軽い・明るい・長持ちするヘッドライトとは?
夜釣りやキャンプなどアウトドアを楽しむのに必需品なのが、軽くて使いやすいヘッドライトです。ヘッドライトを使えば、両手が空くので、とても動きやすくなります。この記事では、長持ちして軽い人気のヘッドライトおすすめの品とメーカーなどを紹介します。
ヘッドライトは、災害が起こったときなどにも活躍します。この記事を参考にして、ヘッドライトおすすめの品の中から、自分の好みや用途にあったヘッドライトを見つけて装備しておきましょう。
ヘッドライトおすすめの品は目的によって異なる
当然のことながら、ヘッドライトにもいろんな種類があります。自分の目的が何か、明るいこと重視なのか、長持ち重視なのか、軽いこと重視なのかあるいは人気のメーカー重視なのかによって、ヘッドライトおすすめの品は異なります。
後述する目的別のヘッドライトおすすめの品の項を参考にして、自分の目的に合ったヘッドライトを選ぶようにしましょう。
おすすめのヘッドライトの選び方
ヘッドライトを初めて買う時に、製造会社やモデルがたくさんあり、どれにしようか迷ってしまうことも珍しくありません。ここでは、そんな時に役に立つ、ヘッドライトの目的別の選び方とヘッドライトおすすめの品を紹介します。
ヘッドライトを選ぶときには、明るいことと軽いこと、長持ちすることのどれを重視するのかによっておすすめの品が変わってきます。自分の目的に合ったヘッドライトを選びましょう。
明るさで選ぶ
ヘッドライトを選ぶときには、明るいこと重視の場合も多いです。しかし、ただ明るいことを重視して選べばよいというものではありません。夜釣りなど、アウトドアが目的なのか、災害時に備えることが目的なのかによって必要な明るさは異なります。
アウトドアのみが目的の場合は、周囲の明かりもある程度期待できることが多いので、過度に明るい必要はありません。しかし、災害時の対策が目的の場合は、周囲の明かりも期待できなくなることがほとんどですので、明るいほうがおすすめです。
電池か充電式かで選ぶ
市販のヘッドライトには、充電式のものと乾電池式のものがあります。どちらも様々なメーカーから人気の物が出ているのですが、充電式、乾電池式共にそれぞれ長所と短所がありますので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
ヘッドライト充電式と乾電池式のメリットとデメリット
充電式の場合は、メリットとして、乾電池式のような電池交換の手間がかかりません。一方でデメリットとして、充電器具が必要です。また、災害時などで電気の供給が止まってしまうと充電が切れて使えなくなる可能性があります。
それに対して乾電池式のヘッドライトの場合は、メリットとして乾電池の予備があれば、災害時などで電気の供給が止まってしまった時でも使えます。一方でデメリットとして、乾電池の予備を常に用意しておく必要があります。
機能性で選ぶ
市販のヘッドライトには、様々な付加機能がついているものが多くあります。最も多いのは防水機能付きのヘッドライトで、この機能は水によってヘッドライトが故障するのを防いでくれ、夜釣りや台風などの災害の時に役立つおすすめな付加機能です。
他にも、明るさを調整できたり、手の動きでランプを点灯できる機能など、メーカーによって様々な付加機能を付けたヘッドライトが市販されているので、目的に合ったものを選びましょう。
ヘッドライトの人気でおすすめのメーカー
ヘッドライトは様々なメーカーから市販されていますが、ここで紹介するのは、ヘッドライトを製造、市販している中でも特に人気があるメーカーです。どのメーカーも、本格的なプロ仕様のものなど質のよいヘッドライトを製造、販売しています。
ペツル
「ぺツル」というメーカーは、フランスのメーカーで、幅広い登山用品を扱っています。このメーカーの製品は、ヘッドライトに限らず、専門家も使うものが多く、安全性の面でも安心して使えて初心者にもおすすめです。
ジェントス
ジェントスは、LEDライトでは日本のトップシェアのメーカーです。LEDライトのメーカーですので、ヘッドライトの他にも、ランタンや懐中電灯なども製造しています。明るいことと長持ちすることを重視する方には特におすすめです。
ブラックダイヤモンド
ブラックダイヤモンドは設立が1989年と比較的新しいメーカーですが、前身となるメーカーは、世界で一番普及しているビッグウォール用のハンマーの製造メーカーとして有名です。長持ちすること重視の方におすすめです。
レッドレンザー
レッドレンザーは、ヨーロッパが本拠地のライトを主に製造しているメーカーです。ヘッドライトを始めとして、幅広い種類のライト製品を扱っています。また、一流のアスリートのスポンサーも務めており、アスリートからの信頼も厚いメーカーです。
おすすめの軽いヘッドライト8選
単にヘッドライトといっても、様々なメーカーからいろんな特徴のあるヘッドライトがたくさん市販されています。ここでは、市販の品の中から特に人気があり、おすすめのヘッドライトを紹介していきます。
ここで紹介するおすすめの品は、特に「軽い」という特徴があって人気の品で、自信をもっておすすめできるものばかりです。「とにかく軽い物を」と考えている方はぜひ参考にしましょう。
①ペツル ヘッドライト ビンディ E102AA
このモデルは、とにかく軽い、明るいという特徴のモデルです。メーカーの項で紹介したぺツル社の製品で、最大の明るさが200ルーメンあるにも関わらず、35gととても軽いので、ヘッドライトの中でも軽いことを重視する方におすすめです。
②ロゴス ノンタッチヘッドライト neos
このロゴス社のモデルは、明るさは最大でも59ルーメンなので、前述のペツル社のモデルよりは暗く、明るいことを重視する方には物足りないかもしれませんが、重さは50gととても軽いことで人気のモデルです。
軽いだけではなく、ノンタッチモードに出来るので、手が汚れていてヘッドライトに触れたくないときでも簡単に操作できるのも人気です。
③ジェントス ヘッドライト GTR-831D
このモデルは、明るさが80ルーメンあり、前述のロゴス社のモデルより明るいです。重さが90gあるので、前2つのモデルより少し重いですが、それでもかなり軽くできており、軽いこと重視のかたでも許容範囲内です。
また、このヘッドライトは、乾電池式なのですが、単3乾電池1つで動かす方式で、12時間という長時間長持ちします。耐久性にも優れているので、長持ち重視の方にもおすすめです。
④ジェントス ヘッドライト TH-031D
このモデルは、重さが83gと前述の同じジェントス社のヘッドライトより幾分軽いモデルになっています。明るさはhighモードでも55ルーメン、ECOモードだと15ルーメンとあまり明るいほうではありません。
しかし、ECOモードであれば、単3乾電池1本で20時間もつので、長持ち重視の方にはおすすめのヘッドありととなっています。
⑤ペツル ヘッドライト イーライト E02 P4
このモデルは、26gと、とにかくとても軽いです。明るさは50ルーメンですので明るいというわけではないものの、そこそこの明るさはあるので、軽いこと重視のかたにはとてもおすすめのヘッドライトです。
リチウム電池2個が付属しており、12時間持つので、長持ち重視の方にもおすすめです。ホイッスルもついているので、災害時などの緊急時にも対応できるヘッドライトです。
⑥モンベル マイクロヘッドランプ
このモデルは、重さが32gと最初に紹介したぺツル社のモデルに近いです。明るさは11ルーメンなので、明るいことを重視される方には少し物足りないかもしれません。しかし、軽いので、とにかく軽いこと重視の方にはおすすめです。
リチウム電池2個で12時間持ちますので、とにかく長持ちすること重視という方にもおすすめできるヘッドライトです。
⑦ジェントス ヘッドライト VA-03R
このモデルは75gなので、とにかく軽いことだけ重視という方には少し物足りないヘッドライトですが、充電式で、USB対応なので、充電しやすいのと明るさが最高にすると270ルーメンなので、明るさが必要な時に活躍します。
また、明るさがそれほど必要でないときには、50ルーメンのECOモードに出来、その場合は12時間持つことや、操作ミスを防止するためのロック機能付きであるなど、機能重視の方にもおすすめです。
⑧バイオライト ヘッドランプ
このモデルは、69gと特別軽いという訳ではありませんが、明るさが最大330ルーメンととても明るいのが特徴です。また、ライト部分の厚さは9mmととても薄く、充電部分は後頭部にあるので、装着した時のバランスに優れています。
軽いモデルの中ではとても明るいので、特に「軽いことと明るいことの両方を重視」したい方にはおすすめのヘッドライトです。
おすすめの明るいヘッドライト8選
ここではヘッドライトを選ぶときに「やはり明るいことを重視する」という方におすすめのヘッドライトを紹介します。どのヘッドライトも明るいことで人気のモデルばかりで、まさに明るいこと重視の方に自信をもっておすすめできます。
明るいだけではなく、長持ちや重さも重視したい方にもおすすめできる人気のヘッドライトばかりですので参考にしましょう。なお、明るいことの基準は最大光量時で300ルーメン以上としています。
①ジェントス GH-100RG
このジェントス社のヘッドライトは、最大1100ルーメンと、とにかく明るいです。重さは384gもあるので、他のモデルよりは少し重いですが、「とにかく明るいことを重視」でヘッドライトを探している方にはおすすめです。
また、前にあるダイヤルでは、40-1100ルーメンまで光量を調整することが出来るので、便利でおすすめです。単3乾電池4本で1100ルーメン時で7時間、500ルーメン時で11時間、40ルーメン時で95時間と長持ちもします。
②レッドレンザー NEO10R
このモデルは、重さが179gと前述のジェントス社のモデルよりだいぶ軽いモデルですが、最大600ルーメンと十分に明るいモデルで、明るさが最大600ルーメンから10ルーメンまで調節できるので明るいこと重視の方におすすめです。
また、災害時などにも役に立つ機能として、後頭部に非常時に認識してもらえるように視認灯がついているのもおすすめポイントです。
③ジェントス WS-243HD
このモデルは、最大で580ルーメンと幾分暗めではありますが、十分に明るく、「明るいこと重視」の方におすすめです。また、ECOモードの時は35ルーメンの明るさで25時間もち、「長持ち重視」の方にもおすすめです。
さらに、ヘッドのダイヤルを調節することで、光の範囲をスポットからワイドまで調節することが出来るとても便利な機能も付いています。この機能を使えば、手元だけを照らしたい時と広範囲に照らしたい時で光の範囲を変えることができます。
④ジェントス WS-100H
このジェントス社のモデルは、105gと明るいことを重視したタイプのヘッドライトの中ではかなり軽いモデルです。明るさは550ルーメンで、明るいこと重視のモデルの中では幾分暗めではあるものの、軽いことも重視したい方にはおすすめです。
また、充電式と乾電池式の併用タイプになっており、充電池を使用する場合はUSB対応なので、充電しやすく、乾電池での使用も出来るので、災害などの非常時にも対応でき、そのような機能も求めている方にもおすすめです。
⑤マイルストーン トレイルマスター
このモデルは、明るさが最大850ルーメンとかなり明るいです。また、重さも105gと明るいモデルの中ではかなり軽いほうですので、明るいこと重視の方だけでなく、軽いこと重視のかたにもおすすめです。
また、ライトも電球色と白色の両方を搭載していますので、必要に応じて使い分けることが出来ます。充電式ですので、災害などの緊急時に充電が切れた場合に使えない可能性がありますが、弱の80ルーメンで使用の場合は17時間もちます。
⑥レッドレンザー H8R
このモデルは、最大の明るさが600ルーメンと明るいこと重視のモデルの中では普通の明るさですが、10-600ルーメンの間で調節でき、10ルーメンでの使用時は120時間もつので、長持ち重視の方にもおすすめです。
また、後頭部に視認灯がついており、緊急時などに発見されやすくなっているので、災害時などへの備えとして考えている方にもおすすめです。
⑦ブラックダイヤモンド リボルト BD81080
このモデルは最大で300ルーメンと明るいこと重視のモデルにしては暗いほうになりますが、175ルーメンの方の明るさで使用する場合には175時間もつので、明るいことも重視するけれど、長持ちすることも重視したい方におすすめです。
また、充電池と乾電池の両方が使用可能ですので、災害などの緊急時にも充電が切れてしまったときに、乾電池に切り替えて使用できて緊急時用の備えとしてもおすすめです。
⑧レッドレンザー MH5
このモデルは、最大の明るさが400ルーメンと、明るいこと重視のモデルの中では暗いモデルになりますが、重さが92gと明るいこと重視のモデルの中ではとても軽いです。物凄く明るくなくても良いという方にはおすすめです。
また、このモデルも、充電池の他に、単3乾電池1本でも使用できますので、災害時などの緊急事態に備えておきたいという方にもおすすめです。
おすすめの電池長持ちのヘッドライト5選
新たにヘッドライトを選ぶときには、単に軽いことや明るいことだけでなく、緊急時のことも考えて電池が長持ちすることも重視したい項目です。ここでは、電池が長持ちするヘッドライトのモデルを紹介します。
①コールマン バッテリーガードLEDヘッドランプ/200
このモデルは、200ルーメンと、明るさは特に明るいという訳ではありませんが、単3乾電池3本でローモードで使用時の使用可能時間が200時間と長時間です。また、名前の通り、誤作動によるバッテリー消費を抑える機能がついています。
②ペツル ACTIK E99AA
このモデルは、最大光量300ルーメンで、前述のコールマン社のモデルよりは幾分明るいモデルです。重さは92gと明るさの割合にとてもかるいモデルとなっています。光量を弱にすれば170時間持つので、長持ち重視の方におすすめです。
また、充電池と単3乾電池3本の両方が使用できるので、充電が切れてしまっても使用でき、緊急時に備えるためのヘッドライトを探している方にもおすすめです。
③ジェントス ヘッドライト GT-501D
このモデルは明るさが210ルーメンとこの項の最初で紹介したコールマン社のモデルと同じくらいの明るさで、重さは180gと少し重めのモデルですが、ECOモードなら30ルーメンで45時間もち、長持ち重視の方におすすめです。
また、専用充電地と単3乾電池3本の両方で使用できますので、災害などの緊急時にも対応でき、防災の備えとして考えている方にもおすすめです。
④キャプテンスタッグ ヘッドライト UK-4031
このモデルは最大の光量が65ルーメンとあまり明るいほうではありませんが、重さが40gととても軽いです。そのため、子供や女性でも使いやすいモデルとなっています。lowモードで24時間使用できますので、家族でのキャンプなどにおすすめです。
⑤レッドレンザー LEDヘッドライト H5
このモデルは、最大の明るさが25ルーメンと暗いほうです。重さも116gあり、少し重いですが、単4乾電池3本で20時間とかなり長持ちします。しかも、ピンポイントで照らすことが出来るため、手元作業にとても重宝します。
おすすめのヘッドライトを試してみよう!
ここまで色々とおすすめのヘッドライトを紹介してきましたが、目的や、何を重視するのかなどによって、おすすめのモデルは変わってきます。自分の目的や重視するものにあったおすすめのヘッドライトを試してみましょう。