個人年金のおすすめランキング!返戻率が良いものを年代別で紹介!

個人年金のおすすめランキング!返戻率が良いものを年代別で紹介!

この記事では、年代別に返戻率が良い個人年金保険のおすすめランキングを紹介します。また、おすすめランキング以外にも、個人年金保険の種類や返戻率以外の選択ポイント、保険料や返戻率をお得にする一時払いと一括払いの違いについても解説しています。

記事の目次

  1. 1.個人年金とは?
  2. 2.個人年金には様々な種類がある?
  3. 3.返戻率の良い個人年金おすすめランキング~30代~
  4. 4.返戻率の良い個人年金おすすめランキング~40代~
  5. 5.返戻率の良い個人年金おすすめランキング~50代~
  6. 6.一時払いと一括払い(全期前納)の違いとは?
  7. 7.返戻率以外に個人年金保険を選ぶポイントを紹介!
  8. 8.年代別の個人年金おすすめランキングを活用しよう!

個人年金とは?

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個人年金とは、毎月一定額の金額を保険会社に預けることで、契約時に指定した年齢になると、それまで預けたお金に予定利率を合わせたものを、年金のように受け取ることができるものです。公的年金とは異なり、毎月いくらの金額を、どのような予定利率で預けるかというものを、契約者本人が決めることが出来ます。

この記事では、個人年金の簡単な仕組みと種類、返戻率で見た年代別のおすすめランキングについて紹介します。また、個人年金の支払いでお得になる、一時払いと一括払いの違いについても解説します。

預けたお金が将来戻ってくる!

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個人年金は、一定の年齢まで預けたお金を、保険会社が運用することで、将来増えた分のお金を含めて受け取れることができるものです。ただし、保険会社の運用で出た利益が全てもらえるわけではなく、契約時に定めた予定利率に従って受け取ることが出来ます。

もし保険会社が運用に失敗して損害が出ていたとしても、契約者には予定利率分だけ加算された年金が支払われます。自分で同じ金額を運用することと比べて、リスクがまったくないというメリットはありますが、その分予定利率は低めに設定されています。

貯蓄型保険

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ここまで聞いてピンときた人もいるかもしれませんが、実際は貯蓄型の保険とほぼ同じ性質を持っています。貯蓄型保険も、一定年齢まで保険金を支払い、設定した年齢を超えると、預けた保険金に一定の利率分を加えたものを受け取ることが出来ます。

また、個人年金の契約者が死亡した場合は、それまで納めた保険金が「死亡給付金」という形で遺された家族に支払われますが、これも貯蓄型保険と同じような仕組みとなっています。

ただし、死亡時のために掛ける保険料には、「一般生命保険料控除」で年末調整や確定申告によって控除できますが、個人年金保険はこれとは別の「個人年金保険料控除」で控除を受けることができます。生命保険と個人年金保険の両方に加入していれば、2重で控除を受けることが出来ます。

個人年金には様々な種類がある?

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個人年金と一口に言っても、実は大きく分けて3種類の個人年金保険が存在します。どれが良い悪いではなく、何に対して備えるかによって種類が分けられています。おすすめやランキングは次の章で紹介しますので、ここではまず、後で登場する各社の個人年金保険が、どのタイプのものか分かるようになってください。

①円建て個人年金保険

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円建て個人年金保険は、通常想像する個人年金保険となります。保険金の支払いは円で行い、年金の支払いも円で行われるものです。わざわざ円建てと名前が付くのは、後で登場する円建て以外の個人年金保険が存在するためです。

紹介する3種類の個人年金保険の中では、最もリスクが低く、その代わりにローリターンとなるため、少しでも良いから確実に預けたお金を増やしたいという方に選ばれる商品となります。契約時に、何歳からいくらの年金がもらえるかが決定されています。

なお、最近は日本銀行の低金利政策によって返戻率がかなり低くなってしまい、あまり人気も無いため、各保険会社の取扱いが減ってきています。

②変額個人年金保険

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変額個人年金保険は、円建て個人年金保険と同様、円で支払い、年金の支払いも円で行われます。円建て個人年金保険との違いは、保険会社の運用が、株式や投資信託によって行われる点です。円建て個人年金保険と違い、マイナスリターンのリスクを負う代わりに、円建て個人年金保険より高いリターンを得る可能性が高くなります。

マイナスリターンとは、支払った保険料よりも、将来受け取ることが出来る保険金のほうが少ない状態のことを言います。預けた保険料を運用する先を正しく選ぶ必要があるため、リスクを避けるためには、ある程度の投資の知識を持っておく必要があります。

円建て個人年金保険や外貨建て個人年金保険と異なり、契約時点では利率の設定がないため、将来支払われる保険金が決まっていません。それまでの運用成績によって支払われる保険金が変わりますので、「変額」という名前が付いています。

③外貨建て個人年金保険

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外貨建て個人年金保険は、円建て個人年金保険とは異なり、外貨(ドルやユーロ)を保険料で購入し、それらを使って運用する個人年金保険となります。現在は日本よりも海外通貨のほうが金利が高いため、設定されている利率も良く、各保険会社が力を入れている商品となります。

ただし、日本国内で使うために外貨建てで選んだ通貨から円に戻す際、為替変動の影響を受けて、結果的にマイナスリターンになる可能性はあります。

返戻率の良い個人年金おすすめランキング~30代~

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それでは、ここから返戻率の良い順番に、おすすめの個人年金保険ランキングを発表します。年代別に、30代、40代、50代のランキングを発表します。まずは30代からです。各商品の詳しい説明を見たい場合は、各社のホームページから商品説明のパンフレット等をご参照ください。

ランキング3位:日本生命/ニッセイ・みらいのカタチ年金保険

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30代のおすすめランキング3位は、日本生命のニッセイ・みらいのカタチ年金保険です。30歳男性が60歳満了の契約とし、60歳から10年間、毎年72万円の保険金を受け取れるように設定した場合、年金総額720万円に対して、払い込む保険料の合計は約684万円となり、返戻率は約105.1%となります。

おすすめポイント!安定した年金を受け取れる

この商品の特徴は、年金受取り期間を5年、10年、15年の確定だけではなく、終身受け取り(死亡するまで受け取り続けられる)を選択することができる点です。毎年の年金額は少なくなりますが、長生きすればするほど返戻率が高くなります。

なお、終身受け取りにしてしまったにも関わらず、すぐに死亡してしまった場合でも、10年間分の保険金は受け取れるよう設定されていますので、その点でも安定した年金を受け取れる商品となっています。

ランキング2位:住友生命/たのしみワンダフル

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30代のおすすめランキング2位は、住友生命のたのしみワンダフルです。30歳男性が60歳満了の契約とし、65歳から10年間、保険金を受け取れるように設定した場合、年金総額574.1万円に対して、払い込む保険料の合計は540万円となり、返戻率は約106.3%となります。

この返戻率は、たのしみワンダフルの特徴である「たのしみランク」が適用された後の返戻率です。「たのしみランク」とは、月の保険料を1.5万円以上にし、かつ据置期間を設定した場合に適用されるボーナスのようなものです。

おすすめポイント!将来の為の準備が出来る

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たのしみワンダフルでは、60歳で保険料を払い終えた後、すぐに保険金の受け取りが必要ない場合は、据置期間を設けることで、更に返戻率を上げることができます。保険金の受け取り開始は50歳から85歳まで5年刻みで指定できますので、受け取り開始が遅ければ遅いほど、返戻率は高くなる商品となっています。

ランキング1位:JA共済/予定利率変動型年金共済・ライフロード

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30代のおすすめ個人年金保険ランキング1位は、JA共済の予定利率変動型年金共済・ライフロードです。前出の2つは契約時に利率が決まっているタイプでしたが、JA共済のライフロードは、毎年の運用実績によって利率が変動するタイプの商品となっています。

変額個人年金保険に近いイメージですが、仮にJA共済が運用に失敗していたとしても、最低利率保証が設定されているため、変額個人年金保険のデメリットを抑えつつ、メリットを享受できるように設計された商品となっています。

おすすめポイント!返戻率がとても高い!

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最低利率保証は当初5年間は0.5%、6年目以降は0.75%と低く見えますが、2019年度の予定利率は1.47%と高く、仮にこの予定利率が継続できたと仮定すると、30歳男性が60歳まで保険金を支払い、10年間保険金を受け取る場合の返戻率は、約118%となります。

前出の2つが約105%や約106%だったことを考えると、かなり高い返戻率であることが分かります。もし低金利が見直されたり、経済成長が順調に続いていけば、更に予定利率は高くなり、返戻率はより高くなります。

返戻率の良い個人年金おすすめランキング~40代~

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続いて、40代の個人年金保険おすすめランキングです。30代との違いは、60歳からの年金開始とした場合に、運用期間が短い分、返戻率が低めになってしまうことです。

より高い返戻率を求めるのであれば、出来るだけ早いうちから、多めの金額で個人年金保険を契約することで、同じ商品であっても返戻率を高めることが可能です。

ランキング3位:明治安田生命/5年ごと利差配当付個人年金保険年金かけはし

40代のおすすめランキング3位は、明治安田生命の個人年金保険かけはしです。商品名の頭に、聞き慣れない言葉が付いています。「5年ごと利差配当付」とは、予定利率よりも実際の運用成績の方が良かった場合、その余剰金を5年毎に配当金として分配する、というものです。

40歳の男性が、60歳まで毎月2万円を保険料として支払い、65歳から20年かけて保険金を受け取るような設定とした場合、返戻率は約103.7%となります。

なお、この返戻率は利差配当を考慮していないため、実際の運用成績によっては、返戻率がより高くなる可能性もあります。

おすすめポイント!老後生活の準備が出来る

保険契約の際、医師の審査や健康状態の告知が不要なため、持病がある人などでも老後に備えた個人年金を準備することができます。

また、住友生命のたのしみワンダフルと同様、保険料の払込終了から受け取りまでの据置期間を設けることで、払込終了と同時に受け取る場合と比べて、返戻率を高くすることも可能です。

ランキング2位:JA共済/予定利率変動型年金共済・ライフロード

40代のおすすめランキング2位は、30代では1位だったJA共済のライフロードです。商品の特徴は30代のところで説明したとおりです。40歳の男性が、60歳まで保険料を支払い、60歳から10年間保険金を受け取るとして、最低保証の利率で推移した場合の返戻率は、約102.9%となります。

ただし、2019年度の予定利率が1.47%であることを考えると、実際の予定利率は、少なくとも明治安田生命の年金かけはしよりは高くなると予想できます。

おすすめポイント!増加した年金額は減らない

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このライフロードの大きな特徴は、予定利率が高くなった場合に増加した年金額は減らないということです。ある年の予定利率は高かったものの、数年に渡って成績が良くなかった場合でも、最低利率保証が設定されているため、マイナスとなってしまった年の補填は不要となります。

ランキング1位:住友生命/たのしみワンダフル

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40代のおすすめランキング1位は、住友生命のたのしみワンダフルです。30代とは、1位と2位が逆転しました。ここでは、細かい商品の特徴は割愛します。

40歳男性が60歳満了の契約とし、65歳から10年間、保険金を受け取れるように設定した場合、年金総額377.9万円に対して、払い込む保険料の合計は360万円となり、返戻率は約104.9%となります。

おすすめポイント!払込保険料を上回る年金受給

おすすめポイントはなんと言っても、高い返戻率です。JA共済のライフロードで、高い運用成績を残し続ければ、たのしみワンダフルを上回る返戻率を達成できます。ただ、こちらは契約時に予定利率を含めて全て決まっていますので、一度契約してしまえば、保険料を払い続ける限りは、保険会社が確実に保険金を増やしてくれる、という安心があります。

返戻率の良い個人年金おすすめランキング~50代~

最後に、50代の個人年金保険おすすめランキングです。40代のものと比べても、更に返戻率が低くなってしまうことが分かります。重ねての説明となりますが、運用期間が長ければ長いほど利率は高く設定されていますので、50代の中でも早いうちから保険を開始するか、後で説明する一時払いや一括払いを利用することで、返戻率を高めることが出来ます。

ランキング3位:JA共済/予定利率変動型年金共済・ライフロード

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50代のおすすめランキング3位は、30代、40代でもランクインした、JA共済のライフロードです。予定利率変動型でありながら、元本保証と最低利率保証があるため、安心して預けることが出来ますし、返戻率も決して低いわけではありません。

50歳の男性が、60歳まで保険料を支払い、60歳から10年間保険金を受け取るとして、最低保証の利率で推移した場合の返戻率は、約102.7%となります。

おすすめポイント!医師の審査不要

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50代の方におすすめするポイントとしては、医師の審査が不要で簡単な告知のみであるため、健康状態に不安がある人でも、将来に備えた個人年金保険に加入できる点です。

また、50代からの開始という短い運用期間だったとしても、予定利率が高い方に変動すれば、返戻率も高くなります。短い期間であっても高い返戻率を望む方にはおすすめです。

ランキング2位:富国生命/個人年金保険みらいプラス

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50代のおすすめランキング2位は、富国生命の個人年金保険みらいプラスです。この保険の特徴は、災害での死亡時の給付金にあります。通常、死亡給付金は払込済み保険料と同額としている商品がほとんどですが、この商品は災害によって死亡した場合、払込済み保険料の1.1倍が死亡給付金として支払われます。

また、返戻率も良く、50代の男性が毎月1万円ずつを支払った場合だと、年金の支給開始年齢は75歳となってしまいますが、返戻率は102.8%となり、3位のJA共済ライフロードを少しだけ上回ります。

おすすめポイント!セカンドライフの準備を始められる

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この商品のもう1つの特徴は、年金支給開始時に選べる支払い方法です。通常は、定額型(年金支給期間にもらえる年金額は一定)や一括型(年金額支給開始時に払込済み保険料に予定利率を足したものを一度に受け取る)などがあります。

個人年金保険みらいプラスでは、「前厚型」と呼ばれる方法を選ぶことができます。これは、退職直後など、まとまったお金が必要となった場合に備えて、保険金の支払い期間前半は、後半と比べてより多くの保険金を受け取るように設定することも可能です。

ランキング1位:日本生命/グランエイジ・ニッセイ長寿生存保険

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返戻率で見た50代におすすめの個人年金保険ランキング、1位は日本生命のグランエイジ・ニッセイ長寿生存保険です。50歳の男性が70歳から10年間、年60万円ずつを受け取れるような設計にすると、返戻率は106.7%となり、これまでの2つよりも高い返戻率となっています。

おすすめポイント!解約払戻金が低く受取金額が多い

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この保険の特徴は、死亡時の保障はなく、解約時の払戻金が少なく設定されていることです。もし、保険料を払い込んでいる期間中に死亡してしまった場合、これまで紹介した保険ではそれまで払い込んだ保険料分が死亡給付金として支払われますが、この保険はそれがありません。

また、何らかの理由で途中で保険契約を解約してしまう場合、他の商品でもそれまでに支払った保険料よりも少ない金額が払戻金として返ってきますが、この保険は払戻金が70%程度に設定されており、他の保険よりも返ってくる金額が少なくなります。

その代わり、途中で解約もせず、契約時の年齢まで生存していれば、他の商品よりも高い返戻率の保険金を受け取ることが可能となっています。

一時払いと一括払い(全期前納)の違いとは?

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ここまで、返戻率から見た年代別の個人年金保険おすすめランキングを紹介しました。紹介したパターンは全て保険料を毎月支払う方法でのシミュレーションですが、同じ契約でも、より返戻率を高める方法があります。

その方法とは、一時払いと一括払い(全期前納)です。個人年金保険は、基本的に保険会社が保険金を運用する期間が長ければ長いほど、返戻率も高くなります。これらの方法は、設定した年齢までに支払うべき保険料を、あらかじめ全て保険会社に納めてしまう方法となります。

まとまった金額を早い時期に保険会社に預ける形になりますので、大きい金額の運用期間が長くなり、返戻率も高くなる、という仕組みです。

一時払いの方が保険料が安い

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最も返戻率を高くすることができるのは、一時払いとなります。これは、設定した年齢までに支払うべき保険料を、契約時点で全て納めてしまう方法です。一時払いで支払った保険料は全て保険会社のものとなり、支払った時点から保険会社での運用を行うことが出来ます。

返戻率を最も高くすることが出来る一時払いですが、デメリットもあります。後で説明する払込免除特則は、既に保険料を全額支払っているため、適用されません。また、個人年金保険料控除は、一時払いをした年のみ受けることができますので、期間が長ければ長いほど、控除という点では不利になります。

一括払いは保険会社が預かる形に?

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一括払い(全期前納)は、必要な保険料を全て保険会社に支払う点では同じなのですが、保険会社が受け取った後、全てを運用に回すのではなく、預かった分から毎月の保険料を少しずつ徴収する形となります。一時払いより保険料は高いですが、一括払いの方が、半年払いや年払いよりも保険料は安くなります。

一括払いの場合、保険会社への保険料の支払いは、実質毎月払いになっているため、病気などに掛かった際の払込免除特則が適用されます。また、個人年金保険料控除も、毎年受けることが可能ですので、一時払いよりも税優遇面では有利です。

一時払いと一括払いのどちらが有利?

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一時払いと一括払い、どちらが有利かという疑問がありますが、一概にどちらが良いとは言えません。単純に返戻率で見れば一時払いに軍配が上がりますが、税優遇面や払込免除特則の利用も考えると一括払いも柔軟性があります。

注意しなければいけないことは、一時払いにしても一括払いにしても、多くの資金が必要になる点です。返戻率の高さや保険料の安さにこだわり過ぎて、保険料を一時払いや一括払いにしてしまうと、手持ち資金が心もとなくなる可能性もあります。

返戻率以外に個人年金保険を選ぶポイントを紹介!

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最後に、返戻率以外に個人年金保険を選ぶポイントについてご紹介します。先に説明した、一時払いや一括払いが選択できるかどうか以外にも、2つのポイントを紹介します。保険を契約する際にはあまりイメージできないことでもありますが、年金を受け取る際に選択肢が大いに越したことはありませんし、万が一の時に助けれくれるような特約もあります。

返戻金の受け取り方法が多い保険を選ぼう

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まず最初のポイントは、個人年金保険による保険金を、どのように受け取ることができるか選択できたほうが良い、ということです。年金を受け取れる期間中は、常に同じ額だけ支払いを受けられる「定額型」や、富国生命の個人年金保険みらいプラスで設定されている「前厚型」などがあります。

どの受け取り方法が自分のライフスタイルに合っているかを考え、選択できるように、なるべく多くの選択肢があったほうが良いです。ただし、支払い方法によっては返戻率が想定より下がることもありますので、注意しましょう。

保険料免除となる条件がある保険を選ぼう

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2つ目のポイントは、保険料免除となる条件があるかどうかです。個人年金保険の保険料を支払っている最中に、たとえばガンと診断されてしまった場合、ガンの治療を行いながら、個人年金保険の保険料を払い続けるのは経済的に苦しいこともあります。

そういった場合に、ガン、心疾患、脳疾患に罹患して、手術を受けたり一定日数以上入院した場合は、それ以降の保険料の支払いを免除される特則が付けられているものも多くあります。少なくとも、個人年金保険の保険料の心配はなくなりますので、ぜひこの特則が付いているものをおすすめします。

年代別の個人年金おすすめランキングを活用しよう!

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以上が30代、40代、50代の年代別に、返戻率で見たおすすめの個人年金保険ランキングとなります。このランキングを参考にして、自分のライフスタイルに合った個人年金保険を探してください。

また、返戻率の高さだけにこだわるのではなく、保険金の受け取り方法の種類や、病気に掛かった際の払込免除特則の有無や条件についても確認するようにしてください。

どどど
ライター

どどど

育児休業を機にライター活動をはじめました。皆様にわかりやすい記事を心がけますので、よろしくお願い致します。

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