男の子の名付けにおすすめの花の名前を紹介!
花の名前は優しくかわいいイメージがあり、女の子の名前に人気がありますが、男の子の名前にもおすすめです。爽やかでかっこいい男の子ならではの名前を名付けましょう。
今回は花言葉や漢字の意味、画数、季節に咲く花などをチェックし、男の子にふさわしい花の名前を紹介しましょう。
花の名前を使った男の子の名付けの仕方
花の名前というと女の子の名前をイメージすることが多いのですが、花は性別を超えて人の心を豊かにする美しさがあり、男の子の名前にもおすすめです。
花の持つ意味や花言葉、漢字や画数などを考えると、女の子だけではなく男の子にも合う名前がたくさん見つかります。まずはポイントを押さえてみましょう。
季節の花をイメージしてみる
花の名前を男の子に使いたい時は、まず最初に季節の花から探してみるといいでしょう。春夏秋冬、それぞれに男の子の名前にふさわしい花があります。
男の子の名前を季節の花から探す時は、爽やかさや凛々しさなどをイメージするのがおすすめです。季節の花については後ほど、詳しく説明するので参考にしてください。
花言葉の意味や和名・英名も参考にする
花の名前を男の子に使う時、花言葉の意味や和名・英名もチェックしてみましょう。和名とは日本語の名称で、カタカナとは違った趣が感じられます。
花の名前でピンと来るものがない時は、和名をチェックするのもおすすめです。また花言葉にもそれぞれ深い意味があるので、確認しておくといいでしょう。
花が咲く樹木の漢字も候補に入れてみる
花の名前を男の子の名前に使いたい時、花そのものだけではなく、花が咲く樹木の漢字も参考にしてみるといいでしょう。
直接的な花の名前ではなく、木の名前からきれいな花が想像できるものもあります。木に咲く花の名前は意外と知られていないものが多く、珍しい花の名前を見つけることもできます。
男の子に合うおすすめの花の名前【季節別】
まず最初に男の子に合う花の名前を季節別に見て行くことにしましょう。春夏秋冬それぞれの季節にはイメージがあるので、イメージに合う花を探してみるといいでしょう。
また季節に合う男の子の名前を探す時は、画数や花言葉、花が持つ意味などについてもチェックしながら探すのもおすすめです。
春の花の名前
最初に男の子の名前に合う花の名前をチェックしてみましょう。春のイメージは、花や草が芽吹き明るく華やかです。
春のような優しさを連想させる花の漢字もたくさんあります。春の花の名前の中で、男の子の名前に人気がある漢字は、桜・菫・杏・桃・桐などが挙げられます。
空桜(あお)
春の花の名前として真っ先に浮かぶのが桜ではないでしょうか。桜は日本人にとって親しみやすい花です。桜の花言葉は精神美・純潔などで、清らかな意味あります。
桜の漢字を使った男の子の名前で、人気があるのが空桜(あお)です。「空」という漢字には、壮大・自由という意味が込められています。
菫人(すみと)
菫(すみれ)という漢字は女の子の名前によく使われますが、男の子の名前にもおすすめです。男の子の名前では、「すみ」や「きん」と呼んで使うことが多いようです。
菫の花言葉は謙虚・誠実で、菫人(すみと)という名前には、真っ直ぐに育って欲しいという意味が込められています。
夏の花の名前
続いて男の子の名前におすすめの夏の花の名前を見てましょう。夏は爽やかで健康的なイメージがあり、男の子の名前にふさわしい花がたくさんあります。
男の子の名前に人気がある夏の花の名前や漢字は、蓮・葵・向日葵・桔梗などたくさんあります。また、凌・霄・楠も人気があります。
芙人(ふうと)
夏の花の名前の中で、男の子の名前におすすめの漢字は「芙」です。この漢字は、8月に咲く芙蓉(ふよう)という花の名前から取ったものです。
芙蓉は古くは蓮の花を意味し、清楚で気品があり、女の子の名前によく使われます。花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」で、男の子の名前には芙人(ふうと)があります。
蒼桔(そうき)
夏に咲く花の名前の中で、桔梗から取った男の子の名前がたくさんあります。桔梗は青紫色をした清々しい花で、古くから日本人に親しまれています。桔梗を使った家紋も多く見られます。
桔梗の花言葉は「誠実」「永遠の愛」という意味です。桔梗を使った名前には、蒼桔(そうき)・梗(こう)・梗介(こうすけ)・桔平(きっぺい)などがあります。
秋の花の名前
続いて秋の花の名前を使った男の子の名前を見てみましょう。秋は紅葉など自然の美しさをたっぷりと味わえる季節です。秋の季節にふさわしい男の子の名前もたくさんあります。
秋の花の名前の中で男の子の名前に人気がある漢字は、楓・菊・竜胆(りんどう)・藍などです。また秋桜(コスモス)・金木犀(きんもくせい)もおすすめです。
藍斗(あいと)
藍は、秋の花の名前の中でも特に人気がある漢字で、男の子の名前にも女の子の名前にもよく使われます。藍は秋に咲く小さな1年草の花で、古くから染料や薬草に使われてきました。
藍の花言葉は「美しい装い」「あなた次第」という意味です。藍を使った男の子の名前で、人気があるのが藍斗(あいと)です。
叶竜(かなた)
秋の季節の花として竜胆(りんどう)も人気があります。竜胆は青紫の他、白やピンクなど様々な種類があり、秋になると野山に咲く可憐な花です。
竜胆の花言葉は「正義」「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」という意味があります。「竜」の漢字が男らしいと人気があり、叶竜(かなた)などの名前があります。
冬の花の名前
続いて冬の花の名前を使った男の子の名前を見てみましょう。冬に咲く花は少ないと思われがちですが、厳しい寒さにも負けず凛とした姿を見せる花がたくさんあります。
冬の季節の花の中で、男の子の名前に人気がある漢字は、椿・柚・柊(ひいらぎ)・橙・蘭などがあります。福寿草や牡丹も人気があります。
椿(つばき)
椿は1月から2月、冬の季節に咲く花です。椿は和名で、英名はカメリアといいます。椿は江戸時代から親しまれている花で、花の色によって花言葉が異なります。
花言葉は謙虚・控えめな美・気取らない優美さなどです。椿は女の子の名前に人気がありますが、「基」や「貴」などの漢字と組み合わせて、男の子の名前にするのもおすすめです。
勇橙(ゆうだい)
橙(だいだい)は「代々栄える」という意味があり、縁起のいい樹木として好まれています。実はビターオレンジともいい、マーマレードにして食べます。
橙の実は冬になりますが、花は春に咲きます。花言葉は「寛大」「優しさ」という意味があり、男の子の名前には勇橙(ゆうだい)や橙李(とうり)などがあります。
男の子に合うおすすめの花の名前【画数別】
男の子の名前を付ける時に気になるのが画数です。漢字の画数は運勢を表す姓名判断の一種で、古くから吉とされる画数の名前が好まれて来ました。現在も、画数を確認してから男の子の名前を付けることがよくあります。ここでは、花の名前の中で、画数のいい男の子の名前を紹介しましょう。
3つの大吉の画数で紹介!
姓名判断には姓名の画数を合わせたり、名前の合計画数を合わせたりするなど、様々な種類のものがあります。その中で、一般的に男の子の名前で漢字の画数が大吉とされているのは、11画・15画・24画です。ここではそれぞれの画数と花の名前を組み合わせて、おすすめの名前を紹介します。
11画の名前
まず最初に紹介するのは11画の画数の名前です。11画の男の子の名前は、穏やかな性格で周囲の人から愛させれると言われています。また、コツコツと努力をするタイプで、富貴繁栄が約束されているとも言われています。自営業にもおすすめで、晩年まで豊かに暮らすことができます。
柚人(ゆうと)
11画の画数で、男の子の名前におすすめの花の名前は、柚人(ゆうと)です。柚人は、冬の花の名前の一つで、柚という果物から取っています。
柚の実は冬になりますが、花は春に咲きます。柚の花言葉は「健康美」「汚れなき人」という意味です。柚という漢字は女の子に人気がありますが、「ゆう」と読ませると男の子の名前にもおすすめです。
杏介(きょうすけ)
11画の名前で、次におすすめする男の子の花の名前は杏介(きょうすけ)です。杏介は、春に咲く杏の花から取ったものです。杏の花言葉は「慎み深い」「恥じらい」「不屈の精神」という意味があります。
「杏」は「あん」と読む場合と「きょう」と読む場合があります。杏介は、集中力や思考力があり、自力で全身できる力強い名前です。
15画の名前
続いて大吉とされる15画の男の子の名前についてみてみましょう。15画の男の子の名前は出世運や財運があり、成功する人が多くいます。世界的に活躍する人も多く、人間関係も良好で、男の子野名前に人気がある画数です。
桃生(とうい)
15画の花の名前で男の子の名前としておすすめなのが桃生(とうい)です。桃の花は、桜より少し早く咲く春の季節の花で、花言葉は「天下無敵」「チャーミング」「気立てがいい」などの意味があります。
桃生という花の名前は、しっかりとした意志を持ち、活力あふれるイメージがあります。15画と画数もよく、チャーミングな男の子になるでしょう。
梗太(こうた)
男の子の名前で、大吉の15画の花の名前として人気がるのが梗太(こうた)です。梗太は先にも紹介したように、桔梗の花から取った花の名前です。
「太」は少し古風な感じがしますが、「誠実」という花言葉を持つ桔梗と組み合わせると、たくましく誠実な男の子にふさわしい名前になります。
24画の名前
最後に紹介する男の子の名前で大吉の画数は24画です。24画は、末広がりとされる「八」の3倍で、とても縁起がいい画数です。健康運・金運・成功運と何を取っても最高と言われています。才能豊かで周囲から愛される人になると、男の子の名前にも人気があります。
彩蓮(あれん)
彩蓮(あれん)は、夏の花として池などに咲く蓮の花から取っています。蓮は「れん」と読み、とても人気がある漢字です。蓮の花言葉は「清らかな心」という意味です。
彩蓮は彩と蓮という漢字を組み合わせた花の名前で、夏をイメージした爽やかな名前です。誠実で優しい男の子の名前です。
結紫(ゆうし)
次に紹介する24画の花の名前で、男の子の名前としておすすめなのが結紫(ゆうし)です。結紫は、初夏に咲く紫陽花(あじさい)から取っています。
紫陽花の花言葉は「移り気」や「無常」がよく知られていますが、青い花は「辛抱強い愛情」、白い花は「寛容」という意味があります。結紫は夏のイメージがする花の名前で、幸運に恵まれるという意味があります。
男の子に合うおすすめの花の名前【イメージ別】
ここからはイメージ別に男の子に合うおすすめの花の名前を紹介しましょう。かっこいい名前やおしゃれな名前、古風な名前など男の子に合う名前と意味をそれぞれ紹介しますので、男の子の名前を名付ける時の参考にしてください。
かっこいい名前
まず最初に、花の名前の中でかっこいいイメージがある男の子の名前を紹介しましょう。漢字の持つイメージや響き、季節感などを取り入れるとかっこいい名前になります。同じ漢字でも読み方を変えると、かっこいい響きになる場合もあります。
青紫(あおし)
青紫(あおし)は、「せいし」とも読みます。夏の花の紫陽花(あじさい)から1字を取った花の名前です。青い紫陽花の花言葉は、雨に耐えて咲くことから「辛抱強い愛」という意味があります。
青紫という花の名前は、青という漢字と組み合わせることで、夏の季節のイメージがある爽やかな男の子の名前となっています。
琉日(るか)
続いておすすめするかっこいい花の名前は琉日(るか)で、「りゅうひ」とも呼びます。琉日は、向日葵(ひまわり)から「日」という漢字を取った名前です。向日葵の花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」という意味があります。
向日葵は太陽に向かって咲く花で、明るく力強いイメージがあります。男の子にはかっこいい、女の子にはかわいい意味がある花の名前です。
おしゃれな名前
続いて花の名前の中で、男の子におすすめのおしゃれな名前を紹介しましょう。最近、おしゃれな名前が増えていますが、お気に入りの花から1字を取ったり、他の漢字と組み合わせたりすると、おしゃれな男の子の名前になります。
栞鳳(しおん)
栞鳳(しおん)の名前の「鳳」という漢字は、中国古代の想像上の霊鳥を意味します。またマダガスカル島が原産の色鮮やかな鳳凰木(ほうおうぼく)という木があります。
「栞」という漢字は「しおり」とも読みます。栞鳳という漢字はおしゃれで、爽やかな響きがあります。また画数は24字で、すべてに恵まれた最強の名前です。
紫耀(しよう)
続いて紹介する花の名前を使った、おしゃれな男の子の名前は紫耀(しよう)です。紫耀は「しょう」とも呼び、人気アイドルグループのメンバーの名前としても知られています。
紫陽花から1字を取った花の名前で、夏らしい気品のある男の子の名前です。「耀」という漢字は、「光・風」という意味があり、明るいイメージがある名前です。
古風な名前
ここからは花の名前を使った男の子の名前の中で、古風な名前を紹介しましょう。古風な名前は読みやすく、また覚えてもらいやすいので人気上昇中です。
花の名前に「太郎」や「郎」などの漢字を加えると古風な名前になります。ここでは、男の子におすすめの古風な名前を紹介しましょう。
蘭太郎(らんたろう)
蘭太郎(らんたろう)は、蘭という花の名前に「太郎」という古風なイメージを加えた名前です。蘭はたいへん気品がある花で、種類によって花言葉が異なります。一般的には「優雅」「清純」などの意味があります。
蘭は女の子に人気がある花の名前ですが、蘭太郎や蘭丸など男の子の名前にもおすすめです。また亜蘭(あらん)など、おしゃれな名前もあります。
青紫郎(せいしろう)
青紫郎(せいしろう)は、青い紫陽花をイメージする花の名前です。初夏に咲く青い紫陽花は爽やかなイメージがあり、男の子の名前として人気があります。
「郎」という漢字を加えて古風なイメージがありますが、同時に「青紫」というおしゃれな意味合いもあり、現代風な名前としてもおすすめです。
男の子に合うおすすめの花の名前【花言葉別】
花の名前から男の子の名前を名付ける時、気になるのが花言葉です。花言葉には様々な意味があるので、子供への願いを込めて花言葉から名前を考えるのもおすすめです。ここでは花言葉別に、男の子に合うおすすめの花の名前を紹介しましょう。
「桃」の花言葉
桃は3月頃にピンク色の可憐な花を付けます。「桃の節句」という言葉があるように、女の子の名前として人気がありますが、優しいイメージがあるため男の子にもおすめです。桃の花言葉は、「天下無敵」「チャーミング」「気立ての良さ」などです。
「桃」を使った名前
「桃」は、「もも」の他、と・とう・も・ともなど様々な読み方があります。桃を使った男の子の名前は、柊桃(しゅうと)・桃史(とうし)・桃悟(とうご)・桃成(とうせい)・桃真(とうま)・桃也(とうや)・桃太(ももた)などがあります。
「桜」の花言葉
桜は3月下旬から4月上旬に見頃を迎える春を代表する花です。華やかなイメージのある花で、長く日本人に愛されています。桜の花言葉は「精神美」「純潔」「優美な女性」などです。女の子に人気がある花の名前ですが、男の子にもおすすめです。
「桜」を使った名前
「桜」は「さくら」の他、音読みでおう・ようとも読みます。「桜」を使った男の子におすすめの花の名前はたくさんあります。葵桜(あお)・明桜生(あおい)・青桜(あおう)・明桜(あきお)・秋桜(あきら)・瑛桜(えいさく)などがあります。
「藤」の花言葉
藤は4月末から5月頃に紫色の美しい花を付けます。古くから女性に例えられる可憐は花で、万葉集にもたくさん詠まれています。
藤の花言葉は「歓迎」「優しさ」「忠実」「決して離れない」などがあります。優しいイメージの花で、男の子の名前にもおすすめです。
「藤」を使った名前
「藤」という漢字は「ふじ」の他、音読みで「とう」とも読みます。藤の花の名前を使った男の子の名前は、藤一(ふじいち)・藤伍(とうご)・藤雅(ふじまさ)・藤麻(とうま)などがあります。少し古風な優しいイメージがあります。
「立葵」の花言葉
立葵(たちあおい)は、6月から8月に花を咲かせる夏の季節の花です。ハイビスカスに似た大きな花を咲かせ、色は紫・ピンク・白・黄色など様々です。
立葵はまっすぐ上に伸びることから、花言葉は「野心」「大望」「豊かな実り」などがあり、男の子にもおすすめの花の名前です。
「立葵」を使った名前
立葵は1字を取って「葵」の漢字を使った男の子の名前がたくさんあります。「あおい」の他、き・ぎと読むこともできます。葵(あおい)・葵斗(あおと)・葵音(あおと)・葵羽(あおば)・友葵(ともき)・日葵(はるき)などがあります。
「桐」の花言葉
桐(きり)は、木目が美しく、古くから家具に使われていました。昔は女の子が生まれると桐の木を植え、結婚する時に桐の箪笥を作って贈る習慣がありました。
桐は春に紫色の小さな花を付けます。桐の花言葉は一つ「高尚」です。切ってもすぐに芽が出ることから、たくましさを備えている木でもあります。
「桐」を使った名前
桐は、きり・とう・どう・ひさなど様々な読み方ができます。桐の花の名前を使った男の子の名前は、桐一郎(きりいちろう)・桐行(ひさゆき)・桐麻(きりま)・桐也(きりや)などがあります。桐にはまっすぐと、のびのびと育つイメージがあります。
「サルビア(緋衣草)」の花言葉
サルビアは和名を緋衣草(ヒゴロモソウ)といいます。夏から秋にかけて公園などでよく見かける一年草の花で、朱色の他、紫、青など様々な色があります。サルビアは観賞用と薬用の2種類があります。
サルビアの花言葉は「尊敬」「家族愛」「良い家庭」「知恵」などで、男の子にも女の子にも使いたいおすすめの名前です。
「サルビア(緋衣草)」を使った名前
サルビアは和名の「緋衣草」から「緋」という1字を取って名前にすることが多いようです。「緋」を使った男の子の名前は、夏緋(なつひ)・緋音(あかね)・緋向(ひなた)・緋呂(ひろ)などがあります。「緋」という漢字から、情熱的なイメージがあります。
花の名前を使って男の子に素敵な名付けを!
花の名前は女の子の名前というイメージがありますが、爽やかなイメージを持つ花もあり、男の子の名前としても人気があります。今回は花言葉や画数などから男の子におすすめの花の名前を紹介しました。これを参考にすてきな名前を付けてください。