引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点
「引きこもりたい」と思うことは、誰にでもあることです。しかし、現実には引きこもる人とそうでない人がいます。引きこもるという行動は、外界から自分を遠ざけることで、無意識的に守りの姿勢を取っているのです。
原因・心理的特徴を知ることで、引きこもる人とそうでない人の違いが見えてくるでしょう。ここからは、引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点について紹介します。
人間関係の疲れで引きこもりたい
1つ目に紹介する引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点は「人間関係の疲れで引きこもりたい」です。人間は生きていく上で他人との関りを避けることができません。学生は学校へ行き勉強をし、社会人は会社へ行き仕事をし、社会生活を送ります。
人間は育った環境が違えば性格も違います。人それぞれの考えがあり、意見が合わず衝突することもあって当然です。自分の意見が通らず、我慢を強いられることもあるでしょう。
他人とうまく付き合っていくには、相手の気持ちを理解して思いやりを持って接することも大切です。しかり、理不尽なことを言われたり押し付けられたりと、人間関係疲れで引きこもりたいと思うことも多いです。
他人に関わりたくない
自分のことしか考えられない人は、人に合わせることが苦手で衝突ばかりしてしまいます。また、自分の意見が言えないおとなしい人は、嫌なことを頼まれてもNOと断れずにストレスを溜めてしまいます。他人と関わらなければ、衝突もストレスを溜めることもありません。
このように、人間関係の疲れが原因で、他人と関わりたくないという心理から、次第に引きこもりたいと思うのです。
いじめを受けているので引きこもりたい
2つ目に紹介する引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点は「いじめを受けているので引きこもりたい」です。学校や会社など、いじめの件数は年々増えています。
学校や会社で生活する時間は、1日の3分の1程度あります。この時間、毎日いじめの恐怖と向き合わなければいけません。帰ってからも、次の日のことを考えると憂鬱になることでしょう。寝ているときもうなされたりと、いじめがなくなるまで1日中辛い生活が続きます。
学校や会社でいじめを受けている人は、これ以上いじめられたくない、耐えられない、逃げたいという心理から次第に引きこもりたいと思うのです。
ネガティブな気持ちになっているので引きこもりたい
3つ目に紹介する引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点は「ネガティブな気持ちになっているので引きこもりたい」です。人間は失敗を積み重ねて成長します。完璧だと思われている人間も、陰で努力をしているはずです。
失敗は成功の基ということわざがあるように、次のステップへと前向きに考えることが大切です。しかし、自分の失敗を許せない完璧主義者や自分は何をやっても失敗してばかりと落ち込む人も中に入るでしょう。
ネガティブな気持ちになることが原因で、自分はダメな人間なんだという心理から次第に引きこもりたいと思うのです。
外に出るのが面倒で引きこもりたい
4つ目に紹介する引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点は「外に出るのが面倒で引きこもりたい」です。外に出れば、おのずと社会のルールに従い生きることを強いられます。
学生は登校時間が決められており、時間割に沿って授業を受けます。定期的に試験があり、勉強についていけなくなることもあるでしょう。
社会人も一般的には出社時間が決められており、与えられた仕事のノルマを達成するために残業しなければいけない日もあるでしょう。やりたくない仕事を押し付けられることも珍しくありません。
外に出れば勉強や仕事と面倒だと感じることは沢山あります。このような面倒なことが原因で、やりたくないという心理から次第に引きこもりたいと思うのです。
家でできる趣味に没頭して引きこもりたい
5つ目に紹介する引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴の共通点は「家でできる趣味に没頭して引きこもりたい」です。家でできる趣味はいろいろありますが、中でも近年増えているのがネットゲームです。
食事も睡眠もとらずゲームに熱中する人が増え、社会問題にもなっています。インターネットの普及により、顔も名前も知らない人と一緒に会話をしたりゲームを楽しむことができるようになっています。
ネットゲームを含め家でできる趣味が原因で、1日中楽しみたい・他のことをしたくないなどの心理から次第に引きこもりたいと思うのです。
引きこもりになりやすい性格
引きこもりになりやすい性格の人には、いくつかの特徴があります。どのような性格の持ち主が引きこもりになりやすいのか、詳しくみていきましょう。ここからは、引きこもりになりやすい性格について紹介します。
感情表現が苦手
1つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「感情表現が苦手」です。感情には喜怒哀楽があり、その表現でその人の心理を読み解くことができます。しかし、周囲に心配をかけたくない場合や信用できる人間が周囲にいないなどの心理から感情を隠す傾向があります。
例えば、過度の期待により感情を隠し、良い子を演じることがあります。また、家族が信用できず助けを諦めているために、感情表現がうまくできなくなることもあります。
不満をため込みやすい
2つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「不満をため込みやすい」です。感情表現が苦手な人は、SOSの発信もうまくできず、結果的に不満をためこんでしまいます。愚痴や弱音なども吐かないため、周囲の人は気づかないことが多いです。
不満をため込んだ結果、自分ではどうすることもできず、引きこもる方法しか選択肢がなくなってしまいます。
真面目で努力家
3つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「真面目で努力家」です。引きこもる人は不真面目で怠け者のイメージが強く、誤解されやすいです。実際は、真面目で努力家の人が多いです。
勉強や仕事に真面目に取り組み限界を超えるまで努力した結果、立ち直ることができない状態になり引きこもりになってしまいます。
一方、不真面目でいい加減な人や怠け者は、限界まで努力をしません。適度に休み適度に手を抜くことがうまいので、引きこもることはないでしょう。
引きこもりになりやすい性格の人は、バランスがうまく取れず、努力しすぎるほど真面目といえるでしょう。
口下手
4つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「口下手」です。口下手な人は、自分の思っていることを言葉で伝えることが苦手です。会話の中でもすぐに答えることができず、不満があっても伝わらないことが多いです。
どれだけ親しい間柄でも、言葉で伝えてもらわなければ理解できない気持ちがあります。そのため、口下手な人は周囲に理解してもらえず引きこもりやすくなってしまいます。
人より不安感が強い
5つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「人より不安感が強い」です。普通の人が気にならないような些細なことでも不安になる傾向が強いです。
そのため、人間関係に失敗すると、また失敗したらどうしようという不安が強くなります。結果的に、人と関わりたくない気持ちが強くなり、引きこもってしまいます。
他人からの評価を気にする
6つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「他人からの評価を気にする」です。他人から自分がどのように見られているかという評価を気にする傾向があります。
実際には他人のことをそれほど気にする人はいません。他人より自分が大事ですから。しかし、引きこもりになりやすい性格の人は他人のことが気になって仕方ありません。
少しでもよい評価を得るために、努力をして真面目に頑張ります。結果、限界を超えると引きこもってしまいます。そして、自分はダメな人間なんだと不安感が強くなり、出られない状態が続いてしまいます。
自分に自信がない
7つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「自分に自信がない」です。自分に自信がないと、何をするにもネガティブな発想になってしまいます。自信がない自分を埋めるために努力を惜しまず真面目に取り組みますが、失敗するとやっぱり自分はダメな人間なんだと立ち直れなくなってしまいます。
自己肯定感がない
8つ目に紹介する引きこもりになりやすい性格は「自己肯定感がない」です。自己肯定感とは、自分自身の価値を認め「自分はこの世の中でかけがえのない存在である」と思える心理・感覚のことです。
自己肯定感がある人が偉い、自己肯定感がない人は劣っているということではありません。ただし、自己肯定感がないと自分に自信が持てず、感情が不安定になり、何事にもネガティブな発想になってしまいます。
引きこもりになった場合の対処法
引きこもりを自分で治したい・改善したい場合におすすめの対処法を8つピックアップしました。人により効果を感じられる対処法は違うので、できることからチャレンジしてみましょう。ここからは、引きこもりになった場合の対処法について紹介します。
生活リズムを整える
1つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「生活リズムを整える」です。引きこもり生活が続くと、昼と夜の活動時間が逆転する傾向があります。まずは普通の生活に戻るために、朝昼晩と食事を摂り、睡眠時間を決め、生活リズムを整えましょう。
引きこもりの原因になっているトラブルを解決する
2つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「引きこもりの原因になっているトラブルを解決する」です。引きこもりに限らず、原因がなければ結果が生まれることはありません。つまり、引きこもる結果になったのは、原因があるからです。
引きこもりを対処するためには、まずはその原因を突き止め、トラブルを解決することから始めましょう。
外でできる趣味を持つ
3つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「外でできる趣味を持つ」です。引きこもりになると、ネットゲームをしたり動画を見たりとひとりの時間を気ままに楽しむ傾向にあります。家にいるよりも楽しいと感じられる外でできる趣味を持つことで、引きこもりを対処することができます。
新しいことにチャレンジする
4つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「新しいことにチャレンジする」です。人間は、生きがいを見つけると充実した楽しい日々を過ごすことができます。新しいことにチャレンジすることで生きがいを見つけて、外へと気持ちが改善されるでしょう。
自分に自信を持つ
5つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「自分に自信を持つ」です。自分に自信がないことで人間関係が上手くいかず、仕事も失敗ばかりしてしまう傾向があります。
自信を持つためには、自分磨きが大切です。自分はできるんだ、と思えるまで何かに没頭して知識や技術などを身につけましょう。
家族・友人に相談する
6つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「家族・友人に相談する」です。相談する相手が誰もいないと、ひとりの世界に入り込んでしまいます。家族や友人、誰でもいいので相談相手を見つけましょう。1人いるだけでも気持ちが軽くなり救われるはずです。
オンオフのメリハリをつける
7つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「オンオフのメリハリをつける」です。引きこもりになる人は、人の意見に流されやすい傾向があります。オフの日には気持ちを休め、自分を見つめなおす時間を作りましょう。
専門機関に相談する
8つ目に紹介する引きこもりになった場合の対処法は「専門機関に相談する」です。人によっては、自分の力では引きこもりを対処できないこともあります。
いろいろ試してみたけどダメだった、怖くて一歩が踏み出せない、などの理由でいつまでも悩んでいると、引きこもりを対処するどころか悪化してしまう可能性があります。
ひとりで抱え込まず、専門機関に相談をして助けを求めましょう。なぜ引きこもりになってしまったのか、これからどうすればよいのかなど一緒に考えてくれるでしょう。
学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴
学生に絞り、引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴をまとめました。小学生・中学生・高校生・大学生とではそれぞれ原因・心理的特徴が違う場合もあります。ここからは、学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴について紹介します。
学校に行く理由が分からない
1つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「学校に行く理由が分からない」です。小学生と中学生の9年間は、義務教育の期間です。学校に行くことは当たり前と思っている子供もいれば、なぜ学校に行かなければいけないのか疑問に思っている子供もいます。
何のために勉強をしなければいけないのか、勉強は大人になったときに役に立つのか、学校で教えてもらわなくても理解している、学校は楽しくない、などの理由があり引きこもりたいと思うようになります。
親・先生の期待が辛い
2つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「親・先生の期待が辛い」です。特に優秀な成績の子供は、親や先生の期待が高くなる傾向があります。
自分に自信のある子供は期待をバネに頑張ることができますが、自信のない子供は期待に耐えられず辛い・逃げたい・引きこもりたいという気持ちが勝ってしまいます。中学受験や高校受験、大学受験をする子供に多いです。
人に会うのが怖い
3つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「人に会うのが怖い」です。学生だけに限ったことではありませんが、信じていた人に裏切られると、人に会うことが怖く感じてしまいます。
仲がいい親友だと思っていたのに、陰で悪口を言われていたことを知り、人間不信になることも多いです。実はいじめの張本人だったということもあります。
暇な時間が多いから
4つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「暇な時間が多いから」です。大学生に多い原因が、暇な時間です。大学生は自分に必要な授業を選び講義を受けます。年間に必要な単位数が決まっており、授業によりもらえる単位数は違います。
同じ大学に通っていても、学部により1週間のコマ数が違うこともあります。暇な時間が多い学生は、次第に大学へ通う意味を見失ったり、面倒になり引きこもりたいと思う傾向があります。
クラス・サークルになじめない
5つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「クラス・サークルになじめない」です。学生はクラスが決められており、自分で仲間を選ぶことができません。一方、サークルや部活の内容は自分で決めることができますが、やはり仲間を選ぶことはできません。
クラスやサークルになじめないと孤立するだけでなく、周囲のみんなが楽しそうにしていると、孤独感が増し学校へ行きたくなくなってしまいます。
特に、大学生はサークルの自由度が高く、魅力的な内容がたくさんあります。サークル活動を楽しみにしている学生も多くいますが、楽しみにしていたサークルになじめないことで、学校に行きたくない・引きこもりたいという気持ちが勝ることがあります。
バイトなどで忙しすぎる
6つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「バイトなどで忙しすぎる」です。高校生や大学生になると、バイトを始める人もいるでしょう。裕福な家庭であれば、収入に縛られることがないため余裕をもってバイトすることができます。
しかし、学費や家賃、生活費などを自分で稼がないといけない学生は、バイトが忙しくなってしまいます。
学校で勉強するために始めたバイトがいつしか本業のようになり、辞めてしまうと生活ができなくなってしまいます。この矛盾した生活から逃げ出すために、引きこもりたいと思うようになることがあります。
学生が引きこもりたいと思う時の対処法
学生が引きこもりたいと思う時のおすすめの対処法を3つピックアップしました。人それぞれ引きこもりたいと思う原因は違うので一概には言えませんが、できることからチャレンジしてみましょう。ここからは、学生が引きこもりたいと思う時の対処法について紹介します。
家庭内での会話を増やす
1つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の対処法は「家庭内での会話を増やす」です。学生の多くは親と一緒に実家で暮らしているでしょう。子供にとって、親の存在は非常に大きいです。
今日学校であった出来事を話してみる、父親・母親の仕事について聞いてみたり子どもの頃の話を聞かせてもらうなど、会話を増やしてコミュニケーションを取ることを大切にしましょう。
学校以外での人間関係を作る
2つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の対処法は「学校以外での人間関係を作る」です。学校での人間関係が原因で引きこもりたいと思うのであれば、それ以外の人間関係を作る努力をしてみましょう。
学生は学校が中心の生活になるため、どうしても世界が狭くなってしまいます。自分の住む世界を広げることで、今まで触れ合っていない良い人間関係を築くことができるかもしれません。
引っ越しを考える
3つ目に紹介する学生が引きこもりたいと思う時の対処法は「引っ越しを考える」です。引きこもりの原因が生活環境にあるのであれば、思い切って引越しするのもよいでしょう。環境が変わり、気分を新たに一歩を踏み出せるかもしれません。
社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴
次に、社会人に絞り、引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴をまとめました。学生と社会人とではそれぞれ原因・心理的特徴が違う場合がいくつかあります。ここからは、社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴について紹介します。
職場の人間関係・ママ友付き合いが辛い
1つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「職場の人間関係・ママ友付き合いが辛い」です。社会人になると、職場やママ友による人間関係の悩みがあります。
職場は学生の時とは違い、一生働くことを決意している人も多いでしょう。人生の半分以上を共に過ごすかもしれない会社の人間との付き合いが上手くいかないと、引きこもりたいと思うことがあります。上司からの理不尽な説教や先輩の執拗な嫌がらせなどが原因で引きこもる社会人も少なくありません。
ママ友やご近所付き合いは、子供や家族に影響を及ぼす可能性があります。子供が学校でいじめられないように、家族がご近所から変な目で見られないために、嫌なこともある程度我慢する主婦は多いです。
しかし、信じていたママ友やご近所さんに裏切られるなど人間関係のトラブルに巻き込まれることで、引きこもりたいと思う傾向があります。
通勤・仕事に疲れた
2つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「通勤・仕事に疲れた」です。社会人は交通機関や車などを使い、自宅から会社まで通勤します。中には県外から1時間以上かけて通勤している人もいるでしょう。通勤するだけで疲れてしまう人も多くいます。
また、仕事が終わらず毎日残業続きの人や慣れない仕事で疲れ切ってしまうと、何もしないで家に引きこもりたいという感情が沸いてくることがあります。
仕事の責任を押し付けられた
3つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「仕事の責任を押し付けられた」です。社会人になると、同じような仕事を何年も続けることはよくあります。仕事のできにより評価され、頑張る動力となります。
しかし、今まで未経験の部署に配属されたり責任のある仕事を押し付けられると、それだけでストレスを感じることがあります。自分に自信がありやる気のある人は問題ありませんが、自信がなくプレッシャーに弱い人はストレスに負け引きこもりたいと思ってしまいます。
自分は仕事ができない気がする
4つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「自分は仕事ができない気がする」です。社会人になり働くようになると、新しい経験をたくさんします。中には自分には難しく何度も失敗してしまうこともあるでしょう。
次に頑張ればいいんだとポジティブに考えることができればよいのですが、ネガティブな人は自分は仕事ができない気がする・できない人間なんだと思うと同時に引きこもりたい感情が沸き出てしまいます。
人込みが嫌い
5つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「人込みが嫌い」です。社会人は、自宅から会社までの通勤に交通機関や車などを使います。
同じような時間帯に一斉に人が移動するので、毎日人混みにもまれながらの電車通勤や渋滞に巻き込まれながらの車通勤はストレスが溜まります。通勤が苦痛に感じ、引きこもりたいと思うことも多いでしょう。
信頼できる友人がいない
6つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「信頼できる友人がいない」です。仕事や家事・育児が辛くても、信頼できる友人がいれば相談に乗ってもらったりストレスを解消できることがあります。
しかし、信頼できる人が誰もいないと、全てをひとりで抱え込むことになります。限界を超え抱えきれなくなったとき、引きこもりたいという感情が芽生えることがあります。
家で過ごすのが好き
7つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の原因・心理的特徴は「家で過ごすのが好き」です。人間関係や仕事の悩みなどがなくても、引きこもりたいと思う時はあります。
それは、家で過ごす時間が一番好きという感情です。家で過ごす時間が一番好きであれば、必然的に外に出るメリットが感じられず、ずっと引きこもりたいと思ってしまいます。
社会人が引きこもりたいと思う時の対処法
社会人が引きこもりたいと思う時の対処法を3つピックアップしました。会社で働いている人は、これらの対処法を試して引きこもりたいと思う感情を回避してみてください。ここからは、社会人が引きこもりたいと思う時の対処法について紹介します。
一度休暇を取る
1つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の対処法は「一度休暇を取る」です。仕事に追われて自分の時間を持てないでいると、周囲の状況もつかめず追い詰められ引きこもりたいと思う時があります。一度長めの休暇を取り、自分を見つめなおす時間をしっかり取ることをおすすめします。
定時上がりを目標にする
2つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の対処法は「定時上がりを目標にする」です。毎日残業している人は、仕事ができない自分に原因がある、自分はダメな人間なんだと思い引きこもりたいと思う時があります。
残業時間を減らすためにも、定時上がりを目標にしてみましょう目標を立てることで、集中力があがり時間の使い方が上手くなるかもしれません。
転職を考える
3つ目に紹介する社会人が引きこもりたいと思う時の対処法は「転職を考える」です。人には向き不向きがあるため、もしかしたら今の仕事が自分に合ってない可能性もあります。また、人間関係で悩んでいる場合は、改善できなければ状況が変わることはありません。
そんな時には、転職を考えてみましょう。転職は逃げるための手段ではありません。新しい自分を見つけるため、自分に合う仕事を見つけるために活用してみましょう。
引きこもりたいと思う時は人間関係を広げよう
引きこもりたいと思う時は、人間関係を広げることで対処することができます。ひとりになり自分を見つめなおす時間も大切ですが、人との関りを避けては生きていけません。ただし、いじめなどにより引きこもることは自分を守るために有効な手段です。必ずしも引きこもりが悪いとは限りません。