オルゴナイトとは自作できるパワーグッズ
今、大注目を集めている「オルゴナイト」というパワーグッズはご存知でしようか。オルゴナイトとは、インテリアで部屋に置いているだけでその空間をパワースポットにしてくれるスピリチュアルなアイテムです。
置いているだけでパワースポットにしてくれる上に、オルゴナイトは、材料を揃えれば、ハンドメイドすることが可能なんです。材料はすぐ揃えられるものばかりです。また、作り方次第では身に着けられるアクセサリーにもなります。
ぜひ、簡単に作ることが出来るオルゴナイトをハンドメイドしてみましょう。まず、作り方を前に、オルゴナイトがどのようなパワーグッズなのか、パワーグッズと言われている理由や作用についてご紹介します。
オルゴンエネルギーをポジティブに変えてくれる
オルゴナイトには、ネガティブなオルゴンエネルギーをポジティブなオルゴンエネルギーに変えてくれる力があると言われています。ネガティブなオルゴンエネルギーとは、例えば人体に影響を及ぼすといわれている電磁波などがそれにあたります。
また、人のネガティブな感情もネガティブなオルゴンエネルギーの一種です。このネガティブなオルゴンエネルギーの影響を和らげてくれるのにオルゴナイトは一役買ってくれるアイテムと言われています。ただ、目には見えない作用なので感じ方は人によって違ってきます。
精神分析家のヴィルヘルム・ライヒの発見した
オルゴンエネルギーは、1939年にオーストラリアの精神分析家「ヴィルヘルム・ライヒ博士」によって発見された「自然界のエネルギー」のことです。オルゴナイトはこのエネルギーを吸収し、心身のバランスを整え、効率よく放出するものと言われています。
オルゴナイトの構造・必要な材料
オルゴナイトは自然エネルギーであるオルゴンエネルギーをポジティブなエネルギーにしてくれる作用があることが分かりました。今度は何故オルゴナイトにはそのような作用があるのか構造、そしてオルゴナイトを自作する為の材料をご紹介します。
有機物と無機物を重ね合わせて構成されている
オルゴナイトの構造は有機質と無機質を重ね合わせてできています。有機質とは、生命の体を作る物質であり、自然界のほとんどのものが当てはまる炭素化合物のことをいいます。具体的に言うと、草や木、私たち人間は有機質になります。
無機物は、有機物以外の化合物だけではない物質すべてのことをいいます。鉄やアルミニウム、また空気や水も無機物になります。有機物が自然エネルギーを吸収、そして無機物が自然エネルギーを放出するといわれています。
そのため有機物と無機物、これら2種類を重ね合わせた構造になってるオルゴナイトには自然エネルギーを効率よく吸収することができ、それと同時に自然エネルギーを放出することができるスピリチュアルな力があるのです。
オルゴナイトに必要な有機物
オルゴナイトの構造は有機物と無機物が重ね合わせてできています。重ね合わせることによってオルゴンエネルギーの効果が得られるため、自作する際には有機物と無機物の材料が必要です。まずは必要な有機物の材料をご紹介します。
レジン
レジンは英語で「樹脂」のことをいいます。レジンは有機物なのでネガティブなオルゴンエネルギーを吸収する作用を持っています。主にインターネットや100円ショップに売っています。
また、UVレジンというUVライトで固めるレジンは手芸店などで簡単に購入することができます。大きなオルゴナイトを作る場合には2液混合レジンを使用した方が経済的です。
オルゴナイトに必要な無機物
次にオルゴナイトを作る材料で必要な無機物をご紹介します。無機物は、有機物であるレジンが集めたネガティブなオルゴンエネルギーをポジティブなオルゴンエネルギーに変換し、それを放出する作用を持っています。
天然石
水晶はレジン樹脂の中で適度な圧力がかかることで、ピエゾエレクトリック効果により微弱電位が発生します。この力により、ネガティブなエネルギーを吸収します。そして、水晶によ浄化作用でポジティブなエネルギーに変換されるのです。
水晶には種類があり、オーソドックスな透明のクリスタルや、ピンク色のローズクォーツ、乳白色のミルキークォーツ、くすんだ色のスモーキークォーツなど、紫色のアメジストなど色によって様々な水晶があります。
銅線
太さは0.7~0.9mmくらいの太さがおすすめです。金属のコイルなら何でも良いです。ホームセンターや100円ショップで売っています。銅線は水晶に巻き付けたり、渦巻き型に加工したりすることによって、オルゴンエネルギーに作用します。
金属のくず
金属のくずは銅線と同じく100円ショップやホームセンターに売っている金属たわしで作ります。金属のくずの作り方は金属たわしを細かく切れば完成です。金属のくずもポジティブなオルゴンエネルギーを放出するのに大切な役割を持っています。
型
レジン樹脂を固める型によって仕上がりが変わってきます。大きな型やピラミッド型はインターネットで購入することが可能です。また、自作することもできます。アクセサリーや小型のものを作ための型は100円ショップでも売っています。
お菓子作りなどで使用するシリコン製の型が出来上がったあとにはがしやすいのでお勧めです。また、型の内側がツルツルしている場合はクリアな透明のオルゴナイトが作れます。マットな色合いが好きな場合は、型の内側がザラザラしているものを選びましょう。
持ち歩くために必要な材料
持ち歩くために必要な材料でお勧めなのが「ヒートン」というアクセサリーパーツです。出来上がったレジンに取り付けて、アクセサリーの金具と繋げて使います。
ヒートンがあれば完成したオルゴナイトをキーホルダーやストラップ、その他アクセサリーにとして簡単に持ち歩くことができます。
あると便利なもの
オルゴナイトを自作する時にあると便利なものとしてラメパウダーやビーズなどがあげられます。ラメパウダーはキラキラ感を出すことができ、ビーズはいろんな形があるので好きな形のビーズを一緒にいれ、自分好みのオルゴナイトにカスタマイズすることができます。
またレジンの着色するためのインクもあり、オルゴナイトの色を好きな色で自作することもできます。どの材料も100円ショップまたはインターネット、手芸店で購入できます。他にも、お好みで入れてみたいものをいれてみるのもお勧めです。
ピラミッド型オルゴナイトの簡単な作り方
オルゴナイトのスピリチュアルなパワーは黄金比であることが一番発揮するといわれており、ピラミッド型のオルゴナイトが人気です。ピラミッド型のオルゴナイトは簡単に作ることができます。それでは、ピラミッド型のオルゴナイトの作り方をご紹介します。
道具を用意する
先ほどご紹介した、オルゴナイトを作るための材料を準備します。その他に銅線を扱うため、ニッパー類、材料を型にいれる用のピンセットがあると便利です。
また、レジンは加工するまで直接触らないほうが良いので、薄いビニール手袋、レジンを型に入れるとでてくる気泡を抜くための爪楊枝を用意しましょう。
その他にも、新聞紙や要らない紙を用意することもお勧めです。新聞紙などを机の上にひいておけば、机の上を汚さずにオルゴナイトを自作することができます。また、最後の片付けも新聞紙をひいておくことによって楽にできるでしょう。
ピラミッド型を作る
ピラミッドの型の作り方ですが、インターネットなどで探すと、オルゴナイト用のピラミッドの型が売ってます。ですが、100円ショップにある方眼紙と固いクリアファイルで簡単に自作することもできます。型の自作は好きな大きさで作れるのでお勧めです。
レジンに入れる
ピラミッド型のように大きなオルゴナイトを自作する場合には、2液混合レジンを使用した方が割安です。説明書に載っている作り方をしっかり読んでで、量をきっちり守りましょう。
そして、2液混合レジンはしっかり混ぜることが大切です。レジンのかき混ぜが足りないと出来上がったオルゴナイトがうまく固まらない場合があります。
ピラミッドの型にレジンを入れていきます。一度にすべてのレジンを入れずに、レジン→材料の順番で3cmほどの層を何回も作るようにします。目安としては3〜4層です。
一つ一つの層で色を入れてみたり、ビーズやラメなどを加えたり変化をつけていくと良いでしょう。レジンを入れた時に気泡ができてしまった場合には気泡を爪楊枝で潰していきましょう。
天然石に金属を巻く
銅線を水晶に螺旋状に巻いていきます。銅線を水晶に巻くことによってオルゴナイトのスピリチュアルなパワーが増強されます。銅線を右巻きにすると「身を守りたい」イメージに、左巻きに巻くと「行動力を向上したい」イメージになります。
ピラミッド型に材料を入れる
先ほど準備した、銅線を巻いた水晶や金属の屑などの材料をピラミッドの型の中に入れていきます。また、好みで装飾品なども詰めていきましょう。ピンセットで材料を詰めていくと綺麗に材料を入れることができます。
レジンを入れる
先ほどいれた材料が隠れるくらいの量のレジンを入れていきます。このように少しずつレジンを入れる→材料を入れるを繰り返していきます。
層によって装飾を入れたり、グラデーションを入れたりすると綺麗に仕上がります。3〜4層程度作ったらレジンが固まるのを待ちます。だいたい1日〜3日ほどで固まります。
ペンダント型・ストラップ型のオルゴナイトの作り方
ペンダント型のオルゴナイトの作り方はペンダントフレームを100円ショップまたは手芸店で購入し、オルゴナイトを作ればそのままペンダントになります。
また、先ほどご紹介したシリコン型にヒートンを取り付ければストラップキーホルダーにすることも可能です。それでは、詳しい作り方をご紹介します。
フレームにオルゴナイトを入れる
ペンダントフレームやシリコン型にオルゴナイトを入れるときと注意点としては材料の入れすぎに注意しましょう。また、小型のオルゴナイトを作成する場合には、100円ショップの色付きレジンがおすすめです。材料はピラミット型と一緒のものを用意します。
型にレジンを薄く伸ばす
型にレジンを薄く伸ばしていきましょう。この時に入れすぎてしまうと材料を入れたときにあふれてしまう可能性があります。色付きレジンを使用する場合色が濃くなりすぎてしまう場合もあるので、最初は淡い色などを使用して色合いを様子見していくと良いでしょう。
ピンセットなどで天然石・金属を設置する
ピンセットなどで銅線を巻いた水晶や金属の屑、入れたい装飾品を好きな場所に設置していきましょう。ここでもレジンに気泡ができてしまった場合は爪楊枝で潰します。
アクセサリーでオルゴナイトを作る場合、水晶や装飾品なども小さいものを選んでおくのがおすすめです。丁寧に設置していきましょう。
レジンを入れる
設置が終わったら、材料を覆うようにレジンを入れ、固まるのを待ちます。36WのUVライトをお持ちの場合3〜5分で硬化できます。自然光で固めることもでき、12時間〜24時間でだいたい固まります。
オルゴナイトの硬化が終わったら、ヒートンをつけて、アクセサリーチャームと繋げれば、ストラップにしたりペンダントにしたりすることができます。
オルゴナイトの注意点
簡単に自分で作ることができるスピリチュアルなパワーアイテムのオルゴナイトですが、オルゴナイトを扱う際には注意点があります。オルゴナイトのエネルギーを存分に発揮するためにも注意点は守っていくことをおすすめします。それではその注意点をこれからご紹介します。
たまに月の光に当てて手入れする
オルゴナイトは1〜2か月に1度は月の光に当ててあげることをお勧めします。オルゴナイトには水晶などの天然石がはいっているので、浄化してエネルギーを充電する必要があるのです。オルゴナイトは普段からお守りとして大切に扱っていきましょう。
オルゴナイトは今注目のスピリチュアルなアイテム
ネガティブなオルゴンエネルギーをポジティブなオルゴンエネルギーに変えてくれる、オルゴナイトの作り方や構造についてご紹介していきましたが、いかがでしたか。
簡単に自分好みに出来るので、今大注目のスピリチュアルアイテムです。皆さんも自分好みのオルゴナイトを自作して部屋のインテリアやアクセサリーとして活用していきましょう。