じゃがいもを茹でるのに最適な時間を紹介!品種やレシピ別のコツも!

じゃがいもを茹でるのに最適な時間を紹介!品種やレシピ別のコツも!

普段からよく使われている食材の1つにじゃがいもがあります。実は、じゃがいもを茹でる際の時間やコツを知っているとさらに美味しく調理する事ができます。今回は、そんなじゃがいもの茹でる最適な時間や品種によっての違い、レシピのコツなど一緒に紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.じゃがいもを美味しくを茹でる方法
  2. 2.じゃがいもの皮を上手に剥く方法
  3. 3.じゃがいもをスピーディに茹でる方法
  4. 4.茹でたじゃがいもの長期保存方法
  5. 5.茹でたじゃがいもの活用レシピ
  6. 6.じゃがいもを茹でる時は水から丸ごとがおすすめ

じゃがいもを美味しくを茹でる方法

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じゃがいもというのは、たくさんの品種があります。その中でも、男爵いもやメークインと呼ばれる品種は、煮崩れが起こしにくくおすすめです。

また、皆さんが普段の生活の中でよく食べている食材を考えていただいた時にあがる食材の1つにじゃがいもがあります。それほどじゃがいもというのは、皆さんの普段の食卓に並ぶ食材だと言えます。

今回は、そんなじゃがいもの最適な茹でる時間やちょっとしたコツ、レシピのコツなどを紹介していきます。まずは、茹でる時のコツを覚えていきましょう。

①水から丸ごと茹でるべき

普段から料理をする方は知っているかと思いますが、料理をする人にとっては、水から茹でる方がいいのか、沸騰してから茹でる方がいいのかわからない人もいるはずです。

じゃがいもを美味しく茹でるには、水からじゃがいもを入れて茹でる必要があります。こうする事で、中までしっかりと火が通り、煮崩れもせずに美味しいじゃがいもを茹でる事ができます。

そして、間違えて沸騰しているお湯に入れてしまうと中まで十分に火を通そうとするとじゃがいもが崩れてしまい、美味しく作る事ができないので、注意しましょう。

②水が沸騰したら15分茹でる

じゃがいもを茹でる時間は、家庭によって意見が分かれる事がありますが、美味しくじゃがいもを茹でるためには、水が沸騰してから15分茹でる必要があります。

これには、じゃがいもの成分の中に含まれているペクチンが関係しています。ペクチンは、熱を加え過ぎてしまうと細胞を壊してしまい、煮崩れを起こしてしまい、旨味がお湯に逃げてしまうからです。

そのため、美味しくじゃがいもを茹でるコツは、沸騰してから15分間しっかりと熱を加えていく事が大事になります。

③火をとめて15分ほど放置する

沸騰したお湯でじゃがいもを茹でた後は、そのまま同じ時間放置する事で、しっかりと仲間で火が通り、美味しくじゃがいもを茹でる事ができます。

これをする事で、じゃがいもの外側の熱が中心部まで行くことによって、均一に熱を通す事ができます。その結果、先ほども紹介したペクチンを壊さずにしっかりと茹でる事ができます。

これは、日本ではあまり知られていないじゃがいもの茹でるコツですが、簡単に美味しく茹でる事ができるので、ぜひ覚えておきましょう。

④皮は熱いうちに剥くべき

茹で上がった後のじゃがいもは、すぐに皮を剥く必要があります。なぜならば、早く皮を剥く事で、舌触りが滑らかになるためです。

また、冷めてからじゃがいもの皮を剥こうとすると固くなってしまうため、上手に剥く事ができなくなります。そのため、皮を剥いて調理する場合は、熱いうちに剥いておく必要があります。

じゃがいもの芽はスプーンがとりやすい

じゃがいもの芽を取り除く際に包丁の柄の部分を使って取り除く人が多いかと思いますが、普段あまり料理をしない方にとっては、少し難しい作業ともいえます。

じゃがいもの芽を簡単に取るには、スプーンを使う事で簡単に取る事ができます。取るコツとしては、スプーンの先の部分を使う事で簡単に取り除く事ができます。

お子さんでも簡単にできるので、お母さんのお手伝いでも活用できる方法です。皮を剥くのに包丁やピーラーを使わせるのは怖いと思っている人は、ぜひお子さんに試してみましょう。

じゃがいもの皮を上手に剥く方法

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先ほどの紹介で、じゃがいもの皮を剥く際には、熱いうちに皮を剥く事が重要だと紹介しましたが、熱いじゃがいもの皮を剥くのには、なかなか大変です。

ここからは、そんなじゃがいもの皮を剥く際に覚えておくコツをいくつか紹介していきます。じゃがいもの皮を剥くのが苦手な人もここでコツをしっかりと覚えておきましょう。

短時間だけ冷水につけて剥く

茹でた直後のじゃがいもは、大変熱いため、皮を剥くのにも一苦労です。しかし、冷水に30秒ほどつける事でじゃがいもの皮を綺麗に剥く事ができるようになります。

これは、熱いうちに冷水につける事で、じゃがいもの皮と中身の部分に隙間が生まれ剥がしやすくなるといわれています。

ただ、熱いからといって長時間つけてしまうと冷めて皮がくっついてしまう恐れやじゃがいもに水が入ってしまう恐れもあるので、時間をしっかり守ってやってみましょう。

キッチンペーパーを使って剥く

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この方法は、多くのご家庭でも使われている方法になりますが、キッチンペーパーを使って、じゃがいもの皮を剥くコツです。

キッチンペーパーというのは、水にも強くて熱いじゃがいもの皮を剥く際には大変便利な調理道具の1つです。また、中々剥がれずらい皮もキッチンペーパーを使う事で、剥きやすくなります。

ポイントは、じゃがいもの皮を剥く前に指を冷水などで冷やしておく事で、茹でた後のじゃがいもの皮を触っても火傷しないようにする事ができます。

隠し包丁を入れておいて剥く

最後にじゃがいもの皮を上手に剥く方法を紹介しますが、それは隠し包丁を入れておく方法です。これは、簡単にじゃがいもの皮を剥く事ができる方法のため、時間短縮をしたい方にとっておすすめです。

隠し包丁のやり方は、じゃがいもの真ん中の部分から包丁の切り込みを入れていただき、そのままぐるりと一周させて切り込みを入れます。深さは、大体1mm程度を目安にしましょう。

こうする事で、じゃがいもが茹で上がると同時に切り込みの部分から皮がめくれてくるようになります。その後は、そこから皮を剥く事で、簡単にじゃがいもの皮を剥く事ができます。

じゃがいもをスピーディに茹でる方法

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じゃがいもを茹でる調理をする場合はどうしても時間がかかってしまいます。そのため、他の料理と一緒に作る際には、段取りを決めておかないと大変なことになってしまいます。

また、朝の忙しい時間でじゃがいもを茹でるのは大変な作業です。しかし、ある方法を使う事でじゃがいもを早く茹でる事ができます。

ここでは、実際に早くじゃがいもを茹でる方法とレンジを使って早くじゃがいもを茹でる方法の2種類の方法を紹介していきます。

切ってから茹でるコツ

皮付きのままじゃがいもを茹でるには時間がかかりますが、皮を剥いて切ることでじゃがいもを早く茹でる事ができます。

この方法は、茹でる前にじゃがいもの皮を剥き、適当な大きさに切ってから茹でます。そして、沸騰してきたら、火を弱め、8分を目安に茹でていきます。その後は、ザルに上げて水気を切ります。

デメリットとしては、栄養素や旨味がお湯に溶け出してしまう点はありますが、短時間でじゃがいもを茹でるには適してる調理法の1つです。

レンジで火を通すコツ

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最近では、テレビ番組の時短レシピでも紹介される事がありますが、レンジを使う事で早くじゃがいもを茹でる事ができます。

まず、先ほどと同様にじゃがいもの皮を剥き、適当な大きさにじゃがいもを切ります。耐熱皿にじゃがいもをのせた後に湿らせたキッチンペーパーを上にのせます。

そして、サランラップをかぶせて600wのレンジで3分間加熱します。こうする事で、早くじゃがいもを茹でる事ができます。また、これはじゃがいも1つの時間のため、個数を増やすごとに時間を調整するようにしましょう。

茹でたじゃがいもの長期保存方法

ご家庭でじゃがいもを保存する場合は、冷蔵庫にある野菜室などでじゃがいもを保存するのが一般的です。しかし、茹でたじゃがいもを多く残ってしまった場合の保存の仕方がわからない人も多いはずです。

そんな人のために、ここでは茹でたじゃがいもの長期保存の方法を紹介していきます。また、この方法を知っておけば、時間がある時に大量に作り保存しておく事もできるため、ぜひ覚えておきましょう。

熱いうちにマッシャーでつぶす

まず、茹でたじゃがいもを長期で保存する場合は、皮を剥き、潰しておく事が必要です。この時、ご家庭にマッシャーなどのじゃがいもをつぶす道具があると簡単につぶす事ができます。

また、冷めてしまうとじゃがいもが硬くなってしまい、つぶすのが大変になってしまうため、熱いうちにつぶすようにしましょう。

フリーザーバッグで保存する

次に、冷凍庫で保存するためにつぶしたじゃがいもをフリーザーバックに詰めて保存します。この時に、レンジで解凍する事も考えて小分けに保存するようにしましょう。

また、フリーザーバックに入れる際には、なるべく伸ばして薄く保存する事で、レンジで解凍する際にすぐに解凍をすることができます。さらに、鮮度を保つために、急速冷凍を心がけるようにしましょう。

解凍はレンジでOK

最後に、冷凍保存されたじゃがいもを解凍する際には、電子レンジを使います。レンジを使う事で簡単に解凍する事ができるため、すぐに料理に使う事もできるようになります。

また、茹でたじゃがいもの冷凍保存による期限は、大体3週間が目安だといわれています。日付が分からなくなるのを防ぐために、シールやマジックなどで保存した日付を書いておくようにしましょう。

茹でたじゃがいもの活用レシピ

Photo byRitaE

最後にここでは、茹でたじゃがいもを使ったレシピを紹介します。茹でたじゃがいものレシピというのは、本当に様々なレシピがあります。

せっかく、じゃがいもの美味しい茹で方や冷凍庫での長期保存方法などが分かってきたので、ここでじゃがいものレシピも覚えていきましょう。

ポテトサラダドーナッツのレシピ

茹でたじゃがいものレシピで代表的なものといえば、ポテトサラダを思いつく人も多いはずです。そんなポテトサラダですが、ドーナッツにしても美味しいです。

作り方は、ポテトサラダを細かくつぶして、薄力粉とベーキングパウダーを混ぜます。その後、適当な大きさに丸めて揚げれば完成です。

1つポイントは、ドーナッツにする際に中身のポテトサラダの味付けを少し濃くする事で、ソースをかけずに美味しく食べる事ができます。簡単にできるので、ポテトサラダを作り過ぎてしまった人は、チャレンジしてみましょう。

スプーンコロッケのレシピ

コロッケは大人も子供大好きな料理の1つですが、揚げ物料理というのは、手間がかかるためかめんどくさい料理の1つでもあります。

そんなコロッケですが、「スプーンコロッケ」というレシピがあります。これは、油を使わずに揚げないコロッケと言われています。また、作り方も簡単で、通常のコロッケよりも素早く作る事ができます。

作り方は、フライパンにコロッケの材料となる挽肉と玉ねぎのみじん切りを炒めます。火が通ったら、じゃがいもを混ぜ、耐熱皿に移して上にパン粉とオリーブオイルをかけてあとは焼くだけです。

じゃがいものスペイン風オムレツのレシピ

スペインの代表的な料理の1つに「スパニッシュオムレツ」という料理があります。これは、オリーブオイルで炒めたじゃがいもと卵で作るスペインの家庭料理の1つになります。

スペイン風オムレツのレシピは、オリーブオイルを入れたフライパンに溶き卵を入れます。そして、その中にあらかじめつぶしておいた茹でたじゃがいもとほうれん草などを入れます。

後は、中火から弱火で中の卵にしっかりと火が通るまで焼き固めれば完成です。お皿に盛り付けてケチャップなどで味付けしていただきましょう。

和風ポテトサラダのレシピ

皆さんが作るポテトサラダも味付けを変える事で、また違ったポテトサラダを作る事ができます。そして、ポテトサラダは和風の味付けをしても美味しいです。

レシピは、通常通りのポテトサラダを作ります。この時、少し味を薄めに作っておく事が大事です。そして、混ぜ合わせる時に、麺つゆとおかかを混ぜた物を加えて完成です。

お好みでネギや刻み海苔をトッピングしても美味しくいただく事ができます。お酒のおつまみとしても美味しくいただく事ができるため、何かアレンジしたい時におすすめです。

地中海風ポテトサラダのレシピ

先ほどは、和風のポテトサラダのレシピを紹介していきましたが、ここでは地中海風ポテトサラダを紹介します。まず、地中海風ポテトサラダを作るには、材料を少し変えていきます。

まず、茹でたジャガイモと玉ねぎのスライス、茹でた卵の白身とマヨネーズを混ぜていきます。そして、刻んだピクルスとオリーブ、カリカリに焼いたベーコンを加えて器によそっていきます。

最後に、砕いた卵の黄身を振りかけて完成です。お好みでパセリやブラックペッパーも加えるとさらに美味しくなります。少し、違ったポテトサラダを作りたい方は、ぜひチャレンジしてみましょう。

じゃがいもとキノコの炒めモノのレシピ

じゃがいもとキノコは加熱を加える事で美味しくいただく事ができます。特におすすめの料理の1つに「アヒージョ」という料理があります。

これは、スペイン料理の1つになります。作り方は非常に簡単で、まずオリーブオイルにニンニクを加えて弱火で炒めていきます。香りがオイルにうつったタイミングでじゃがいもとキノコ、そして塩を適量加えます。

最後に、全体に火が通るまで炒めて小皿の耐熱皿に移して完成です。一緒に切ったフランスパンを添えれば、お酒のおつまみにもぴったりなレシピの1つです。

もちもち芋モチのレシピ

最後のレシピは、もちもち芋モチのレシピです。居酒屋などでも出てくる定番料理の1つですが、実はご家庭でも簡単に作る事ができます。

作り方は、茹でたじゃがいもをつぶしたものに片栗粉、塩と胡椒を加えて混ぜてきます。そして、食べやすい大きさに形を整えた物をそのままフライパンで焼いていきます。

最後にお皿に盛り付けて完成です。また、芋モチの中にチーズを入れるとさらに居酒屋メニューに近いレシピになります。冷凍保存したじゃがいももレンジで解凍すればすぐに使えるので、おすすめです。

じゃがいもを茹でる時は水から丸ごとがおすすめ

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じゃがいもを茹でる際は、水から茹でる事で美味しくいただく事ができます。また、時間がない方は冷凍保存などを使い、長期保存を利用したり、レンジなどで加熱する事もおすすめです。

普段よく使う食材だからこそ、今回紹介させていただいたコツを利用していただき、これからの生活に役立ててみましょう。

ru1kunnbooya
ライター

ru1kunnbooya

「人の身体は食事からできている」という言葉から、普段の食事を意識する生活を心がけています。鍼灸師として医療の現場に身を置いている人間として、さまざまな角度から皆さんの生活をする上で役立つような情報を発信しています。

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