化粧品の使用期限をチェック!期限が過ぎたコスメや未開封はどうする?

化粧品の使用期限をチェック!期限が過ぎたコスメや未開封はどうする?

女性なら毎日使うこともある化粧品。使っていると稀に変な臭いや色の変化を感じることはありませんか?実は、化粧品には使用期限があります。ここでは、普段何気なく使っている化粧品の、アイテムごとの使用期限や、期限を過ぎたコスメをどうしたらいいのかをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.化粧品の使用期限を知っていますか?
  2. 2.アイテム別の化粧品の使用期限【ベースメイク】
  3. 3.アイテム別の化粧品の使用期限【ポイントメイク】
  4. 4.未開封の化粧品の使用期限は?
  5. 5.化粧品・コスメの使用期限の見方
  6. 6.使用期限まで化粧品を使うための注意点
  7. 7.食品の消費期限と同じように化粧品の使用期限に注意しよう!

化粧品の使用期限を知っていますか?

フリー写真素材ぱくたそ

一般的に化粧品の使用期限や消費期限は開封後3~6ヶ月と言われています。開封した日付を書くことが出来る化粧品もありますが、多くの場合はそのような記入場所はなく、使用しているうちにいつ開封したものかわからなくなってしまうことがほとんどです。

しかし、期限の過ぎたアイテムを使用することで肌トラブルの引き金になるなどの危険があります。使用期限が過ぎた化粧品をどうすべきかをはじめ、保管方法や使用期限まで使うための注意点などもご紹介するので、普段から化粧品を使用している方も、たまにしか化粧品を使用しない方も必見です。

アイテム別の化粧品の使用期限【ベースメイク】

日本は使用期限や消費期限といった期限に対してうるさいイメージがありますが、化粧品には使用期限があまり見られません。しかし、食品に消費期限があるように、化粧品においても必ず使用期限があります。

まずは肌に直接使用するベースメイクで使う化粧品に注目して、使用期限の目安を確認していきましょう。

スキンケア用品

スキンケア用品の使用期限は、一般的には6ヶ月前後とされています。空気に触れやすいアイテムであることから、菌が繁殖しやすいため使用期限が短く設定されています。使用期限を過ぎたアイテムを使うことで直接肌荒れの原因になりかねないため、注意が必要です。

日焼け止め

Photo bydimitrisvetsikas1969

昔は日焼け止めといえば夏の日差しが強い時期に使うイメージでしたが、最近では紫外線対策として冬場でも使うことが多く、一年を通して欠かせないアイテムとなっています。

日焼け止めを使用する際の使用期限は、スキンケア用品と同じく6ヶ月程度と短いです。日焼け止めは酸化や分離のスピードが早いとされており、アイテム自体の品質が落ちやすい化粧品の一つです。

パウダーファンデーション

全体が空気に触れやすい状態ではあるものの、パウダーファンデーションの使用期限は1年とこれまで紹介してきたアイテムに比べると長めです。メイク直しで使用する化粧品で比較的消費は早いアイテムですが、一年以内に使うことを意識しましょう。

リキッドベースメイク

パウダーファンデーションと比べた場合、リキッドベースメイクは使用期限が短く、6ヶ月とされています。お風呂やトイレに菌が発生しやすいように、水分の多いリキッドタイプのファンデーションやコンシーラーといった化粧品は菌の繁殖が早いため、早めに使い切りましょう。

フェイスパウダー・チーク

ファンデーションの上に乗せるもので直接肌に触れないため、フェイスパウダーやチークの使用期限は2年と他の化粧品に比べて長くなっています。しかし、既にご紹介したとおり、リキッドタイプやクリームタイプのものになると6ヶ月と使用期限が極端に短くなるため注意が必要です。

アイテム別の化粧品の使用期限【ポイントメイク】

Photo bykaboompics

肌に直接触れる化粧品の使用期限についてご紹介しました。続いて、アイシャドウやマスカラといったファンデーションの上に乗せて使う化粧品。そしてアイライナーやリップといったポイントメイクに使うアイテムの使用期限をチェックしていきましょう。

アイシャドウ

多くの場合、アイシャドウはパウダー状であるため、使用期限は1年となっています。相当厚く塗らない限り消費はゆっくりな化粧品なので、長期的に使うことを考えても安心な使用期限です。

リキッドタイプやクリームタイプとなると使用期限は6ヶ月とされているので、使用しているタイプで使用期限を判断してください。

マスカラ

これまでご紹介してきた化粧品の中でもマスカラの使用期限は特に短く、3ヶ月となっています。目元はダメージを受けやすく、菌が繁殖したものや、使用期限を過ぎたアイテムを使ってしまうことで炎症に繋がりかねません。皮膚の薄い部分なので、使用期限を特に注意して使う必要があります。

アイライナー

ペンシルタイプとリキッドタイプで、アイライナーは使用期限が変わります。ペンシルタイプであれば使用期限は1年と長めですが、リキッドタイプを使用する際の使用期限は3ヶ月と短いです。それだけ水気の多いアイテムは、菌が繁殖しやすいということになります。

リップ

口紅やリップクリーム、グロスといった化粧品は使用期限が6ヶ月以内と以外と短いです。さまざまな食べ物や飲み物が触れる部分に使用することから、菌も繁殖しやすいアイテムです。

敏感な部分である唇に使用するものなので、異臭や使用感に変化を感じた場合は、使用期限に関わらず買い替えましょう。

未開封の化粧品の使用期限は?

フリー写真素材ぱくたそ

何の商品に対しても思うことですが、袋や糊付けされた箱の状態で未開封の場合って、いつまでも使用できると思いませんか。しかし、どんな商品にも使用期限や消費期限は必ずあるものです。

化粧品も、未開封の状態であっても使用期限があります。では、化粧品の場合はどのくらいの期間が未開封時の使用期限とされているのか。また、未開封で使用期限が過ぎた化粧品は使っても大丈夫なのかをご紹介します。

製造日から3年以内

Photo by andymag

いつか使おうと思って予備で買っておいた化粧品はありませんか?一般的に、未開封の場合はその化粧品が造られてから3年以内が使用期限とされています。3年と聞くと長く感じますが、そこまで長くないので、もしもすぐに使うわけではないコスメを購入する場合は注意が必要です。

使用期限の記載がない化粧品は、メーカーが3年間品質を保証しています。しかし、未開封の場合であっても使用するのは、お店の棚に置いてある期間も考慮して、購入から2年半までとされているのが一般的です。

未開封で使用期限が過ぎた化粧品は使っても大丈夫?

フリー写真素材ぱくたそ

全く使用していないから大丈夫と思う方も多いかも知れませんが、先ほどご紹介したとおり、未開封の場合であっても、メーカーが化粧品の品質を保証しているのは製造から3年以内です。購入から3年以上の期間が過ぎたコスメは、どのような肌トラブルが起きたとしても自己責任となります。

使用せずとも品質の劣化は始まってしまいます。肌トラブルを避けるためにも、使用期限が過ぎたアイテムを使うのはやめましょう。

化粧品・コスメの使用期限の見方

フリー写真素材ぱくたそ

何気なく使っている方も多い化粧品ですが、使用期限が気になった際は、どこをどのように見たらいいのでしょうか。ふと使用期限が気になった際に見方がわからないと困ります。化粧品やオーガニックコスメにおける使用期限の見方をご紹介していきましょう。

化粧品の裏面に書かれた「◯M」

Photo byractapopulous

使用期限が記載されている化粧品の多くは、化粧品の裏面に「○M」と表記がされています。主に「6M」や「12M」といった記載がされていますが、Mは「month(マンス)」の略で、数字と合わせることで開封後○ヶ月という意味です。

「6M」であれば開封後6ヶ月。「12M」であれば開封後12ヶ月という見方をすることで開封後の使用期限がわかります。

オーガニックコスメは年月で書かれたものが多い

オーガニックコスメは、防腐剤などの化学成分の使用が少ないため、ほとんどの商品に使用期限が書いてあります。先ほどご紹介した「○M」といった記載ではなく、年月が書かれていることが多いため、オーガニックコスメはデパートコスメに比べて使用期限が把握しやすいのが特徴です。

使用期限まで化粧品を使うための注意点

フリー写真素材ぱくたそ

化粧品の使用頻度が少ない人は、使用期限まで使用しきれない場合も少なくありません。食品なら保管をしっかりと行うことで消費期限を迎えるまでは保ちますし、化粧品もどうせ使うなら使用期限を迎えるまで使いたいと思うものです。

使用期限を無駄にせず、しっかりと品質を保った状態で化粧品を使っていくにはどうしたらいいのでしょうか。各ポイントごとにご紹介します。

蓋をしっかり閉める

空気に触れることで、菌の繁殖が始まり、化粧品の品質は変化します。使用期限に関わらず、早期の品質の低下や、菌の繁殖を妨げるためにも、化粧品を使った後は蓋をしっかりと閉めましょう。空気との接触を遮断することで、より長い期間その化粧品を使うことが可能です。

保管場所に注意する

一つのアイテムで冷蔵庫保管の表記を見つけた場合「もしかして他のものも」と思い、全ての化粧品を冷蔵庫で保管している方はいませんか。

冷蔵庫での保管を指示しているアイテムを冷蔵庫で保管するのはいいですが、特に記載のないコスメを冷蔵庫に入れてしまうと逆効果になる場合も少なくありません。中でもリキッドタイプのコスメは、湿気が少ない場所で保管するのがいいとされており、冷蔵庫で保管すると品質の低下に繋がります。

また、冷蔵庫で保管する必要のないコスメを冷蔵庫に入れることで、食品に悪影響を与えてしまい、消費期限を早めてしまう可能性があります。多くの化粧品は日の当たらない場所で保管するのがいいとされているため、保管場所には十分に注意しましょう。

ブラシやスポンジは定期的に洗う

化粧品を使用する際に使うブラシやスポンジは、少なくとも1週間に1度は洗って清潔な状態を保ちましょう。洗わずそのままの状態で化粧品を使用することで、ブラシやスポンジについた菌が化粧品にまで及んでしまいます。

中でも、ブラシやスポンジを濡れたままの状態で放置するのは、菌の繁殖スピードが早くなるため注意が必要です。定期的に洗って、しっかりと乾かして清潔な状態のものを使用しましょう。

アプリケーター部分は清潔な状態を保つ

リップグロスなどの先端についているものをアプリケーターといいます。チップと呼ばれることもありますが、直接使用する場合は少なくとも1日1回はティッシュで拭き取りましょう。使う度に拭き取るのが理想ですが、面倒な場合は直接使わず、使い捨てのアプリケーターを使うのがおすすめです。

手や肌を清潔にして使用する

フリー写真素材ぱくたそ

石けんで手を洗ってから化粧品を使うことで、手から化粧品に菌が移るのを防ぐことができます。そのため、化粧品を使う前には、手を洗う習慣を身につけましょう。手を清潔にし、しっかりと乾いた状態で化粧品を使用することで、使用期限まで化粧品を使うことも可能になります。

臭いや色に異変を感じたら捨てる

フリー写真素材ぱくたそ

菌の増殖によって、品質の変化を1番に感じることができるの臭いです。化粧品には各アイテムに目安としての使用期限が設けられていますが、異臭や明らかに変色している場合は、使用期限を待つことなく捨てて、新しいものに買い替えましょう。

食品の消費期限と同じように化粧品の使用期限に注意しよう!

フリー写真素材ぱくたそ

化粧品の使用期限についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。ポイントは食品においても、生のままと加工されたものでは消費期限が異なるように、化粧品も同じ部分に使うものであっても、その形状によって使用期限が変わることです。

使用期限や消費期限が過ぎたアイテムを使うことで、肌トラブルに繋がるため、アイテムごとの使用期限を確認して化粧品を使用しましょう。化粧品を清潔な状態に保ち、使用期限を迎えるまで、より長い期間使用することができるよう心がけていくことが大切です。

車塚 眞美
ライター

車塚 眞美

記事作成初心者です。もうすぐ2歳になる子供がいます。これから少しでも納品数を増やしていけるようにがんばります。

関連するまとめ

人気の記事