じぶん銀行ってなに?
じぶん銀行のメリットやデメリットについて解説する前に、そもそもじぶん銀行とはどんな銀行なのかを説明します。金融機関には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫などさまざまな形態がありますが、じぶん銀行はネット銀行にあたります。したがって、パソコンやスマホでさまざまな取引をします。
KDDI(au)と三菱UFJ銀行の共同ネット銀行
じぶん銀行は、KDDI(au)と三菱UFJ銀行が共同で作ったネット銀行です。ネット銀行なので店舗は存在しませんが、支店名はあります。その支店名には、あか、だいだい、きいろ、みどりなどの色の名称が付けられています。ただし、支店があるといっても、そこに職員がいるわけではありません。
職員がいない支店がなぜ存在するのかというと、銀行ではお金のやり取りをする場合、支店名が必要になるからです。つまり、便宜的な意味で支店があるというわけです。ただし、口座開設時に自分で好きな色の支店名は選べません。
au以外のユーザーも利用可能
じぶん銀行がKDDI(au)が出資して作った銀行だからと言って、auユーザーだけしか使えないわけではありません。ソフトバンクユーザーでもドコモユーザーでも格安スマホを使っている人でもスマホや携帯を持っていない人でも利用は可能です。つまり、ネット環境さえ整っていれば、だれもが利用できるのがじぶん銀行です。
口座開設と維持手数料は無料
じぶん銀行に口座を開設すると、キャッシュカードが送られてきます。紙の通帳発行はなく、お金の管理は、インターネットバンキングやケータイバンキングで行います。そのじぶん銀行の口座開設と維持手数料は無料です。ネットの通信費用は自分持ちですが、じぶん銀行の口座維持自体にお金は一切かかりません。
評判・口コミが良好なネットバンキング
じぶん銀行には、他のネット銀行や一般銀行にはないいくつものメリットがあります。そのメリットを見た人や実際にじぶん銀行を利用した人の評判や口コミは非常に良好です。じぶん銀行はネット銀行としての強みを最大限生かし、利用者に少しでも利益を還元しようと努力しているためでしょう。
じぶん銀行のメリットを簡単に紹介
これからじぶん銀行のメリットを一つ一つ紹介していきますが、そのメリットを見ると早速じぶん銀行を利用してみようという人も出てきそうです。それだけ、じぶん銀行の商品やサービスには魅力があり、だれにとっても使い勝手がよくなっています。評判がいいのももっともだと思われます。
メリット①高金利の定期預金キャンペーン
一般の銀行預金の金利が低水準の中にあって、ネット銀行のみは金利が高くなっています。これは、店舗を持たないために、設備費や人件費を節約できるためですが、じぶん銀行もその例外ではありません。特に定期預金金利は高く、大手都市銀行やゆうちょ銀行の3~5倍という水準を維持しています。
じぶん銀行ではさまざまなキャンペーンを実施していますが、定期預金についてのキャンペーンもあります。このキャンペーンを利用すれば、ただでさえ高金利のじぶん銀行の定期預金をさらにお得に利用できます。そのキャンペーンの概要を見てみましょう。
2019年のキャンペーン
2019年6月3日から7月31日までのキャンペーンでは、1年もの円定期預金の金利が年0.15%(税引き後0.11%)という特別な値になります。さらに、10万円以上円定期預金口座にお金を預けると、抽選で最大10万円が当たります。可能ならこのキャンペーンが実施されている時期に円定期預金の口座を開設するとメリットが大きいです。
メリット②コンビ二のATM手数料がお得
じぶん銀行の口座を開設すると、コンビニのATM手数料がお得になります。その秘密は、会員プログラムの「じぶんプラス」にあります。この「じぶんプラス」のステージが2以上になると、何度でもコンビニのATMの預け入れ手数料が0円になります。詳しくは後程解説しますが、コンビニATMを利用する機会が多い人にとっては、うれしいメリットです。
メリット③お得な振込手数料
じぶん銀行の振込手数料もお得です。まず、じぶん銀行の口座から同じじぶん銀行の口座に振り込む場合は、手数料が掛かりません。当然とも言えますが、じぶん銀行から三菱UFJ銀行への振り込みもその逆のパーターンでも手数料は必要ありません。じぶん銀行は三菱UFJ銀行が出資して作られたネット銀行であることが理由です。
じぶん銀行からじぶん銀行や三菱UFJ銀行の口座以外へ振り込む場合は、手数料として3万円未満は174円、3万円以上は278円(いずれも税込)か掛かります。たいした金額ではないと言えばそれまでですが、できれば手数料は払いたくないというのが本音です。
しかし、コンビニのATM手数料のコーナーで紹介した「じぶんプラス」のステージによっては、他行振込手数料も最大月15回まで無料になります。したがって、「じぶんプラス」のステージ(詳しくは後程)を少しでも高くしておきたいところです。
メリット④振込手数料・ATM手数料に無料回数がある「じぶんプラス」
お得な「じぶんプラス」について紹介しましたが、ステージ1ではそれほど特典がありませんが、ステージが2~5ともなると、お得度が増します。手数料についても、振り込み、預け入れ、引き出しのいずれでもメリットがあります。そのメリットは、ステージが上がるほど手数料無料回数も増えるというものですが、これも後程説明します。
メリット⑤充実のセキュリティ
じぶん銀行の口座は、セキュリティがしっかりしているので安心して利用ができます。まず、ロック機能というものがあります。この機能を使うと、パソコンのインターネットバンキングからはログイン不可となります。これは「インターネットバンキングロック」と言われるもので、自分以外のパソコンからログインするのを防げます。
また、「ATMロック」という機能もあります。これは、口座からATMで出金したり、口座残高の照会をできなくしたりする機能で、解除にはスマホアプリを利用します。この機能を上手に使えば、キャッシュカードを盗まれたり、なくしたりした場合の防御策になります。
不正利用された場合の補償はどうなっている?
キャッシュカードを盗まれたり、偽造されたりしたら、いったいどうなるのだろうと心配している人もいるでしょう。勝手にお金をATMから引き出され、大損害を被るのではと考えると、安心できません。しかし、じぶん銀行の場合は、キャッシュカードの偽造・変造・盗難による損害額を全額補償してくれます。
補償されるのはATMからの出金だけではありません。インターネットバンキング、ケータイバンキング、テレフォンバンキングによる振り込みで被害が出た時も全額補償がされます。したがって、不安なく振込手続きができます。
偽造・変造・盗難ではなく、キャッシュカードを紛失した場合は、ATMロックを利用していると年間300万円まで、使用していないと年間50万円まで補償されます。全額補償でない点は残念ですが、補償があることはありがたいです。
メリット⑥住宅ローン
じぶん銀行の住宅ローンのメリットについては、後程詳しく紹介しますが、低金利、申し込みから契約まですべてネット上で完結(署名や捺印の必要なし)、お得ながん保障特約など、他社の住宅ローンには見られない特徴を持っていて、評判がいいです。住宅ローンを提供している金融機関はたくさんありますが、その中でもじぶん銀行は特筆すべき存在です。
メリット⑦au WALLETプリペイドカードへチャージが出来る
プリペイドカードへのチャージというと、クレジットカードなどから行う場合も多いですが、じぶん銀行の口座を持っていると、au WALLETプリペイドカードにチャージができます。パソコンやスマホがあれば簡単です。au WALLETカードの使用方法も特に難しいことはなく、MasteCardの加盟店でクレジットカードと同じように利用できます。
じぶん銀行の口座からau WALLETカードにチャージする場合、決済時の残高が不足した時に自動的にチャージするリアルタイムチャージも可能です。いちいち自分でチャージする手間が省けるので、とても便利な機能で、メリットがあります。
メリット⑧定額自動入金サービス
じぶん銀行を利用している人でも、ほかの銀行口座も持っているという人は多いでしょう。そして、その銀行口座を給与の受取口座にしている人もいます。そのような場合、じぶん銀行の定額自動入金サービスを使うと、毎月決められた日に決められた金額を他行の口座からじぶん銀行の口座へ資金移動できます。
給与に限りませんが、他行の口座からじぶん銀行の口座へ毎月お金を移せば、貯金もできるし、さまざまな用途にも使えます。したがって、メリットの大きいサービスですが、資金移動の手数料は必要ありません。この点も評判がいいです。
じぶん銀行の「高金利の定期預金キャンペーン」
ここからは、じぶん銀行のメリットで紹介した内容をさらに詳しく見ていきます。まずは、じぶん銀行の「高金利の定期預金キャンペーン」の内容に踏み込んでみます。じぶん銀行の預金金利は、普通預金金利こそそれほどでもありませんが、定期預金金利は特に高金利です。しかもただでさえ高い金利に、キャンペーンも加わって、さらにお得になります。
メガバンクやゆうちょ銀行の3倍~5倍の高水準
じぶん銀行の円定期預金金利を見てみましょう。年0.030%~0.050%です。この数字を見ただけではピンとこないかもしれませんが、メガバンクやゆうちょ銀行と比べると、3倍~5倍の水準です。つまり、同じ定期預金を利用するにしても、じぶん銀行のほうがずっとお得だということです。この点はじぶん銀行の定期預金の評判がいい理由となっています。
預入期間によって金利が異なる
じぶん銀行の円定期預金金利を年0.030%~0.050%だと紹介しましましたが、この金利は預入期間によって異なります。1か月、6か月、2年、3年、5年の期間定期預金にお金を預ければ、0.030%の金利が適用されます。3か月なら0.040%、1年なら0.050%となります。適用金利と預入期間の関係を覚えておいて損はありません。
いろいろなキャンペーンがあるじぶん銀行
じぶん銀行ではさまざまなキャンペーンを定期的に行っています。2019年の円定期預金の高金利キャンペーンについてはすでに取り上げたので、今度は2019年5月15日0時から6月29日5時49分までの外貨定期預金キャンペーンをご紹介しましょう。
外貨定期預金キャンペーンでは、円普通預金から外貨預金へお金を預けると、米ドル1か月もので年10%(税引き後7.96%)、豪ドル1か月もので年12%(税引き後9.56%)の金利が適用されます。また、為替手数料は必要ありません。
さらに、初めて円普通預金から外貨定期預金にお金を預けた人には、年5%(税引き前)の金利1か月分の現金がプレゼントされます。初回預入時だけの特典ですが、大変メリットが大きくなっています。
じぶん銀行の「コンビ二のATM手数料」
じぶん銀行には自社店舗がないので、提携ATMを利用してお金の出し入れをします。その提携ATMの種類は、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、ローソン、E-netなどのものです。このうち、三菱UFJ銀行とコンビニのATMはお得に利用ができます。手数料が無料になる特典があるからです。
「じぶんプラス」のステージが2以上の場合
「じぶんプラス」とそのステージについては後で解説しますが、ステージが2以上になると、入金手数料が何度でも無料になります。出金手数料は、ステージ2で月3回まで無料となります。入金手数料も出金手数料も108円(税込)ですが、それが節約できるので、ステージ制度はとても評判がいいです。
無制限で無料になる
ステージ2以上でATM入金手数料が無料になるといっても、回数制限があると利用しにくいものです。場合によったら、制限があるので、利用を控えめにしようという人もいるかもしれません。ところが、「じぶんプラス」のステージ2以上なると、入金手数料は無制限で無料になるので、回数のことは気にする必要がありません。
ランクに応じて出金が最大で月11回まで無料
「じぶんプラス」のステージが2以上でも、出金の場合は入金の場合と違い、無制限に手数料が無料というわけにはいきません。しかし、ステージ次第で最大月11回まで無料になります。ステージごとの無料回数を見ておきましょう。ステージ2で月3回まで、ステージ3で月4回まで、ステージ4で月8回まで、ステージ5で月11回まで無料となっています。
ゆうちょ銀行の場合は無料回数が異なる
ゆうちょ銀行のATMで、じぶん銀行の口座のお金を出し入れする場合は、手数料は216円(税込)です。「じぶんプラス」のステージが2以上の場合、入金手数料は月1回まで無料となり、それ以降は216円掛かります。出金手数料についても変わらず、ステージ2以上で月1回まで無料で、以降は216円となっています。
じぶん銀行の「振込手数料」
じぶん銀行から振り込みを行う場合は、パソコン、スマホ、ケータイなどから簡単に手続きができます。その際振込手数料が掛かることがありますが、状況によっては無料になります。普通、振込手数料は3万円未満では174円、3万円以上では278円(ともに税込)となるので、それが無料になるのは助かります。
じぶん銀行本支店宛の振り込みの場合
じぶん銀行の有人店舗がないことは冒頭のコーナーで説明した通りですが、口座開設にあたって支店名が割り振られます。銀行における取引では支店名が必要だからです。このじぶん銀行のある支店の口座から別のじぶん銀行の本支店宛に振り込みをする場合は、手数料が掛からず、お得に利用ができます。
振込手数料は無料
多くの銀行が同行の口座へ振り込む場合の手数料を無料としていますが、じぶん銀行も例外ではありません。じぶん銀行からじぶん銀行への振込手数料は無料です。これが有料となると、じぶん銀行の評判も一挙に落ちるでしょうが、そのようなことはないので、安心してじぶん銀行に振り込みをしましょう。
じぶん銀行と三菱UFJ銀行との間の振り込みの場合
この点についてもすでに説明してありますが、じぶん銀行の口座から三菱UFJ銀行の口座へ振り込む場合も三菱UFJ銀行からじぶん銀行に振り込む場合も、手数料は無料です。じぶん銀行は、KDDI(au)と三菱UFJ銀行が共同出資して作られた銀行なので、手数料無料は当然の措置と言えるでしょう。
この場合も振込手数料は無料
じぶん銀行と三菱UFJ銀行の間の振込手数料は無料ですが、もしこれが有料なら、やはり評判に悪い影響があるでしょう。しかし、そのようなことはなく、無料となっているので、三菱UFJ銀行との振り込みについては何の問題もなく手続きができます。ただし、それ以外の銀行への振り込みとなると、無料の場合と有料の場合があります。
他行への振込手数料
三菱UFJ銀行以外への銀行へのじぶん銀行口座からの振込手数料は、3万円未満で174円、3万円以上で278円(ともに税込)です。しかし、振込手数料を節約したいという人も多いでしょう。その場合は、「じぶんプラス」のステージを上げればいいのです。ステージ3なら月1回まで、ステージ4なら月8回まで、ステージ5なら月15回まで無料です。
じぶん銀行の「じぶんプラス」
じぶん銀行には「じぶんプラス」というサービスがあり、前月20日時点の預かり資産残高と取引条件の該当状況によりランク付けがされるようになっています。そのランク、つまりステージによってはお得にじぶん銀行を利用できるので、いい評判があります。ステージごとの特典については紹介済みですが、まず2ステージ以上を目指しましょう。
利用状況に応じた5つのステージがある
「じぶんプラス」のステージは5つに分かれています。まずそのステージ判定は、預かり資産残高がもとになり、いくつかある取引条件に一つでも該当すれば、ステージアップにつながります。ステージアップになった場合、どのようなメリットがあるかについてはお伝えしてありますが、少しでもステージアップをしたいところです。
じぶん銀行に口座のある全ての人が対象
「じぶんプラス」は、じぶん銀行に口座がある全ての人を対象にしたサービスです。口座さえ開設すれば、いつでも利用できます。利用条件を満たす必要はありますが、それが可能ならステージは一つ一つ上がっていきます。せっかくじぶん銀行の口座を開設したら、ステージアップを目指しましょう。
じぶん銀行の「充実のセキュリティ」
じぶん銀行のセキュリティについては、メリットのコーナーで解説してありますが、もう少し掘り下げてみましょう。じぶん銀行は、パソコン、スマホ、ケータイで利用できるネット銀行です。そのじぶん銀行のセキュリティは非常に充実していますが、特にスマホ関連のセキュリティ対策の評判がいいです。
ログインのロック機能がある
じぶん銀行には「インターネットバンキングロック」という機能があります。これは、読んで字のごとく、インターネットバンキングへのログインをロックする機能です。「インターネットバンキングロック」の使い方は特に難しいことはなく、普段はロックしておき、必要に応じてスマホでロックを解除します。ただ、少し面倒かもしれません。
不正ログイン時にエラー画面が表示される
「インターネットバンキングロック」を設定しておくと、不正ログイン時にエラー画面が表示されます。もし自分以外の第三者が不正ログインしようとしても、ロックが解除されない限り、うまく行きません。したがって、この機能を利用すれば、不特定多数の端末からの不正ログインを防げ、自分の口座を守れます。
「ATMロック」機能
同じロック機能でも、少し内容が違い、ATMからの出金や残高照会をロックする「ATMロック」機能もあります。やはりスマホからロックするのですが、自分でATMから出金する場合や残高照会をする場合はロックを外します。この機能を上手に使えば、第三者が不正な方法で(偽造や盗難キャッシュカードで)ATMを利用するのを防止できます。
ATMでの現金出金・残高照会をロック
「ATMロック」機能でロックがされるのは、現金出金と残高照会です。現金入金については、ロックを解除しなくても利用できます。ATMを不正に操作しようという人はお金を引き出すのが目的でしょうから、出金のロックができれば十分でしょう。また、残高照会も防ぐことで、預金額を探られずに済みます。
じぶん銀行の「住宅ローン」
じぶん銀行の住宅ローンは低金利が魅力で、評判が非常にいいです。また、低金利以外にも、契約はネット完結、5つの団体信用生命保険(団信)のプラン、団信手続きもネット完結、団信の保険料や保証料は無料など優れた特徴がたくさんあります。じぶん銀行住宅ローンの評判がいいのももっともだと納得できます。
家計に優しい低金利
じぶん銀行の住宅ローンには、2つのプランがあります。「当初期間引下げプラン」と「全期間引下げプラン」です。それぞれ独自のメリットがありますが、「当初期間引下げプラン」では、名称が示すように、借入当初の金利が低めです。一方、「全期間引下げプラン」は全期間金利が抑えられています。特徴は違うものの、それぞれ低金利なことは確かです。
全期間引下げプランでは0.457%
「全期間引下げプラン」では、借入の全期間中で、金利がかなり引き下げられます。その数値は、0.457%(2019年6月13日現在)となっています。これは驚きの低金利で、同じ住宅ローンを組むなら、じぶん銀行のものにしたいという人も多いでしょう。じぶん銀行住宅ローンの評判のよさはこの低金利に現れています。
じぶん銀行のauユーザー向け「auのプライムバンク」
じぶん銀行はKDDI(au)が出資しているネット銀行です。そのせいか、auユーザー向け特典サービスが用意されています。auユーザー向け特典では、ほかのユーザーが不満かもしれませんが、現実にそうなっているので仕方ありません。それが理由で、じぶん銀行は一般ユーザーよりもauユーザーの間で特に評判がよくなっています。
ポイントが貯まりやすい
じぶん銀行の「auのプライムバンク」は、ポイントがよく貯まるるauユーザー向けサービスです。新規口座を開設したauユーザーなら、au WALLETへのチャージで、5%ものWALLETポイントが付与されます。また、同じように新規口座開設で、au WALLETクレジットカード、au 電気、じぶん銀行をコンビで利用すると、ポイントが最大3倍貯まります。
引き落とし先をじぶん銀行に変更する
やはり新規口座開設のauユーザーに対する特典ですが、auの利用代金やau WALLETクレジットカードの引き落とし口座をじぶん銀行のものに変更すると、毎月50ポイント、2年間で最大1200ポイント付与されます。さらに、じぶん銀行からau WALLETカードにチャージをすると、毎月50ポイント、2年間で最大1200ポイント貰えます。
カードローンau限定割がある
「auのプライムバンク」には、ポイントが貯まりやすいことに加えて、もう一つ特典があります。「カードローンau限定割」というサービスで、カードローン金利が引き下げられます。これまた評判がいいサービスで、じぶん銀行のカードローンを利用するauユーザーは他のユーザーよりも優遇されています。
条件①お申込時にau IDを登録
「カードローンau限定割」の利用条件は、2つあります。まず、カードローン申込時にau IDを登録することです。申込が完了すると、au ID登録画面が表示されるので、そこから登録します。あるいは、最初からau IDを利用して、カードローンの申込をしてもいいです。au IDを持っているのなら、そのほうが早いでしょう。
条件②auの携帯電話や固定通信サービスを設定する
2番目の条件は、au IDにauの携帯電話やスマホ、固定通信サービスが設定されていることです。その内容は、au携帯電話やスマホならもちろんいいですが、そのほかにケーブルプラス電話、Smart TVBox、J:COM PHONEプラス、auひかり、auひかりちゅら、au one netなどもOKです。
じぶん銀行のデメリット
メリットが多く、評判も良好なじぶん銀行ですが、デメリットがないわけではありません。デメリットが全くない銀行など存在しません。ただし、メリットに比べると、じぶん銀行のデメリットはそれほど目立ちません。やはり評判のいいじぶん銀行のことですから、デメリットを最小限にすべく努力しているのでしょう。
デメリット①au WALLETプリペイドカードでポイント還元がない
じぶん銀行の口座を新規に開設し、一定の条件を満たすと、au WALLTプリペイドカードへのチャージで開設の翌月末までチャージ金額の5%がポイント還元されます。しかし、ポイント還元はこの時までです。つまり、普段はポイント還元がないということであり、これはデメリットとなっていますが、それほど大きなデメリットではないかもしれません。
デメリット②スマホでの入出菌が面倒
じぶん銀行には「スマホATM」というサービスがあり、スマホアプリでセブン銀行ATMから入出金ができるようになっています。このサービス自体は悪くはなく、評判もいいですが、少しだけ操作が面倒なところがデメリットとなっています。しかし、デメリットしてはそれほど大きくはないので、セブン銀行利用者は使い続けるといいでしょう。
必要な操作が多くてデメリットになる
セブン銀行を利用する機会が多い人は、「スマホATM」の操作が面倒でもメリットがありますが、それ以外のATMをよく利用するという人は、「スマホATM」の扱いにくさをデメリット見るでしょう。セブン銀行を使わないのなら、わざわざデメリットがある「スマホATM」を使う必要はありません。
デメリット③じぶん銀行スマホデビットの利便性
2019年4月3日に、じぶん銀行は新サービスを開始しました、「スマホデビット」という名のデビットカードですが、実物のカードは発行されず、モバイルカードで決済を行うことになります。まだ「スマホデビット」は新サービスなので、評判は確立されていませんが、いくつかデメリットがあります。
加盟店が少ないことがデメリット
「スマホデビット」はできたばかりのサービスですが、加盟店があまり多くはありません。せっかく便利なデビットカードができても、加盟店が少ないのでは、利用しづらいというデメリットがあります。もう一つのデメリットは、「スマホデビット」以外にポイントカードをいちいち出す場面があることです。
デメリット④特典がauユーザーより
じぶん銀行はauユーザー以外でも使えますが、「auプライムバンク」にも見られるように、特典がauユーザーよりです。したがって、auユーザー以外の人には、メリットが少なく、デメリットを感じるかもしれません。そのような評判を排そうと、じぶん銀行も努力はしていますが、KDDI(au)が出資会社なのでやむを得ない面もあります。
じぶん銀行のデメリットは少ない
じぶん銀行のデメリットをいくつか挙げてみましたが、それほど目立つデメリットでもなく、数も多くありません。したがって、デメリットよりもメリットの方が際立ち、評判もよくなっています。とはいえ、デメリットがないわけではないので、メリットとデメリットをよく比較しながら、じぶん銀行の検証をする必要があります。
デメリットはほとんどの場合「手間」
じぶん銀行のサービスの中には、手間が必要なものがあり、これがデメリットにもなっています。ネット銀行として独自のサービスを打ち出しているじぶん銀行ですが、手間が掛かるという課題はあります。それを面倒と見る向きもあり、やや評判が落ちる部分でもあるものの、全体的に見ればそのデメリットも大したことはありません。
慣れればデメリットに感じなくなる
「スマホATM」にしろ、セキュリティ機能にしろ、少し操作が面倒だというデメリットはありますが、それも慣れの問題です。利用を続ければ、自然に操作は覚えられます。いったん操作を覚えてしまえば、特に難しいことはなく、だれもが使いやすいサービスとなっています。これくらいのデメリットで、じぶん銀行を利用しないのはもったいないです。
じぶん銀行の評判
じぶん銀行を利用した人の口コミ・評判もいいですが、そのほかにいくつかの賞を受賞しています。例を挙げると、2017年度グッドデザイン賞、第13回金融機関ランキング ネットバンキング部門1位などです。ほかにもありますが、このように賞を受賞していることは、じぶん銀行の評判のよさを物語っています。
じぶん銀行をお得に使いこなそう!
ここまで、じぶん銀行のメリット、デメリット、auユーザー向け特典、評判などを解説しました。じぶん銀行は、利用者に数々のメリットを提供し、評判のいいネット銀行です。ネット銀行にはいろいろな種類がありますが、その中でじぶん銀行はおすすめです。そのじぶん銀行をお得に使いこなして、数々のメリットをぜひ享受してください。