ワルサーP38はルパンでも有名でかっこいい!
ドイツの名車ではないですが、ワルサーP38と言うドイツの拳銃は、軍事用に開発された自動式拳銃で、歴史・知名度ではドイツの名車をしのぐほど有名な拳銃です。
人気アニメ「ルパン三世」愛用の拳銃として、知られているワルサーP38は、見た目のカッコの良さもあるのですが、何よりもルパン三世愛用の拳銃で有名です。そんなワルサーP38の特徴など紹介します。
ワルサーP38とは
ワルサーP38は、ドイツの軍用自動式拳銃です。カール・ワルサーと言うドイツの銃器メーカーが開発したもので、ドイツ陸軍が第二次世界大戦時に使用していました。
日本でも、拳銃マニアやサバゲーファンなどの間でも人気の拳銃で、さらに人気アニメルパン三世愛用の拳銃と言うことで、その人気はお茶の間まで浸透しています。
そんなこともありワルサーP38は、日本では馴染の拳銃として親しまれています。細身の特徴ある形状のワルサーP38は、その威力も強くてサバゲーなどでも人気の拳銃です。
ドイツで人気の一品
ワルサーP38は、もともとワルサーHPと言う名前で開発された拳銃ですが、軍事用に採用されてからワルサーP38に改名されたという経緯のある拳銃です。
ドイツでは、戦中・戦後に様々な改良が加えられて、効率的な構造と量産に向いた拳銃と言うこともあり、ワルサーP38はドイツで人気の拳銃です。
そんなドイツで人気の一品ワルサーP38は、日本でも有名な拳銃のひとつです。トランスフォーマーの初代メガトロンが変身したり、ルパン三世愛用の拳銃だったりするなどワルサーP38は人気の拳銃です。
ドイツとワルサーP38
1989年にソビエト連邦のペレストロイカに端を発した東ドイツの民主化運動をきっかけに、東西ドイツの障壁だったベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツの再統一がなされています。
それ以前のドイツは、1933年にヒトラーが首相に就任。ナチ党一党独裁体制(ナチス・ドイツ)になりました。1939年にはポーランドに侵攻し英独の宣戦布告となり、第二次世界大戦が始まっています。
軍事用拳銃として開発されたワルサーP38は、ナチス・ドイツのポーランド侵攻から第二次世界大戦と言う、ドイツの戦時下における軍事用自動式拳銃として使われてきた経緯があるドイツの拳銃です。
ワルサーP38の歴史とは
ドイツの軍用拳銃として開発されたワルサーP38は、開発当初はワルサーHPと言う名前で1937年に完成しています。今では、ワルサーP38と言う名前の拳銃ですが歴史的には紆余曲折があったようです。
そしてワルサーP38の歴史には、戦時中のドイツで使われていたルガーP08と言うドイツ陸軍の拳銃の存在があります。一時期軍用拳銃として供用されていたワルサーP38が採用される以前からの拳銃です。
しかし様々な改良が加えられたワルサーP38は、一時生産が中止されましたが、特徴ある形状や威力から、戦後のドイツ警察やドイツ連邦軍などで使われていたという歴史的経緯があります。
古くから使われるドイツの拳銃
ワルサーP38の歴史は、1934年頃からドイツで研究開発がすすめられ、1937年に軍用拳銃としてワルサーPHと言う名前で完成し、ドイツ陸軍でルガーP08と供用されています。
ルガーP08と供用が開始された当初のワルサーPHから80年を越える歴史を過ごしてきたワルサーP38は、1938年に正式採用されたときにワルサーP38と改称されています。
ワルサーP38は、実際1937年には完成していた軍用拳銃でしたが、正式にワルサーP38になったのはその翌年の1938年と言う言う様に、古くから使われているドイツの拳銃です。
今までの拳銃とは違う?
ワルサーP38の歴史は、拳銃の効率的構造と量産向きタイプのモデルとして、今までの拳銃と違うというものでした。ワルサーP38が開発されて実用される前の拳銃とは、明らかな違いがあったようです。
ドイツ陸軍で使っていたルガーP08は、鋼材を切ったり削ったりして一丁の拳銃を作り上げるというコスト的にも非効率な工程を経ていたものでした。
しかしワルサーP38をドイツ陸軍で採用した後の約30年間は、ルガーP08とワルサーP38は供用されていました。そして、効率的構造と量産のできるワルサーP38が、今までと違い台頭してきたのでした。
ワルサーP38の特徴
ワルサーP38の出現は、先進的な設計を導入して完成した自動式拳銃と言うことで、後の拳銃開発に大きなインパクトを与えたのでした。
効率的構造で量産向けと言うワルサーP38は、それだけでもインパクトのある拳銃でしたが、自動式でダブルアクションなどの機能や威力をそなえるなど様々な特徴があります。
ダブルアクションの機能
ワルサーP38の特徴は、画期的と言われるダブルアクションの機能を備えた拳銃として開発されたのでした。このことで、暴発防止や命中精度が高められるなどが実現されました。
強力で威力のある弾丸の発射ができて安全性が高く、ショートリコイル式の撃発システムなどが採用されたワルサーP38は、ドイツ軍用拳銃の中でも最高レベルの拳銃でした。
自動式軍用拳銃として、ダブルアクション採用のワルサーP38は、安全性と命中精度の高さ等が軍用拳銃としては先進的な拳銃という評価を得ています。
ショートリコイルとは
ワルサーP38で採用したショートリコイル式の撃発システムは、反動利用式と言われる拳銃の中で、多く使われている作動方式です。
ワルサーP38のような自動式拳銃に使われています。このショートリコイルとは、バレル(銃砲身)部分とボルトが固定されたまま、薬莢の全長よりも短い距離を交代する状態を言っています。
しかし、このショートリコイル式を採用した拳銃はほとんどなくなり、新たにプロップアップ式などに主流が変わってきています。当時の技術では、高レベルの作動方式と言うものでした。
ワルサーP38の内部構造
ワルサーP38は、ドイツにあるカール・ワルサー社で開発された軍用自動式拳銃で、効率的構造設計で量産向きに製造された拳銃と説明されています。
しかしワルサーP38の内部構造は、ダブルアクションなどの採用に伴い複雑にできています。一つ一つのパーツが、細かくできて、目視だけでは見落としてしまう様な複雑な構造になっています。
ワルサーP38は複雑な構造
ワルサーP38のトリガーを引くと、ハンマーが作動して撃発して、薬莢が排莢されるという拳銃の一連の動作に中で、威力のある弾丸が発射されます。
拳銃の弾丸が発射されるまでの一連のざっくりした動作ですが、ワルサーP38はその動作に関係する内部構造が複雑につくられているという特徴があります。
バレル部分やスライド・ハンマーやグリップなどの様々なパーツが、目視だけでは構造がわかりにくい様に複雑化した構造は、ワルサーP38の特徴でもあります。
ワルサーP38の魅力
ワルサーP38の魅力は、ダブルアクションならではの力強い反動が感じられて、手に痺れる感覚が残り威力を体感できるような快感が心地よいなどと言われています。
実際に手に持った感覚は、多少の重量感があるものの手に馴染むグリップ感覚が良くて、細身のバレルやワルサーP38の全体の感触が良い感じに伝わるという特徴があります。
トリガーを引いた時に感じるガツンと初弾が送りこまれるときの感触や、撃発の時のダブルアクションの力強い衝撃などワルサーP38には、威力を感じるなどたくさんの魅力があります。
ワルサーP38の最大の特徴は、全体的に細身のフォルムで威力があるというところにあります。ダブルアクションの特徴的な衝撃は、手首まで感じる威力の凄さに驚かされます。
反動利用式拳銃では一番の知名度のあるワルサーP38は、様々な特徴を備えていて、その攻撃的特徴のある拳銃は、威力も相当に強いという様で多くのファンがいます。
そしてルパン愛用のワルサーP38としても人気のワルサーP38は、力強く撃ち込まれる弾丸の威力や手のひらに感じる心地よい痺れ感などの特徴ある衝撃は、手放せなくなる魅力があります。
ルパンに愛されるワルサーP38
日本の超有名人気アニメ「ルパン三世」で、ルパンが愛用している拳銃があります。拳銃の名手次元と剣の達人五右衛門と様々なアクションを展開しているシーンがあります。
そして、それぞれの武器を見事に使いこなし敵対するグループなどを撃破していきます。そんな場面で、時折見せるルパンの手にワルサーP38が握られていることがあります。
そして、アニメのオープニングやテーマ曲の中にもワルサーP38が、ルパンと一緒に存在しています。それ程に、ワルサーP38は、ルパンに愛される拳銃として紹介されています。
ルパン登場から50年を超える関係の深さ
1967年に漫画の主人公として登場したアルセーヌ・ルパンの孫を自称する神出鬼没の大泥棒ルパン三世が、ワルサーP38を自己防衛用の武器として持っていました。
ルパン三世の漫画が連載開始される約30年前に開発されたワルサーP38は、第二次世界大戦と言う忌まわしい歴史や終戦後における防衛的役割を果たしてきた拳銃でした。
そんな歴史を経験しているワルサーP38が、開発から30年の時を過ごし、1967年には日本の人気アニメの主人公の片腕として登場しています。連載50年を越える今なお続いているルパンとワルサーP38です。
フィギアにもワルサーP38
ルパンとワルサーP38は、漫画・TVアニメ・劇場版アニメなどと様々なシチュエーションの中で活躍しています。その勢いは、フィギアなどでも人気になっています。
次元大介や石川五右エ門そして、ワルサーP38同様愛してやまない峰不二子などのキャラクターとともに、多くのルパンファンに愛されています。
そんなルパンのフィギアにも、ワルサーP38が握られています。ルパンとワルサーP38の関係は、ルパンの連載が続く限り、この様にフィギアなどでも相思相愛の関係は、未来永劫続いていく予感がします。
ワルサーP38はサバゲーでもおすすめ!
ワルサーP38の魅力は様々ですが、その衝撃的な威力にルパンと同じ気持ちになれるという不思議さがあります。
世代的にもワルサーP38と言う拳銃は、ドイツの軍用拳銃と言うよりも、ルパンがこよなく愛用しているワルサーP38と言う印象が強いものがあります。ワルサーP38はサバゲーなどでおすすめの拳銃です。
①マルゼン・ワルサーP38
マルゼン・ワルサーP38は、ワルサー社から実銃図面の提供を受けて、製造内容などを徹底リサーチしてつくられた、実物に限りなく近いエアガンです。
サイズ・重量感そしてショートリコイル方式やダブルアクションなどの構造的内容まで、本物に最も近づいた性能を実現したほぼ完ぺきと言われるようなエアガンに仕上がっています。
本物を完全再現!
全長215mm・重量720gと言う様に、ほぼ本物と同じに再現されたマルゼン・ワルサーP38です。ドイツ・ワルサー社公認のミリタリーテイストのマットブラック塗装で仕上がっています。
ドイツ・ワルサー社正式契約モデルのマルゼン・ワルサーP38は装弾数12発で、発射方式がガス・セミオート・ブローバック、可変ポップアップというものです。
製品名をワルサーP38(ac41)ブローバック ブラック と言い、スポット生産モデルです。税抜き17800円の価格で販売されています。可能な限り正確な形状と構造を反映し、本物を完全再現しています。
②マルゼン・ワルサー P38(ac40)ブローバックブラックメタル
マルゼン・ワルサーP38(ac40)ブローバックブラックメタリックは、ブラックメッキを施したハイグレードモデルで、ビジュアル的にも優れています。
ワルサー社が1940年に一貫して製造したac40をモデルアップしています。ワルサー社から提供された実銃図面に忠実に製造された外装パーツにブラックメッキを施して、磨き上げた鋼鉄感が魅力です。
バレルから出る弾の鋭さが良い!
マルゼン・ワルサーP38の新色モデルとして登場した、メタリックに磨かれた銃本体のビジュアルも良くて、ルパンの使用している様なワルサーP38を再現したモデルです。
サバゲーにも使える様にエアガンに仕上げれているワルサーP38ブローバックブラックメタリックは、ハンマーの力強い叩き・バレルからはじき出される弾丸の鋭さが良い感じのモデルガンです。
全長215mm・重量720g・装弾数12発で、価格は税抜き19800円で販売されています。まるで本物を完全再現したようなワルサーP38は、サバゲーにも使えるエアガン使用のモデルです。
③マルゼン・ワルサーP38(ac40.s)シルバー
マルゼン・ワルサーP38(ac40.s)シルバーは、シルバーにデコレーションされたブラックメタリックと同じ様にビジュアルに優れた拳銃モデルです。
当然にマルゼン・ワルサーP38シルバーも、ワルサー社との提携に基づく完全再現モデルです。何しろルパン愛用のワルサーP38は、どれも人気モデルです。
弾の威力がリアルに体験できる!
マルゼン・ワルサーP38シルバーは、ワルサー社のシルバーフィニッシュのカスタムP38は、拳銃の性格上で反射を避けるなどの要因が重なり量産はされなかった様です。
しかし、ワルサー社はステンレスを素材とした軍事信号用のピストルを製造していたという記録があり、この様なシルバーのワルサーP38を製造していた可能性もあると言われています。
このタイプのワルサーP38は、バレルから放たれる弾の威力とトリガーを引いた時のリアルな音と威力に圧倒されます。価格も税抜き19800円は、ブラックメタリックタイプと同じです。
東京マルイ・No.2 ワルサーP38 ホップアップ 10歳以上
東京マルイ・No.2ワルサーP38ホップアップ10歳以上は、1発ごとに手動で発射準備を行う、エアーコッキングモデルです。対象年齢10歳以上の競技用銃です。
エアーコッキングモデル。いわゆる手動式で、人力でコッキングして1発づつ撃つというエアガンです。手軽に操作ができるモデルで、エアコキと言われて親しまれているタイプの拳銃です。
10歳以上から気軽に使える!
東京マルイ・No.2ワルサーP38ホップアップ10歳以上は、気軽に使えるタイプの拳銃と言う特徴があります。スライドを引けば発射準備が完了して、トリガを引くだけで発射できます。
少ないパワーでBB弾を遠くまで飛ばすことのできるホップアップシステムを搭載し、本体左側面のレバーでセーフティをかけるとトリガが引けなくなって誤射防止ができます。
全長231mmで、装弾数15発のワルサーP38ホップアップ10歳以上は、参考価格2700円前後です。但し、取り扱いには注意が必要です。取説を良く読んでシューティング専用ゴーグルを着用などしてください。
サバゲーでワルサーP38を使ってみよう
ワルサーP38は、ドイツ陸軍の軍事用自動式拳銃として開発された拳銃です。軍事用に開発されたワルサーP38は、武器として様々な要素があり、威力も相当にあります。
しかしそれは、あくまでも戦争と言う実戦用のイメージで、ゲームの中では全体のフォルムの美しさやルパンの影響などもあり、モデルガンとして人気の拳銃です。
そんな、モデルガンワルサーP38をモバゲーで使ってみると、ワルサーP38の特徴や威力などを体感することができます。安全性を高めて、サバゲーで使うこともおすすめです。
ダブルアクションの体感の凄さ
サバゲーに使う段階で、最初の問題はワルサーP38の威力です。実際ガスガンとしてワルサーP38を試射している動画などを見ると、相当な衝撃が伺えます。
トリガを引いてハンマーが作動して、弾が発射するという一連の動作の中で、反動の凄さが伺えます。ダブルアクションの威力・迫力に驚きます。
反動の凄さが伝わる手首への振動や的に命中した時の衝撃の凄さは、ワルサーP38の性能の高さを物語っています。そして、撃ち終わった後のスライドセーフティが動作して安全性も確認できます。
サバゲーではマガジンは多めに
そんなワルサーP38で、サバゲーに参加するには威力の凄さは確認済みでも、気になるのは弾が12発しか入らないことです。他の拳銃よりも少なめの弾数をカバーする方法が必要です。
ある意味マガジン、グリップが細めのこともあり弾数が少ないのは仕方ないのです。そんなため、モバゲー参加前にはマガジンの数を多めに用意します。
そして、マガジン交換にもマガジン下のキャップなどの具合もあり、若干手間取ることもあります。しかしダブルアクション搭載で、撃った後のリロードがないのは魅力です。
隠密行動向けが良い?
サバゲーで使う拳銃としては、どちらかと言うと隠密行動に向いたワルサーP38の様です。全体的に細身にできていて、ガス容量が少なくて、マガジンを沢山持たなければならない状況は隠密行動向きです。
そして、サバゲーでワルサーP38を使う場合は気温が大敵です。気温が低いとマガジンが動作しなくなることがあります。ある程度の温度が保てるシーズンでの使用が精度敵にも必要の様です。
そうすることでリコイルが楽しめて、12発全部を打つことができます。精度も良く、スライドを引く時の音やダブルアクションの痺れ感などを楽しむことができます。
サバゲーで、ダブルアクションなど期待通りの衝撃など体感できます。果たして命中の精度は、どの程度なのかと言うところです。
ワルサーP38の命中精度は、可もなく不可もなくという様です。いくらか曲がって飛ぶような性格があり、命中精度は普通より若干下回るくらいの精度です。
その様で、小さい的には当てにくいことが多くなります。ワルサーP38は精度的に、サバゲーでは至近距離で隠密的行動に向いたルパン的に考えている人にはおすすめです。
ワルサーP38は古くからドイツで愛されている拳銃!
ルパンが愛用することで有名なワルサーP38は、歴史的にも語り継がれるほど存在感のある人気の拳銃です。細身でフォルム的にも特徴のあるワルサーP38です。
そして、開発当時にはダブルアクション等が採用された威力のある拳銃として、ドイツ陸軍の軍事用拳銃として使われていました。そんなワルサーP38は、古くからドイツで愛されている拳銃です。