業務スーパーで人気のもっちりクレープを紹介!
時々「業務スーパー」という看板を高く掲げたスーパーを見かけます。前に普通のスーパーだった所がいつの間にか業務スーパーに変わることもあります。業務スーパーの業務とは何でしょうか?これは業務用品ということで、つまり業者が業務用に用いる商品ということです。
業者が業務用に用いるのですから、例えばレストランを営業している業者が自分の店で出す料理の材料として使う食品などを扱っている訳です。従って言わば卸売のスーパーが業務スーパーということです。しかしここでは業者ではない一般の消費者も気軽に買えるのが有難いところです。
業務スーパーは主に食品を扱っています。その中にはクレープもあります。クレープの中でも業務スーパーで人気のおすすめ商品に「もっちりクレープ」という名のクレープ生地があります。このもっちりクレープの特徴や内容量、値段、おすすめアレンジレシピなどを以下にご紹介して行きます。
そもそも業務スーパーとは
先ず業務スーパーとは何か、業務スーパーの特徴は何か、業務スーパーがその特徴を実現する仕組みは何か、というところからご説明します。業務スーパーは1985年設立の神戸物産という会社が運営しており、全国に展開している業務スーパーの総店舗数は2019年4月現在850を超えます。
業務スーパーは基本方針として「良い食品をより安く」をモットーとして、そのために独自の工夫を凝らしています。食品の製造はすべて自社系列の会社で行い、流通も流通業者を通さず、自社系列の流通ルートを使って運搬しています。販売ももちろん自社の業務スーパーの店舗で行います。
上述のように業務スーパーでは国内の自社で作った食品を自社ルートで運搬、販売することによって低価格を実現しています。またもっちりクレープのような海外直輸入品も輸入業者に委託せず、業務スーパーのスタッフが自ら海外に行って適当な商品を選び、自社の輸入ルートで輸入しています。
業務用食品をメインに扱うスーパー
業務スーパーの主力商品は業者を相手にした業務用食品です。業務用ですから大容量でしかも低価格です。業務スーパーでその大容量かつ低価格が実現できるのは国内産食品にしても、たとえばもっちりクレープのような輸入食品にしても製造、輸入、流通、販売の一切を自社系列で行うからです。
国内産食品より具体例をご紹介します。業務スーパー「上州高原どり 若どりもも」(2kg)、業務スーパー焼鳥「鶏皮串」(10本、278円)、業務スーパー「チキンナゲット」(500g、325円)、業務スーパー「チャーシュー用ネット入り豚肉(900g、950円)という具合です。
次に直輸入食品より具体例をご紹介します。但しもっちりクレープについては後で詳しくご紹介します。マカロニペンネ(500g、イタリア産)、イチジクジャム(400g、デンマーク産)、エッグタルト(240g、ポルトガル産)という具合です。
他のスーパーでは売ってない商品が多く人気
業務スーパーでは業務用の大容量かつ低価格の食品を売っています。それができるのは国内産の食品にしても、例えばもっちりクレープのよううな直輸入品にしても、すべて自社系列で製造、輸入、流通、販売までの行程を行うことによって中間利潤を節約して経費を抑えているからです。
国内の生産は自社系列の会社で行うので他所にはないオリジナルな商品が製造されます。またもっちりクレープのような輸入食品にしても、自社のバイヤーが直接現地に出向いて、注意して低価格でかつ優良な食品を選んで来ます。そのおかげで他のスーパーには売っていないものも売られています。
こんなおすすめ商品の実例を挙げてみます。バニラソフト&アイスミックス(1000ml、248円)、珈琲ゼリー(1kg、158円)、リッチチーズケーキ&リッチショコラケーキ(500g、300円)、アーモンドバタークッキー(43枚、250円)、ベルギーワッフル(10個、348円)という具合です。
業務スーパーのもっちりクレープの特徴
さて、いよいよこの記事のメインテーマである業務スーパーのもっちりクレープに移りましょう。業務スーパーは大容量、低価格の業務用の食品を売るユニークなスーパーです。その大容量かつ低価格が実現できる秘密はこの業務スーパーのユニークな経営方針にあります。
この業務スーパーでは国内産の食品はすべて自社系列のメーカーで製造しています。他社からの仕入れはしないで中間利潤を省いています。また運搬などの流通過程も自社で行っています。さらにもっちりクレープのような輸入食品は輸入業者を通さず自社のバイヤーが現地で選んで来ます。
今、申し上げたとおり業務スーパーのもっちりクレープは直輸入商品です。原産国はオランダで、600gで428円というまさに大容量かつ低価格のおすすめ商品です。これはオランダで作られたクレープの生地なので、日本のクレープの生地とは大きく異なる特徴をもっています。
生地がもちもち
業務スーパーのおすすめ人気商品であるもっちりクレープにはその生地に大きな特徴があります。このもっちりクレープの生地はオランダから直輸入されたクレープ生地です。従って日本でクレープ屋さんが鉄板に溶いた粉を流し込んで作るクレープ生地とはまるで違います。
業務スーパーのもっちりクレープの生地と日本のクレープの生地の違いはどこにあるかと言うと生地の厚さです。もっちりクレープの生地は抜群に厚いのです。このため食べるとしっかり歯応えのあるもちもちとした食感が出て来ます。
業務スーパーのもっちりクレープの厚い生地に比べて、日本クレープ屋さんが公園やドライブインなどで鉄板に材料を流し込んで作るクレープの生地はどうでしょうか?いかにも薄く繊細な感じで、この繊細さがクレープ本領だと言わんばかりです。繊細好みの日本人向けという感じです。
厚みはパンケーキとクレープの中間
業務スーパーのもっちりクレープのもちもち生地の厚みはかなり厚く、パンケーキと日本のクレープの中間くらいです。生地の直径は約17cmで持った重さはかなり手応えがあります。具体的に言うと厚さは約3~5mmというところです。これは日本のあの繊細なクレープの厚さとかなり違います。
業務スーパーのもっちりクレープの生地の厚さは日本のクレープの生地の厚さと大きく違います。もっちりクレープはオランダ直輸入品です。クレープの発祥の地、ヨーロッパと日本ではクレープのコンセプトが違うのです。クレープの前身はフランスで庶民が主食としていたガレットです。
スイーツにもおかずにも使える
業務スーパーのもっちりクレープはもっちりした生地のおかげで日本のクレープの生地を使う場合と一味違う食感が出せます。従って日本で定番の使い方のスイーツも作れるし、また食事の際のおかずの一品も作れます。
業務スーパーのもっちりクレープで食事の時の一品になるおかずも作れます。元々クレープの発祥の地ヨーロッパでは、クレープの前身は庶民が主食としていたガレットでした。つまりクレープの生地は十分に厚く、ボリュームがあります。これで野菜やハム、チーズなどを包めばおかずが出来ます。
業務スーパーのもっちりクレープの詳細
上に業務スーパーの商品に「もっちりクレープ」というものがあることをご紹介しました。さて、そもそも業務スーパーとは業務用の食品を大容量かつ低価格で提供するスーパーで日本の各地に合計850もの店舗を構えています。この業務スーパーの大容量、低価格の秘訣は徹底した自社経営です。
この業務スーパーで売っている「もっちりクレープ」はオランダからの直輸入品です。業務スーパーの徹底した自社経営方針は輸入にも現れています。業務スーパーの場合は輸入にも輸入業者の手を通さず、業務スーパーの社員であるバイヤーが自ら現地に足を運んで輸入業務を行います。
こうしてオランダから直輸入されたもっちりクレープは日本のクレープとははっきり違う特徴を持っています。それはクレープの生地が厚くてもっちり感があることです。以下にこの業務スーパーのもっちりクレープについていくつか詳細な情報をご提供します。
内容量・値段
業務スーパーで売られている食品はもっちりクレープに限らず、すべての食品が大容量でしかも低価格であることが業務スーパーの特徴です。業務スーパーの食品が大容量である理由は業務スーパーが業務用の食品を売る店だからです。個人の消費者も利用できますが、本来業者向けの店なのです。
業務スーパーの食品がもっちりクレープに限らず低価格に抑えられているのは、業務スーパーの独特の経営方針によります。業務スーパーでは国内生産は自社系列の会社で行います。そして流通も自社系列で行います。またもっちりクレープのような輸入品の輸入も自社で行います。
さて、こうして業務スーパーの自社バイヤーがオランダから直輸入した「もっちりクレープ」は、直径27cm、厚さ3~5mmのクレープの生地が10枚も入っているので内容量は600gです。そして、その値段はなんと税抜きで397円という低価格です。1枚がたったの約40円になります。
原材料
業務スーパーのもっちりクレープは業務スーパーの社員であるバイヤーが自ら原産地オランダに出向いて、慎重に選んで輸入業務を行って業務スーパーに到着したクレープです。クレープというものの発祥の地はフランスですが、そのすぐ隣のオランダですからこのクレープは本場のクレープです。
業務スーパーのクレープは本場物のクレープなので、日本のクレープとは大違いの特徴を持っています。そもそもフランスのクレープの元は庶民が主食としていたガレットですから、生地の厚さが日本のクレープに比べてはるかに厚く、リッチな食べ物というコンセプトがあります。
この業務スーパーのもっちりクレープの原材料を挙げると、小麦粉、植物油脂、玉子、ホエイパウダー(乳成分を含んだ)、砂糖、ライ麦粉、食塩、膨張剤、酸味料です。ホエイパウダーというのはチーズを製造する歳に出て来る蛋白質を指します。
カロリー・その他栄養成分
上に業務スーパーのもっちりクレープの原材料をご紹介しました。業務スーパーのもっちりクレープはオランダからの直輸入品です。クレープの発祥の地はフランスなので、その隣のオランダのクレープなら本場のクレープと言えます。
この本場のクレープは日本のクレープとそもそもコンセプトが違います。日本のクレープのコンセプトはただ包むための薄皮のようなものというイメージですが、本場のフランスやオランダのクレープのコンセプトはパンに似たリッチな食べ物というイメージです。
ではその本場のクレープである業務スーパーのもっちりクレープの1枚(約60g)当たりのカロリーとその他の栄養成分をご紹介します。カロリーは120kcal、タンパク質は2.6g、脂質は4.2g、炭水化物は17.7g、食塩相当量は0.6gです。カロリーは同じ重さの食パン(約160kcal)より低いです。
業務スーパーのもっちりクレープの解凍方法
業務スーパーでは「もっちりクレープ」というクレープの生地が売られています。このもっちりクレープは業務スーパーのスタッフが直接原産国オランダに出向いて直輸入した本場のクレープです。日本のクレープよりずっと厚いクレープ生地が10枚入って売られています。
この業務スーパーのクレープ生地は冷凍状態で売られている冷凍食品ですから、食べる前には解凍しなければなりません。冷凍庫から取り出した直後は10枚の生地がくっついていますから、しばらくそのままにして待ってから剝がします。
必要な分だけ剝がして取り出して解凍し、残りは再び冷凍庫に戻して保存します。解凍には3つの方法があるので、その3つを以下に解説いたします。
電子レンジで解凍
業務スーパーのクレープを電子レンジを使って解凍する方法をご説明します。電子レンジとはマイクロ波という波長の短い電磁波を当てて、食品の中に含まれている水の分子を振動させることによって加熱するものです。表面だけでなく内部の水分子も一度に振動させるので加熱が早くできます。
電子レンジを使う解凍はたいへん手軽でしかも時間も短いので、忙しい方にはおすすめです。先ず耐熱ガラスの皿に解凍するクレープの生地を置きます。そして電力は500wを選び60秒程度加熱します。終わったら一度扉を開けてみて、加熱が不十分なら再度追加の加熱をします。
電子レンジで60秒ほど加熱するだけでもっちりクレープの本領が発揮され、もちもち感のあるクレープ生地が出来上がります。まだ冷めないうちに、バターを塗るなどしてアレンジすることをおすすめします。
フライパンで焼いて解凍
今度は業務スーパーのクレープをフライパンを使って解凍する方法をご説明します。この方法は少し時間も手間もかかりますが、焼きたてのクレープのような食感が再現できますので、時間のゆとりがある場合にはおすすめのやり方です。
先ず凍っているクレープの生地をフライパンに入れて、片面を30秒程度焼きます。その後ひっくり返して反対側の面をまた30秒程度しっかり焼きます。この際フライパンに油を敷く必要はないのですが、風味を付けるなら少量のバターを敷くこともおすすめできます。
業務スーパーのもっちりクレープは元々焼いた上で冷凍して売られているのですが、こうしてフライパンでもう一度焼くことによって出来立てのような食感が出て来ます。
自然解凍
業務スーパーのもっちりクレープは自然解凍で解凍することもできます。自然解凍の原理は外の氷が融けるのとまったく同じです。表面の分子が赤外線を吸収して振動を始めます。その振動のエネルギーが隣接する分子に伝えられ、だんだん内部の温度も上がって全体が解凍されます。
自然解凍する場合はクレープの生地を必要な分だけ取り出して皿にのせて放置しておけば良いのです。但し室温が高い夏の時期には室内で放置すると高温のためにクレープがいたむ恐れもあるので、冷凍庫から冷蔵庫に移して6時間くらいかけて解凍することをおすsめします。
自然解凍は自然なやり方なので最も風味を損なわないと思われるかもしれませんが実は反対で、ぼそぼそした感じになりますから、おすすめはできません。むしろ電子レンジやフライパンで解凍することをおすすめします。
業務スーパーのもっちりクレープのおすすめアレンジレシピ
業務スーパーのもっちりクレープは本場オラダ産のクレープなので、日本の薄い生地のクレープと違い、、もっちりと厚みのある生地のクレープです。
これをいろいろにアレンジして本場のクレープを作るレシピをご紹介します。このクレープのアレンジレシピはスイーツにも、おかずにもたくさんあります。以下にスイーツのアレンジレシピを2つ、おかずのアレンジレシピを2つご紹介します。
フルーツクレープ
おすすめアレンジレシピとして最初にご紹介するのはフルーツをアレンジしたフルーツクレープのレシピです。
材料は、クレープ生地3枚、イチゴやバナナなどのフルーツ、生クリーム、チョコレートソース、ミントです。
作り方のレシピは、先ずクレープ生地3枚を解凍してそれぞれの生地を3回繰り返して折りたたみます。その上に生クリ-ム、次いでフルーツを乗せます。そこにチョコレートソースとミントをかけて完成です。フルーツ、生クリームを乗せるだけの超簡単アレンジレシピです。
ミルクレープ
おすすめアレンジレシピとして2番目にご紹介するのは、フルーツ、生クリーム、クリームチーズなどをアレンジして作るミルクレープのレシピです。
材料は、クレープ生地10枚、クリームチーズ200g、生クリーム300cc、ホイップ用生クリーム100cc、ハチミツ大匙1、砂糖80g、レモン汁大匙2、リキュール小匙1、キーウイ2個、バナナ2本、イチゴ1パック、黄桃1缶です。
作り方のレシピは、ボウルにクリームチーズを入れて混ぜ、さらに砂糖とハチミツ、レモン汁、リキュールを加えて混ぜます。クレープ生地にクリームを塗り黄桃を、さらにその上に生地をのせバナナ、キーウイ、イチゴと順に重ね、最後にホイップ用の生クリームを塗ってイチゴを乗せて終りです。
テリヤキチキンのおかずクレープ
おすすめアレンジレシピとして3番目にご紹介するのはテリヤキチキンをアレンジしたテリヤキチキンのおかずクレープのレシピです。
材料は、クレープ生地6枚、レタス2~3枚、ミニトマト9個、ポテトサラダ用に、ジャガイモ1個、タマゴ1個、タマネギ1/8、マヨネーズ、塩、胡椒、テリヤキチキン用に、鶏もも肉2枚、片栗粉、塩、胡椒、醤油大匙4、酒大匙2、味醂大匙2、砂糖大匙2です。
作り方のレシピは、ジャガイモをみじん切りして耐熱皿に入れ、ラップして電子レンジで加熱してボウルに入れ、他の材料を加えてポテトサラダを作ります。
次に鶏肉、塩、胡椒、片栗粉をビニール袋に入れ、振ります。フライパンにサラダ油、鶏肉を入れ両面を焼いて味付けしてテリヤキチキンを作ります。解凍したクレープ生地の上にレタス、ポテトサラダ、テリヤキチキンを乗せると出来上がります。
クリームチーズサンド
おすすめアレンジレシピとして最後にご紹介するのは、クリームチーズをアレンジしたクリ-ムチーズサンドのレシピです。
材料は、クレープ生地3枚、クリームチーズ50g、きゅうり1/2本、塩、胡椒、ベーコン30g、パセリ、ハニーマスタードドレッシングです。
作り方のレシピは、フライパンでクレープ生地をよく焼きます。クリームチーズに塩、胡椒を振って電子レンジで15秒くらい加熱してからよく混ぜておきます。
クレープ生地を皿に盛ってクリームチーズを塗り薄切りのきゅうりを乗せることを3回繰り返します。3段の一番上にスティック状に切って加熱したベーコンとパセリを乗せ、ドレッシングをかけて出来上がりです。
レアチーズケーキ クレープ包み
レアチーズケーキ クレープ包みをご紹介します。クリームチーズを常温に戻してボウルに入れ、グラニュー糖を加えて泡立て器で混ぜます。ここにレモン汁、生クリーム、ヨーグルト、お湯で溶いたゼラチンを加え、クレープの生地に流し込んで、冷蔵庫で2~3時間冷やして出来上がりです。
業務スーパーのもっちりクレープをスイーツやおかずで楽しもう!
業務スーパーという看板を掲げたスーパーが日本全国各地にあります。これは業者用の食品を大容量かつ低価格で売っているスーパーです。業者に限らず一般の消費者も利用できます。ここの大容量、低価格を実現できる秘訣は製造、輸入、流通、販売のすべてを自社系列で行うからです。
この業務スーパーの人気商品の一つに「もっちりクレープ」というものがあります。これはオランダから直輸入されたクレープ生地です。本場のクレープ生地なので日本のそれと違い、厚くてもちもちした食感がります。
これはスイーツクレープとしても、おかずクレープとしても楽しめます。
スイーツクレープのおすすめアレンジレシピを2つ、おかずクレープのおすすめアレンジレシピを2つご紹介しました。