納豆に合う美味しいおすすめのトッピングって何?
納豆は好き嫌いの分かれる食べ物ですが好きな人は毎朝食べているという人も多いでしょう。もちろん付属のタレとからしだけでもおいしく食べることはできますが、オリジナルのトッピングをすることでさらに美味しい納豆を食べることができます。
この記事では納豆に合う定番のトッピングから、意外に合って美味しいトッピングまでランキング形式で紹介していきます。納豆を食べるときにはぜひアレンジを試してみて下さい。
納豆について
納豆は発酵食品でからだにいいことを知っている人は多いでしょう。では実際に納豆にはどのような栄養があるのかご存知でしょうか。ここでは納豆に含まれている栄養や納豆の種類について見ていきます。
納豆の栄養効果
納豆独自の栄養である「ナットウキナーゼ」は血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化など血液系の病気の予防に役立ちます。他に「植物性タンパク質」もとても豊富に含まれており、筋肉や髪の毛、爪などを健康的に保つことができます。
またアンチエイジング効果の期待ができる[大豆イソフラボン」や脳の栄養素である「レシチン」、「ビタミンB2」、貧血予防効果の期待がある「モリブデン」など実にたくさんの栄養が豊富に含まれています。
これらの栄養素を効率的にとるには冷蔵庫から出したらすぐに食べることが重要です。常温にしたり、加熱したりすると栄養分が損なわれてしまい効率的に摂取できなくなってしまいます。
納豆の種類
スーパーなどの納豆売り場で「大粒」や「ひきわり」などの文字を目にすることは多いでしょう。ここではそれぞれの違いを紹介します。自身の好みや納豆の用途によって納豆の種類を使い分けるのがおすすめです。
大粒
粒の大きいものを「大粒」といい豆の大きさは9ミリから14ミリが平均的です。大粒納豆は粒が大きいので食べ応え抜群で納豆本来の美味しい味を楽しむことができるのが特徴です。
大粒納豆はご飯と一緒に食べるのももちろん美味しいのでおすすめですが、納豆の味わいを楽しめるように単体でおかずとして食べたり、調理して食べるのが一番のおすすめです。
小粒
粒の大きさが9ミリから7ミリ程度のものを「小粒」として販売していることが多いです。小粒納豆は人気が高いのでスーパーなどでも品ぞろえ豊富なお店が多いです。
小粒納豆は混ぜれば混ぜるほどコクが出るという意見が多く、472回混ぜるのが一番美味しいという見解もあるほどです。
小粒納豆は粘りが強く、ご飯に絡みやすいので一緒にに食べるのがおすすめです。また小粒納豆はひきわり納豆に比べて食物繊維も豊富に含まれています。
ひきわり
ひきわり納豆は大豆の皮を取り除いてあります。臼のような機械で荒く割った大豆を原料として作られています。
ひきわり納豆は粒の納豆に比べ表面積が大きいため、納豆菌の付着が増えるためビタミンなどの栄養が豊富に含まれています。ひきわり納豆はとても細かいので納豆汁や離乳食、和え物に使われることが多いです。
納豆に合うトッピングおすすめランキングTOP10
付属のタレだけでも十分美味しい納豆ですが家にあるものをちょい足ししてアレンジすることでよりおいしく食べることができるようになります。ここでは納豆のアレンジにおすすめのちょい足しトッピングをランキング形式で紹介します。
トッピング10位:ごま
ランキング10位のおすすめちょい足しトッピングは「ごま」です。ごまの風味が納豆によく合うのでおすすめです。また、ごまは栄養も豊富です。硬い皮に覆われているのでそも七では栄養が吸収されにくいのですりつぶして納豆にちょい足しするのがおすすめです。
トッピング9位:山芋
納豆と山芋を使った「ばくだん丼」という料理もあるくらい納豆と長芋の相性は抜群です。みじん切りにした長芋を加えればシャキシャキの食感を楽しむこともできますし、すりおろしてとろろにすれば食欲のない時でも食べやすくおすすめです。
トッピング8位:シラス
ランキング8位のしらすは内臓や骨を気にすることなく食べられて、カルシウムが豊富なしらすです。IPAやDHAが含まれているので、頭の働きがよくなり納豆にちょい足しアレンジすることで脳への絶大な効果が期待できます。
トッピング7位:海苔
納豆巻きでもわかるように海苔と納豆も相性抜群の、ちょい足しにおすすめアレンジです。海苔に納豆を直接包んで食べれば美味しいお酒のおつまみにもできます。包丁やフライパンなどの調理道具を使うことなく簡単に試せるのでぜひ食べてみてください。
トッピング6位:めかぶ
めかぶと納豆は栄養的にも食感的にもあっている食材です。めかぶと納豆を組み合わせて食べることにより、便秘やダイエット、美容に効果が期待できると言われています。ご飯だけでなく蕎麦やうどんにのせて食べるのも美味しいのでおすすめです。
トッピング5位:大葉
市販の納豆でも青じそ風味のたれがあるようにしそも相性のいい食材です。青じそのさっぱりした風味が納豆独特の匂いを抑えることにより、納豆があまり得意でない人でも食べやすくなります。
またしそには納豆に不足しているビタミンCが含まれているので栄養も補うことができます。しその香りが飛んでしまわないように、食べる直前にねぎのように細かく切って混ぜるのがおすすめです。
トッピング4位:大根おろし
ちょい足しにおすすめの大根おろしは汁ごと納豆に加えるのが美味しい食べ方です。大根おろしを汁ごと加えることにより納豆がまろやかになりおいしく食べることができます。
また大根おろしには納豆のネバネバと匂いを抑える働きもあるため、納豆が苦手という人は試してみるのもいいかもしれません。辛い食べ物が好きな人は辛み大根を使った大根おろしも納豆によく合うのでおすすめです。
トッピング3位:オクラ
オクラも納豆と同じネバネバ仲間の食べ物です。オクラも納豆と同じように栄養が豊富でビタミン、ミネラルが特に豊富に含まれています。それ以外にもカリウムやマグネシウム、カルシウムなどもたくさん含まれています。
またオクラと納豆を一緒に食べれば疲労回復や整腸作用、アンチエイジングなど嬉しい効果がたくさん期待できるおすすめの組み合わせです。
トッピング2位:卵
納豆に卵をトッピングするのはもはや定番で、生卵は欠かせないという方も多いでしょう。生卵を入れることで納豆の匂いを抑える効果があり、味も卵の効果でマイルドになるので納豆が食べやすくなります。
定番の生卵のトッピングですが実は栄養面での相性はあまりよくありません。納豆に含まれる「ビオチン」はタンパク質の吸収を助ける働きがありますが、生卵の卵白に含まれている「アビジン」がその働きを阻害してしまいます。
しかし「ビオチン」は腸内でも作られていて、体内で不足することは考えにくいので気にせず食べて問題ないでしょう。
また生卵以外に温泉卵にしてのトッピングもおすすめです。トロトロの黄身とプルプルした白身の食感が納豆にマッチしてとてもおいしいです。
温泉卵は作るのがめんどくさいという方は半熟のゆで卵もおすすめです。鍋で茹でた半熟卵もいいですが、電子レンジで半熟にするポーチドエッグがとてもよく合うのでおすすめです。
また半熟にすることで白身に含まれる「アビジン」も失活するので栄養面でも相性の良くなる食べ方です。
トッピング1位:ねぎ
いろいろな料理に合うねぎは約三として重宝されている定番のトッピングです。ねぎを納豆にちょい足しするだけで納豆の匂いを抑え、さらには栄養も補ってくれる優れものです。
そしてねぎには血液を血中のコレステロール値を下げてサラサラにする効果もあるので、ナットウキナーゼと共に血液に効果絶大です。そして納豆に含まれていないビタミンAとビタミンCをねぎで補うことができる相性のいい組み合わせです。
疲労回復効果のあるビタミンB1も含まれているので体力回復も期待できます。ねぎにはいろいろな種類がありますが、万能ねぎを使えば彩りもよくなります。
納豆を更に美味しくするちょい足しアレンジ
ここではランキングに含まれていないけど美味しいおすすめのちょい足しアレンジを紹介します。簡単にできて美味しいアレンジばかりなので、納豆を食べる時には、紹介したアレンジ方法をぜひ試してみてください。
しば漬け納豆
市販のしば漬けを使うことで納豆を更においしく食べることができるアレンジ方法です。しば漬けは納豆の粒と同じくらいの大きさに合わせて刻みます。納豆に刻んだしば漬けと醤油を混ぜ合わせて完成です。
焼きのりや大葉と一緒に食べるとよりおいしく食べることができるので、お好みで添えておくといいでしょう。さっぱりとした味でするする食べることができるようになります。
トマト納豆
紫玉ねぎをみじん切りにします。普通の玉ねぎを使う場合は辛さを抜くため水にさらしておきます。トマトは1センチ角に切り、大葉も刻んでおきましょう。納豆に添付しているタレ、トマト、玉ねぎ、大葉、納豆、オリーブオイルを混ぜ合わせます。
味が薄いと感じる人はめんつゆや塩を加えて味を整えます。トマトを加えることにより納豆をサッパリ食べることができるので、食欲のない季節にもおすすめの食べ方です。朝食だけでなくお酒のおつまみにも向いています。
塩昆布とわさびの納豆
チューブわさび、えのき、塩昆布、卵黄を用意します。まずえのきは短く切り茹でておきます。納豆にえのき、わさび、塩昆布、醤油を加えて混ぜ合わせたら最後に卵黄を乗せて完成です。家にあるもので簡単に作ることができます。
アボカドゴマ納豆
アボカドは半分に切り種を取ったら、スプーンなどで果肉と取り出し一口大に切ります。アボカドと納豆を混ぜ合わせたら醤油とごま油をかけて完成です。ご飯にのせて丼にしてもいいですし、パスタなどにかけてもおいしい万能レシピです。
試してみたい納豆ご飯のアレンジ
白米に納豆を乗せて食べるのが定番ですが、納豆ご飯をアレンジする食べ方もいろいろあります。ここでは納豆飯のアレンジ方法を紹介していきますので、ぜひ挑戦してみてください。家にあるものや残り物ですぐに作ることができます。
納豆バターご飯
温かいご飯をよそったご飯の中心にバターを5グラム程度入れて、少し溶けてきたところでよく混ぜて完全に溶かします。覚めたご飯を使う場合はバターと一緒にレンジで温めましょう。これだけで納豆によく合うご飯になります。
納豆カレーどんぶり
夕飯のカレーが残ったら試してほしいレシピです。フライパンでカレーを温め、納豆を加えてよく混ぜます。同じ鍋の端でチーズを焼き溶けてきたらカレーと混ぜ合わせます。溶いた卵2つで全体をまとめるようにしたら刻んだ青ネギを加えてご飯にかけます。
ワンタンとネギの納豆ご飯
揚げたワンタンの皮を使ったレシピです。最初に豚ひき肉を塩コショウで炒め、色が変わったらみじん切りしたねぎを加えます。
そこに納豆を加え醤油を回しかけます。お皿にレタスを敷いたら、ご飯を盛って炒めた納豆をのせます。その上に揚げたワンタンの皮と青ネギを散らしたらからしを添えましょう。
cafe風納豆ご飯
納豆は付属のタレとからしを入れて混ぜておきます。納豆とは別に、卵に豆腐と昆布茶、水を入れて混ぜ合わせます。フライパンに油を入れジャコをカリカリになるまで炒めたら、豆腐などを混ぜた卵を加え半熟に仕上げます。
ご飯に納豆をのせて、更に半熟の卵をのせます。最後に胡麻と天かす、三つ葉を散らして完成です。三つ葉の代わりに青ネギでも美味しいです。
納豆に合うトッピングをいろいろ試してみよう!
納豆に合うトッピングはたくさんあるのでアレンジの方法は無限にあります。定番から意外なものまでぜひ試してみるといいでしょう。ちょい足しアレンジするだけでいつもの納豆がよりおいしく感じられるようになります。