「あくまでも」の意味と使い方とは?敬語表現や英語表現もチェック!

「あくまでも」の意味と使い方とは?敬語表現や英語表現もチェック!

ビジネスシーンなどで「あくまでも」という言葉が使われることがありますが、「あくまでも」とはいったいどういう意味なのでしょうか。「あくまでも」という言葉の意味や使い方、「あくまでも」の敬語表現や英語表現などについて詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.あくまでもの意味とは?
  2. 2.あくまでもの由来
  3. 3.あくまでもの敬語表現
  4. 4.あくまでもの類語
  5. 5.あくまでもの英語表現
  6. 6.あくまでもの使い方
  7. 7.あくまでもはどこまでも徹底的にという意味

あくまでもの意味とは?

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「あくまでも」という言葉を見たり聞いたりしたことがあるという人は多いですが、「あくまでも」の正確な意味を問われた時に答えられない人は結構多いと言えます。

「あくまでも」という言葉は一般的な日常生活の中でもビジネスシーンでも使われますが、「あくまでも」の意味を何となくニュアンス的に理解している気になって使っている人が多いです。

「あくまでも」という言葉にはいったいどのような意味があるのか、まずは「あくまでも」の意味についてご紹介しましょう。

どこまでも徹底的にという意味

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「あくまでも」の意味の一つ目は、「どこまでも徹底的に」という意味です。「徹底的に」の意味は「余すところなく隅々まで」という意味ですので、「どこまでも余すところなく隅々まで」という意味になります。

「あくまでも」という言葉には三つの意味がありますが、「あくまでも」はこの「どこまでも徹底的に」という意味で使われることが結構多いです。

「どこまでも徹底的に」という意味以外の二つの意味でも良く使われますが、まず「あくまでも」の一つ目の意味は「どこまでも徹底的に」という意味だと覚えておきましょう。

とどまることなく続くという意味

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「あくまでも」の意味の二つ目は、「とどまることなく続く」という意味です。「とどまることなく」の意味は「終わることなく」という意味なので、「終わることなく続く」という意味になります。

「あくまでも」という言葉は空などに対して使われることもあり、「あくまでも青い空」などという使い方の場合には「とどまることなく続く」という意味で「あくまでも」が使われています。

「あくまでも」の一つ目の意味は「どこまでも徹底的に」という意味ですが、二つ目の「とどまることなく続く」という意味でも良く使われます。

何かに限定しているという意味

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「あくまでも」の意味の三つ目は、「何かに限定している」という意味です。「あくまでも」という言葉は「あくまでも噂話ですが」などという使い方がされることも多く、この場合には「何かに限定している」という意味になります。

「あくまでも~ですが」という使い方は、それが事実かどうかわからないといったニュアンスを含む使い方です。

「あくまでも」には三つの意味があり、先の二つの意味は似ていますが、三つ目の「何かに限定している」という意味は先の二つとはかなり異なります。

「あくまでも」の使い方・意味・例文まとめ!類語や英語での言い換えも!のイメージ
「あくまでも」の使い方・意味・例文まとめ!類語や英語での言い換えも!
「あくまでも」という言葉婆りますが、日常生活においてこの言葉はあまり使われません。それは「あくまでも」という言葉をつかえる場面が限定的だからです。「あくまでも」の意味や使い方や類語や英語、例文や言い換えについてご紹介します。

あくまでもの由来

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「あくまでも」の意味についてご紹介しましたので、次は「あくまでも」の由来についてご紹介します。古い歴史を持つ日本語には、語源や由来がある言葉がたくさんありますが、「あくまでも」もそんな日本語の一つです。

「あくまでも」は故事成語ではありませんので、大層な語源や由来はありませんが、ちゃんと由来はあります。

「あくまでも」という言葉の由来とはいったいどういうことなのか、「あくまでも」の由来についてもご紹介しましょう。

「飽きる」という意味を持つ「飽く」が由来

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「あくまでも」の由来は、「飽きる」の意味を持つ「飽く」です。この「飽く」に「迄も(までも)」をつけることによって、「飽きるまで徹底的に」ということを表しています。

「あくまでも」を「悪魔でも」だと勘違いしている人も少なくありませんが、「あくまでも」と「悪魔」は全く関係はありません。

「あくまでも」の由来は「悪魔」ではなく「飽きるまで」ということですので、間違えないよう正しい由来を覚えましょう。

あくまでもの敬語表現

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「あくまでも」の由来についてご紹介しましたので、次は「あくまでも」の敬語表現についてご紹介します。「あくまでも」という言葉は敬語と一緒に使うこともありますので、敬語表現だと思っている人も多いでしょう。

確かにビジネスシーンなどにおいて「どこまでも」などと言うよりは「あくまでも」という言い方をした方が堅い感じになりますので、「あくまでも」を敬語と一緒に使うとより丁寧になります。

「あくまでも」という言葉を敬語表現するにはいったいどのように使えば良いのか、「あくまでも」の敬語表現についてご紹介しましょう。

あくまでもは敬語ではない

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「あくまでも」は目上の人に対して使ったりすることもできますが、実は「あくまでも」は敬語表現ではありません。「あくまでも」は堅いイメージがありますので敬語表現のようですが、「あくまでも」自体は敬語ではないということです。

ですが上司など目上の人に対して「どこまでも」などと言いたい場合に「あくまでも」という使い方をすると堅い表現になりますので、「あくまでも」は敬語表現と一緒に使うと良いと言えます。

「あくまでも」は敬語表現と一緒に使うとさらに丁寧な感じにはなりますが、「あくまでも」自体は敬語ではありませんので覚えておきましょう。

あくまでもの類語

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「あくまでも」の敬語表現についてご紹介しましたので、次は「あくまでも」の類語についてご紹介します。「あくまでも」の意味は「どこまでも徹底的に」「とどまることなく続く」「何かに限定している」という意味です。

なので「あくまでも」の類語は「あくまでも」のこれらの意味に似た意味を持つ言葉ということになります。

「あくまでも」に似た意味を持つ類語にはいったいどのような言葉があるのか、「あくまでも」の類語についてご紹介しましょう。

断固

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「あくまでも」の類語の一つ目は、「断固」です。「断固」の意味は「どんなことがあっても必ずするという強い意志がある」という意味ですので、「あくまでも」の意味「どこまでも徹底的に」という意味に近い意味だと言えます。

そのため「断固」は「あくまでも」の類語になりますが、「断固」は使い方も「あくまでも」と似ていて、「あくまでも反対」を「断固反対」と言い換えることもできます。

「断固」は意味的にも「あくまでも」にとても近いですが、使い方という点でも「あくまでも」に似ていると言えます。

頑として

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「あくまでも」の類語の二つ目は、「頑として」です。「頑として」の意味は「主張や意見を途中で曲げたりせず、固持するさま」「あくまでも」という意味で、意味の中に「あくまでも」があるため「あくまでも」の類語になります。

「頑として」という言葉は「主張や意見を途中で曲げたりせず、固持するさま」なので、この「主張や意見」が良い考えの場合は良いですが、間違った悪い考えの場合にも「頑として」は使われます。

「あくまでも」も悪い考えの場合にも「どこまでも徹底的に」という意味で使われることがありますので、使い方という点でも「頑として」は「あくまでも」の類語だと言えます。

どこまでも

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「あくまでも」の類語の三つ目は、「どこまでも」です。「あくまでも」の意味は「どこまでも徹底的に」ですので、「どこまでも」も「あくまでも」の類語の一つとして挙げられます。

「あくまでも」の意味は「どこまでも徹底的に」ですので、「どこまでも」には「徹底的に」という意味が含まれていません。

その点では「どこまでも」は「あくまでも」とは少し意味が違いますが、「どこまでも」も「あくまでも」の類語になります。

徹頭徹尾

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「あくまでも」の類語の四つ目は、「徹頭徹尾(てっとうてつび)」です。「徹頭徹尾」の意味は「最初から最後まで徹底して」「あくまでも」という意味ですので、「徹頭徹尾」も「あくまでも」の類語になります。

「徹頭徹尾」の意味「あくまでも」は、「あくまでも」の一つ目の意味「どこまでも徹底的に」という意味です。

「どこまでも徹底的に」という意味で「あくまでも」を使う場合には「徹頭徹尾」を代わりに使うこともできますので、使い方という点でも「徹頭徹尾」は「あくまでも」の類語だと言えます。

妥協せず

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「あくまでも」の類語の五つ目は、「妥協せず」です。「妥協せず」の意味は「主張が対立している時譲り合って一つの結論を導き出すことをしない」という意味です。

「妥協せず」は一見すると「あくまでも」とは全く違う意味のようですが、簡単に言えば「譲らない」という意味になり、「あくまでも」の意味「どこまでも徹底的に」という意味に近い意味になります。

ですが「妥協せず」は一つの単語ではなく「妥協」「せず」という文章になりますので、その点では「あくまでも」の他の類語とは違います。

譲歩せず

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「あくまでも」の類語の六つ目は、「譲歩せず」です。「譲歩せず」の意味は「自分の意見や主張を引っ込めず他の人と折り合いをつけない」という意味で、簡単に言えば「譲らない」という意味になります。

「譲歩せず」も「譲らない」という意味で「あくまでも」の類語の一つとして数えられますが、こちらも「妥協せず」と同じく単語ではなく文章です。

「あくまでも」にはたくさんの類語がありますが、「どこまでも徹底的に」という意味での「あくまでも」の類語が多いと言えます。

あくまでもの英語表現

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「あくまでも」の類語についてご紹介しましたので、次は「あくまでも」の英語表現についてご紹介します。日本語には複雑な意味や繊細な意味を持つ言葉が多く、英語に翻訳する際には意訳をしなければならない言葉がたくさんあります。

「あくまでも」もそんな難しい日本語の一つで、「あくまでも」の三つの意味にそれぞれ対応する英語を探すのは難しいと言えます。

「あくまでも」を英語に翻訳する場合にはいったいどのような英語を使えば良いのか、「あくまでも」の英語表現についてご紹介しましょう。

あくまでもの英語表現は「thoroughly」

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「あくまでも」の英語表現として良く使われる英語は「thoroughly」です。「thoroughly」の意味は「徹底的に」という意味で、「どこまでも徹底的に」という意味での「あくまでも」を英語に訳する場合に使われます。

「thoroughly」という英語は「それはあくまでも噂です」という英語の文章を作る際にも使われますので、「何かに限定している」という意味での「あくまでも」の英語訳にも使えます。

他に「only」というシンプルな英語も「あくまでも」の英語訳に使われることがあり、この場合は「only a ~」という使い方がされます。

あくまでもの使い方

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「あくまでも」の英語表現についてご紹介しましたので、次は「あくまでも」の使い方についてご紹介します。「あくまでも」の意味は「どこまでも徹底的に」「とどまることなく続く」「何かに限定している」という意味です。

なので、これらのことを表したい場合に「あくまでも」という言葉を使うことができますが、「あくまでも」を普段使っていない人には使い方がわからないでしょう。

「あくまでも」という言葉はどのように使えば良いのか、「あくまでも」の使い方の例文についてご紹介しましょう。

例文①

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「あくまでも」の使い方の例文の一つ目は、「あくまでも会社と徹底抗戦すると言って彼は嘆願書を提出した」という例文です。この例文では「どこまでも徹底的に」という意味で「あくまでも」が使われています。

「あくまでも」は敬語表現と一緒に使えばより丁寧な言い回しになりますが、このように敬語表現のない文章でも使うことができます。

例文②

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「あくまでも」の使い方の例文の二つ目は、「彼と彼女がつきあっているというのは、あくまでも噂話だ」という例文です。この例文では「何かに限定している」という意味で「あくまでも」が使われています。

「あくまでも」という言葉は色々な場面で使われますが、このようにかなりカジュアルな使い方もできますので、カジュアルな使い方ができるということも覚えておくと良いでしょう。

例文③

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「あくまでも」の使い方の例文の三つ目は、「あくまでも仮定の話だが、彼女はこっそりと閻魔帳のようなものをつけているらしい」という例文です。この例文でも「何かに限定している」という意味で「あくまでも」が使われています。

ここまでにご紹介した三つの例文ではすべて「あくまでも」の後ろに名詞がついていますが、「あくまでも頑張る」などという使い方をすることもできます。ですが後ろに名詞をつける方が「あくまでも」の使い方としては一般的です。

例文④

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「あくまでも」の使い方の例文の四つ目は、「あくまでも続く砂漠を見て、もう生きて帰ることはできないだろうと絶望した」という例文です。この例文では「とどまることなく続く」という意味で「あくまでも」が使われています。

「あくまでも」という言葉は海や空や砂漠などの自然物に対して使われることも多く、「あくまでも青い空」「あくまでも広い海」などという使い方もされます。

あくまでもはどこまでも徹底的にという意味

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「あくまでも」の意味や使い方の例文、「あくまでも」の類語や英語表現などについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。

「あくまでも」の意味は「どこまでも徹底的に」「とどまることなく続く」「何かに限定している」という意味ですので、正しい意味を理解して正しく使いましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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