髪染め後はカラーリングシャンプーが効果的!
髪染めをした経験のある方は多いでしょう。今はインナーカラーやグラデーションカラーなども人気がありますし、年配の方は白髪染めをしている方も多いです。髪染めの経験がない人を探すのが難しいかも知れません。
人によって、「おしゃれなヘアーにしたい」「白髪が気になるから」など髪染めをする目的はさまざまです。ヘアカラーの方法としては、ブリーチやヘアマニキュアを利用することがほとんどになります。場合によっては、ブリーチとヘアマニキュアを併用することもあります。
たくさんの人がしている髪染めですが、場合によっては頭皮を痛める・髪パサパサになるなどデメリットがあるのをご存知でしょうか。できれば頭皮も髪も健康に保ったまま、おしゃれを楽しみたいところです。そんな方におすすめなのが、カラーリングシャンプーになります。
カラーリングシャンプには、染色できるタイプやヘアカラーを維持するタイプなどさまざまな種類があります。そこで今回は、髪染めしたカラーを維持するためのカラーリングシャンプーについてご紹介しましょう。使う頻度も大切なので、ぜひ参考にしてください。
髪染め後のカラーリングシャンプーの効果とは?
カラーリングシャンプーには、染める効果のあるタイプとカラーを維持する効果のあるタイプがあるとお話ししました。髪染めを行った後はせっかくなので綺麗にカラーを保ちたいところです。
そこで、髪染め後にカラーリングシャンプを使うことでどんな効果があるのか、詳しくご紹介しましょう。
ヘアカラーの色落ちをカバー
髪染めをしたのに、すぐに色落ちてしまうといった経験がある方も多いのではないでしょうか。1週間程度で色落ちを感じる方もいます。色落ちの主な原因としては、「紫外線」「コテなど高温に触れる」「髪の毛のダメージ」といった3つです。
たとえコテを使わなくてもドライヤーなどで髪を乾かしますし、髪染めの時点で髪の毛に与えるダメージは防げません。また、紫外線を防ぐことも難しいでしょう。日常生活で髪のダメージを完全に防ぐことは、できないといえます。
カラーリングシャンプ―には、シャンプー自体に含まれる色素の効果によって、髪染め後の色落ちを防ぐ効果があります。シャンプーをするときに色素を髪に加えていくことで、ヘアカラーの発色を維持しやすくなるのです。
また別のタイプでは、髪に浸透した髪染めの成分を維持できるような成分が含まれているものがあります。
色落ちを軽減するため、紫外線などを予防するのは大切です。しかし日々メンテナンスとして、髪染め効果のあるカラーリングシャンプを使用することで、よりカラーの色落ちを効果的に防げます。
白髪対策
カラーリングシャンプーによっては、白髪を染める効果のある染色液が含まれるものがあります。白髪染めをし色落ちしてしまうと、赤茶色に見え目立ってしまうという経験のある方も多いでしょう。
カラーリングシャンプーを使うことで、色落ちしてしまいやすい白髪の色を補填することができます。カラーリングシャンプーは、1回使っただけではいかにも染めたという感じにはなりません。使うたびに少しずつ染めていくため、違和感なく白髪染め効果も期待できます。
カラーリングシャンプーは、日々の生活の洗髪として使うだけでヘアカラー効果が期待できます。白髪が気になるという人は得に、カラーリングシャンプーには白髪染め効果と白髪染め後の色落ち防止効果があるのでおすすめです。
髪染め後のカラーリングシャンプーの頻度
「カラーリングの色落ちを伏せぎたい」「白髪を絶対に目立たせたくない」と思ってカラーリングシャンプーを使う方は、毎日使うとより効果的にヘアカラーを維持できると思っていることが多いです。
実は、毎日カラーリングシャンプーするればいいというわけではありません。カラーリングシャンプ―を効果を発揮せるためには、使用頻度を守って使うことが大切です。
そこで、カラーリングシャンプ―の使用頻度や、使ったあとの色の変化についてお話ししていきましょう。
週に2回を目安に!
カラーリングシャンプ―を使うときに、毎日使えばいいのか、月1回でいいのか、それとも週に数回行うといいのか、使用頻度で迷う人も多いでしょう。使用頻度が多すぎると、逆に染まりすぎてしまうのでは?といった不安の声もあります。
カラーリングシャンプ―の使用頻度としては、1週間に2回を目安にしましょう。カラーリングシャンプ―を使わない日は、自宅にあるシャンプーを使っていつも通り洗うだけで大丈夫です。
時間経過後の髪の変化
では、カラーリングシャンプ―を使う頻度によって、ヘアカラーの色落ちの程度がどう異なるのか、お話ししていきます。カラーリングシャンプーを全く使用しない髪と、3日に1回使用した髪を比べていきましょう。
ブリーチをしてヘアカラーを入れた髪では、通常カラーリングシャンプ―を使わずに過ごすと、1週間程度で染めた当初に比べて色落ちが目立ち始めます。しかし、3日に1回程度カラーリングシャンプーを使用するだけで、染めた当初と差がない状態を保てます。
また2週間経過すると、カラーリングシャンプーを使用していた髪では、若干の色落ちが見られますが、使わなかった髪に比べると雲泥の差でヘアカラーをキープすることができています。
3週間が経過すると、カラーリングシャンプを使用した髪と使用しなかった髪では、ヘアカラーの色落ちは明確です。それどころか、手触りでも感触が違うことに気づくでしょう。
この頃になると、カラーリングシャンプーを使わなかった髪には、最初にブリーチしたときの黄色味がかった髪色を感じるようになります。逆に、毎日カラーリングシャンプーを使用してしまうと、もともと染めていたヘアカラーの発色よりも暗くなってしまうこともあります。
つまり、カラーリングシャンプーは適切な頻度を守って使うことが大切なのです。カラーリングシャンプーを使う頻度としては、週2~3回が望ましいでしょう。
髪染め後のおすすめのカラーリングシャンプー
ここからは、ヘアカラーをより長く保つためにおすすめのカラーリングシャンプーやトリートメントを4つご紹介していきます。カラーを維持するだけではなく、髪の補修・頭皮のケアもできるカラーリングシャンプーに注目しました。
雑誌で紹介されているものや、口コミなどで評判のカラーリングシャンプーを集めたので、ぜひ参考にしてください。
アマトラ・クゥオメゾンフォルテ ヘアバスmf
ヘアカラー後、2週間使用するだけで、色持ちがよくなると評判のアマトラの「クゥオメゾンフォルテヘアバスmf」は、ノンシリコンシャンプーです。
価格は400mlで4800円と高額で手が出ないという方も多いですが、半プッシュでモコモコの泡が立ち、ノンシリコンとは思えないほどの指通りで髪を洗うことができます。
「クゥオメゾンフォルテヘアバスmf」には、ケラチンとリンゴアミノ酸が含まれているので、ヘアカラーだけではなくパーマの持ちも長くつづくのも魅力の一つです。
カネボウ化粧品・リクイール
大手化粧品メーカーである、カネボウが手掛ける「リクイール」は頭皮のスキンケアが重要と考えられたヘアケアシリーズになります。中でもカラーリングした髪におすすめなのが、「5days アフターカラー」です。
「5days アフターカラー」は、シャンプーとトリートメントが一緒になった泡立たないクリーム状のシャンプーになります。髪を洗うというよりも、頭皮をマッサージしながら、皮脂などといった汚れを浮き上がせ洗浄するイメージです。
また、泡立たないのでゴシゴシを髪を洗うことなく洗浄できるため、髪の摩擦を軽減させ色落ちを防ぐ効果もあります。「5days アフターカラー」を使うことで、髪にツヤや潤いを与えくれるので指通りも滑らかだと評判です。
ハホニコ・ハホニコリタ シャンプーCS
ハホニコ・ハッピーライフが発売するヘアケアシリーズの中でも、「ハホニコリタ シャンプーCS」はカラー持続サポート成分が配合されているためおすすめです。
「ハホニコリタ シャンプーCS」には、シルク系多機能ハイブリッドポリマーという髪の補修効果が高い成分と、カラー持ちを向上し髪の強度を高めてくれるヘマチンが配合されています。
また、ヘアカラー持ち以外にも、コラーゲンやツヤを与える成分も配合されているため、髪にありがちな悩みであるツヤ・コシそして傷んだ髪の補修を叶えてくれるでしょう。同シリーズのシア脂入りトリートメントを併用することで、より高い効果が期待できます。
シュウ ウエムラ・アート オブ ヘア
化粧品でも有名な「シュウ ウエムラ」が手掛ける「アート オブ ヘア」は、「髪と顔は不離一体である」をコンセプトに開発されたヘアケア部門です。
「アート オブ ヘア」の中でも、ヘアカラー後14日間におすすめしたいのが「エセンス アブソリュ クレインジグミルク」です。軽く頭皮をマッサージした後に、10分程度放置し、またお湯を加えてマッサージ後洗い流します。
ヘアカラーの維持だけではなく、地肌のケアまで行いこれから生まれてくる髪の質を向上してくれます。残念ながら、2019年で「アート オブ ヘア」の日本での展開は終了しましたが、もし出会うことがあれば試してほしいおすすめの商品です。
髪染め後のカラーリングシャンプーの注意点
ご紹介したように、カラーリングシャンプーには、髪や頭皮にいい成分が配合されている商品も数多くあり、ヘアカラー後にはおすすめです。
とはいえ、カラーリングシャンプーは日常的に使うシャンプーとは違う成分が配合されています。そのため、カラーリングシャンプー使うには、注意点もあるのでご紹介していきましょう。
薄毛のリスク
ヘアカラーという視点で見れば、カラーリングシャンプーには頭皮に与える影響は少ないでしょう。しかし、シャンプーとしてみると髪を染める成分が含まれている分、髪や頭皮に与える影響は大きいといえます。
そのため、カラーリングシャンプーを使用して抜け毛がひどくなったという方もいるので注意が必要です。特に、使用後に頭皮に痒みがある場合は、何らかの影響を頭皮に与えています。
カラーリングシャンプーが抜け毛の原因になっている可能性があります。抜け毛が多いと感じたら、まずは使用をやめて様子をみてください。無理に続けると抜け毛がひどくなることもあるので、十分に気をつけましょう。
頭皮が荒れることも
カラーリングシャンプーには少なくてもヘアカラーを持続させるための成分が含まれているということです。そのため、いくら口コミがよくても、使ってみたら自分の頭皮には合わなかったといったことがあります。
もちろん、十分に頭皮のことを考えられて作られていますが、人によって体質が異なります。頭皮に痒みがでた・フケが増えた・赤くなったなどといった場合は、まずは使用を中止してください。特に、頭皮が赤くただれたといった場合は注意が必要です。
また、自分で頭皮のトラブルを防ぐよう気をつけることも大切です。カラーリングシャンプーは天然由来成分が使われているものを選ぶようにしましょう。口コミなど評判も重要視したいところですが、カラーリングシャンプーに含まれる成分を忘れずにチェックするようにしてください。
効果に個人差
カラーリングシャンプーを使う上で、心にとめておいてほしいのが効果が感じられるには個人差があるということです。どんなに高級な成分が含まれていても、必ず効果が感じられるとは言い切れません。
カラーリングシャンプーは、その人の髪質や頭皮の状況、ヘアカラーの状況などに大きく左右されます。そのため、口コミで効果が感じられたと言われていても、自分も同じような効果が感じられるとは限らないと思っておきましょう。
そして、カラーリングシャンプーは即効性があるわけでありません。シャンプーをしたからと言ってすぐに効果が実感できるわけではないのです。使ったその日に感じられる方もいれば、回数を重ねるごとに効果を感じたという方もいます。
カラーリングシャンプーの効果は、個人差があり必ずしも自分に効果があるとは言えないと覚えておいてください。即効性を求めるのではなく、ヘアカラーの色落ちを日々軽減してくれていることに期待をしましょう。
髪染め後のカラーリングシャンプーで色を持続させよう!
ここまで、カラーリングシャンプーの概要や使用頻度、使うときの注意点などご紹介しました。ヘアカラーを楽しんでいる人が多い反面、色落ちや髪の痛みに悩む人は多いです。せっかくきれいに染まっているのに、すぐに色落ちしてしまうとがっかりしてしまいます。
そこでおすすめしたようなカラーリングシャンプーを使うことで、カラーの持続はもちろん頭皮や髪の痛みもケアできます。ぜひカラーリングシャンプ―を使って、より長くヘアカラーを持続させましょう。