吉野家のおすすめメニューを一挙紹介！人気のトッピングや食べ方もチェック！

牛丼の伝道師、吉野家。今回は吉野家の数ある人気メニューの中からおすすめメニューを厳選して紹介します。牛丼以外の人気メニューや、牛丼の魅力をさらに引き上げるトッピングや、食べ方も紹介しますのでぜひ試してみてください。これで吉野家マスターになれること間違いなしです。また吉野家の知られざる歴史やこだわりもご紹介していきます。

吉野家といえば「うまい・やすい・はやい」をコンセプトに日本の食文化に革命を与えてきました。仕事で帰りが遅くなったサラリーマンやOLの「温かいご飯を手軽にささっと食べたい」という願望を一瞬で叶えてくれたのが吉野家です。そんな吉野家をおすすめする理由を3つにまとめてみました。

みなさんは「つゆだく」という言葉をご存じですか？牛丼につゆを多めに入れることをつゆだくと言います。一種の裏メニューなのですが90年代からテレビなどで流行し、今では当たり前のように浸透しているオーダー方法です。

飲みたい程おいしいつゆ。まずこれが吉野家の1つ目のおすすめポイントです。牛肉に染み込んだつゆは、白ワインをベースに玉ねぎの甘さと爽やかな生姜の風味が楽しめる、万人受けする味付けとなっています。一口食べれば忘れられなくなるおいしさです。

そして2つのおすすめポイントは、吉野家の売りの1つでもある価格です。なんと言ってもワンコインでおつりがくる価格設定は、お小遣いが少ないサラリーマンや部活帰りの学生たちに大好評です。その時の経済状況や資材などの価格高低によって変動はありますが、いつの時代もワンコインで食べられる価格で牛丼を提供し続けています。

3つ目のおすすめポイントは、提供時間の早さです。仕事の休憩中にあまり時間がとれない時や、子どもがお腹が空いて待ちきれない時などには最適です。驚くべきはそのスピード、混雑していない時間帯なら注文して1分以内で牛丼が提供されます。その分の時間を有意義に使うことができるので、忙しい方にはおすすめの注文方法です。

吉野家は今年で創業120周年を迎えます。この歴史は国内の大手外食企業の中で、一二を争う長さです。店舗数は全体で2131店舗。国内に1216店舗、海外に915店舗(※2019年6月現在)と日本国内はもちろんのこと、海外にまでその勢力を伸ばしています。牛丼ブームの火付け役となった吉野家の歴史を深堀していきます。

1899年に創業した吉野家は東京・日本橋の魚市場で誕生しました。主なお客さんは魚市場で働く職人さんで早朝の重労働の中、食事をする時間が中々とれないことに吉野家創業者・松田栄作が目をつけました。美味しいものをお腹いっぱい食べて欲しいという願いから、「牛めし」の提供を始めました。

当時はまだ高級であった牛肉とご飯を「有田焼の丼」で提供したことが後の「牛丼」の始まりとなります。この後、関東大震災の影響で移転をしますが、吉野家の評判はどんどん広がり常に行列ができる程の人気でした。100年以上も昔から吉野家は人々のお腹と心を満たしてきました。

吉野家が何よりもこだわってきたのが牛丼の主役「牛肉」です。創業当初は国産牛のみを使用していましたが、他店舗展開を実現する為に、米国産牛肉の使用を1970年頃から開始しました。また牛丼に合うお米を追求し、吉野家独自のブレンド米「きらら397」を開発することで吉野家オリジナルの味を実現しました。

2013年にはより美味しい牛丼を目指して牛肉の熟成期間にもこだわり、うまみ成分が凝縮された肉本来の味を楽しめるようになりました。熟成された牛肉に合うよう、つゆの配合も調整され、更にちょうどよい甘みを感じられるように、玉ねぎの量も増量されました。このようにその時代や食材に合わせ、吉野家の牛丼は進化を遂げてきました。

ここから吉野家のおすすめメニュー丼もの編をランキングでご紹介していきます。吉野家の丼ものといえば誰もがまず牛丼を想像するのではないでしょうか、実は牛丼以外にもバラエティ豊富な丼ものメニューがたくさんあります。このランキングでは定番商品から新商品までさまざまなおすすめメニューをご紹介していきます。

第5位のおすすめメニューは牛カルビ丼。吉野家ファンなら知らない人はいない定番人気メニューです。肉をしっかり味わいたいという方におすすめなのがこちらの「牛カルビ丼」。並盛の値段が547円と牛丼よりは少々高い値段になりますが、大ぶりのカルビ肉がたっぷり乗っているので、非常にコスパが良い商品でおすすめです。

何と言っても牛カルビ丼の魅力は、大ぶりな牛肉。そして、その牛肉に絡むタレが絶品です。独自の香ばしい醤油ダレはその匂いだけで食欲を誘います。炭火焼のような香ばしい香りと、甘辛い味付けがご飯と相性抜群で何杯もおかわりしたくなる味です。濃厚な味付けにファンも多くおすすめなメニューです。

第4位のおすすめメニューは豚キムチ丼。豚と言えばキムチと言っても過言ではない、定番の組み合わせです。こちらは吉野家の牛丼に次ぐ定番商品の豚丼に、吉野家オリジナルキムチをトッピングした人気メニューです。パンチの利いた味を求めている時は特におすすめで、どんどん箸が進みます。トッピングで味変ができるところも吉野家の魅力の1つです。

豚丼のタレが甘めに作られているのでキムチとの相性が抜群です。吉野家のキムチは市販されていて、スーパーなどにも並ぶほどの本格的な味。酸味と辛みのバランスが程良く、万人受けする味付けになっています。キムチの辛みが豚丼の甘さを引き立て、より美味しく食べることができる組み合わせです。

第3位のおすすめメニューは新味豚丼。吉野家で牛丼に次いで定番のメニューと言えば豚丼です。かつてBSE問題で牛丼が提供できなくなった際に、救世主として現れたメニューが豚丼です。今や吉野家には欠かせない存在となりました。2018年にお幅にリニューアルを行い、メニュー名が「豚丼」から「新味豚丼」になりました。

新味豚丼はしっかりした肉の触感、そして甘めのタレが特徴です。提供の直前に豚肉にタレを絡めているのでより一層タレの味をダイレクトに感じることができます。またリニューアル前にはなかった白ごまのトッピングがアクセントになり、香ばしさもプラスされご飯との相性が良いのがおすすめです。

そして第2位のおすすめメニューは牛ねぎ玉丼。吉野家人気の牛丼にシャキシャキの青ネギと卵をトッピングしたメニューです。吉野家初心者の方には是非おすすめしたいメニューで、シンプルな牛丼以外を試してみたいという方に最適です。牛丼の概念が変わる味付けに驚くかもしれません。

シャキシャキの触感が楽しい青ネギには特製醤油ダレがかかっています。この醤油ダレが濃厚な味なので、卵が加わると味がまろやかになり、牛丼を更に美味しく食べることができます。ネギが牛丼に爽やかさをプラスしていて、夏など食欲がない時でもおすすめなメニューです。

そしておすすめメニュー第1位は牛丼です。120年の歴史がある吉野家の牛丼は、万人受けするシンプルな味付けで、毎日食べても飽きません。長い歴史の中で改良を続けてきたその味は、シンプルだからこそ自分の好きなトッピングを組み合わせたりすることで、毎回違った食べ方を楽しめるので、誰にでもおすすめすることができます。

定番に勝るものはありません。吉野家の牛丼は誰もが一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。人気ナンバーワンの牛丼はどこか懐かしさを感じるメニュー。甘めのつゆがご飯に絡み、朝・昼・晩の3食牛丼を食べても飽きないくらい美味しいです。トッピングや食べ方も自らカスタマイズできるので、毎回違う味を楽しめる点もおすすめポイントです。

ここからは、牛丼や豚丼に乗せるおすすめのトッピングをランキングでご紹介します。そのままシンプルに食べてももちろん美味しいのですが、更に美味しく食べることができるトッピングや組み合わせをご紹介します。定番メニューから少し冒険したいなと思っている方は是非試してみてください。

第5位のおすすめトッピングは紅生姜。牛丼のトッピングと聞いてまず思い浮かぶのが、「紅生姜」ではないでしょうか。牛丼と紅生姜の組み合わせは王道中の王道です。吉野家と言えば牛丼、牛丼と言えば紅生姜。牛丼を頼んだ際は必ずトッピングしたいものの1つです。

紅生姜は牛丼の箸休めとしてもおすすめです。紅生姜は席に常備してあり無料でトッピングできるので、自分の好きな分だけ乗せることができるのも魅力の1つです。肉が見えなるくらいたくさん紅生姜を乗せる方もいる程、人気のトッピングです。紅生姜のほど良い酸味と牛丼の組み合わせが相性抜群で、更に食欲が増します。

第4位のおすすめトッピングはキムチ。吉野家のキムチはスーパーや通販などで市販される程の人気トッピングです。牛丼だけでなく、豚丼や定食メニュー、鍋御膳にも組み合わせることができる万能トッピングとして親しまれています。酸味と辛みのバランスがほど良いキムチは単品で食べても美味しく、おつまみとして頼むのもおすすめです。

牛丼や豚丼のつゆは甘めの味付けなので、辛い方が好きという人にはキムチのトッピングがおすすめです。甘めのつゆにキムチの辛さがピッタリと合います。吉野家のキムチには塩辛が入っておりとても深い味わいになっています。辛さの中に甘みもありキムチ好きの方には是非おすすめしたい一品です。

第3位のおすすめトッピングは明太子。牛丼に明太子は一見意外な組み合わせと感じるかもしれませんが、辛さと塩気が結構強めの明太子が牛丼に合い、ご飯が進みます。キムチと同様にお酒のおつまみに単品で注文する人もいるそうで、とてもファンが多い一品でこちらもおすすめです。

明太子のつぶつぶの触感と辛みが、どんなメニューにも合います。実はこの明太子のファンが多いので、「辛子明太子定食」というメニューができたと言われています。朝の時間限定のメニューですが、明太子の味を一番楽しめる食べ方なので、まだ食べたことない方には是非おすすめです。

第3位のおすすめトッピングはたまご。こちらも牛丼のみならず、どんなメニューにも合うトッピングです。吉野家のトッピングたまごは3種類あり、「生卵」「半熟卵」「ねぎ玉子」があります。自分の好みで選ぶことができるのも、おすすめのポイントです。半熟卵はテイクアウトもできるので、家で楽しむこともできます。

牛肉に卵が絡むとすき焼きのような味わいになり、高級感が増します。卵かけご飯のように上から溶いた卵をかける人や、すき焼きのように肉を卵にくぐらせながら食べる人など、さまざまな食べ方ができます。卵は定番トッピングですが、工夫次第で毎回違う味に変化させることができるのでその点もおすすめです。

おすすめのトッピング第1位はチーズ。吉野家は2種類のチーズが混ざっており濃厚な味になっています。温かい肉の上にトッピングするとチーズがトロっと溶けて肉に絡みます。チーズのトッピングをすると一気に洋風感が増すので、学生や若い女性にも大変人気のおすすめトッピングです。

普通に牛丼や豚丼の上からチーズをトッピングしてももちろん美味しいのですが、吉野家の裏オーダーの方法に「肉下」というものがあります。通常肉の上にトッピングするものを、肉の下に入れるトッピングの方法です。チーズのトッピングはこの「肉下」がおすすめです。その他の裏オーダーについては、後程詳しく説明します。

チーズを肉下でトッピングすると、肉とご飯にサンドされたチーズがより一層トロけてチーズフォンデュのような味わいが楽しめます。トロっと溶けたチーズと甘辛な肉の組み合せが絶妙です。ちなみにチーズはダブルでトッピングすると更に濃厚になり、美味しさも倍増します。

吉野家は種類豊富なトッピングがあるのも、特徴の1つです。トッピング次第で、シンプルなメニューを自分好みにアレンジすることができます。ここからは吉野家のおすすめの食べ方をご紹介していきます。いつものメニューに少し変化をつけたいなと感じている方は、自分好みの組み合わせを見つけて是非色々試してみてはいかがでしょうか。

吉野家には丼や定食、鍋御前、カレーなどさまざまなメニューに加え、種類豊富なトッピングが用意されています。自分が好きなメニューに2、3種類のトッピングを組み合わせることによってオリジナルのメニューを作ることが可能です。そんなおすすめの食べ方をご紹介していきます。

吉野家の牛丼や豚丼は元々の味付けがとてもシンプルなので、さまざまなトッピングがしやすいのが特徴です。元の味付けを活かしたトッピングをすることで旨味も倍増します。今回はおすすめの食べ方を3つご紹介していきます。トッピングに挑戦したことがないという方は必見です。

最初のおすすめは、牛丼に生卵と納豆のトッピングです。卵の中に納豆を入れ醤油を少し垂らし、かき混ぜ、牛丼の上からかけます。そのまま食べても美味しいですし、全部をかき混ぜて卵かけご飯風にしても、美味しく食べることができます。牛丼本来の味を楽しみたいという方は、卵を少しずつかけながら食べることで、飽きずに食べ進めることができます。

2つ目のおすすめの食べ方は、牛丼に明太子とチーズの組み合わせです。明太子の触感とトロけたチーズの相性が抜群です。ちなみにチーズはダブルで頼むのがおすすめです。明太子の味が濃いのでチーズも負けないように多めにすると丁度よいバランスになります。塩分が多めになるので控えている方はお気をつけ下さい。

最後におすすめするのは、豚丼に牛小鉢のトッピングです。豚肉に牛肉をトッピングするという奇抜な食べ方ですが、豚丼と牛丼の美味しさを1つで楽しむことができる、一石二鳥の食べ方です。それぞれ味付けや肉の触感の違うので、飽きずに食べ進めることができますし、更にチーズやキムチなどのトッピングをすればアレンジは無限に広がります。

トッピングは1つだけでなく、複数のトッピングを組み合わせることで一杯で何種類もの食べ方が楽しめます。自分だけのオリジナルメニューを作ることができるのも、吉野家の醍醐味の1つです。毎回新鮮な気持ちで楽しい食事ができるのは吉野家ならではじゃないでしょうか。

吉野家はテイクアウトもおすすめです。あの美味しさを家でも楽しむことが出来ます。テイクアウト予約というものもあり、ネットや電話から事前に予約ができ、待ち時間を0にすることができます。元々提供の早さが売りの吉野家ですが、その待ち時間をもっと短くすることができるので時間がない人には是非おすすめです。

吉野家のテイクアウトが凄いのは、なんと言ってもイートイン時に引けを取らない、メニューの豊富さです。テイクアウトになると持ち帰れるメニューが限られてしまうのではないかと思われますが、吉野家では常時20種類以上の丼や定食メニューに加え、お味噌汁や、さまざまなトッピングもテイクアウトが可能です。

吉野家が慣れ親しまれた理由の1つとして営業時間が大きく関係しています。24時間営業している店舗も多くあり、早くても深夜0時くらいまで営業している店舗がほとんどなので、仕事で遅く帰った日にご飯をささっと済ませたい時には吉野家はとても便利でおすすめです。また提供時間も早いので待たないで受け取れるのも魅力です。

吉野家には裏オーダーというものがいくつかあります。あの有名な「つゆだく」もその1つです。吉野家のメニューをより楽しむ為のカスタマイズ方法なので、知らなかったという人は是非オーダーしてみて下さい。マニアックな裏オーダーには注文を受けた店員も驚いてしまうかもしれません。

そもそも裏オーダーは「裏」というだけあって正式なものではありません。もちろん吉野家のメニューには載っていません。それなのにこれだけ「つゆだく」などの裏オーダーが広まったのは、吉野家のお客様のニーズに応えたいという姿勢が背景にあります。裏オーダーはお客様を想うからこそできた吉野家の1つの文化といえます。

一般的には裏オーダーと呼ばれるものは、元々の商品原価を上回ったり、提供に時間がかかってしまうので、店舗としてはあまり対応したくないものです。しかし吉野家は「少しでもお客様に吉野家での食事を楽しんでもらいたい」という思いから裏オーダーに対応しています。

吉野家の裏オーダーは店員の厚意で頼める部分もあるので、一部裏オーダーを受け付けていない店舗もあるかもしれません。有名なものから少しマニアックなオーダーまで、いくつかご紹介します。自分好みの味を更に追求したいという方は、是非試してみてはいかがでしょうか。

まずはつゆの量です。つゆの量は好きな量に調整できます。「つゆだく」「つゆだくだく」「つゆ抜き」など量を多くすることも、少なくすることもできます。更に「汁だけ」と呼ばれる肉なしでつゆだけをご飯にかけるオーダーもあり、吉野家の秘伝のつゆを余すことなく堪能したい方にはおすすめです。

こちらも玉ねぎの量を好きに調整ができます。「ねぎだく」「ねぎぬき」「ねぎだけ」というオーダーがあり、ねぎ好きの方は「ねぎだく」で、苦手な方は「ねぎぬき」にもできます。「ねぎだけ」ならベジタリアンの人も吉野家の味を楽しむことができるので外国の観光客の方にもおすすめできます。

肉の質も調整することができて、「赤多め」「とろ抜き」「とろだく」が選べます。脂身が好きな人は「とろだく」苦手な人は「赤多め」や「とろ抜き」でオーダーがおすすめです。肉質まで調整できることを知らない人も多いのではないでしょうか。気になった方は是非試してみてください。

更にマニアックな裏オーダーとして、「肉下」という裏オーダーがあります。先ほども少しご紹介しましたが、トッピングを肉の下にすることができるオーダーです。また何もトッピングがない場合は、牛丼や豚丼の肉を下にして、上からご飯を乗せることができます。最後まで温かい肉を楽しみたい人には、おすすめの頼み方です。

またその他にも、漬物の芯のみをオーダーする「芯だけ」や、ご飯を冷ました状態で提供してくれる「つめしろ」、お味噌汁を薄くする「お湯割り」などもあります。どのメニューであっても、それぞれの個人の好みに対応してくれるので、自分が一番好きな食べ方を遠慮なく、堪能することができます。

吉野家のおすすめメニューやおすすめトッピングをご紹介しました。深い歴史から生まれた牛丼は120年経った今も人々に愛され続けています。吉野家は時を重ねる中でさまざまな人が楽しく、そして美味しく食べることができるように常に改良を重ねてきました。これからも進化を続ける吉野家に是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。