する面にはソフトレザー調素材を使用。長時間使用でも目に負担がかからない工夫をしています。また、焦点距離と瞳孔間距離を別々に調節可能です。
ハコスコ・タタミ2眼
「別接続タイプのVRゴーグル」人気おすすめ商品の最後に紹介するのは『ハコスコ・2眼』です。2眼があるので1眼があります。レンズ部分が左右2眼に分かれているタイプと、長方形に1本ののぞき穴が開いている1眼タイプも売っています。おすすめは2眼タイプなのでご注意ください。
ハコスコは簡易VRとしては非常に有名な商品なので、既にご存知の方も多いのではないでしょうか。iPhone5/6/6Plusサイズまでのスマホに対応しています。最近の大型スマホは入らないのでご注意ください。ダンボール製で折りたたみ可能。持ち運びにも便利な商品です。
この商品は、本当に簡易的にVRを体験したい方に購入をおすすめします。しかし、もう少し本格的にVR体験をしたいという方は、他に紹介した商品を購入することをおすすめします。
ダンボール製で、焦点の調節等は出来ませんし、購入した状態ではヘッドバンドも付属していないので、VR体験中も本体をずっと手で支え続ける必要があります。手でゴーグルを支え続けることで没入感の減退を感じる方も多いので、その辺を理解して購入するようにしましょう。
スマホ用VRゴーグルの使い方
スマホ用VRゴーグルについて、おすすめの商品を紹介しました。いかがでしたでしょうか、これが欲しいと思う商品はあったでしょうか。さて、商品を紹介したところで次は使い方について紹介していきます。
VRゴーグルの使い方と言ってもまったく難しいことはありません。ゴーグルそのものセットはスマホを挟むだけの簡単な使い方に設計されている機種がほとんどです。
また、ゴーグルをセットした後の使い方も、通常のスマホアプリを使うのと同じようにスマホにアプリをダウンロードすることでVR動画を楽しめるような使い方ですので、映像に関しても使い方で悩むことはほとんどないのではないでしょうか。
ベーシックな使い方はほとんどのVRゴーグルがこの様な使い方に設定されているので問題ありません。後はそれぞれの機種ごとに設定されているボタンやリモコンなどの使い方を、購入後に使いながら覚えていけば問題ないでしょう。
それではここからは、簡単にVRゴーグルの使い方を紹介したあとにアプリの紹介、VRゴーグルの使い方で注意しておかなければならない点を紹介していきます。最後までしっかり読み進めてください。
フタをあけてスマホを挟むだけ!
ではスマホ用VRゴーグルの使い方を紹介します。ただ、使い方を紹介すると言っても非常に簡単な仕様になっていることが多いので、迷うこともほとんどありません。
使い方として、ゴーグル部分が蓋状に開くようになっていますので、その部分にゴーグルをかけた時にスマホの画面が自分の視界に入る向きでセットしましょう。
他の使い方のポイントは、見たいアプリの起動はゴーグルセット前に起動しておくと便利ということ。ピント調節や瞳孔間距離の調節はVR動画を見ながら調整すると合わせやすいという点がもう1つの使い方のポイント。
最後に紹介する使い方のポイントは、ヘッドホンを別につけなければならないゴーグルを使う場合、ヘッドホンはゴーグル装着前に付けておくと装着が楽になります。以上で簡単な使い方の説明は終わりです。使い方は簡単なのですぐに使い方をマスターできますので安心してください。
スマホ用VRゴーグルで体験できるアプリ
では使い方に続いて、スマホ用VRゴーグル購入後に楽しめる、人気のVR用アプリをいくつか紹介しておきます。VR動画は日々、様々な企業からリリースされていますので、有料/無料の差はありますがどんどんダウンロードしてVR体験に没頭しましょう。
映像のクオリティにも様々ありますが、本当にリアルな世界に入り込んだ感覚になれるアプリもあります。また、非日常ではあるもののホラー系の映像の中には本当に怖いと感じさせるクオリティの映像もあります。
スリルやほんわかしたもの、仮想世界の人物との交流を楽しむもの、リアルなスポーツやライブ会場に実際にいる感覚を味わえるものなど、興味を持ったコンテンツにどんどん触れてください。では、いくつかおすすめのアプリを紹介します。
Google Spotlight Stories
最初に紹介するアプリは、『Google Spotlight Stories』です。このVRアプリは、Google所有のスタジオが制作した、ハイクオリティなCGアニメーションの世界に入り込むことができるアプリです。360°の映像が準備されていて、作品世界の見たい場所を見ることが出来ます。
全てを1回で見尽くすことは出来ないので、細かい部分を確認して楽しむために何度でも見たくなる要素が隠されています。アプリの中には複数の作品が収録されていますが、中にはVR映像作品初のアカデミー賞ノミネート作品も含まれています。
過去には「エミー賞オリジナル インタラクティブ プログラム賞ノミネート」「アメリカ学校図書館員部会が選んだ2018年ベストアプリ」を獲得しているおすすめのアプリです。
Rope Crossing Adventure VR
VRといえば、スリルを味わえる仮想体験をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめのアプリが『Rope Crossing Adventure VR』です。タイトル名通りですが『綱渡り』を仮想体験できるVRアプリです。綱渡りのスリルを自宅のスマホで楽しめます。
ステージは渓谷や、高速ビル、火山やワニの沼などが用意されています。場所によっては強風が吹いている場所もあるので、自分の体を使ってバランスを調整する必要も出てきます。ちなみにバランスを崩すと落下します。
渓谷や高速ビルなどの高所設定のステージでは、落下してから地面に到達するまでに比較的時間がかかります。ある意味、そのあたりもリアルに作られているということです。VRならではの恐怖体験と臨場感を楽しめる、おすすめアプリです。
プラネタリウムVR
続いて紹介する人気のおすすめアプリは『プラネタリウムVR』です。VRの360°見渡せる機能の使い方として最適なコンテンツです。朝でも昼でもどこにいても天体観測ができるVRアプリです。
このアプリのポイントは星空がリアルなこと。そしてGPSとセンサーによって自分がいる場所の星空をリアルに楽しむことができる点です。都心に居ながらも普段は見ることの出来ない、本来見えるはずの星空を楽しむことが出来るのです。
GPSを使っているので、旅行先でも使ってみるといつもとは違う星空を見ることが出来ます。水辺に反射したような星空をみるモードや、自動で星空が設定(プラネタリウムの様になります)、星座のイメージ図を表示する機能等、飽きさせない工夫がたくさんあるおすすめアプリです。
魚釣り フィッシングストライク
続いてのおすすめアプリはVRの定番、海を楽しむVRアプリ『フィッシングストライク』です。VRで釣りアクションを楽しむことができます。魚釣りそのものはスマホのタッチを使って行います。
釣った魚を水族館で鑑賞するモードをVRで楽しめるのですが、まるで自分が水槽の中にいるようなVR体験ができます。ゲームの進行にあわせて魚が増え水族館が豪華になるので、VR映像も豪華になっていくやりこみ要素もあります。
オルタナティブガールズ2
最後に紹介する人気VRアプリは『オルタナティブガールズ2』。100万ダウンロードを超えた大人気VRアプリです。ユーザーがキャラクター育て、野獣と戦いながらストーリーを進めていくソーシャルゲームです。
豪華声優のフルボイスが魅力で、VR要素は「ラウンジモード」と「ライブモード」の2種類で楽しめます。「ラウンジモード」は、話し掛けたいキャラクターに一定時間視線を向けることで向こうから近づいてき会話が開始されます。
「ライブモード」は、キャラクターソングを選択すると曲に合わせてキャラクターが歌とダンスを披露してくれるモード。レベルを上げることでキャラクターや曲が増えていきます。
VR映像がハイクオリティで、表情や体の動きが非常に滑らかです。アニメーション調の映像ではあるものの、その世界に自分が存在しているような没入感を感じることが出来ます。
新しいキャラクターが仲間になると、同時に新しい衣装が手に入ることもありまSう。新しい衣装を入手すると着せ替えをすることもできます。着せ替えをして新しい衣装を着たキャラクターをVRで楽しむことが出来ます。
スマホ用VRゴーグルのメリットとデメリット
スマホ用VRゴーグルで楽しめるアプリを紹介しました。これでスマホ用VRゴーグルの仕組みや種類、そしてVRを楽しめるアプリの事もある程度は理解できた状態になりました。さて、では実際にスマホ用VRゴーグルを購入したら何ができるのでしょうか。
紹介したアプリを楽しめるなど、VRならではの立体的な映像が見られるのは当たり前のこととして、本格派VRゴーグルとの違いはどの辺にあるのでしょうか。簡単に紹介しておきます。
メリット
スマホ用VRゴーグルと本格的なVRゴーグルを比較した場合、スマホ用VRゴーグルのメリットは何と言っても価格が安いという点。ダンボール製の物や100均などでは500円程度で買うことが出来ます。また、スマホだけで完結すること(ゲームはコントローラーが必要なものアリ)。
そして、あくまでゴーグルだけで構成されていることや通信もスマホで行うの為、基本はほぼ無線状態なので家の中を含めて移動が楽という点。そしてスマホを使うため、VR専用のアプリが豊富に用意されている点がメリットです。
デメリット
続いて本格VRゴーグルと比較した時のスマホ用VRゴーグルのデメリットを紹介します。機種によっては眼鏡を着用して使用できず、更に裸眼で見えるほどの調整ができない機種がある点。また、本格モデルと比較すると視野角が狭いため没入感を比較するとどうしても劣る点。
そして、ゴーグルによっては対応できないスマホの機種がある点。ゲーム等では別途コントローラーを準備する必要がある点。以上がデメリットとして挙げられます。
しかし、まずはVRを体験してみたいという方は、価格メリットを含めて検討してもスマホ用VRゴーグルから入るのが得策ではないでしょうか。
スマホ用VRゴーグルの注意点
それでは最後に、スマホ用VRゴーグルを使うときの注意点を1点紹介して今回の記事を締めくくります。スマホ用VRゴーグルの注意点ではありつつも、スマホを使い続けるときの注意点と紹介した方が正しいかもしれません。この1点には十分に注意してVR体験を楽しんでください。
スマホ本体の熱に注意!
スマホ用VRゴーグルを使うときの注意点は唯一、スマホ本体の熱です。スマホ用VRゴーグルは、前面のカバーを外してスマホ本体の熱が逃げせるような構造になっています。しかし、実はこの構造があまり役に立たないことが多いのです。
VRを楽しんでいなくても、スマホでゲーム等をやり続けるとスマホ本体が熱を持ってしまうことがありますが、VR動画を楽しんでいるときにも同様の事象は発生します。
特に充電しながらスマホを使うと、本体がかなりの熱を持つことがあります。その場合は警告が出る頻度が増えてしまいます。特に気温の高い夏場は頻繁に警告が出てしまいます。PCの様に冷やしながら使えれば良いのですが、そうもいきません。冷却対策が今後のVRの課題です。
スマホ用VRゴーグルで3Dを体験しよう!
さて、これでスマホ用VRゴーグルの紹介は終わりますが、いかがでしたか。VRの魅力は十分に伝わったでしょうか。今回はVRの仕組みや使い方、おすすめのゴーグルや、購入後にVRの良さを体験できるアプリを紹介してきました。
VRの技術は今後、ますます進化していくことになるでしょう。通信速度の進化に伴い、リアルタイムで360°映像が配信されるのが普通になる日も遠い未来ではないでしょう。来る日に備え、まずはスマホ用VRゴーグルでVR体験を始めてみてはいかがでしょうか。