髪の色落ちに悩む方必見!
ヘアカラーやインナーカラーが綺麗にできればできるほど、脳裏によぎるのは「このカラーが一体どこまで続くのか」、「色落ちし始めるのは一体どのくらいの期間からなんだろうか」といった不安や悩みです。
ヘアカラーやインナーカラーを入れた直後は、綺麗に出来た事にテンションが上がるものですが、やがて思い至るのは、綺麗な色も髪の色落ちが始まってしまえばみすぼらしいことになってしまうということです。
この記事では、そんなヘアカラーやインナーカラーの髪の色落ちに悩む人達にとって、色落ちがどのような原因で起きるのか、逆に色持ちを良くするにはどうしたらいいのかについて言及したものをまとめています。
髪の色落ちの原因とは?
ヘアカラーやインナーカラーが落ちてしまう最大の原因というのは、シャンプーによる洗髪が最も分かり易い例の一つと言えます。ではなぜ、シャンプーをすることによって髪の色落ちが発生するのでしょうか。
それは、髪の毛に付着している色素そのものが、何らかの原因で維持できなくなってしまうので髪の色落ちが起きると考えられています。維持できなくなる原因というものがどういったものか。
具体的に、日常の中で考えられる髪の色落ちの原因がどのような事に起因しているのかについて、以下の内容から確認し、状況に応じた対策をしっかりと講じていきましょう。
キューティクルの開き
ヘアカラーやインナーカラーによる色素は、カラー剤によって髪の毛に保持されます。正しくキューティクルが保たれていれば、カラー剤は髪の毛の栄養素とともに保持され続けることになります。
ということは逆に、髪の毛のキューティクルが失われてしまえば、栄養素とともに色素は流れて失ってしまうということにつながります。強力な洗浄力を持ったシャンプーでは、こうした流れが速くなります。
ですので、ヘアカラーやインナーカラーをしている髪の毛専用のシャンプーが用意されており、カラーケア用として販売されているので対策の一つとして取り入れるべきと言えます。
ドライヤーも色落ちの原因に!
インナーカラーやヘアカラーの髪の色素が色落ちしてしまう原因として、ドライヤーも大きく原因に関わっています。必要以上に濡らしたまま置いておくことも、ヘアカラーやインナーカラーが色落ちする原因になります。
しかし、ドライヤーのかけすぎが原因となって髪が色落ちすることもあるのです。特に、非常に高温の熱風を送り込んでくるドライヤーは、熱と乾燥によってキューティクルそのものを開いてしまうので、より髪の色落ちの原因につながるのです。
そうした髪の色落ちを防ぐにはドライヤーをかける前には十分なタオルドライを行っておく必要があります。そしてトリートメントなのでしっかりと摩擦から保護した上でドライヤーは髪の毛から少し離してかけるようにしましょう。
コテの使いすぎ
ドライヤーと同様に、高い熱を発生させるヘアーアイロンやストレートアイロンの後のコテも、綺麗なインナーカラーやヘアカラーの色落ちの原因につながります。キューティクルへのダメージが深刻になりかねないのです。
ヘアアイロンやストレートアイロンのようなコテは、ドライヤーよりも高温を直接的に髪に与えることになるので、髪が乾燥し過ぎてしまってより傷みやすくなるのです。こうしたことが髪の色落ちの原因につながります。
高温から髪のキューティクルを守るためには、専用のローションなどを使って髪に与えられるダメージをとにかく最小限にすることが必要です。ただし、低温で長時間アイロンするよりは高温で短時間で済ませる方が効率は良くなります。
紫外線
私達が日常的に浴びる紫外線もまた、綺麗な髪の毛に致命的なダメージを与える可能性を持っています。紫外線を長時間受け続けた髪の毛は、アミノ酸の結束を破壊されキューティクルを傷めることでタンパク質を失います。
このようにダメージからタンパク質を失うのと同時に綺麗だったヘアカラーの色落ちも付随して発生させるのです。紫外線には他にもヘアカラーの色素そのものを変色させてしまうこともあるので、紫外線への対策は必須と言えます。
UVケア効果のあるヘアケア製品や、髪の毛にも使える日焼け止めクリームなどを使って、髪の毛そのものに与えられるダメージを最小限にすることが大切です。カラー直後は落ちやすい状況なので、しっかりとケアを行いましょう。
髪の色落ちを防ぐヘアカラー前の対策!
原因についてはご理解いただけたことと思います。そこでここからは、綺麗なヘアカラーやインナーカラーの髪の色落ちを防いで、色持ちを良くするためのヘアカラー対策をご紹介していきます。
一つや二つの対策を講じることで劇的に髪の色落ちが抑えられて色持ちが良くなるということはありませんが、どれもきっちりと行っておけばこれまで以上にキューティクルが保たれることは間違いありません。
せっかく綺麗に染まったヘアカラーやインナーカラーを色持ちをしっかりとさせるためにも、正しいケアや正しい対策で髪の色落ちを防いでいきましょう。
カラーの特性を知っておく
ヘアカラーインナーカラーをする上で、そもそも髪が色落ちがしやすいカラーと、髪の色落ちがしにくく色持ちのいい綺麗なカラーがあるということを知っておきましょう。そうすることで色持ちの良い綺麗なカラーを選ぶという対抗策が取れます。
色持ちが良くないヘアカラーは「アッシュ系」「マット系」「赤、ピンク系」となっています。反対に色持ちがとても良いヘアカラーというのは「ブラウン系」「バイオレット系」が挙げられます。
元々、色の定着がしにくい日本人の綺麗な黒髪は、どのような色を入れてもうまく定着し続けることが難しいと言われています。しかし、暗い色ほど色持ちが良く、明るい色ほど色持ちが悪くなると言われています。
髪の毛の保湿
髪の毛が傷む原因というのは髪の毛に含まれる水分に影響されることがあります。ブリーチをしすぎてドライヤーで髪の毛を乾かそうとしただけで切れてしまったというような経験はないでしょうか。
お肌と同じように髪の毛にも一定量の水分がなければ、健康な髪の毛とは言えなくなってしまうのです。ダメージホールと呼ばれる穴だらけの髪の毛は、傷だらけなので色自体ははいやすいですがすぐに髪が色落ちしてしまうのです。
ですから、健康的で綺麗な髪の毛であればあるほど、色自体は入りにくくはなりますが一度入ればしっかりとケアさえしていればかなり色持ちがよくなります。髪の毛の健康にも十分に気をつける必要があるのです。
染める時に色落ちも考える
考え方を変えてみるというのも一つの方法です。というのも、ヘアカラーやインナーカラーを入れるとどうしても髪が色落ちするのは避けられません。であれば、ある程度の綺麗な色落ち加減をあらかじめ考慮した上で、ヘアカラーを決めていくのです。
例えば、しっかりとブリーチした後に紫系の色を入れると色落ちした結果黄ばみがほとんどないホワイトブロンドへと変化します。この特性を利用した「紫シャンプー」と呼ばれるものがあるぐらい、ブロンドヘアーを保つコツとして知られています。
確かにこれは単なる髪の色落ちですが、色が落ちたところで、髪がとても綺麗なホワイトブロンドになるのであれば、こうした色の変化というのは「あり」と言えるのではないでしょうか。
他にも髪の色落ちを考えたうえで、ヘアカラーの色を決めていくポイントとして、濃いめに色を入れてもらうという方法も定番の対策です。結局色落ちはどうしてもしてしまうものなので、髪の色落ちの後を考えるのは大切なことです。
髪の色持ちを綺麗に保つコツ
続いては、髪の色持ちをより長く、そして綺麗に保つためのコツについてまとめたものを紹介していきます。ちょっとしたらダメージが原因ですぐに色落ちしてしまう髪の毛にしないための対策です。
そんなに難しい内容ではないので、一つ一つ自分の生活リズムや生活の習慣を見直しながら、ヘアカラーやインナーカラーがすぐに色落ちしてしまうような行動をとっていないかどうかも確認しましょう。
カラー当日・翌日はシャンプーをしない
当日だけならまだしも、翌日もシャンプーは避けた方が良いです。これは、セルフでヘアカラーなどを行う方ならば、ヘアカラー剤のパッケージに書かれている説明などをご覧頂いた時に見たことがあるでしょう。
そもそも、ヘアカラー剤が髪の毛にしっかりと馴染むには、カラー剤を入れてからだいたい24時間程度は必要だと言われています。ですから、染めた当日に加えて翌日も洗わない方が髪へのダメージが少なくなります。
どうしても髪や頭皮の汚れが気になってしょうがない場合などは、ぬるま湯などで水洗いをするか頭皮だけをメインにしてシャンプーするなどの対応が必要です。水洗いでも十分に頭皮や髪の汚れは落とせます。
髪のダメージを減らすことを考えるのであれば、トリートメントもしておく方がベターです。ただしあまりにももみ込みすぎると逆に髪そのものにダメージが行ってしまうので、優しく濯ぐ程度で大丈夫です。
シャンプーはせっかくキレイに染めたカラー剤を、あっという間に落としてしまう最大の原因です。髪の汚れを取ることがシャンプーの目的なので当然と言えば当然です。
カラーシャンプー
前述しましたが、ヘアカラーやインナーカラーを行った髪の毛に最適な「カラーシャンプー」と呼ばれるシャンプーがあります。これを使うことで、あっという間に色落ちてしまうことを防ぐことができます。
染めた色によって使われるカラーシャンプーは変わってきます。それぞれのカラーシャンプーの色合いによって、どのカラーリングが色持ちするのかが変わってきます。色落ちしにくくなる組み合わせを覚えておきましょう。
紫のカラーシャンプーは髪の毛の黄ばみを抑えます。シルバー系はアッシュ系のヘアカラーを色持ちさせます。ピンク系のカラーシャンプーは、赤色やピンク色の色を色持ちさせます。
カラーシャンプーそのものは色を入れるためのものではないので、色持ちはするものの色落ちが絶対に防げるというものではありません。また、一回使ったからといってすぐに効果が現れるものでもありません。
しかし、普通のシャンプーを使うのに比べれば、圧倒的に色落ちがしにくくなるので髪の色を綺麗に保ち続けたいのであれば、カラーシャンプーを使うことを強くお勧めします。
髪を濡れたままにしない
こちらも先ほど少しだけ触れましたが、お風呂上がりに髪を濡れたままにしておくのは絶対にいけません。なぜならば、濡れたままの髪の毛というのは、キューティクルは内包する部分が開いてしまっているからです。
開いたままであれば当然ですが色落ちの原因になってしまうので、キューティクルと一緒にせっかく綺麗に染めた染料も一緒に色落ちしてしまうからです。
アイロン・コテの使用頻度を減らす
冒頭でも述べましたが、スタイリングを頻繁にするタイプの方には、少々厳しい条件といえるかもしれません。ヘアアイロンなどのコテは、髪の毛になかなかのダメージを与え色落ちの原因になります。
髪の毛はそもそも熱にあまり強くないので、熱によるダメージは髪の毛だけでなく色落ちも併発させてしまうのです。となれば、どうしてもヘアアイロンなどを使ってスタイリングを-たい時はどうすればいいのか。
できることはそれほど多くはありません。それはとても体早く高温の状態でヘアアイロンを-当ててしまうか、低温で出来る限りあける時間を短くしつつ、かろうじてスタイリングでき-るレベルで留めておくか、となります。
透明のヘアマニキュア
ヘアカラーの色落ちを防ぐテクニックとして、実はあまり知られていない方法に「ヘアマニュキュアを使う」という方法があります。ヘアマニキュアはヘアカラーとは違って、髪の表面をコーティングするようにして色を付けます。
そのため、一般的なヘアケアと違って直接的に髪そのものを守ることができることになります。髪の毛を守るための効果は非常に高いですが、その持続時間は、だいたい2週間程度とそれほど長くはありません。
ですから、ヘアマニキュアを維持するためにまた別途ヘアマニキュアの代金が必要になってくるというところは注意が必要です。また髪の毛全体をコーティングするのでやや固くなった印象を受けます。
髪の色落ちをしても綺麗に見えるヘアカラー
ヘアカラーやインナーカラーはどうしても色落ちしてしまうものです。ですから色々な色落ち対策を考えるわけですが、最初から色持ちすることを考えず色落ちすることを前提にしてヘアカラーを入れれば良いとは思いませんか。
ここでは色持ちではなく、色落ちしても構わず、むしろ髪の色がいい感じに色落ちしてくれるヘアカラーのアイデアをいくつかご紹介します。もしもヘアカラーに迷っているのなら、色落ちのことを考えて参考にしてみてください。
その中でも、全体的に髪の毛の色落ちのし方が、綺麗な落ち方になるおすすめの四つのカラーについて紹介していきます。
ショコラブラウン
誰もがチャレンジしやすいカラーリングとして「ショコラブラウン」は、とっても挑戦しやすいカラーリングで、しかも色落ちしても大きくイメージが変わらないので安心してカラーリングすることができます。
色落ちしても少し明るくなる程度で大きな影響がないところは、ナチュラルな雰囲気を保ってくれるので学校や職場でも自然と使うことができます。色落ちしても綺麗な抜け感のあるカラーリングなところがおすすめです。
ブリーチをベースにしたショコラブラウンは、ミルクティーのような髪色とは違ってもっと明るいベージュ色の髪へと色落ちします。茶髪特有の赤みがかった髪色にならないので、柔らかくてほんわかとした雰囲気を作ることができます。
ネイビー
透明感がとても美しいシックな雰囲気を見せてくれるネイビーは、色落ちしてもとっても綺麗な髪色になるヘアカラーです。シアーなキュートさを見せてくれるネイビーは、一見、寒色なので冷たい印象を与えるようなイメージがあります。
しかし濃いめの青色なので、ほとんどを黒髪とイメージを変えることはありません。しかも色落ちすれば鮮やかなグレーからシルバーに近いカラーに変わるので、とても透明感があって美しい髪色に変わります。
うっすらと落ちても派手にはならない寒色系の色揚げと馴染んでいくので、色落ちを考えて入れるからとしては日本人にとってかなりマストなヘアカラーと言えるのではないでしょうか。
数回ブリーチをした髪にネイビーを入れると、色落ちが綺麗に決まれば最後は白っぽい金髪へと変化します。ネイビーを入れる前にしっかりと色素が抜いておくと、カラーがしっかりと入ります。
赤みがかった金髪にしたくない人は、紫色のカラーシャンプーを使うように、ネイビーカラーを入れた金髪は、色落ちした後にとても綺麗なホワイトブロンド系の金髪へと変化するのでおすすめです。
また、ブリーチをせずにそのままネイビーカラーを入れる場合、染めたてはまるで黒髪のように艶やかなマットな雰囲気を出すことができます。つやつやの黒髪が大人カラーなイメージから、色落ちすると綺麗なネイビーへと変わります。
ラベンダーベージュ
続いての色落ちしても綺麗な髪色ヘアカラーのご紹介ですが、デザインカラーでおすすめなのが「ラベンダーベージュ」です。紫系カラーのラベンダーとベージュの組み合わせは意外な色落ちを見せてくれます。
ほんのりと紫がかった見方によってはピンク色にも見えなくもないラベンダーベージュは、色落ちしてもフェミニンな髪色が続くとってもおすすめのカラーなのです。
色落ちすると程よく紫の雰囲気が残る、とてもアンニュイなイメージへと変わっていきます。ミステリアスな雰囲気を存分に色落ちで味あわせてくれるのでラベンダーベージュはおすすめの色落ちカラーなのです。
もっと綺麗な色落ちをご希望なら、しっかりブリーチしてからの紫が強めのラベンダーカラーで染めることで、さらに綺麗な色落ちを楽しむことができます。
暗めのラベンダーベージュの時は髪をストレートにして落ち着いた大人の女性を演出して。色落ちしてハイトーンカラーになった後は、ハーフアップや巻き髪などのアレンジヘアを楽しむこともできます。
ブリーチをせずにラベンダーベージュをカラーリングすると、ラベンダーベージュはとてもシックで落ち着いた色合いをみせてくれます。ガーリーな雰囲気もそこはかとなくみせる色合いなので、あらゆる場面でしっとりと魅せてくれます。
ラベンダーベージュの髪の色落ちは、とてもゆっくりとした色落ちをするので、ガーリーさも落ち着いた雰囲気へと変わっていきます。大人っぽい雰囲気を演出したいのなら、ブリーチなしの色落ちもおすすめです。
アッシュグレージュ
色落ちしても綺麗な髪色のご紹介ですが、つづいての髪色は「アッシュグレージュ」です。最近ではこうした複数のカラーの特徴を混ぜ合わせた物が人気ですが、アッシュグレージュもそのひとつです。
ベージュとグレーがミックスされたグレージュ、そこにエアリーな雰囲気のアッシュが加わったとても不思議な色合いが「アッシュグレージュ」です。茶色でもなく黒でもない、絶妙なカラーリングの色落ちが味わえます。
アッシュ系の明るい髪色は前述したように色落ちがすぐにしてしまってあまり綺麗に色が残らない、という系統のヘアカラーとして紹介しています。ですが、アッシュグレージュは違います。
アッシュにグレージュが加わることによって、思った以上に綺麗な色落ちを見せてくれるのです。とても魅惑的な透明感のある色落ちを見せてくれるので、雰囲気抜群でトレンド感も満載のカラーリングへと色落ちします。
ブリーチをしてからアッシュグレージュを入れるのはごくごく当たり前のカラーリングの方法なのですが、しっかり目のブリーチをしていると、色落ちの過程がよりはっきりとわかって楽しめるカラーです。
日に日にグレー系の色味が抜けてベージュらしいカラーリングが前に出てくると、次第にはベージュとアッシュへのカラーリングへと変わっていく過程は、ヘアカラーをした本人にしか楽しめません。
ブリーチを全くせずにアッシュグレージュを入れると、外国人風のちょっとハンサムなカラーに染まり上がります。グレーはあまり目立たなくなってしまいますが、こなれ感が充分のトレンドカラーに早変わりです。
透明感のある色落ちしたカラーリングは、爽やかさと清潔感を同時に与えてくれますので、学生にとっても社会人にとっても馴染みやすいカラーリングとして重宝することでしょう。
髪のインナーカラー女子必見!
マニパニやカラーバターといった代表的なカラークリームの色落ちを防ぐ、クリームズクリームの効果について、市販のシャンプーを使って比較してみたという結果があります。続いてははそちらの情報をまとめて皆さんにご紹介します。
ヘアカラーの仕上がりは、美容院できっちりとやってもらえればそれはもう美しい仕上がりになります。色落ちそのものはどうしてもしてしまうものですから、美容師さんもヘアカラーの出来栄えとはまた別に日々考えられています。
そこで、美容師さんもお勧めするクリームズクリームという商品が一体どの程度の効果があるのかについても紹介していますので最後までご覧ください。
インナーカラーの寿命
マニックパニックやカラーバターなので出来上がったヘアカラーが、一体どの程度維持できるのかはこれまでに説明した内容を踏まえても、短ければ一週間程度、濃いめに染めて長持ちしても一か月程度と考えられています。
どんなに色落ちしないように頑張っても、様々なケアを一生懸命頑張っても、何かは色落ちをしてしまうものなのです。入れたカラーによってはとても残念な色落ちの仕方をすることも多々あります。
普段当たり前のような生活をしているだけでもこんなにも簡単に色落ちをしてしまうのに、少し気をつけただけで色落ちが止まるというのも難しい話なのです。
インナーカラーの色落ち対策に最適!
しかしそこで提案したいのは、インナーカラーやヘアカラーなどに最適な専用のシャンプーがあるということです。専用のシャンプーを使うことによって、色持ちが非常に良くなるのはもちろんですが髪の状態も整えられます。
色落ちの原因は最大の問題として髪の健康状態が全てですから、髪の毛の健康状態を整えるのはもちろん大前提となっています。その上で、髪色そのものの色落ちを防ぐための成分が含まれているのが専用シャンプーです。
専用シャンプーを使うことによって、本来であれば落ちやすいとされる髪色ですら、圧倒的な色持ちを実現することができるのです。
クリームズクリーム
クリームズクリームは、落ちやすいと言われるアッシュピンクカラーなどの色落ちを防いでくれるとても効果的なシャンプーです。圧倒的に色が長持ちすることで美容師さんも絶賛の商品なのです。
ただ、シャンプーとは言いながらも全く泡立たないので、使用感にはどうしても個人差が生まれてしまいます。しかし、デザインカラーの色持ちを良くするためにはクリームズクリーム!と断言するほど効果的と言われています。
クリームズクリームを使わない方法で色落ちを防ぐ手段というのは、最も対抗できる手段としては頭を洗わない方法しかない、と言われるほど、色落ちに対してとても効果が高いシャンプーなのです。
クリームズクリームの注意点
確かにクリームズクリームを使うことによって、髪の毛から流れ出る色素が劇的に減ることは間違いありません。しかしながら完璧に防げるというわけではないので、色落ち自体はどうしてもしてしまいます。
もっとも髪の色にダメージを与えやすいでシャンプーをクリームズクリームにすることによってその大半を防ぐことができますが、それ以外のケアも必要なことに変わりはありません。
前述した、髪の保湿であったりドライヤーの使いすぎやヘアアイロンの使いすぎなど、髪にダメージを与えてしまうような行動を控えることも加えて実施しておきましょう。
髪の色落ち対策はしっかりとしたケアを心掛ける!
何度も申し上げますが、ヘアカラーやインナーカラーで美しく綺麗に染め上げた髪色はやがて色落ちします。これはもう避けられない事実です。ですが、いくつかの対策を講じることで延命することは可能です。
また、上手くヘアカラーの色落ちと付き合うことで、また違った楽しみ方を得ることもできます。ですから、諦めずに一つ一つの対策を講じて色落ちを防ぐこともとても大切なことですし、うまく付き合うためのカラーを選ぶことも大切です。
あなたにとって髪の色がどうあることが一番ベストなのか。それに合わせてそれぞれの対策を取っていくことが大切なのです。最も美しい髪を常に維持し続けることはできませんが、限りなくそれに近いことはできるからです。