クローゼット内はDIYでもっと便利に
クローゼットは衣類の収納に便利ですが、クローゼットを有効活用できずにいるという方も多いのではないでしょうか。クローゼットの中の収納の仕方を工夫したり、DIYで簡単なリフォームをしたりすることで、クローゼットはもっと使いやすくなります。
この記事では、クローゼットのDIYアイデアをまとめてご紹介します。賃貸でもOKの収納の作り方やDIYでのウォークインクローゼットの作り方などもご紹介しますので、衣類の収納で悩んでいる方は要チェックです。クローゼットのDIYで暮らしをもっと便利にしましょう。
クローゼットのDIYのメリット
クローゼットのDIYアイデアをご紹介する前に、まずはクローゼットのDIYのメリットについてご紹介しましょう。DIYとは「Do It Yourself」の頭文字をとった言葉で、日本語では「自分でやろう」といった意味になります。
つまり、既製品を購入したりプロに依頼したりするのではなく、工具などを使って自分で家具やインテリアを作るということです。DIYに使う材料はホームセンターや100均などでも揃いますので、DIYにはコストが安く済むというメリットがあります。
少し前まではDIYというと男性が行うものというイメージがありましたが、最近では女性にもDIYは人気です。DIYにもいろいろな種類があり、簡単な作り方もありますので、DIYをしたことがないDIY初心者や不器用な方でも大丈夫です。
DIYを活用すれば、コストを抑えてクローゼットをリフォームすることもできますし、憧れのウォークインクローゼットをDIYで手作りすることだってできてしまいます。賃貸物件の場合にはDIYで壁に傷がつくと困りますが、賃貸でもOKの作り方もありますので安心です。
デッドスペースを減らせる
1番目にご紹介するクローゼットのDIYのメリットは、クローゼットのデッドスペースを減らせるということです。もちろん、わざわざDIYをするよりも市販の収納グッズを活用する方が手間はかかりません。
けれども、市販の収納グッズの中から自宅のクローゼットにピッタリと合うサイズのものを探すとなるとなかなか大変です。ピッタリと合うサイズのものが見つからなくて、妥協して購入した結果、空間が余ってしまうこともあるでしょう。
その点、DIYなら一から自分で設計することができますので、自分の好きなようにサイズも決められます。そのため、自宅のクローゼットのサイズにピッタリと合うサイズで作ることができ、空間を有効活用することができます。
すっきり見せることができる
2番目にご紹介するクローゼットのDIYのメリットは、クローゼットの見た目をすっきり見せることができるということです。
衣類はかさばるため、量が増えるとどうしてもクローゼットの中はごちゃごちゃした見た目になってしまいます。クローゼットを元々の状態のままで使っていると尚更です。
クローゼットの中をDIYでリフォームして、棚や仕切りを増やしてあげれば、かさばる衣類も整理整頓しやすくなりすっきりとおしゃれに収納することができるようになります。
扉を閉めてしまえばクローゼットの中は見えませんが、すっきりとおしゃれに収納してあった方が扉を開けたときに気持ちいいです。DIYで毎日の身支度も楽しくなるかもしれません。
取り出しやすくなる
3番目にご紹介するクローゼットのDIYのメリットは、クローゼットの中身が取り出しやすくなるということです。
クローゼットの中をDIYでリフォームして、棚や仕切りを増やしてあげることのメリットは、衣類がすっきりとおしゃれに収納できることだけではありません。どこに何を入れたのかわかりやすくなり、取り出しやすさもアップします。
必要なものを取り出すたびに、どこに何があるのかいちいち探さずに済むのです。DIYで取り出しやすいクローゼットを作ってあげることで、子供も自分で洋服の出し入れができるようになるかもしれません。
このように、DIYにはいろいろなメリットがあります。それでは、次のパートからはすっきりとおしゃれなクローゼットにするためのクローゼットの作り方やDIYアイデアについてご紹介していきましょう。
クローゼットのDIYアイデア①上段の活用
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとしてまずご紹介したいのは、上段の活用についてです。日本のクローゼットは、上部に収納棚が付いているのが一般的です。これを枕棚といいます。
この枕棚は、2メートルほどの高さのところに付いているため使い勝手が悪いです。上手く使いこなせずにいる方も多いことでしょう。しかしながら、せっかくのスペースですから、使わないのはもったいないです。では、どのように活用すればよいのでしょうか。
収納ボックスを並べてすっきり
クローゼットの上部の収納棚を有効に活用する方法として最も簡単なのが、収納ボックスを並べるというアイデアです。収納ボックスを並べれば、DIYをしなくても、クローゼットの上部の収納棚をすっきりと見せることができます。
その際、重い収納ボックスを使うと、出し入れするのが大変ですし、もし頭の上にでも落ちてきたら怪我をしてしまうかもしれません。したがって、クローゼットの上部の収納棚に収納ボックスを並べるときには、できるだけ軽いタイプの収納ボックスを使うとよいでしょう。
下の方に取っ手が付いているタイプの収納ボックスなら、踏み台が必要ないため便利です。IKEAの「SKUBBスクッブボックス」などがおすすめです。
バッグなどを置きたいときには、クローゼットの上部の収納棚に仕切りを付けてしまうというアイデアもあります。頻繁に使うものを収納ボックスに収納してしまうと取り出すのが面倒ですが、この方法なら使いたいときにさっと取り出せます。
仕切りをつけるときにはカラーボックスを活用することもできますが、重いですしサイズが決まっていますので、できればDIYするのがおすすめです。100均のワイヤーネットを使って、好きな幅の仕切りをDIYするとよいでしょう。
空間を横に仕切るだけでなく、縦に仕切って2段にすることもできます。DIY初心者にも簡単な仕切りの作り方です。クローゼットに傷がつくことがありませんので、賃貸でも安心なDIYアイデアです。
取り出さないものは奥へ!
クローゼットの上部の収納棚に収納するときには、頻繁に取り出さないものを奥へ収納するのがポイントです。頻繁に使うものを奥に収納してしまうと、使いたいときに取り出しにくくなってしまいます。すぐに着ない洋服やレジャー用品、生活用品のストックなどを収納するとよいでしょう。
段がない場合は取り付けよう
クローゼットの上部に収納棚がない場合には、DIYで作ってしまいましょう。DIYでクローゼットの上部の収納棚を作るときには、ダボレールを活用した作り方がおすすめです。ダボレールとは、壁に棚を設置するための支柱のことです。
ダボレールを活用した作り方なら、後から棚の高さを自由に変えられるというメリットがあります。収納したいもののサイズに合わせて、臨機応変に棚の高さを変えられるのです。2段や3段の棚にすることもできます。真っ白なダボレールセットを使えば、見た目もおしゃれです。
賃貸物件なのでDIYで壁に傷をつけたくない場合には、ディアウォールやラブリコにダボレールを取り付けるというDIYアイデアもあります。ディアウォールやラブリコは、壁に傷をつけることなく2×4(ツーバイフォー)材で好きな場所に柱を作れるDIYアイテムです。
また、クローゼットの幅が狭く重いものを乗せないのであれば、市販のつっぱり棚を取り付けるのもありです。DIYするよりも簡単に収納棚を作れます。
クローゼットのDIYアイデア②吊り下げ収納
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとして次にご紹介したいのは、吊り下げ収納についてです。
日本の一般的なクローゼットにはハンガーポールが付いていて、ハンガーポールにハンガーで衣類を吊り下げるのがクローゼットの最も基本的な使い方となっています。簡単にたくさんの衣類を収納することができます。
しかしながら、ハンガーを使う以外にも吊り下げ収納には様々な方法があり、ハンガーポールにハンガー以外の収納アイテムを吊り下げると、クローゼットの真ん中の空間をさらに有効活用することが可能です。
吊り下げ棚を活用しよう
クローゼットの真ん中の空間を有効活用したいときに便利なのが、吊り下げ棚です。吊り下げ棚を使えば、スペースが無駄にならないだけでなく、必要なアイテムがすぐに見つかります。引き出しなどに収納するよりも取り出しやすいです。
仕事用のアイテムを吊り下げ棚に、プライベート用のアイテムを引き出しに収納して分類しておけば、急いでいる朝も焦らずに済みます。
無印や300均の吊り下げ収納
吊り下げ収納に特におすすめなのが、無印良品の吊り下げ収納グッズです。無印良品の「吊るせる収納」シリーズには様々なタイプの商品が揃っていて、収納したいアイテムに合わせて、好きな商品を選ぶことができます。
「吊るせる収納・シャツポケット」は、大きめのポケットが5つ付いていて、ワイシャツを収納するのにおすすめなグッズとなっています。値段は2490円です。
「吊るせる収納・ファスナー付ポケット」は、小物を収納するのに便利なグッズです。ハンカチやベルトなどを綺麗に収納することができます。値段は3890円です。
また、もっとコストを安く押さえたいのであれば、3COINSの吊り下げ収納グッズもおすすめです。3COINSには「吊り下げ三段収納」という商品が販売されています。
幅30×奥行30×高さ66cmのワイドタイプと幅20×奥行27×高さ78cmのスリムタイプがありますので、収納したいもののサイズに合わせて選べます。もちろんどちらも値段は300円です。形崩れしやすい帽子やバッグ、タオルなどの収納におすすめです。
ポールの後付けも可能
クローゼットにはハンガーポールが付いているのが一般的ですが、中には自宅のクローゼットにハンガーポールが付いていないということもあるでしょう。
そういう場合には、DIYでクローゼットにハンガーポールを後付けすることが可能です。ハンガーポールを2段にしたり、押し入れをクローゼット代わりにしたりすることもできます。
クローゼットにハンガーポールを作りたいときや増やしたいときには、突っ張り棒を活用するのが最も簡単な作り方です。しかしながら、突っ張り棒は重いものを吊り下げると落下してしまうこともあります。
手間はかかりますが、できればDIYでちゃんとしたハンガーポールを取り付けてしまう方法の方が、より使いやすいクローゼットに仕上がるでしょう。ディアウォールやラブリコを活用する作り方なら傷がつきませんので、賃貸物件にもおすすめのDIYアイデアです。
クローゼットのDIYアイデア③足元収納
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとして次にご紹介したいのは、足元収納についてです。日本のクローゼットの多くは、ハンガーポールと上の収納棚が付いているのみという作りになっています。
そのため、ハンガーで衣類を吊り下げると、下の部分に空間ができてデッドスペースになってしまいます。クローゼットの下の部分がデッドスペースになっているなら、収納ケースや収納棚を設置して有効活用しましょう。
引き出しつきの収納ケースが便利
クローゼットの足元収納には、引き出し付きの収納ケースが便利です。引き出し付きの収納ケースに、ハンガーにかけきれない衣類やハンガーにかけると伸びてしまう衣類などを収納しましょう。
クローゼットが広いのであればタンスを設置することもできますが、積み重ねて使う一段タイプの収納ケースなら組み合わせや高さを自由に変えられますので、スペースや収納したいもののサイズに合わせて設置することができます。
ハンガーポールにハンガーで洋服をかけるときには、洋服の丈が長いものから順番にかけていくと無駄な隙間を減らすことができ、足元部分のスペースを有効に使えます。ケースの色やデザインを揃えると、見た目もすっきりとおしゃれです。
また、使いやすい足元収納の作り方では、収納ケースの中の衣類を畳んで重ねるのではなく畳んで縦に並べることも大切です。アイテムごとに分類したうえで縦に並べることで、一目で中身を把握することができ、必要なものをすぐに取り出せます。畳んで重ねるよりも収納力もアップします。
頻繁に着る衣類を手前に収納して、すぐに着ない衣類はケースの奥に収納しましょう。靴下や下着、ハンカチなどは、仕切りを入れて収納するとごちゃごちゃになりにくいです。
洋服の邪魔をしない高さで
クローゼットを有効に活用するためには空間を無駄にしないことが大切ですが、ハンガーでかけた衣類と足元の収納ケースの間に隙間を開けることを忘れてはいけません。デッドスペースを有効活用したいからといって、ぎゅうぎゅうに詰め込むのは禁物です。
衣類が常に収納ケースに触れたままの状態で収納しておくと、裾の部分がしわになってしまうからです。床から衣類の裾までの高さを測り、衣類の邪魔にならないようなサイズの収納ケースを設置するようにしましょう。
カラーボックスを使う人も
引き出し付きの収納ケースの他に、クローゼットの足元に収納棚を設置するのも1つのアイデアです。カラーボックスを使う人もいます。カラーボックスを活用すれば、クローゼットの中に手間なく収納棚を作ることができます。
とはいえ、カラーボックスはサイズが決まっていますので、クローゼットのサイズにぴったりと合うとは限りません。カラーボックスがクローゼットのサイズに合わない場合には、DIYで収納棚を作るのがおすすめです。
すのこを活用する作り方なら、DIY初心者でも簡単におしゃれな収納棚を作れます。すのこで作った収納棚と100均の収納ボックスを組み合わせて、引き出し代わりにしてもよいでしょう。カラフルなボックスを選べば、子供用のクローゼットにもぴったりです。
さらに、もっと簡単な作り方がよい場合やすのこだと強度が心配な場合には、発泡スチロールブロックと平板を組み合わせる作り方もあります。釘などで固定せずにブロックの上に板を乗せるだけなのでとても簡単なDIYです。賃貸物件で引っ越すときにも簡単に分解できます。
クローゼットのDIYアイデア④整理整頓術
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとして次にご紹介したいのは、整理整頓術についてです。クローゼットが狭いからといって、最初から整理整頓を諦めてしまっている方もいるのではないでしょうか。
どうせ扉を閉めてしまえば見えないからといって物置状態にしておくと、クローゼットから必要なものを取り出すたびにどこにあるのか探すことになって時間がもったいないです。狭いクローゼットもちょっとしたアイデアや工夫次第で有効スペースがたくさん生まれます。
クローゼットを仕切って整理
収納に大切なのは、必要以上に物を持たないことと物の定位置を決めてあげることです。クローゼットの中も物を減らしたうえで定位置を決めて収納することが大切になります。
しかしながら、日本のクローゼットはハンガーポールと上の収納棚が付いているだけという作りのものが多く、クローゼットをそのままの状態で使うと使っているうちに中身がぐちゃぐちゃになってしまいます。クローゼットの空間を細かく仕切って整理しましょう。
賃貸ならラブリコで柱を増やして仕切る
クローゼットの中の仕切りの作り方としてまずおすすめなのが、DIYで収納棚を取り付けるという方法です。賃貸物件の場合にはDIYで壁に傷がつくと困りますが、ディアウォールやラブリコを使えば、壁を傷つけることなくDIYでおしゃれな棚を取り付けることができます。
賃貸物件でなく持ち家でもDIYで傷をつけたりするのに抵抗がある場合には、ディアウォールやラブリコを使うとよいでしょう。どちらも2×4材で好きな場所に柱を作れるDIYアイテムですが、どちらかというとラブリコの方が微調整ができるのに加え安定感もあるためおすすめです。
ケースを並べて仕切りにする
DIYは面倒くさいという場合には、収納ケースを並べて仕切りにするアイデアもあります。無印良品やニトリなどには、いろいろなサイズの収納ケースが売られています。
シンプルな見た目のものを選べば、どんな雰囲気の部屋にもピッタリで、DIYを行わなくてもすっきりとおしゃれに片付けられるでしょう。さらにキャスター付きなら、掃除のときや衣替えのときなどの移動にも便利です。
クローゼットのDIYアイデア⑤ウォークインクローゼット
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとして次にご紹介したいのは、ウォークインクローゼットについてです。ウォークインクローゼットとは、名前の通り「人が歩いて入れるクローゼット」のことです。
普通のクローゼットよりも大量の衣類をまとめて収納することができます。一室ですべての衣類を収納できるため衣替えも必要ありません。
おしゃれなウォークインクローゼットに憧れている方も多いのではないでしょうか。DIYを駆使すれば、ウォークインクローゼットは後付けでも作れてしまいます。賃貸物件でもOKな作り方もあります。
後付けウォークインクローゼットの作り方
想定していたよりも衣類が増えてしまい、備え付けのクローゼットに収納しきれなくなって困っている方もいることでしょう。一応クローゼットに収納しきれてはいるけれど、ぎゅうぎゅうに詰まっていて出し入れしにくくなっている方もいるかもしれません。
そんなときにはクローゼットをDIYで手作りしてしまいしょう。クローゼットの最も手軽な作り方は、市販のワードローブや突っ張り式ハンガーラックを使う作り方です。好きな場所に設置するだけで簡単にクローゼットが作れて、ウォークインクローゼットも作れます。
もし市販のワードローブや突っ張り式ハンガーラックでは物足りないという場合には、自分でパーツを揃えてDIYで収納棚やハンガーラックを自作するとよいでしょう。
おしゃれで男前な雰囲気のクローゼットに仕上げたい場合には、ガス管で収納棚やハンガーラックを作るDIYアイデアがおすすめです。
空き部屋を有効活用!
ウォークインクローゼットを後付けしたいときには、本来ならばリフォームが必要です。しかしながら、賃貸物件の場合はは原状回復が義務となっています。
そのため、賃貸物件を勝手にリフォームするわけにもいきません。賃貸物件でなくても、予算の都合でリフォームは無理という場合もあるでしょう。
本格的なリフォームをすることなく、DIYでウォークインクローゼットを作りたいのであれば、空き部屋を活用しましょう。納戸や物置として使われている小さな空き部屋をDIYでウォークインクローゼットに生まれ変わらせるのです。
ディアウォールで壁一面を収納に
賃貸物件などでDIYで壁に傷をつけたくないときには、ディアウォールやラブリコを活用する作り方がおすすめです。市販のワードローブや突っ張り式ハンガーラックと違い、部屋の広さに合わせて好きなサイズの収納棚やハンガーラックを作れます。
賃貸物件で収納スペースが少なくても、ディアウォールやラブリコを活用すれば、壁一面を収納にすることもできます。どんな雰囲気のインテリアにも馴染みますので、おしゃれなオープンクローゼットをDIYで作りたいときにもおすすめです。
クローゼットのDIYアイデア⑥おしゃれ見せ技
すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアとして次にご紹介したいのは、おしゃれ見せ技についてです。クローゼットをすっきりとおしゃれに見せるためには、洋服の収納の仕方にもこだわる必要があります。
せっかく使いやすいクローゼットをDIYで手作りしても、洋服を適当に詰め込んだのでは意味がありません。まずは極力アイテムを減らしてから、すっきりとおしゃれに見える収納を心掛けましょう。すっきりとおしゃれに見える収納のポイントをいくつかご紹介します。
色味を揃える
クローゼットをすっきりとおしゃれに見せるために欠かせないのが、収納グッズのデザインや色を統一することです。バラバラのデザインや色のハンガーを使うと、それだけでクローゼットの中が雑然とした雰囲気になってしまいます。
デザインや色が統一されたハンガーを使うと、お店のディスプレイのようにおしゃれに見せることができます。ハンガーも部屋や洋服の雰囲気に合わせて、おしゃれなものを選びましょう。
シンプルな雰囲気にしたいなら白のハンガー、クールな雰囲気にしたいなら黒のハンガー、ナチュラルな雰囲気にしたいなら木製のハンガーがおすすめです。また、ハンガーだけでなく、収納ケースや収納ボックスなどのデザインや色も統一させるとよいでしょう。
さらに、持っている洋服や小物も色ごとに分けると、よりクローゼットの中のおしゃれ度をアップすることができます。洋服や小物を色ごとに分けたら、淡い色から濃い色までグラデーションになるように並べていきましょう。
似たものを近くに並べる
洋服や小物を色ごとに分けたら、次はアイテム順に並べていきましょう。似たアイテムを近くに収納すると、ただおしゃれに見えるだけでなく必要なアイテムが見つけやすくなるというメリットもあります。
買い足すべきアイテムもわかりやすくなり、せっかく買ったのに合わせる洋服がないなんてこともなくなるでしょう。
もしクローゼットが広くて、持っている洋服や小物の数が多い場合には、アイテムごとに色のグラデーションを作るのもおすすめです。シャツはシャツだけで、スカートはスカートだけで色のグラデーションを作りましょう。
ケース内も仕切って便利に
クローゼットを毎日気持ちよく使うためには、目につきにくい場所まで気を使いたいものです。ハンガーにかけるアイテムだけでなく、収納ケースの中も同じように色別・アイテム別に並べましょう。
洋服は畳んで重ねるのではなく、縦に並べると取り出しやすくなります。ケースの中を細かく仕切ってあげると、綺麗に収納することができて便利です。
靴下などの迷子になりやすいアイテムもケースを仕切って定位置を決めてあげることで迷子にならなくなるでしょう。使ったら元の位置に戻すだけでよいので、片付けが楽になります。
仕切り用グッズは100均でも購入できます。仕切り専用のケースやブックスタンドなど、ケースのサイズに合わせて使いやすいグッズを探しましょう。
クローゼットの活用法は無限大
賃貸でもOKの収納の作り方やDIYでのウォークインクローゼットの作り方など、すっきりとおしゃれなクローゼットの作り方やDIYアイデアをまとめてご紹介しました。
クローゼットの活用法は無限大です。クローゼットがシンプルな作りであるほど、自由なアイデアで自分の使いやすいクローゼットを作り上げることができます。
壁を傷つけないDIYアイデアもありますので、賃貸物件だからといって諦める必要はありません。市販の便利グッズやDIYを活用して、使いやすくておしゃれなクローゼットを作り上げましょう。