ヘッドホンは耳が痛くならない使いやすい物を探そう!
音楽をしっかりと堪能したいのなら、どんな時でも極上のサウンドを耳に届けてくれるヘッドホンは欠かせません。でもヘッドホンによっては長時間聴いているとどうしても耳が痛くなってしまうことがあります。
そこで、耳がいたくなってしまうメカニズムをしりつつ、最高の音質を届けてくれるヘッドホンの選び方についてとことんご紹介します。
どんなヘッドホンが耳が痛くならないのか、特徴やスペックの見方、さらにタイプごとの音質の違いなどなど、ヘッドホンの選び方のすべてを隅々まで知って、耳が痛くならないヘッドホンで、最高の選び方で最適なヘッドホンを手に入れましょう。
ヘッドホンの選び方
まずは耳が痛くならないヘッドホンがどのような物かについても含めて、ヘッドホンの選び方をタイプ別に考えていきましょう。ヘッドホンの選び方のコツとしては、選ぶべき項目が少なくとも5項目あります。
それぞれに、「装着方法」「接続方法とその機能」「音質傾向」「ヘッドホンのスペック」「ヘッドホンのタイプとその特徴」に分けられます。難しい内容もありますが、なるべく簡単に理解できるように説明しますので、しっかりと習得しましょう。
装着方法
ヘッドホンの選び方のポイントとして一つ目は「装着方法」が挙げられます。装着タイプにはそれぞれ「オーバーイヤー」と「オンイヤー」、「インイヤー」があります。
装着方法によっては耳が痛くならないタイプのヘッドホンもありますので、そのあたりも考慮にいれつつ、それぞれの装着方法について知っておきましょう。
オーバーイヤー型ヘッドホン
選び方に気を付けたいオーバーイヤータイプのヘッドホンというのは、丁度耳のぶぶんに当たる場所のパーツを「イヤーパッド」といいますが、この形状が耳そのものを覆う構造をしているスタイルの装着方法をとっていうヘッドホンのことを指しています。
完全に耳を覆ってしまうので密封状態となり、音漏れという音質の低下を招く状態を防ぐことが出来るタイプのヘッドホンです。密封状態のため外界からのノイズもシャットアウトするために、しっかりと音楽に浸りたい人におすすめのタイプです。
ただし、完全に密閉してしまうために長時間の使用で気圧の関係か耳が痛くなってしまう人もいます。内部構造次第では耳が痛くならないラインアップもありますので、試しに装着するなどの確認をしましょう。
オンイヤー型ヘッドホン
鰓に肩に気を付けたい点で、先ほどの完全に耳を覆ってしまうタイプとは違い、こちらは耳の上に乗せるような形でイヤーパッドが耳に当てられるタイプのヘッドホンです。耳にかぶせるというよりは耳朶あたりに「のせる」ような使い方が特徴のヘッドホンです。
コンパクトでリーズナブルなものが多く、持ち運ぶのにも便利なサイズなことが魅力のタイプです。密閉型のようなことが原因で耳が痛くならないのもメリットと言えます。
しかし、形状によっては直接オンイヤーとなっている耳朶が痛くなってしまう事があります。頭部のしめつけをアジャスト出来るものがあれば軽減できますが、ない物はどうにもならないので、そちらもあらかじめ確認して把握しておきましょう。
インイヤー型のヘッドホン(イヤホン)
カナル型とも呼ばれるタイプのイヤホンです。選び方の中でも今回こちらのタイプの商品については紹介しませんが、カナル型(耳栓タイプ)と呼ばれるだけの事はありかなりの外部ノイズを遮断して、正確な音質を体感することができます。
そのうえホールド力に優れているのでスポーツや通勤、通学時などの動きのある行動時にその強みを発揮するタイプのツールです。しかし、長時間の使用に際して気圧の影響を受けやすいために、痛みを感じる人もいます。
接続方法と機能
選び方としてヘッドホンには大きく分けて種類の接続方法があります。それは「有線接続(ワイヤード接続)」と「無線接続(ワイヤレス接続)」です。それぞれに特徴やクセがあり、どちらがどのような性質や音質的な特徴をもっているのかについて、それぞれ紹介します。
ワイヤード
ヘッドホンからケーブルが出ている有線タイプの特徴についてですが、まず第一に直接ケーブルからのびる線をデバイスに差し込んで使う必要があります。これはそのままワイヤーの長さに行動が制限されてしまうことを意味します。
ワイヤレス
ヘッドホンの接続方式の一つ、無線接続方式の特徴です。近年の音楽視聴環境としては最盛期を迎えつつある接続方式で、従来の赤外線方式は鳴りを潜め、現在の主流はBluetooth接続となっていて、混線の心配がないタイプであることが特徴的です。
音質傾向
選び方として、同じヘッドホンとは言っても、鉄は構造的な違いとして音質傾向に特徴のある造り分けがされているヘッドフォンのタイプが二つあります。一つは、様々なことの一つ一つの粒立ちを正確に確認するために作られている「モニタリング用のヘッドホン」です。
またもう一つは一般的な視聴用として作られている「リスニング用ヘッドホン」です。それぞれに本質的な特徴があるので、より詳しくご紹介します。
モニター型ヘッドホン
ヘッドホンの音質の良し悪しは、値段や価格が高ければ良いというわけではありません。ヘッドフォンの性質や音質傾向が、ヘッドホンを利用するユーザーの好みや嗜好と会っていなければ、その評価は天と地ほどに変わります。
モニター型と言われるヘッドフォンは、音楽制作での利用を中心に設計され作成されているヘッドホンなので、一般的な視聴用として考えられているヘッドフォンとは音質の嗜好性が全く別の方向性を向いています。
音楽制作において最も大事な点は、流れる音の質が限りなく生の音を再現できているかどうかにかかっています。そうした意味で、ある程度調整された音質を再現することではないことから、幅広い音域を再生するのに適したヘッドフォンとして作成されたものなのです。
リスニング向けヘッドホン
リスニング向けヘッドホンとして開発されているヘッドホンは、ユーザーのニーズに応じて、内蔵スピーカーエアコンプレッサーを使うことによって、調整を施されているタイプのヘッドホンとなっています。
そのため再現される温室が中音域をカットして低音域と高音域に比重を置いたドンシャリサウンドと呼ばれるような音質効果を持ったものや、逆に中音域に比重を置いたややウォームなサウンドを提供するリスニング向けヘッドホンであったりと、様々なバリエーションがあるところが特徴です。
ヘッドホンのスペック
ヘッドホンの選び方として、性能を端的に表して、数値化した情報をスペックと呼びますが、それらの基本的な見方について紹介します。一般的には「ドライバーユニット」「最大入力」「インピーダンス」「出力音圧感度」「再生周波数帯域」などがこれに当てはまります。
ドライバ―ユニット
ヘッドホンの選び方の中で知っておきたいスペックの一つ、ドライバーユニットについて紹介します。ドライバーユニットというのは、ヘッドホンの中の音を鳴らす機械と表現できます。小さなスピーカーと同じ役割を果たします。
小さなスピーカーという役割を果たすわけですから、中にはマグネットとダイヤフラム、そしてボイスコイルなどが含まれています。ヘッドホンの中でも最も一般的な音楽信号の伝達方式で、発生した信号をダイアフラムに伝えることで音を作っています。
ドライバーユニットの性能をどのようにして見るのかと言うと、最も分かりやすいものがドライバーユニットの大きさです。大きければ大きいほど音質は高いと考えられています。加えて気をつけたいのが駆動方式ですが、駆動方式はメーカーによってたくさんの種類があります。
最大入力
ヘッドフォンの選び方の中で知っておきたいスペックの一つ、最大入力について紹介します。ヘッドホンの性能を推し量る項目の一つ最大入力というのは、ヘッドフォンに入力できる最大電力を数値化したものです。
単位はmW(ミリワット)として表現されます。ヘッドホンの入力できる最大電力が大きければ大きいほど性能が良いのかと言うと少し意味合いが違ってきます。具体的には最大入力電力が低い場合、そこにとても大きな電力の音を流し込んだ時にどのようになるのでしょうか。
答えは「音の質が変わってしまう」ということです。わかりやすいのが、拡声器を使って話した場合に音が大きく割れるようなそういった症状につながるという意味合いになります。
インピーダンス
ヘッドホンの選び方の中で知っておきたいスペックの一つ、インピーダンスについて紹介します。インピーダンスという項目を表す単位はΩ(オーム)です。この単位は電気的には電気抵抗を表す単位となっています。
この数値が高ければ高いほど良いのかというとそういうわけではありません。なぜならば電気抵抗が高ければ高いほど、出力される音そのものがとても小さくなってしまうからです。ただしこれによって、発生するノイズそのものは低減されます。
逆にインピーダンスが低ければ低いほど、ヘッドホンから出力される音量は大きくなる傾向があります。ただし静かな音楽を流しても音量自体が大きくなりすぎて歪んでしまうことにつながりかねないので低すぎても良くないというのはそういったことに起因します。
出力音圧感度
ヘッドホンの選び方の中で知っておきたいスペックの一つ、出力音圧感度です。出力音圧感度は別名出力音圧や音圧感度などと言われ、単位がdB/mw(デシベルパーミリワット)として表される数値です。
1mWで音を入力した時に、ヘッドホンから再生される音がどの程度の大きさなのかを数値化しているもので、この数字が大きければ大きいほど出力される音の大きさが大きくなるという意味を持っています。
また最大出力音圧感度を明記しているメーカーもあります。この数値はこれ以上の数値で音を発生させた場合、故障や聴覚に異常を発生させてしまう可能性がある数値となっています。
再生周波数帯域
ヘッドホンの選び方の中で知っておきたいスペックの一つ、再生周波数帯域です。再生周波数帯域というのは、ヘッドフォンが再生できる音の最も低い音と最も高い音がどの程度まで再現できるのかについて表している数値です。
つまりこの数値が低い値から高い値までの差が広ければ広いほど、非常に幅広い再現性を持っているということになります。人間が音として感じ取れる再生周波数帯域はそれほど広くはないと言われています。
しかし実際には耳には聞こえなくとも、皮膚や体で音を感じ取ることで音質に影響していると言われています。そのため再生周波数帯域が広ければ広いほど結果として良い音質に繋がりやすい傾向にあります。
ハイレゾとは?
ヘッドホンの選び方で知っておきたい用語の一つ「ハイレゾ」というのは一体どういう意味なのでしょうか。まずハイレゾというのは「High Resolution Audio(ハイレゾリューションオーディオ)」を略した言葉です。直訳すれば「高い解像度を持った音源」という意味になります。
いったいどのような音源に対して高い解像度と表現されているのかと言うと、これまで音源の主役として活躍してきたCD音源に対しての表現となります。解像度というのが一体どのように数値化されるのかと言うと「16bit/44.1kHz」のように表されます。
最初に書かれているビット数はダイナミックレンジ、つまり再現できる音の大きさを表しています。続いてスラッシュの後に書かれている数値は再生周波数です。つまり、音の大きさと再現できる周波数のレンジが書かれている単位となります。
ハイレゾリューションオーディオは、数値がどちらもCDのスペックである「16bit/44.1kHz」よりも大きな数値であった場合は全てハイレゾとして取り扱われています。
ヘッドホンタイプのそれぞれの特徴
続いてのヘッドホンの選び方のポイントですが、ヘッドホンやイヤホンには大きく分けて2種類のタイプに分かれます。このタイプによって耳が痛くなったり耳が痛くならないという症状が発生するしないに別れることにもつながっています。
密閉型
オーバーイヤー型のヘッドホンや、インイヤー型のイヤホンのような完全密閉タイプのヘッドフォンは、外部からのノイズをほぼ完全に防ぐことができるので、より明確な音の粒立ちを感じることができますが、そのぶん耳への負担が高まります。
どうして耳が痛くなるのか
耳が痛くなる原因には大きく分けて三つ挙げられます。一つはイヤーパッドのサイズが合っていないこと、そしてもう一つは長時間聞き続けることによって耳が疲れてしまって痛く感じること、最後はあなたの耳の形の中で固い部分がヘッドフォンの圧迫で痛みが出てきてしまう場合です。
ヘッドフォンの形が合わない場合は違うものに変えれば済みますが、長時間聞き続けることによる「聞き疲れ」や、耳殻の圧迫が原因で起こる痛みは、適度な休息をとらなければ改善しません。
音量そのものを下げて対応するか、密閉型ではないオープンタイプのヘッドホンやイヤホンを使って耳への負担を可能な限り避けるような対応を行うと良いでしょう。
開放型
オンイヤータイプのヘッドホンや、耳栓型ではないタイプのイヤホンに該当する形状です。耳が痛くならないヘッドホンを選ぶのであれば基本的にはこちらの形状がおすすめです。音質やノイズがどうしても気になるのであれば適度な休憩を挟みながら密閉型を使うことをおすすめします。
有線でおすすめの人気ヘッドホン10選!
有線ヘッドホンで人気の高いラインアップをそれぞれ耳が痛くならないかどうかや、気を付けたい点、各種スペックの特徴を列記してご紹介します。音質的な特徴やそれぞれのポイントを踏まえつつ、これまでの選び方から最適なヘッドホンを見つけましょう。
おすすめ人気①ソニー・MDR-1AM2
最初に有線ヘッドホンで紹介するのは、SONYの「MDR-1AM2」です。特徴はオーバーイヤー型かつ密閉型なので、長時間の利用は聴き疲れを起こしやすいので注意しましょう。イヤーパッドは大づくりなのでパッド形状では耳が痛くならないリスニングタイプです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ドーム型CCAWを採用、最大入力は1500mWで、インピーダンスは16Ωとなっています。音圧感度は98dB/mWとなっており、再生周波数帯域が3-100,000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気②B&W・P3S2
続いて紹介する人気の有線ヘッドホンは、B&Wの「P3S2」です。耳が痛くならないオンイヤー/開放型のヘッドホンなので、長時間でも耐用でき、折り畳める携帯性も人気。イヤーパッドの形状の関係で耳殻が痛くなる可能性はあるので、事前に試着をおすすめします。
性能の特徴として、ユニットは30mm/フルレンジ型を採用、最大入力は50mWで、インピーダンスは34Ωとなっています。音圧感度は111dB/mWとなっており、再生周波数帯域が10-20,000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気③オーディオテクニカ・ATH-MSR7b
人気の有線ヘッドホン、次はオーディオテクニカの「ATH-MSR7b」です。オーバーイヤー/密閉型で聞き疲れしやすいため、長時間の使用には注意したいタイプです。原音に忠実なモニタリングに向いたヘッドホンで、ブラックとガンメタカラーがそろっています。
性能の特徴として、ユニットは45mm/ダイナミックを採用、最大入力は2000mWで、インピーダンスは36Ωとなっています。音圧感度は101dB/mWとなっており、再生周波数帯域が5-50000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気④AKG・K702
続いての人気の有線ヘッドホンはAKGの「K702」です。オンイヤー/オープン型の耳が痛くならないヘッドホンで、イヤーカバーの設計もやさしいソフトな素材が、反密閉に近い高い音質を保ちます。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ダイナミックを採用、最大入力は200mWで、インピーダンスは62Ωとなっています。音圧感度は93dB/mWとなっており、再生周波数帯域が10-39800Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑤ソニー・MDR-CD900ST
長らくスタジオで愛されてきたモニタリングヘッドホンがSONYの「MDR-CD900ST」です。オーバーイヤー/密閉型なので、耳が痛くならない保証はできませんが、音質の素直さは折り紙付きです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ドーム型CCAWを採用、最大入力は1000mWで、インピーダンスは63Ωとなっています。音圧感度は106dB/mWとなっており、再生周波数帯域が5-30000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑥ゼンハイザー・HD25PLUS
おすすめの有線ヘッドホン、続いては人気メーカーのゼンハイザーから販売されている「HD25PLUS」です。オーバーイヤー型/密閉タイプなので耳が痛くならないとは言い難いですが、作りがゆったりとしているのでそこまで気になりません。モニタータイプのヘッドホンです。
性能の特徴として、ユニットはダイナミックを採用、インピーダンスは70Ωとなっています。音圧感度は120dB/mWとなっており、再生周波数帯域が16-22000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑦ソニー・MDR-Z7M2
オーバーイヤータイプで密閉型でありながらも快適な装着感を実現している本モデルは、イヤーパッドの性能か長時間の使用でも耳が痛くならない。マグネットにネオジウムを採用するなどかなり贅沢な作りになっているだけのことはあり、音質も最高クラスです。
性能の特徴として、ユニットは70mm/ドームCCAWを採用、最大入力は2000mWで、インピーダンスは56Ωとなっています。音圧感度は98dB/mWとなっており、再生周波数帯域が4-100,000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑧オーディオテクニカ・ATH-AVC200
非常にリーズナブルなオーバーイヤー/密閉型ヘッドホン。買い求めやすいユーザーフレンドリーな仕様だが、耳が痛くならないとは言い難い。リスニングタイプのヘッドホンではあるが、最低限の機能性を保持しているモデルとなっています。
性能の特徴として、ユニットは40mmを採用、最大入力は500mWで、インピーダンスは40Ωとなっています。音圧感度は100dB/mWとなっており、再生周波数帯域が20-22000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑨ソニー・MDR-M1ST
有線ヘッドホンとしてはハイエンドなSONYの「MDR-M1ST」。オーバーイヤー/密閉型なので人によっては耳が痛くならないとは言い難い。リスニングヘッドフォンの性質をそなえており。全体的な音のバランスに配慮されたモデルです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ドームCCAWを採用、最大入力は1500mWで、インピーダンスは24Ωとなっています。音圧感度は103dB/mWとなっており、再生周波数帯域が5-80000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑩パナソニック・RP-HD300
リーズナブルなミドルエンドモデルとしてパナソニックからリリースされているヘッドホンが「RP-HD300」です。オーバーイヤー/密閉型なので耳が痛くならないとは言い難い点はあるものの、価格帯以上の音質を提供してくれる優れたヘッドホンです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/HDドライバーを採用、最大入力は1000mWで、インピーダンスは34Ωとなっています。音圧感度は99dB/mWとなっており、再生周波数帯域が4-40000Hzの再現度となっています。
無線でおすすめの人気ヘッドホン9選!
つづいては人気の高いワイヤレスタイプのヘッドホンをご紹介します。とくにおすすめのヘッドホンは現在主流のBluetooth接続のモデルですが、ヘッドホン単体で接続端子を内包しているモデルが中心なので、それほど使用にさいして手間を必要としないのがポイントです。
スマートホンや一般的なラップトップPCならわざわざBluetooth接続用の接続端子を購入する必要がないものばかりなので、よほど古い機器でないかぎり懸念の必要はありません。逆に往年の名機のようなオーディオで使用するには少々接続に手間取ってしまうのであまりおすすめできません。
おすすめ人気①JBL・E55BT
比較的最近のオーディオメイカーとして躍進しているハーマンインターナショナルの「E55BT」です。オーバーイヤー/密閉型なので耳が痛くならないとは言い難いですが、安価な部類に入るヘッドホンとしては良好な装着感です。音質は再現度の低さから期待できません。
性能の特徴として、ユニットは50mm/ダイナミックを採用、インピーダンスは32Ωとなっています。音圧感度は96dB/mWとなっており、再生周波数帯域が20-20000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気②ゼンハイザー・HD4.40 BT
人気の無線ヘッドホンでゼンハイザーの「HD4.40 BT」です。オーバーイヤー/密閉タイプなので、耳が痛くならないとは言い難いのが難点。軽量なボディーが嬉しい取り回しのしやすいモデルです。多機能な再生機能や補助操作機能を備えたエントリーモデルです。
性能の特徴として、ユニットはダイナミックを採用、最大入力は10000mWで、インピーダンスは18Ωとなっています。音圧感度は113dB/mWとなっており、再生周波数帯域が18-22000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気③ソニー・WH-1000XM3
人気メーカーのSONYが提供する「WH-1000XM3」無線ヘッドホンは、ノイズキャンセリング機能を備えた本格的なオーディオヘッドホンです。オーバーイヤー/密閉型でありながらも、耳が痛くならないソフトなイヤーパッドも人気の秘密です。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ドームCCAWを採用、インピーダンスは47Ωとなっています。音圧感度は104.5dB/mWとなっており、再生周波数帯域が4-40000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気④ソニー・WH-H800 BM
SONYのワイヤレスヘッドホンの中でも、人気の高いエントリーモデルが「WH-H800 BM」です。オーバーイヤー/密閉型なので耳が痛くならないとは言い難い仕様ではありますが、軽量なボディが取り回しの良さを際立たせ、閉塞感を感じさせません。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ドームを採用、インピーダンスは18Ωとなっています。音圧感度は98dB/mWとなっており、再生周波数帯域が5-40000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑤JVC・HA-SD70BT
スタイリッシュでメタリックなデザインが人気のJVCから販売されている「HA-SD70BT」は、コンパクトに折り畳める携帯性の高いオーバーイヤー/密閉型で、耳が痛くならないとは言い難いエントリーモデルです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ダイナミックを採用、インピーダンスは32Ωとなっています。音圧感度は非公開となっており、再生周波数帯域が6-40000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑥Beats・Studio3 Wireless
アメリカ発の比較的新しいSoundメーカーのBeatsより販売されているヘッドホンが「Studio3 Wireless」です。複数のカラーバリエーションと多彩な補助機能がセールスポイントのヘッドホンで、高いデザイン性を持ちながらモデルの性能としてもミドルエンドを維持したヘッドホンです。
性能の特徴については充電時間などの実駆動にかんする情報は公開されているものの、それ以外の製品情報は一切公開されていません。
おすすめ人気⑦ソニー・MDR-HW700DS
人気のワイヤレスの中でもミドルエンドヘッドホンがSONYの「MDR-HW700DS」です。オーバーイヤー/密閉型ではありますがソフトなイヤーパッドで耳が痛くならない仕様になっています。9.1chのワイヤレスサラウンドを世界初で搭載した話題のモデルです。
性能の特徴として、ユニットは50mm/ドーム型CCAWを採用、インピーダンスは24Ωとなっています。最大駆動時間は12時間で、再生周波数帯域が5-25000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑧AKG・N700NCM2 WIRELESS
人気のワイヤレスヘッドホンの中でも、ミドルエンドモデルとしてAKGから販売されているのが「N700NCM2 WIRELESS」です。オーバーイヤー/密閉型なので耳が痛くならない可能性は低めですが、23時間の連続再生能力と、折り畳み性能が嬉しい実用性の高いモデルです。
性能の特徴として、ユニットは40mm/ダイナミックを採用、最大入力は30mWで、インピーダンスは16Ωとなっています。音圧感度は110dB/mWとなっており、再生周波数帯域が10-20000Hzの再現度となっています。
おすすめ人気⑨オーディオテクニカ・ATH-WS660BT
メーカーとしても人気の高いオーディオテクニカから販売されているワイヤレスヘッドホンが「ATH-WS660BT」です。リーズナブルな価格帯とスタイリッシュなデザインがエントリーモデルとして人気です。オーバーイヤー/密閉型で、リスニングタイプとなっています。
性能の特徴として、ユニットは53mm/ダイナミックを採用、インピーダンスは38Ωとなっています。音圧感度は100dB/mWとなっており、再生周波数帯域が8-29000Hzの再現度となっています。最大駆動時間は40時間です。
ヘッドホンの人気メーカー
一般的に人気の高いヘッドホンをラインアップに揃えているメーカーを、三社ピックアップしてご紹介します。どういうユーザー層に人気があるのかによって、そのメーカーの特色も理解できるというものです。メーカーの特徴から、あなたの好きなタイプのヘッドホンを選ぶのも一つの選び方と言えます。
ソニー
デジタルノイズキャンセリングや位相差周波数の調整および発生によってノイズを提言させる技術など、世界的なりイニシアティブを握っています。音響を扱う日本の大手家電メーカーの中でも、群を抜く技術力が魅力のメーカーです。
AKG
AKGでアーカーゲーと読む老舗音響機器メーカーです。オーストラリアに拠点を構えるこのメーカーの特徴は、きわめて自然な音質の再現性に優れたヘッドホンを制作していることで有名です。そのためプロ仕様のモニタリングヘッドホンならまず間違いのない物を購入できます。
ゼンハイザー
ゼンハイザー(Sennheiser)は、ドイツを拠点にもつ老舗音響メーカーです。こちらもプロ仕様の自然再現性を追求したモデルが多くリリースされているメーカーで、キレイな高音域の再現性にとくにすぐれています。ジャンルを選ばないオールマイティーな再現性が魅力のメーカーです。
有線ヘッドホンのメリットとデメリット
有線タイプのヘッドホンは、数十年と作られ続けてきたオーディオの歴史を十分に感じさせる名機が多く、またどのような機器でも使えるというようなメリットがありますが、そうしたメリットやデメリットはどのような物なのでしょうか。
メリット
有線ヘッドホンの最大のメリットは、音質の劣化がワイヤーの素材に応じてほとんどなく、かなりの高音質を維持することができる点です。しかも、デバイスからスピーカーに至る段階で入るノイズの心配がまずない上に、対応機種の心配をする必要がないというメリットがあります。
デメリット
有線ヘッドホンのデメリットは、激しい動きを制限されたり、何らかの原因で断線し、音がならなくなってしまうことなどがあります。またケーブルは長ければ長いほど価格もあがりますし、なによりも持ち歩くにはかなり邪魔といったことが挙げられます。
無線ヘッドホンのメリットとデメリット
続いて、無線(ワイヤレス)タイプのヘッドホンにはどのようなメリットやデメリットが考えられるのでしょうか。ワイヤレスタイプとワイヤードタイプの最大の違いは「バッテリー駆動」であることです。充電電池が居れてしまうというデメリットなどもふくめて、ご紹介します。
メリット
選び方のポイントとして無線タイプのメリットは、有線タイプのデメリットがそのままメリットへと繋がります。線が邪魔で激しい運動を阻害される心配はなく、線がからまってどうにもならなくなる、という心配もありません。断線の危険性もないので安心です。
デメリット
しかし、反対もまたしかりで、充電が切れてしまえば無用の長物となり、Bluetooth接続のなかでも規格に対応していないものがあれば接続そのものができません。また、混線などでノイズが激しくなって音楽どころでは無くなったりといった音質低下の特徴も抱えています。
ヘッドホンは自分の使用用途に合う選び方をしよう!
さまざまな選び方やヘッドホンについて紹介してまいりましたが、自分にあったヘッドホンの特徴については決まりましたか?どのような用途やジャンルに使用するのかによって、求められる性質や音質は変わります。あなたの好みや要望にそった適切なヘッドホンを選ぶことが大切です。