おすすめの外付けHDD(ハードディスク)を厳選紹介!
パソコン本体のデータ容量が足りない時に便利な存在が外付けHDD(外付けハードディスク)です。誰でも手軽に容量を増やせますが、メーカーによる製品ラインナップが多いのでおすすめの選び方がわからない人は実際多いです。
そこでおすすめの外付けHDD計15選を紹介していきます。据え置き型・ポータブル型の2種類における外付けHDDの特徴や人気メーカーについても紹介するので、外付けHDDの選び方で悩んでいる人は参考にして下さい。
外付けハードディスクとは
外付けHDDとは、パソコンの外部から設置する外付けハードディスクの事です。一般的にUSBケーブルで接続する外付けHDDが中心であり、ストレージの容量を簡単に増やせるのがメリットです。
最近ではメーカーを問わず低価格化が進んでおり、より手軽に人気の大容量モデルを購入できるようになりました。またパソコンだけでなくテレビと接続し、番組録画に使える外付けHDDもおすすめです。
外側に設置するハードディスク
記録メディアと聞いて真っ先に思い浮かぶのが外付けハードディスクです。しかし、外付けHDDでどのような使い方ができるのか知らない人もいるでしょう。
そこで外付けハードディスクの特徴や使い方、おすすめのシチュエーションについて詳しく解説していきます。外付けHDDのメリットやデメリットも理解し、正しく使いましょう。
写真・動画の保存やPCのバックアップに便利
外付けHDDは容量が多くデータ転送速度も非常に早いので、写真や動画の保存からパソコンのバックアップまで様々な使い方が期待できます。1TB以上の外付けHDDが市場の中心ですが、保存の頻度が高いなら10TB以上の大容量モデルがおすすめです。
人気メーカーでは様々な目的に応じて外付けHDDを開発・販売しており、容量も選び方の重要なポイントとなります。容量にこだわる際は利用目的と照らし合わせながら決めてみて下さい。
外付けハードディスクの種類
外付けHDDは大きく分けて、据え置き型とポータブル型の2種類があります。2種類の外付けハードディスクは見た目だけでなく、読み込み速度といった性能も大きく異なるのが特徴です。
どちらもリーズナブルな価格設定で、手に入りやすいのが嬉しい点です。2種類の外付けHDDそれぞれにメリットがあるので、目的に応じて使い分ける方がいいでしょう。
据え置き型
据え置き型の外付けHDDは、自宅やオフィスなど決まった場所に設置できます。パソコンのデータを丸ごとバックアップしたり、テレビ番組を高画質で録画する用途におすすめです。
好きな場所に運んで使う事はできないものの、読み込み速度が早く大容量モデルもあるのがおすすめポイントです。置き方も縦置き・横置きの2種類による選び方があるので、設置する際に困らない場所を調べておくといいでしょう。
ポータブル型
ポータブル型の外付けHDDでは、データ量の大きい書類や画像などをいつでも持ち運べるようになります。メーカーやモデルによっては、コンセントのない場所でもケーブルを1本接続するだけで使えます。
ポータブル型の外付けHDDは2.5インチHDDを採用しており、これはほとんどのノートパソコンに搭載されている人気モデルです。接続先からUSBケーブルを通して供給し、省電力化できるのも嬉しい点です。
外付けハードディスクの選び方
外付けハードディスクの用途は多く、選び方も必要に応じて様々な種類があります。容量やテレビ録画など、選び方が多いのは外付けHDDならではの特徴です。
ここでは外付けハードディスクの特徴と合わせて、おすすめの選び方についても紹介します。購入の際は目的に合わせたものを選ぶようにしましょう。
容量で選ぶ
外付けHDDの容量はメーカーやモデルごとに様々で、容量が大きい程価格も高くなる傾向にあります。ただし最近は低価格化が進んでおり、おすすめの大容量モデルでも購入しやすくなっているのが嬉しい点です。
文書ファイルや画像の保存がメインの場合は、1TB程度のポータブル型外付けHDDがおすすめです。消費する容量も少ないので、充分に保存できるでしょう。
トラブルに備えてパソコンのバックアップを取っておきたい場合は、2~3TBの据え置き型HDDがおすすめです。どのメーカーも読み取りが早くコスパに優れている傾向にあり、テレビ番組の録画や動画の保存にも使うなら大容量モデルを選びましょう。
使用用途で選ぶ
外付けHDDの選び方として、多くの利用目的が挙げられます。外付けHDDを家の中に設置すれば、大容量のデータでも保存しやすくなる事からもおすすめです。
パソコンへの保存が中心となる場合は据え置き型、テレビ番組の録画に使うならポータブル型が向いています。おすすめの外付けHDDを選ぶには、目的と照らし合わせるのも重要な事です。
ここでは利用目的に応じた外付けHDDの選び方を紹介します。購入前に利用目的を見直し、外付けHDDのおすすめな選び方を改めてチェックしてみましょう。
テレビ録画
テレビ番組の録画には安くてラインナップ豊富という点から、据え置き型の外付けハードディスクがおすすめです。安定した電力供給を得られますが、場所を取ったりするなど大型な点にはご注意下さい。
コンテンツ保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」対応モデルは複数のテレビで使用する場合や、買い替えを予定している場合におすすめの選び方です。
パソコン
外付けHDDには1TB以上の大容量モデルが多く、パソコンデータのバックアップや万が一のトラブルに対するバックアップにおすすめです。毎日のバックアップを自動で行い、容量がいっぱいになると古いデータの削除まで行ってくれます。
据え置き型の外付けHDDは読み込みが早く、動画や写真などのデータを保存する際におすすめです。一方データを持ち運びする頻度が高い人は、別のパソコンにデータを移せるポータブル型の外付けHDDを購入しましょう。
バックアップ用ならミラーリング機能を確認
ミラーリングとは2台のHDDに、同じデータを自動で複製してくれる機能です。特に大切な書類データを厳重に保管しておきたい場合は、ミラーリング機能付きの外付けHDDがおすすめです。
一般的な据え置き型やポータブル型より値は張るものの、大切なデータの管理がしやすくなります。外付けHDDを購入する際はミラーリング機能も視野に入れておきましょう。
使用しているOSに対応しているものを選ぶ
外付けHDDを購入する際は、使用中のパソコンに対応しているOSかチェックする必要があります。外付けHDDのスペックとパソコンのOSを購入前に確認しておきましょう。
Windows10やmac OSなど、OSの種類によって対応するファイルシステムも異なるため、使用中のOSに対応していないモデルを購入すると再フォーマットしなければなりません。
そのためパソコンのOSと外付けHDDは密接な関係にあります。購入する際はバージョン違いなども含めて、細かくチェックしておいて下さい。
接続端子で選ぶ
外付けHDDと機器を接続するUSB端子の形状には、「TYPE-A」と「TYPE-C」の2種類があるので注意が必要です。接続する機器がどちらに対応しているか、よく確認した上で購入しましょう。
また外付けHDDの接続端子で最もスタンダードかつおすすめなのが、USBを使用するタイプです。ただしUSBの規格次第でデータ転送速度が異なるので、スムーズなやり取りをしたい場合はUSB3.0モデルを購入しましょう。
TYPE-Cの中でも「Thunderbolt」という規格に対応しているモデルなら、USB3.0以上の高速データ転送が期待できます。40GbPsでの高速通信が可能なので、スムーズに通信したい人は覚えておいて下さい。
外付けハードディスクの人気メーカー
日本で人気の外付けハードディスクは、主に3つのメーカーが手掛けています。パソコン本体のみならず周辺機器の製造販売を目的とし、それぞれラインナップが豊富な事でも有名です。
ここではアイ・オー・データ、バッファロー、東芝の人気メーカー3社について紹介しましょう。販売台数や受賞歴もかなりのものなので、おすすめの外付けHDDを購入する際は参考にしてみて下さい。
アイ・オー・データ
1976年創業の石川県に本社を構える人気パソコンメーカーです。パソコン周辺機器の製造販売を専門とし、バッファローと並ぶ国内の老舗周辺機器メーカーとしても知られています。
HDDなどのストレージ関連商品からパソコン用液晶モニターまで、幅広い製品を取り扱っています。また独創性の高いモノ作りが特徴です。縦横自在に調節可能な「フリースタイルスタンド」など、ユニークな製品を多数手掛けています。
バッファロー
1975年創業の人気パソコンメーカーであり、本社は愛知県にあります。マウスや無線LANなど周辺機器のみならず、DVDドライブといったデジタル家電の製造・販売も行っている事で有名です。
ストレージ関連商品もUSBメモリからHDD製品まで幅広く展開しています。また「データ復旧サービス」といった、ユーザーの視線に立つおすすめサービスも人気の一因です。
東芝
日本を代表する大手の人気電機メーカーです。容量の多さやテレビとの接続機能で信頼性が高い外付けHDDが多く、縦置き・横置きの両方に対応しているのも嬉しい点です。
使っていない間は電源が自動的にオフになる製品もあり、省電力によってエネルギーの浪費を防ぐ事ができます。
据え置き型のおすすめ外付けハードディスク7選
ここでは据え置き型のおすすめ外付けHDD7選を紹介します。SeeQVaultに対応したモデルが多く、買い替えたばかりのテレビやレコーダーでも録画番組の再生が可能です。
縦置きと横置き両方に対応しているので、設置場所に困らなかったり、筐体に安定性がある点からも人気があります。家や会社といった室内での利用が中心となる場合は、おすすめの据え置き型外付けHDDをチェックしましょう。
おすすめ外付けHDD①エレコム SeeQVault対応3.5inch ELD-QEN030UBK
SeeQVaultに対応した据え置き型の外付けHDDで、テレビやレコーダーを買い替えた場合でも録画番組の再生が可能です。ただし、テレビやレコーダーがSeeQVaultに対応しているか、確認してから購入して下さい。
場所を問わず使えるので、リビングのテレビで録画した番組を寝室のテレビで再生する事もできます。同じメーカーの機種間なら故障しても、機器を交換すれば録画した番組は引き継がれます。
おすすめ外付けHDD②バッファロー HD-NRLD4.0U3-BA
テレビ・パソコンの両方で使える据え置き型の外付けHDDです。幅広い対応機種でデジタルライフをサポートし、容量も4TBと多いので長時間の録画もできます。
通気孔がなくHDD駆動時も静かなファンレス設計に加え、防振用シリコンゴムによるフローティング構造で更なる音の低減に成功しました。レコーダーと接続してストレージ容量を増やしたり、ソニーのデジタルカメラやPS4と接続して使える点からもおすすめの外付けHDDです。
おすすめ外付けHDD③東芝 CANVIO DESK HD-ED-B20TK
テレビ番組の録画におすすめな据え置き型の外付けHDDです。2TBもの大容量で、レグザからUSBハードディスクに対応したテレビ・レコーダーでの録画もできます。
「パワーオフ機能」を搭載しており、接続中のテレビやパソコンやテレビの電源を切れば自動的に本体の電源も落ちます。USB3.0への対応や、WindowsパソコンとUSBケーブルを接続して使える点も選び方のおすすめポイントです。
おすすめ外付けHDD④アイ・オー・データ EX-HD6CZ
業界最小と言われる程にコンパクトな据え置き型の外付けHDDです。特徴的な表面の凹凸によって、平面タイプより効果的な排熱を実現しました。
パソコンに接続して写真や動画の保存先としたり、録画した番組やビデオカメラのバックアップ先として幅広い用途に使えます。再フォーマットなしでMacパソコンに使える事から、Macユーザーにもおすすめです。
おすすめ外付けHDD⑤ロジテック LHD-ENA030U3WS
騒音の原因である空冷ファンを排除し、静音性に優れた据え置き型の外付けHDDです。外付けハードディスクを購入する際に見られがちな、騒音や高温化しやすいといった問題を解消しています。
外観はシンプルなデザインとコンパクトサイズが特徴で、リビングや書斎のインテリアでも見事にマッチするでしょう。テレビ録画やゲーム機用の外付けハードディスクとしてもおすすめです。
おすすめ外付けHDD⑥ウェスタンデジタル WDBFBE0160JBK-JESN
HDD2基を内蔵した据え置き型の外付けHDDです。かなりの大容量モデルであり、16TBとされています。写真やビデオなど様々な記録媒体の保存におすすめです。
「Raid 0モード」と「Raid 1モード」に対応しており、それぞれ最大360MB/秒のデータ読み取りとミラーリング機能が使用できます。また2台のHDDに同じデータを自動保存できるので、バックアップ用としても嬉しい存在です。
おすすめ外付けHDD⑦シーゲート SGD-MX040UBK
世界最大級の人気HDDメーカーであるシーゲートが、自ら開発した据え置き型の外付けHDDです。USB3.1(Gen1)対応で大容量データの転送を軽快にし、テレビ録画やデータ保存を快適にしています。
開発段階でNTFS形式にフォーマット済みなので、Windowsパソコンであれば接続するだけで使えるのも選び方のおすすめポイントです。また「かんたん接続ガイド」を同封しており、ハードディスクの接続経験がなくても安心して利用できます。
ポータブル型のおすすめ外付けハードディスク8選
ここではポータブル型のおすすめ外付けHDD8選を紹介します。コンパクトサイズながら容量が多く、動画データの持ち運びに便利な点からおすすめです。
バスパワーにも対応しているので、パソコンとUSBケーブル1本で接続すれば利用できます。外出先での利用が中心となる場合は、おすすめのポータブル型外付けHDDをチェックしましょう。
おすすめ外付けHDD①アイ・オー・データ HDPT-UTS1K/E
小さいのに1TBという大容量であり、動画データの持ち運びにおすすめなポータブル型の外付けHDDです。USB3.0に対応しており、超高速転送から大容量によるデータのバックアップやコピーまで実現しています。
バスパワーにも対応しているので、パソコンとはUSBケーブル1本で接続すれば利用可能です。電源を気にせず使えるのが嬉しい点です。WindowsとMac両方のOSでファイルの書き込みを制限なく行う事もできます。
おすすめ外付けHDD②トランセンド TS1TSJ25M3S
耐衝撃性に優れたポータブル型の外付けHDDです。3層構造で保護された本体に加え、ラバーのアウターケースでしっかり守ってくれるので、2mの高さから落としても傷1つ付きません。
本体には「自動バックアップボタン」が搭載されており、あらかじめ保存しておいたファイルの同期もワンタッチでできます。また付属のUSBケーブルでUSB対応テレビと接続すれば、番組の録画も可能となります。
おすすめ外付けHDD③バッファロー HD-PCFS2.0U3-BBA
持ち運びに便利なポータブル型の外付けHDDです。コンパクトサイズと薄型設計のお陰でカバンの中でもがさばらずに持ち運べ、バスパワーにより外でもUSBケーブル1本で使えます。
クラウドに蓄積した情報から故障箇所を予測し、万が一の場合に対処できるのも嬉しい点です。薄型ながら容量が多いので、テレビ番組の録画にもおすすめです。
おすすめ外付けHDD④東芝 HD-TPA4U3-B/N
文書・写真や音楽データの持ち運びにもおすすめなポータブル型外付けHDDです。1年間の製品保証があるため、万が一壊れてしまっても新品と交換してもらえます。
またバッファローのサポートによる「みまもり合図」に対応しており、ソフトウェアをインストールすればHDDの健康状態を確認できます。障害レベルに応じた固定料金でデータの復旧もできるので、是非申し込んでみましょう。
おすすめ外付けHDD⑤シーゲート STEA1000307
シンプルかつ持ち運びが簡単なポータブル型の外付けHDDです。HDDをテレビやパソコンに繋げるだけで使用可能となるので、細かい設定が苦手な人にもおすすめです。
容量も最低1TBと多く、消費しがちな長時間の録画やデータ保存も手軽に行えます。使いやすさを追求した外付けハードディスクであり、高品質な事からも人気が高いです。
おすすめ外付けHDD⑥エレコム ELP-EDV020UBK
パソコンを使わずにビデオカメラの映像を直接保存できるポータブル型の外付けHDDです。データの大きい4K画像でも約60分録画できるので、家族でのイベントといった思い出を高画質で残せます。
またケースには衝撃に強い設計を施し、外付けハードディスクをそのまま持ち運びする時におすすめです。データの高速転送が可能なUSB3.1 Gen1対応で、データの読み取りやコピーなどの作業もスムーズになります。
おすすめ外付けHDD⑦ウェスタンデジタル WDBYFT0040BBK-WESN
手の平に収まる程のコンパクトサイズ、スタイリッシュなデザインが特徴のポータブル型外付けHDDです。大容量データの持ち運びが可能で、外出先でも簡単に携帯・接続できます。
また「WD Discovery Software」という付属のソフトウェアを使えば、Facebookなど一般的なソーシャルメディアとも接続できるようになります。写真や動画のバックアップ、データの共有が多い人におすすめです。
おすすめ外付けHDD⑧シリコンパワー SP010TBPHDA60S3K
衝撃や水濡れに強い、ポータブル型の外付けHDDです。ゴム製の筐体に組み込まれたサスペンション構造を採用しており、米軍のMIL規格に準拠した落下試験にもパスする程の耐衝撃性が特徴です。
またIPX4等級の防水性能も備えているため、多少の水濡れなら心配する必要がありません。持ち運びに便利で紛失も防止できる事から、大切なデータを外出先でも管理したい人におすすめな外付けHDDです。
使用目的に合った外付けハードディスクを選んで使おう!
外付けHDDは大切なデータの保存からテレビ番組の録画までできるおすすめのアイテムです。また種類が非常に多く、容量や機能の違いによって選び方も変わってきます。
容量などスペックだけで選ぶのではなく、使用用途と照らし合わせるのも選び方のおすすめポイントです。おすすめの外付けHDDを購入し、職場や家庭でより快適な生活を送れるようにして下さい。