サレ妻とは浮気された妻という意味
2ちゃんねるやYahoo!知恵袋などのネット上では、いろいろな人が悩みを相談しています。そういった悩みの中には、不倫や離婚にまつわる話も多くあります。
不倫した人が相談することもありますが、不倫された人が離婚も含めて今後どうすればいいのかを相談するほうが多い印象です。
これらの相談の中で、サレ妻という言葉が出てくることがあります。ネット上の用語、いわゆるネットスラングです。サレ妻とは、不倫や浮気をされた妻という意味です。ちなみに、浮気をされた夫という意味のサレ夫という言葉もあります。
今回は、サレ妻になりやすい人の特徴や、夫に不倫されたときの復讐方法について紹介します。サレ妻にならないようにするために、夫の心を捉える愛サレ妻になる方法も見ていきましょう。
シタ夫の意味
ネットスラングで、浮気や不倫をされた妻をサレ妻と呼ぶことを説明しました。そのときに、「浮気や不倫をした夫という意味のネットスラングはあるの?」と気になった人もいるかもしれません。
結論から言うと、そういう意味の用語はあります。シタ夫です。浮気や不倫をした夫という、そのままの意味になります。浮気や不倫をした妻という意味のシタ妻もあります。
プリの意味
浮気や不倫は一人ではできません。必ず相手が必要です。不倫相手が男なら間男と言うのが一般的で、ネット上でもそのまま間男と呼ばれます。では、女ならなんと言うのでしょうか。
ネットスラングでは、不倫相手の女はプリ、あるいはプリンと言われることが多いです。プリンの響きからわかるとおり、不倫という言葉から来ています。間男の女版という意味で間女と言うこともありますが、こちらはあまり使われていません。
不倫と浮気の意味の違い
少々本題から外れますが、不倫と浮気の意味の違いをご存知でしょうか。一般的には、不倫は少なくともどちらかが結婚していて、肉体関係がある場合にのみ使います。
浮気はもっと広い意味で使われることが多いです。結婚していなかったり、肉体関係がなかったりする場合は、不倫ではなく浮気と判断されます。
サレ妻の特徴
どのような理由があっても、不倫や浮気は許されるものではありません。他に好きな人ができたというのなら、まずは離婚するのが筋というものです。そもそも、サレ妻にはなんの非もないのに不倫されたという話はいくらでもあります。
しかし、不倫や浮気をした夫の言い分を見ていくと、「家庭の外に癒しを求めた」「自分が蔑ろにされている気がした」といった共通点が見えてきます。これらの共通点をさらに詳しく分析すると、サレ妻の特徴が見えてきます。
くどいようですが、基本的には不倫をしたほうが悪いです。サレ妻に共通する特徴があるのは事実ですが、だからといってサレ妻が悪いという話にはなりません。
しかし、サレ妻の特徴を知っておくことは、円満な夫婦関係を保つうえで役立ちます。男心を理解するために、サレ妻の特徴を見ていきましょう。
夫を軽く見ている
サレ妻の特徴の1つとして、夫を軽く見ていることが挙げられます。夫を見下していることが言動の端々から漏れていたり、家事や育児が忙しいからとぞんざいに扱っていたりすると、夫の心は離れてしまうものです。
人間誰しも承認欲求や自尊心があります。自分のことを大切にしてほしい、軽んじられたくないと思うのは、当たり前のことです。心の余裕がないときなら、夫の扱いが雑になることは仕方ないかもしれませんが、できるだけ大切にしてあげましょう。
見た目を気にしない
家事や育児は大変です。最近では、共働きの夫婦も増えてきました。そのため、外に出かけるときは見た目を気にしても、家にいるときはすっぴんという人も多くいます。おしゃれは時間がかかるものですから、仕方ない面もあります。
しかし、夫からすると、やはり妻にはきれいであってほしいものです。夢見過ぎだといわれようとも、仕事から帰ってきたら、きれいな妻に温かく迎えてほしいものなのです。妻が見た目を気にしないと、がっかりした夫の目は、よそのきれいな人にいってしまうこともあります。
夫と対等な立場ではない
夫と対等な立場ではないのも、サレ妻の特徴の1つになります。夫婦とは本来、対等な立場です。しかし、何らかの理由で対等な立場ではなくなると、夫が不倫に走ってしまうことがあります。
妻の立場が優位になり、夫を見下すようになると、夫は家庭内に居場所がなくなったと感じて不倫してしまうのです。
なんでも許してしまうのは不倫の元
妻の立場が優位だと不倫してしまうのなら、夫の立場が優位なら不倫しないのでしょうか。面倒なことに、なんでも許してしまうのも不倫の元です。
夫のやることをなんでも許すと、夫は「何をしてもいい」と思い上がってしまいます。不倫することへの後ろめたさもなくなってしまうわけです。
子供を溺愛している
不倫をする夫は、妻が子供を溺愛していることを理由に挙げることもあります。妻が子供を愛するのは当たり前ですが、夫はもっと自分に構ってほしいのです。夫からすると、妻が子供を愛するあまり、自分を雑に扱うようになるのは面白くありません。
セックスレスになる
一日頑張ってクタクタになってしまうと、夫から夜の誘いを受けても「疲れているから」と断ってしまいがちです。ある程度は夫も理解してくれますが、毎回断られてしまうと心は離れていってしまいます。
誘っても断られ続けると、妻から愛されていないと思ったり、自分自身が否定されたような気持ちになってしまったりするものです。
夫婦喧嘩が多い
夫婦喧嘩が多いのも、サレ妻の特徴として挙げられます。本来、家庭は最もくつろげる場所です。しかし、夫婦喧嘩が多いと家庭内の雰囲気は悪くなってしまい、まともにリラックスできなくなってしまいます。夫は家庭の外に癒しを求めて不倫してしまうわけです。
不倫や浮気は許されることではありません。しかし、家でのんびり休むこともできないのであれば、外で気晴らしをしたくなってしまうものです。
サレ妻になってしまった時の復讐の仕方
夫に不倫や浮気をしてほしいと思う人は、そうそういません。多くの人は、そのような修羅場に巻き込まれたいとは思っていません。しかし万が一、自分がサレ妻になってしまったら、一体どうすればいいのでしょうか。
ネット上には、不倫や浮気の話がゴロゴロ転がっているとお伝えしました。その中には、サレ妻が夫と浮気相手に復讐をする話もあります。先人の知恵を借りるためにも、サレ妻たちが復讐を果たした方法を見ていきましょう。
夫への小遣いの制限
比較的簡単な復讐方法が、夫の小遣いを制限することです。サレ妻が夫の小遣いを管理しているという前提がありますが、離婚や慰謝料が絡んだ復讐よりもサレ妻の負担が少ないのがポイントになります。
不倫をするにもお金は必要です。お金がないと外食や外泊はできません。小遣いを制限されたら、必然的に不倫に使えるお金も減るわけです。もし浮気相手が夫を財布としか思っていなかった場合、夫の小遣いの少なさが原因で破局を迎える可能性すらあります。
不倫だけでなく、趣味や友人との交遊に使えるお金が減るのも痛いです。さらに、小遣いが昼食代込みの場合、金額によっては昼食以外のものを買えなくなってしまいます。
手頃な割に、かなり嫌らしい復讐方法です。ただし、やりすぎると経済的DVと判断されてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
夫に高額なプレゼントを要求する
夫に高額なプレゼントを要求するのも1つの手です。この復讐なら、夫の小遣いを管理していないサレ妻でもすることができます。
小遣いを制限されることがどれだけ嫌らしい復讐かは、先ほどお伝えしました。意図しない高額な買い物をした人は、節約を心掛けることが多いです。つまり、高額なプレゼントを買わせることで、小遣いの制限に近いダメージを夫に負わせることができるわけです。
離婚に応じない
もし不倫している夫が離婚を切り出してきた場合、夫の心が自分から離れてしまったのなら仕方がないと考え、離婚に応じる人もいます。潔くはありますが、しかし待ってください。離婚に応じないことで復讐することもできるのです。
不倫している夫は、離婚したらすぐに不倫相手と一緒になりたいと考えます。サレ妻を不幸にしておいて、夫と不倫相手は幸せになろうとは図々しいにもほどがあります。
離婚に応じないことで、不倫相手と幸せになるのを邪魔してやりましょう。ただし、セックスレスや行き過ぎた小遣い制限による経済的DVは、法定離婚事由になります。
法定離婚事由の意味
法定離婚事由とは、裁判で離婚するために必要な原因のことです。先ほど、セックスレスや行き過ぎた小遣い制限による経済的DVは、法定離婚事由になるとお伝えしました。
つまり、セックスレスや経済的DVがあると、裁判で離婚が認められてしまう可能性があります。法定離婚事由は他にもあるので、気になる方は調べてみてください。
離婚する
夫が「浮気相手とは遊びだった」「離婚する気はない」という寝言をほざいた時は、離婚することが復讐になります。浮気や不倫は立派な離婚事由のため、たとえ夫が嫌がっても裁判で離婚することが可能です。離婚問題に強い弁護士を探しましょう。
夫への慰謝料の請求
離婚するだけでも夫への復讐になりますが、それだけでは生ぬるいです。ぜひ、慰謝料も請求してやりましょう。結婚期間の長さや子供の有無などによって金額は変わりますが、相場は200万から300万くらいです。
ちなみに、離婚しない場合でも不倫に対する慰謝料の請求は可能です。ただし、離婚する場合よりは慰謝料の金額は少なくなってしまいます。
不倫相手への慰謝料の請求
不倫した夫に慰謝料が請求できるように、不倫相手にも慰謝料を請求することができます。人の家庭を台無しにしたことを後悔させてやりましょう。ただし、夫が既婚者であることを不倫相手が知らなかった場合、慰謝料を取れない可能性があります。
サレ妻が復讐する時の注意点
サレ妻になったときの復讐の仕方を見てきましたが、注意点があります。小遣いを制限しすぎると経済的DVとみなされてしまうように、行き過ぎた復讐は自分の首を絞めることになってしまうのです。どのような復讐がダメなのか、見ていきましょう。
暴力を加えるのはNG
夫が不倫していたという事実は、サレ妻にとって耐え難いほどの苦しみです。思わずカッとなって、夫や不倫相手に手を出してしまいそうになることもあります。しかし、それでも暴力を加えるのはNGです。
殴る、蹴るなどの暴力は暴行罪に該当します。暴力によって相手に怪我をさせてしまった場合は、傷害罪になってしまうのです。夫や不倫相手の出方次第では、最悪、前科がついてしまう可能性があります。
法的に不利になる行為はNG
暴力がNGなのはわかりましたが、他にもしてはいけない復讐はあるのでしょうか。結論から言うと、法的に不利になる行為はNGです。
ネット上で見かけるサレ妻の復讐や、ドラマやマンガで見かける仕返しには、法的に問題のある方法も見受けられますので、参考にする際は注意が必要です。
名誉棄損・侮辱罪・プライバシーの侵害に当たらないか注意する
不倫に限らずネット上で見かける復讐劇では、悪行をバラすという仕返しが採用されることがあります。会社にメールやFAXを送りつけたり、ご近所にビラをバラ撒いたりするわけです。しかし、これらの方法は、名誉毀損・侮辱罪・プライバシーの侵害に当たる危険性があります。
法的に不利な復讐をしてしまうと、夫や不倫相手から慰謝料を請求される可能性がでてきてしまうのです。場合によっては、自分が前科者になってしまうこともあります。勢い任せで過激な復讐をするのは危険ですので、まずは冷静になることを考えましょう。
前科がつく社会的な意味
先ほどから復讐のやり方次第では前科がつくとお伝えしてきましたが、前科がつくと社会的にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。簡単に見ていきましょう。
真っ先に思い浮かぶのは、逮捕・禁固・罰金などの刑罰です。就職していた場合は解雇される恐れもあります。新聞やテレビで実名報道されてしまえば、噂話の格好の的です。
一生ネットの晒し者になってしまう危険性さえあります。前科がつくことは、社会的にデメリットしかないわけです。
慰謝料・離婚請求の証拠を確保してから動く
もし慰謝料や離婚の請求を考えている場合、実行する前に必要なことがあります。不倫や浮気の証拠を確保することです。たとえ慰謝料や離婚を請求しても、法的に有効な証拠がなければ訴えが棄却されてしまいます。
つまり、証拠がないと徒労に終わってしまうのです。慰謝料や離婚を請求するのであれば、2人のデートしている写真やメールのやり取りといった不倫の証拠を確保してから動くようにしましょう。
探偵・弁護士に頼むのが確実
証拠を集めろと言われても、素人だとうまく集められないことのほうが多いです。家事や育児、仕事が忙しくて、証拠を集めるための時間が確保できないこともあります。慰謝料や離婚を請求する手続きも、1人で一から調べるのは困難です。
そういうときは、専門家である探偵や弁護士に頼むのが確実です。探偵に頼んで証拠を集めてもらい、その証拠を元に弁護士に相談しましょう。安くはないお金がかかってしまいますが、素人が1人で行動するよりもよい結果になります。
サレ妻になってしまった時の相談先
夫が不倫していた事実は、妻にとって筆舌に尽くし難い苦痛になります。今まで家庭のために尽くしてきたのに、その努力を否定されたように感じてしまうものです。
しかし、1人では抱えきれない苦しみも、他の人の力を借りることで乗り越えられるようになります。サレ妻になってしまった時の相談先を見ていきましょう。
カウンセリング
夫に不倫されていたために深く傷ついたサレ妻が、カウンセリングに通うという話もネット上にはあります。1人で抱え込んでいるとメンタルが悪化の一途をたどりやすいです。
誰かに話しを聞いてもらうだけでも、心が楽になります。カウンセラーなら守秘義務もあるので、余計なことを言いふらされる心配はありません。
両親
両親に相談するのもいいです。世の中には毒親もいますが、多くの親は自分の大切な娘が深く傷ついていたら、その悲しみに寄り添ってくれます。
夫と離婚することになれば、生活面での不安もあります。両親なら、相談だけでなく協力も求めやすいので、いざという時は頼りにしてみてください。
友人
多くの人にとって、相談相手として真っ先に思い浮かぶのは、苦楽を共にした友人です。口が固くて親身になって聞いてくれる、信頼できる友人に相談しましょう。話を聞いて苦しみを受け止めてくれるだけでなく、慰謝料や離婚の請求で力になってくれることもあります。
愛サレ妻になる方法
サレ妻になると辛く苦しいことがたくさんです。では、どうすればサレ妻にならずに、夫に愛される愛サレ妻になることができるのでしょうか。
サレ妻の特徴を振り返ることで、愛サレ妻の姿も見えてきます。サレ妻は、対等な立場でなかったり、夫婦喧嘩が多かったりと、夫とのコミュニケーションに問題を抱えていることが多いです。つまり、しっかりとコミュニケーションを取ることが愛サレ妻への第一歩になります。
夫の話をよく聞きコミュニケーションをとる
サレ妻の特徴の1つに夫を軽く見ていることがありましたが、この逆を行うことが愛サレ妻になる方法の1つです。つまり、夫の話をよく聞いてコミュニケーションをとりましょう。
夫の話に適当な返事をしていたり、ぞんざいに扱っていたりしたら、改めるようにしましょう。疲れている時は夫の扱いが雑になってしまうのは仕方ないことですが、その分、調子がいい時に自分から夫の話を聞いてみましょう。
感謝を口にする
人間、誰だって感謝されれば嬉しくなってしまいます。それはもちろん夫も同様です。家庭のために毎日頑張っているのですから、たまには感謝の言葉がほしくなることもあります。
夫との関係をよりよいものにするために、たまには感謝を口にしてみましょう。面と向かってありがとうと伝えるのが恥ずかしいのなら、感謝の気持ちを手紙にするのもいいです。愛サレ妻になりたいのなら、まずは夫を大切にすることから始めましょう。
妻という立場に安心しすぎない
夫婦なんて、所詮は婚姻届という紙切れ1枚でつながっているだけの他人です。妻という立場に安心しすぎることは油断を生み、夫とのコミュニケーションが雑になる可能性があります。
そうなったら紙切れ一枚の関係なんて、簡単に破綻してしまいます。愛サレ妻になるためにも、夫との関係を大切にするようにしましょう。
過度に束縛しない
過度に束縛することもよくありません。家庭内の雰囲気が悪いと外に癒しを求めるように、過度な束縛も夫にとっては息苦しいだけです。
不安から束縛したくなってしまう気持ち自体はわかります。しかし、愛サレ妻になるためにもグッと我慢しましょう。不安を乗り越えた先にこそ、愛サレ妻になる未来は待っているのです。
子供を優先しすぎない
サレ妻の特徴の1つに、子供を溺愛していることがあります。子供を愛すること自体は自然なことですが、子供を優先しすぎて夫を放置するのは危険です。たまには実家に子供を預け、夫婦2人で食事に出かけてみましょう。夫にイクメンになってもらうのもありです。
おしゃれに気を配る
愛サレ妻は、おしゃれに気を配っています。やらなければならないことが多く、結婚前ほどおしゃれに気を配ることは難しいですが、きれいな妻は多くの男の理想です。髪を整える、だらしない格好をしないといった小さなことから気を使っていきましょう。
サレ妻にならないためにはコミュニケーションが重要
今回は、サレ妻の特徴や復讐の仕方、そして愛サレ妻になるための方法を見てきました。サレ妻にならないためには、コミュニケーションが重要です。夫とのコミュニケーションが適当だと、サレ妻街道まっしぐらになってしまいます。
逆にコミュニケーションがしっかりしていれば、愛サレ妻になることも可能です。結婚したからには、やはりいつまでも幸せな夫婦でいたいものです。そのための努力として、愛サレ妻になるための方法を実践してみてください。