100均ダイソーのペンキはハンドメイドに最適!種類や使い方など詳しく紹介!

100均ダイソーのペンキはハンドメイドに最適!種類や使い方など詳しく紹介!

100均ダイソーのグッズを使ったDIYにチャレンジする方が増えていますが、ダイソーではペンキも揃えられることはご存知でしょうか。100均のペンキといっても、実力は他で買うペンキと遜色ありません。今回は100均ダイソーのペンキの種類や使い方を詳しく紹介します。

記事の目次

  1. 1.100均ダイソーでハンドメイド用ペンキを揃えよう
  2. 2.100均ダイソーのペンキの使用感は?
  3. 3.100均ダイソーで特に人気のペンキをチェック
  4. 4.100均ダイソーの水性ペンキの種類をチェック
  5. 5.100均ダイソーの油性ペンキの種類をチェック
  6. 6.スプレータイプのペンキの使い方
  7. 7.ダイソー以外の100均ペンキもチェック
  8. 8.100均ダイソーでペンキ関連用品も揃う
  9. 9.100均ダイソーのペンキでハンドメイドを楽しもう

100均ダイソーでハンドメイド用ペンキを揃えよう

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最近ではテレビ番組の中で、DIYが得意な芸能人が100均の材料を使ってリフォームを行う光景を見る機会が増えてきました。テレビの中では芸能人だけではなく、様々な職人さんのチカラを借りながら仕上げていますが、実際に自分がやるばあいには全て自分でやらなくてはなりません。

材料はテレビ同様、100均で揃えてリメイク等で仕上げるのがコスパ的にも優れていますが、最後の仕上げに使うペンキについても、100均で全て揃えられます。

材料となる100均グッズや木材、ペンキにおいても全て最初に買いそろえておきたいですし、コストに関しても、やはりできる限り安く抑えたいものです。

そこで今回は、100均ダイソーで揃えることの出来るペンキの種類を紹介します。ペンキの種類を紹介するだけではなく、ペンキの使い方や注意点も含めて紹介しますので、初めて100均ダイソーの素材を使ってDIYにチャレンジする方は特にしっかり読んでください。

100均ダイソーのペンキの使用感は?

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では、100均ダイソーで買うことのできるペンキについての紹介を始めていきましょう。100均ダイソーで売られているペンキは、色の種類も豊富に揃っています。基本カラーはもちろんですが、その時々のインテリアの流行やトレンドカラーなど、色の種類も日々変化しています。

更に100均ダイソーで買うことができるペンキなので、価格が安いのもポイント。皆さんご存知のように、今の100均ダイソーで扱われている商品は商品のクオリティも昔とは桁違いに上がっています。品質も価格も優れているため、100均ダイソーのペンキはDIY好きに大人気なのです。

新色や新商品が発売されるとすぐにSNSで話題となり、店舗によっては売り切れ状態になってしまうほどの人気です。

さてそれでは、100均ダイソーで大人気のペンキについて、売られているペンキの種類やおすすめのペンキを紹介していきましょう。

水性ペンキが優秀!

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そもそもペンキには水性や油性などの種類がありますが、100均ダイソーで取り扱われているペンキのほとんどは水性のペンキです。これは100均ダイソーに限らず、セリアなど他の100均で売られているペンキもほとんどが水性のペンキです。

100均ダイソー等で売られている水性のペンキは、水分を多く含んでいるために塗りやすいという特徴があります。感覚的には絵の具を塗るような感覚で塗ることができるのが水性ペンキの特徴です。DIYやリメイク初心者にも扱いやすいのでおすすめです。

ところで、水性ペンキが良いのはわかったものの、多くの方は「そもそも水性ペンキとは何なのか。油性ペンキとの違いは何のか」ということでしょう。そこで最初に、この疑問を解消するために塗料の成分について解説しておきましょう。

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まずペンキは、「顔料」「樹脂」「添加剤」「水もしくは溶剤」の4つの成分でできています。水性ペンキと油性ペンキの違いは最後の部分。「水」が含まれているのが「水性ペンキ」、「溶剤」が含まれているのが「油性ペンキ」ということになります。

成分の違いが分かったところで、それぞれの特徴についても紹介しましょう。それぞれの特徴から、それぞれに長所も短所もありますので、一概にどちらが性能として優れているとは判断しかねる部分がありますので、まずはそれぞれの長所/短所を確認しましょう。

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まずは「水性ペンキ」についてです。価格が安く、においが少ない。健康被害を引き起こす可能性のある原因物質の1つ「VOC」排出量が少ない、取り扱いが簡単というのがメリット。

耐久性はそのペンキごとにマチマチで、塗料密着性が油性に比べて低い、乾燥において環境の影響を受けやすい(降雨時、気温)という点がデメリットです。

一方の「油性ペンキ」については、耐久性が高く、塗料密着が強い、乾燥においては環境影響を受けないことがメリットとなります。

一方、価格が高く、においも強い。危険物としての取り扱いをしなければならず、VOC排出量も水性ペンキと比べて多いのがデメリットです。

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これらのメリット/デメリットを考慮したうえで、自分でペンキを塗ろうとした場合においては、取り扱いが簡単な水性ペンキをおすすめします。水性ペンキであれば「専門知識や経験不足を理由に、どうすればいいかわからない」ことはほとんどないからです。

油性ペンキの場合、揮発性溶剤を含んでいるので引火性があります。そのため、使用時だけでなく保管時においても注意を払わなければなりません。また、塗装に使用する道具も水洗いできないという手間もあります。

また、シックハウス症候群などの健康被害、大気汚染などの環境被害を引き起こしている原因物質の1つとされているVOCの排出量が多い油性ペンキは、室内では使用しない方が良いという制限もありますので、水性ペンキがおすすめということになります。

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最後に、水性ペンキが持たれているイメージで訂正しておきたい事象を紹介しておきましょう。水性ペンキという名前から「水に弱い」「落ちやすい」という印象をお持ちの方多くいらっしゃいますので、この部分を正しく理解していただきましょう。

水性ペンキは水を主成分としているので、乾燥前は水で流れやすい性質を持っています。しかし、しっかり乾燥してしまったあとは「水に弱い」「落ちやすい」ということはありません。

少し前までは「水性ペンキは、油性ペンキに比べて耐久性が低い」と言われていました。しかし近年では、水性ペンキも大きく進歩を遂げており、油性ペンキに引けをとらない耐久性を持った製品が多数登場しています。

耐水性のものには塗りにくい

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ここまで紹介してきたように、DIYで使うペンキとしては水性ペンキがおすすめです。油性ペンキは取り扱いが難しいということに加え、においの問題や道具の清掃、使用後の保管においてもケアする必要があるためです。

また、世の中の流れとしても健康被害や環境被害に対する意識が高まっていますので、できる限り使用を控えていくという考え方もあります。

油性ペンキを使用する場合は、周辺へのケアをしっかりと整えておくことが必要です。なお、油性ペンキは密着性が高いので、劣化が進行している場所で大きな力を発揮します。乾燥時に環境の変化を受けにくいので、施工不良を起こしにくいからです。

油性ペンキの取り扱いは少ない

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水性ペンキと油性ペンキの特徴を紹介してきましたが、自宅で簡単な塗装を行う場合は水性ペンキで十分であることもご理解いただけたでしょう。

いずれにせよ、100均ダイソーでペンキを買おうと思った場合は、売られているペンキの種類のほとんどが水性ペンキになりますので、ペンキにおいても100均ダイソーで十分であることも同時にご理解いただけたのではないでしょうか。

どうしても油性ペンキが必要な場合は、ホームセンター等で探していただくか、100均ダイソーの中にも油性ペンキの取り扱いはありますので、探してみましょう。

量がDIYに丁度良い

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ちなみに100均ダイソーのペンキは、使いやすい手頃な量で売られているのも人気の理由の1つです。ホームセンターで売られているペンキは、プロが使うのと同じような分量が入っていることが多く、ちょっとしたDIYやリメイクに使うには量が多すぎるという問題があります。

100均ダイソーで売られているペンキの場合、販売金額に合わせるために量を調整しているという背景はあるのかもしれませんが、結果的に80ml程度の分量で売られているため、DIYやリメイクで使い切りやすい分量になっているのが良い方向に働いているのです。

100均ダイソーで特に人気のペンキをチェック

100均ダイソーにはいくつかの種類のペンキが売られていますが、今、最も人気の高い100均ダイソーのペンキを紹介しましょう。

以前より100均ダイソーではペンキの販売をしていましたが、「ナチュラルミルクペイント」シリーズの発売以降は、このシリーズが100均ダイソーで最も人気の高いペンキとして定着しています。

「ナチュラルミルクペイント」シリーズのカラーは全部で9色用意されています。シリーズの中には他にも、クラッキングメディウム、アンティークメディウム、漆喰、珪藻土と種類も豊富がありますので、この後で紹介していきましょう。

ナチュラルミルクペイントシリーズ

では、100均ダイソーで人気のペンキ、ミルクペイントについて紹介していきましょう。「ミルクペイント」は、アメリカで生まれた「バターミルクペイント」が元になった「マット感のある優しい色合い」が特徴のペンキ。

水性ペンキなのでペンキの伸びがよく、塗りやすいのがポイント。匂いもほとんどなく、ちょっとしたDIYで大活躍することで人気があります。

他にも「クラッキングメディウム」という、長年使用した感じのひび割れを起こすことが出来るペンキや、「アンティークメディウム」という、ブラウン塗料で年季の入った風合いに見せるペンキ。

「珪藻土」というマットでざらついた風合いを表現するペンキ、「漆喰」という若干のツヤ感とさらっとした風合いを表現するペンキがシリーズで出ています。

カラーが豊富でとにかくかわいい!

100均ダイソーの「ナチュラルミルクペイント」シリーズの人気が高いのは、使いやすさと価格だけではないのです。DIY女子からも評価が高いのがパッケージデザイン。シンプルなロゴにアンティーク風のフレームがおしゃれと大人気なのです。インテリアとしても活躍しそうです。

容量は80ml。使い切りやすい容量なので、一度にたくさんの量を使うことが少ないDIY初心者にもおすすめの量です。

スモーキーピンク、スモーキーブルー、スモーキーグリーン、モカチャ、スモーキーレッド、アースホワイト、ナチュラルベージュなどの色がありますが、実際のペンキの色とボトルの見本色がほとんど同じ色なので、仕上がりはボトルカラーの色をイメージすれば問題ありません。

ナチュラルミルクペイントシリーズの使い方のコツ

ナチュラルミルクペイントシリーズには、先ほども紹介したように9色のカラー展開と、ツヤ、マット、ひび割れなどの加工を施すペンキが売られています。

ナチュラルミルクペイントはサラッとしていて、そのまま塗ることができます。またナチュラルミルクペイントは、1度塗りで十分なほどの発色に仕上がります。

例えば、ナチュラルなウッドボックスにナチュラルミルクペイントのスモーキーピンクを塗り、乾いたらナチュラルミルクペイントシリーズの「アンティークメディウム」を使って汚れ加工を施すなど、ナチュラルミルクペイントシリーズを駆使するだけでワンランク上の仕上がりが実現。

単にミルクペイントそのままの色を塗るよりも、汚れ加工やツヤ、マット加工をした方がおしゃれ感は増すことが多いので、ペンキを塗ることに慣れてきた方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。ナチュラルミルクペイントシリーズならコストも安く練習できます。

100均ダイソーの水性ペンキの種類をチェック

ナチュラルミルクペイントが100均ダイソーで人気があるということはわかったものの、ナチュラルミルクペイント以外のペンキにはどの様な種類があるのでしょうか。

先ほども紹介したように、ナチュラルミルクペイントシリーズが発売される以前から、100均ダイソーではペンキが発売されていました。ナチュラルミルクペイントはどちらかというとパステル調のかわいい色合いに仕上がりますが、クリアな色合いのペンキも複数種類用意されています。

ちなみに使い方によっても、いくつかの種類のペンキが売られていますので、それらの種類のペンキについては後ほど紹介します。では、100均ダイソーの水性ペンキの種類を紹介しましょう。

水性ペイント

100均ダイソーの人気水性ペンキ「ナチュラルミルクペイント」のパステル調カラーは、かわいい色合いと、アンティーク風の仕上がりが人気。落ち着きのあるかわいい色合いを特徴としていて、主張しすぎたくないインテリアに使うのがおすすめです。

それに対し、ハッキリしたカラーの仕上がりになる水性ペンキの種類も用意されています。シンプルな名称ですが、100均ダイソーで売られている『ダイソーの水性ペイント』です。

こちらは、カラフルなカラーバリエーション(赤、黄、青、水色、黒、茶、白、緑の8色)が魅力で、ナチュラルミルクペイント同様、水性ペンキですが耐水性は十分。においも少なく、使いやすい点はナチュラルミルクペイント同様です。

カラーがハッキリしているので、色がつきやすく比較的塗りやすいペンキと言えます。このペンキの特徴としては、木材だけでなく布などにも塗る事ができることます。

ナチュラルミルクペイントと同じくボトルタイプなので、刷毛を用意して塗る必要があるので、お持ちでない方は100均ダイソーで一緒にそろえておきましょう。口コミでは「ビニールや合皮にも塗れた」「カラーがかわいい」などの口コミが見られます。

100均ダイソーでは、「水性ペイント」以外にも水性ペンキの種類があります。水性ペイント以外の水性ペンキの名前は「ダイソーの補修用水性塗料」です。

補修用と商品名がつけられていますが、もちろん補修だけではなく、ゼロからの塗装にも対応しています。この商品はキャップ部分に細い刷毛がついていて、その刷毛を使って細かい部分に塗ることを想定して売られているので、補修用と名付けられているのです。

口コミでは「いい仕事する」と好意的な意見がある一方で、「こんなもんか」という否定的な意見もありました。どんな商品でもすべてが好意的な意見ばかりではありません。物凄く悪い意見もないので、標準かそれ以上のペンキと捉えても良いでしょう。

黒板ペイント

「黒板ペイント」というペンキをご存知でしょうか。100均ダイソーで売られている水性ペンキの中には、この「黒板ペイント」という種類もあります。その名も100均ダイソーの『たっぷり使える黒板ペイント』です。

「黒板ペイント」とは、このペンキを塗るだけで塗った対象が黒板になってしまうペンキのことです。少し前にTVなどで紹介され、注目を集めたペンキです。以前はホームセンターだけでしか取り扱いされていませんでしたが、最近ではついに100均ダイソーでも購入できるようになりました。

塗った対象が黒板になるということで、ペンキが乾いた後は本当にチョークを使って文字を書くことができるようになります。100均ダイソーで購入した別のボードを塗装してアレンジする方も多いようです。カラバリは黒板風にグリーン、ブルー、ブラックの3種類です。

たっぷり60ml入りの「黒板ペイント」は塗料も塗りやすく、木材だけでなく、段ボール、瓶などにも塗ることができます。チョークの書き味もキレイで100均のクオリティとは思えない商品です。口コミでも「使ってよかった」「下地塗りにも使える」といった口コミが見られました。

仕上げ材

先ほども少し紹介しましたが、100均ダイソーではペンキとともに「仕上げ材」も売られています。先ほども少し紹介しましたが、100均ダイソーでは4種類の仕上げ材が売られています。

100均ダイソーの仕上げ材は、ナチュラルミルクペイントと同時に発売され、SNSでも100均で買えることに驚きの声が多く掲載されています。なお、100均ダイソーで売られている4種類の仕上げ材とは、「漆喰」「珪藻土」「2種類のメディウム」の4種類です。

質感が変わって良い

仕上げ材を使うとどうなるのかを簡単に紹介すると、例えば100均ダイソーのミルクペイントで色を塗った後に、同様に100均ダイソーの「漆喰」というツヤを出す仕上げ材を塗ることで、ミルクペイントを塗ったときよりもツヤを出した仕上がりにすることができます。

このように、仕上がりの見た目や触感を、元々塗っていたペンキの質感から変化させるためのペンキが仕上げ材です。100均ダイソーで売られている4種類の仕上げ材のなかでは、「漆喰」と「珪藻土」の任意が高いようです。

SNS上の口コミでは、「和室の改装で「腐葉土」を土壁に塗りました。仕上がりは大満足」や「108円で漆喰や珪藻土ペイントが買えるのは本当にすごい」といったように絶賛されている物ばかりが見られました。

仕上げ材を使うコツ

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仕上げ材は、名前の通り仕上げの段階で使う塗料です。ペンキやスプレーなどで色を塗った後に、質感をプラスしたり、雰囲気を変えたい部分に取り入れることで、印象や完成度がぐっと上がります。

例えばテレビでよく見かけるのが、薄いブラウンの仕上げ材でアンティーク感をだしている光景です。このように仕上げの質感を変えるのが仕上げ材です。また、木材を屋外に使用する際に耐水性を上げるために撥水加工をするような仕上げ材もあります。

100均ダイソーの油性ペンキの種類をチェック

100均ダイソーで売られているペンキのほとんどは水性ペンキであることを紹介しましたが、「ほとんど」というくらいですので、もちろん油性ペンキも売られています。

100均ダイソーで売られている油性ペンキは、水性ペンキの様なボトルに入ったタイプではなく、他の形状で売られています。ボトルや缶に入ったタイプの油性ペンキは、やはりホームセンター等で手に入れるのが良いでしょう。

100均には珍しい油性タイプ

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100均では、ダイソーに限らず油性ペンキが売られていることが少ないのですが、油性ペンキは水性ペンキと比較すると耐水性や塗料の密着度が水性ペンキよりも高く、仕上がりそのものはしっかりした仕上がりになります。

そこで、100均では珍しい油性タイプのペンキを紹介しましょう。今回は100均ダイソーで購入することの出来る油性ペンキを紹介しますが、他の100均では違うタイプの油性ペンキが売っていることもありますので、油性ペンキが欲しい方はいくつか回ってみると良いでしょう。

アクリルスプレー

ではまず100均ダイソーで購入できる油性ペンキの1つめです。1つめは「アクリルスプレー」です。100均ペンキでは珍しい油性ペンキで、スプレータイプなので、水性ペンキを塗るときの刷毛が届かないような場所を塗るときなどに重宝します。

また、刷毛を使う必要がないということで、他に準備しておく必要があるものが無いというのも特徴です。つまりは、これ1本だけで塗装が完了できるということです。

カラーは通常カラーの他に、蛍光カラーやメタリックカラーまであります。耐水性を上げる仕上げ用スプレーなどもありますので、仕上げだけはスプレータイプで行うという様な場合にも使うことができます。

ラッカースプレー

もう1種類、100均ダイソーで購入することの出来る油性ペンキが『ラッカースプレー』です。名前のとおり、アクリルスプレー同様にスプレータイプのペンキです。

ラッカースプレーとアクリルスプレーを比較すると、ラッカースプレーの方がより発色がよく、乾燥が早い、塗装も強いという特徴があります。しかし重ね塗りに向いていないという欠点があります。

塗料が強いということからのデメリットになりますが、プラスチックなどに塗った場合、プラスチックを浸食する場合もあります。また、シンナー臭がかなりキツイという側面もあります。油性スプレーを使う場合は、長所短所を考慮して選ぶようにしましょう。

スプレータイプのペンキの使い方

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ではここで、油性ペンキスプレーの使い方を紹介しましょう。スプレーの使い方だけであれば、噴出口の上のボタンを押し込めば霧状にペンキが出てくるということなのですが、注意点やきれいに塗るための使い方ということで確認してください。

では、仕上がりが良い油性ペンキスプレーの使い方を紹介しましょう。まず準備するものは、スプレーとマスク、手袋、大きめのシートです。

可能なら室外で

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油性ペンキスプレーの使い方を紹介していますが、スプレーを使う場所に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から伝えると、スプレーの使い方としては、できれば屋外で塗装することがおすすめです。油性スプレーの場合、シンナー系のにおいがきつい物が多いので、室内で塗装するのは危険だという点、また、換気をしようと窓を開けて塗装すると、風に乗った塗料が部屋に飛び散る点。

この2点から屋外で塗装することがおすすめです。屋外であれば風もありますので、乾燥時間も室内で乾燥させるよりも早く乾くことが多いのもおすすめのポイントです。ただし、その時の天候により塗装作業ができるか否かが決まってしまう点には注意しなければなりません。

風が強い日では、塗料が対象物に均一に塗れないこともありますし、どんよりした天候だと室内よりも乾きにくい環境になっている可能性があります。

シートを敷いておくと安心

上手く塗るためのスプレーの使い方として、大きめのシートを準備しておくことを紹介しました。また、塗装はできれば屋外でやるのがおすすめであることを紹介しました。

仮に屋外で塗装作業ができる環境だったとしても、まずは地面に大きめのシートを敷くようにしましょう。このシートにはスプレーの塗料が付着する可能性が高いので、大事なシートを使うのではなく、最悪捨てても構わないようなシートを使うことをおすすめします。

スプレーは霧状で噴出されるため、屋外で風の影響を受けることで周囲に飛散する可能性があります。そのために、大きめのシートを敷いておく必要があるのです。

手袋やマスクを装備

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きれいに仕上げる為のスプレーの使い方として、手袋とマスクを用意しておくことも紹介しました。説明の必要はないかもしれませんが、油性スプレーは耐水性に優れていますので、手や衣類に付いた場合は、その耐水性の強さが逆効果といて現れます。

つまりは、耐水性の高さにより、皮膚についてしまった塗料が水洗いしてもすぐには落ちにくいという欠点があるのです。そのため、油性スプレーが皮膚に付かないようにするために手袋をすることをおすすめしています。

また、シンナー系のニオイが強いのもこのスプレーの特徴ですので、直接吸い込まないようにするためにマスクの着用もおすすめします。

いずれもスプレーの使い方としては最低限守って欲しい事柄なので、屋外/内どちらで塗装する場合も必ず使用してください。

何回か重ねて吹き付ける

ではここからが本当の使い方になります。まず使い方①として「塗る前に、中の攪拌玉の音がして30秒ほど振る」ことです。振ることで、中の塗料の色が均一になります。

使い方②としては、「塗料を吹きかけるときは10~20cmの間を空けて塗るようにする」ことです。塗装面と噴出口が近すぎると、塗料が集中し液だれしてしまうことが多くなってしまいます。乾燥後に均一な塗装面に仕上げたいので、薄く塗ることを心がけましょう。

使い方③としては、「塗る面と平行に噴出口を移動させながら薄めに塗る」ことです。使い方②で紹介したように、薄く塗ることを心掛け、液だれを避けます。そして使い方④が「まんべんなく2〜3回重ね塗りする」ことです。薄く数回塗ることできれいな仕上がりになります。

しっかり乾かす

では最後に、スプレーの使い方の最終工程に入ります。最終工程はもちろん、塗装後にしっかりと乾かすということです。乾燥時間の目安は、気温の高い夏場は40〜50分、塗料が乾きにくい冬場で1〜2時間の乾燥時間を取ると良いでしょう。

乾燥時間が短くて不安に思う方は、少し長めに乾燥時間を取ると良いでしょう。早すぎると触った手の跡が残るリスクがありますが、長すぎる分には完全に乾いて変化が無いというだけなので、時間に制限が無ければ長めに乾燥時間を考えておく方が安全ではあります。

いかがでしたか。スプレーの使い方としていくつかの工程を紹介しました。使い方は難しくないので、きっと満足いく仕上がりになります。

ただし、使い方で本当に注意してほしいのは安全面。塗装工程では厚塗りにならないようにすること。まずはこの2つを最優先してください。

ダイソー以外の100均ペンキもチェック

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さてここまでは、100均ダイソーで購入可能なペンキについて紹介を続けてきました。100均でも十分な機能を持ったペンキが購入できることを紹介してきましたので、続いては他の100均で買うことの出来るペンキを紹介していきましょう。

100均と言えば、ダイソーはもちろんですが、他にはセリアやキャンドゥといった店舗が有名で、ご自宅の近くにもこの3社のうちの1~2社の店舗はあるのではないでしょうか。

水性ペンキが中心になっていることはダイソーと共通していますが、より耐水性に優れた機能を付加するペンキであったり、それぞれに特徴のあるペンキが扱われているかもしれません。では、セリア、キャンドゥで扱っているペンキについて紹介していきましょう。

100均セリアのペンキ

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100均と言えば、ダイソーではなくセリアを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。セリアパトロールという言葉がある程で、セリアにもダイソーと同じくらいおしゃれで使い勝手の良い商品がたくさん扱われています。

では、そんなセリアで買うことの出来るペンキをいくつかピックアップして紹介していきましょう。紹介した以外にも店舗では扱いがありますので、気になる方はセリアの店舗でチェックしてみてください。

ウォーターペイント

100均では、ダイソーだけではなく、セリアにも人気のペンキがあります。100均セリアで特に人気があるペンキが「ウォーターペイント」です。水性ペンキで、パステル系の色合いがかわいいペンキです。

色はスモーキー系のグリーンやピンク、ブルーなどのカラーバリエーションがあります。水性ペンキでスモーキー系の色合いということで、ダイソーの「ナチュラルミルクペイント」の競合品ということになるでしょうか。

仕上がりは少しツヤが無い色合いになります。光沢が欲しい方は、同じくセリアの仕上げニスを使うと良いでしょう。ニスを塗ることで、少し耐水性もあがるのでおすすめです。

なお、SNS上では「ガラスボトルに塗るとおしゃれ」「ペンキの伸びが良くて塗やすい」という口コミが見られました。

アクリルガッシュ

学生時代に水彩絵の具と並んで美術の授業で使用したのがアクリル絵の具。これはアクリル樹脂が入った絵の具です。水彩絵の具のように塗ることができるのに、乾くと水をはじくという使いやすさが人気です。

セリアで人気のペンキはウォーターペイントだけではありません。ダイソーで売られているペンキでは紹介していない、チューブタイプのペンキで商品名は「アクリルカラー」と言います。

アクリルカラーは耐水性に優れていて、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。並んでいる様子は見ているだけでも楽しい気持ちになります。また、1色ずつ販売しているので好みの色だけを購入することができます。

発色が非常に良いので、アクセントカラーとして使えるのも良いところ。注意点としては、アクリルカラーはチューブタイプと紹介しましたので、絵具を使うときのようにパレットや筆が必要になることです。

広い範囲の色を塗ることには適していないかもしれませんが、耐水性の高さを活かして、屋外に設置する物にイラスト等を描くのに適しています。その場合は細筆を使用するのがおすすめですが、細筆もセリアで購入することができますのでチェックしておきましょう。

クラッキングメディウム

続いて紹介するセリアのペンキは、仕上げ材の「クラッキングメディウム」です。ペンキを塗って乾かした後、クラッキングメディウムを塗って伸ばすという使い方になります。クラッキングメディウムを使うことで、表面をひび割れ風の塗装に仕上げることができます。

ダイソーのペンキで紹介した「アンティークメディウム」と同様で、仕上げ材として人気の高い商品です。仕上げ材は、通常の塗料の上に塗料を重ねることになりますので、一般的には耐水性を上げてくれる効果がありますので、屋外に使用する物には何らかの仕上げをした方が良いでしょう。

水性ニス

セリアの仕上げ材として「クラッキングメディウム」を紹介しましたが、実はここまでの商品紹介の中で出てこなかった、最も一般的な仕上げ材が「水性ニス」です。ニスと言えば、一般的な仕上げ材として最も有名で、どなたも一度は使用したことがあるのではないでしょうか。

セリアのニスは、艶出し、艶消し、色付きニスなど、様々な種類のニスが販売されてます。一般的には木材に使われることの多いニスですが、用途に応じて、いくつかの種類の中から使い分けられるおすすめアイテムです。

100均キャンドゥのペンキ

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ダイソー、セリアに続いて100均のもう一つの大手、キャンドゥで買うことの出来るペンキを紹介していきましょう。先ほど、セリアで買うことの出来るペンキを紹介した際は、主にボトルタイプのペンキを紹介しました。

これから紹介するキャンドゥで買えるペンキについては、スプレータイプや耐水性に優れた油性ペンキなどを中心に紹介します。どの会社でもボトルタイプ、仕上げ材、耐水性に優れた油性スプレータイプなどは、ほとんど取り扱いがありますので、店舗で確認してみましょう。

ミルキーカラー マルチペイント

キャンドゥのペンキで最初に紹介するのは「ミルキーカラーマルチペイント」です。ミルキーカラーの水性ペンキで、落ち着いた色合いが特徴です。ダイソーの「ナチュラルミルクペイント」、セリアの「ウォーターペイント」と似たペンキです。

ウォーターペイントとの違いは、ミルキーカラーマルチペイントはこれだけで艶を出すこともできるという点。ニスなしでも光沢のある仕上がりになることが違いになります。本格的に艶を出したい場合は、塗装後にニスを塗る必要もありますが、こだわらなければこれだけでOKです。

ラッカースプレー

続いては耐水性と耐久性に優れる「ラッカースプレー」です。乾燥すると塗装が硬くなるので、耐水性も耐久性も高くなります。磨き上げることで、強い光沢と深みも出ます。

耐水性と耐久性が優れると紹介しましたが、ラッカースプレーを使って色を重ねるときは、油性か水性かに関わらず、ラッカースプレーを下塗りに使いましょう。ラッカースプレーは非常に強いので、後から重ねてしまうと、先に塗った塗料が溶けてしまうからです。

シルバー、ゴールドなどのメタリックカラー、レッド、ブルーなどの基本色まで全10色が展開されています。より耐水性、耐久性に優れた仕上がりにしたいときにおすすめです。

油性カラーペイント

水性がほとんどの100均ペンキの中では珍しい油性カラーペイントです。いかにもペンキといった缶に入った油性ペンキなので、においに気をつける必要があります。室内で塗装する場合には換気には十分に気をつけましょう。

油性なので耐水性があり、乾燥に環境が影響しにくいという特徴があります。雨に強い耐水性、風や日光に強い耐久性を持つ油性ペンキなので、屋外の物を塗装するのに適しています。

色はグリーン、イエロー、ブラックなどたくさんの種類が揃っています。油性ペンキの良いところとしては更に、木材に加えて鉄製の物にも使える点。

それ以外の注意点としては、購入時に顔料と溶剤が分離している場合があるので、塗り始める前には割りばし等を使ってしっかりとかき混ぜる必要がある点です。

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100均ダイソーでペンキ関連用品も揃う

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100均で購入できるペンキの種類を紹介してきましたが、100均でペンキを購入するときに、塗装に必要なアイテムも一緒に購入しておくと良いでしょう。例えば、ペンキを塗る際には刷毛が必要になります。他にも塗装に必要な道具や100均で買える便利な道具を紹介します。

刷毛

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まずは、何と言ってもペンキを塗るのに必須のアイテムが『刷毛(はけ)』です。上手に刷毛を使えるようになれば、塗料を均等に塗ることもできるようになります。また、あえてムラを出すなどのテクニックも習得できるかもしれません。

刷毛には毛の質感、幅の広さ(サイズ)の違いによって種類は様々ありますので、自分が塗りたい場所にあった刷毛を探しましょう。1回の作業で使う予定の色数分の刷毛を持っておき、サイズも複数タイプ用意しておくと便利です。

ローラー

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壁や、大きめの材料を塗装するときに便利なのがローラーです。広い面に均一にペンキを塗るのに適しているのは刷毛よりもローラーです。ローラーも幅の違いで種類がありますので、塗りたい場所の面積に応じて選択してください。

ペットボトル塗装用装置

100均で購入することができる便利グッズで、ペットボトルに付ける不織布製の塗装アイテムです。不織布ではありますが頑丈なのでヘタることはなく、塗装面の隅など、刷毛で塗りにくい部分の塗装に適した道具です。

注意していただきたいのは、容器はペットボトルを使うことを前提としているため、油性ペンキを入れるとペットボトルの方が変形してしまう可能性があるので、使用する際は水性ペンキのみにしましょう。

レジャーシートやマスク・手袋も

スプレーの使い方の部分で紹介しましたが、塗装作業をする際は、マスクと手袋で自分の体を保護し、レジャーシートで塗装対象物以外の物に塗料が付着するのを防ぐ必要があります。これらのアイテムも100均で購入することが可能ですので、一緒に購入しておきましょう。

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100均ダイソーのペンキでハンドメイドを楽しもう

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いかがでしたか。100均ダイソーで揃えることの出来る塗装アイテムの数々。塗装が上手くできるようになると、DIYで作った家具などの仕上がりが更に一段階上がります。100均グッズでより満足感が上がるハンドメイドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Randkin
ライター

Randkin

世の中の様々な事に興味を持ち、自分から積極的に情報収集を行っています。読者の皆さんが、知っているようで知らない言葉や知識。今の生活がもっと便利になるアイデアをたくさん紹介していきます。

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