シーリングライトの外し方をご紹介
部屋に必要な照明のシーリングライト。これは、直接天井につけるタイプの照明です。シーリングライトを外したり、交換したり、取り付けたりする場合は、どうやったら良いのでしょうか。外し方、取り付け方、交換の仕方を調べてみました。
また、シーリングライトの外し方、取り付け方の注意点についても、調べてまとめてみました。家にあるシーリングライトを外したい時や、取り付けたい時、交換したい時に、この記事を参考にしてみてはどうでしょうか。
そもそもシーリングライトとは?
シーリングライトの外し方、取り付け方、交換の方法を紹介する前に、シーリングライトという照明のことを紹介します。シーリングライトとは、どんなタイプの照明なのでしょうか。ペンダントライトという照明のタイプとは、どんな違いがあるのかについてもまとめています。
天井に直接つけるタイプの照明
照明は、部屋を照らすために必要な物です。リビングにつける照明は、シーリングライトとペンダントライトというタイプに大きく分けられます。シーリングライトというのは、直接天井につけるというタイプの照明を言います。
シーリングライトは、高い位置から、広い範囲を照らすことができます。広い部屋に1つ照明をつけたい場合に、役立つタイプの照明です。部屋をまんべんなく照らし、天井に取り付けるシーリングライトは、開放感があってすっきりとした部屋にしてくれます。
ペンダントライトとの違い
ペンダントライトは、シーリングライトと違い、チェーンやコードなどで天井から吊り下げたタイプの照明のことを言います。シーリングライトより、ペンダントライトの方が低くなります。そのため、照らす範囲は、シーリングライトよりも狭いです。
ですが、広範囲をまんべんなく照らすシーリングライトよりも、光が強く、明暗のコントラストがくっきりしています。ペンダントライトを部屋に取り付けることで、部屋全体のアクセントになり、引き締まった印象になります。
シーリングライトの外し方
シーリングライトとは、直接天井に取り付けるタイプの照明のことを言います。交換などでシーリングライトを外したい時は、どんなふうにしたら良いのでしょうか。シーリングライトの外し方について紹介していきます。シーリングライトを外す時の参考にしてみてはいかがでしょうか。
外す前にスイッチを切って熱を冷やす
シーリングライトを外す時は、まず、脚立を用意します。テーブルは不安定なので、脚立に乗って作業する方が良いと思われます。シーリングライトの電源を切ります。切ってすぐだと、まだ熱い場合があります。ですので、外す前に、電源を切って、蛍光灯の熱が冷めるまで待ちます。
外し方①カバーを外す
脚立に乗って、シーリングライトのカバーを外します。脚立の一番上に上るのは、危険なため、2段目以下の段に乗って作業すると良いでしょう。丸形のシーリングライトの場合、カバーを少し持ち上げつつ、反時計回りに回すと、大抵カバーが外れます。
カバーの中には、虫の死骸やホコリなどのゴミがある場合があります。ですので、カバーを外した時は、両手でカバーを持って、水平に下ろします。シーリングライトの形によって、カバーの外し方が違うため、説明などで確認して外すようにしましょう。
外し方②蛍光灯を支えるフックを外す
作業している時に、蛍光灯が落ちてくると、危ないので、カバーを外した後に蛍光灯を外します。蛍光灯の熱がちゃんと冷めているのを確かめて、外しましょう。蛍光灯に接続されているコネクターを外し、蛍光灯を支えるフックを外します。フックは、2箇所から3箇所ほどあります。
外し方③シーリングライト本体を外す
アダプターと、シーリングライトの本体は、コネクターで繋がっています。コネクターの外側にはツメがあるので、そのツメをつまみ、引き抜きます。アダプターについているレバーを内側か外側、矢印などで示されている方向に動かし、ロックを解きます。
ロックが解かれると、シーリングライトの本体が外れます。シーリングライトの本体は、外れると、下に落ちてきます。ですので、絶対に、シーリングライトの本体をしっかりと手で支えながら作業をするようにしましょう。
外し方④アダプターを外す
カバーや蛍光灯、フック、シーリングライトの本体を外したら、最後に、アダプターを外します。アダプターの外の方には、ロックボタンがあります。そのロックボタンを押しつつ、反時計回りに回したら、アダプターが外れます。シーリングライトの外し方の工程は以上です。
シーリングライトの交換・取り付け方
シーリングライトのカバー、フック、本体の外し方について、紹介してきました。では、新しいシーリングライトと交換したり、取り付けたりする時の方法はどうすれば良いのでしょうか。シーリングライトのアダプター、本体、カバーの取り付け方についてまとめていきます。
取り付け方①専用アダプターを取り付ける
専用のアダプターに、金属の尖った部分は2つあります。尖った部分を配線器具にある2つの穴にさし、時計回りに、カチッと音が出るまで回します。アダプターがきちんと取り付けられているかを確かめるために、専用のアダプターを反時計回りに回して外れないかを確かめましょう。
取り付け方②シーリングライト本体を取り付ける
シーリングライトの本体を、専用のアダプターに取り付けます。専用のアダプターに付いてあるコネクターを、シーリングライトの本体の中央にある穴から出して、シーリングライトの本体と専用のアダプターを固定させられる場所を探しましょう。
本体とアダプターを固定させられる場所を探したら、カチッと音が出るまで、シーリングライトの本体を上に上げます。本体を取り付けたら、シーリングライトを少し引っ張って、本体が外れないかをきちんと確かめるようにしましょう。
取り付け方③コネクターを繋ぐ
シーリングライトの本体を専用アダプターに取り付け、本体を取り付けます。シーリングライトの本体が外れないかを確かめたら、専用のアダプターにあるコネクターと、シーリングライトの本体にあるコネクターをつなぎます。本体の取り付けの後に、コネクターをつなぎましょう。
取り付け方④カバーを本体に取り付ける
シーリングライトのカバーで膨らんでいる面を、シーリングライトの本体の受け場所に合わせます。シーリングライトのカバーを上に押しながら、時計回りに、カチッと音が出るまで回します。カバーを回し、カチッと音が出た後、カバーが外れて下に落ちてこないかを確かめましょう。
取り付け方⑤点灯するか確認する
専用のアダプターや、シーリングライトの本体を取り付け、コネクターをつなぎます。その後、カバーを取り付けて、カバーが外れないかを確かめたら、シーリングライトがきちんと点くかを確かめましょう。シーリングライトの明かりが点いたら、作業は終了です。
シーリングライトの交換が自分で、できない場合は、業者に頼むと良いでしょう。シーリングライトの交換をする時、必要な器具がない時も、業者に頼んだ方が良いかもしれません。また、配線器具が古かったり、傷んでいる時は、器具ごと交換した方が良いと思われます。
シーリングライトの外し方・取り付け方の注意点
シーリングライトの外し方、取り付け方、交換の仕方について紹介してきました。カバーや本体を取り付けた時は、外れないかを確かめる必要があります。シーリングライトを外したり、取り付けたりする場合には、どんな注意点があるのでしょうか。注意点をまとめていきます。
作業は明るい日中にする
シーリングライトの外し方、取り付け方での注意点は、日中に作業をするということです。シーリングライトを外す際は、電源を切ってから、作業を始めます。ですので、よく晴れていて明るい日の日中に、取り付けたり、外したりするのが良いでしょう。
シーリングライトを外す時や、取り付ける時は、細かい部品を見ながら作業をしなければいけません。明るい日中の方が、手元が見やすくて、作業がしやすいと思われます。日中にシーリングライトの交換作業をするというのが、大切な注意点となります。
交換するシーリングライトのサイズや重さを確認
古いシーリングライトを外した後は、新しいシーリングライトを取り付けて、交換します。交換をする前の注意点として、サイズやタイプを確認することが大切です。シーリングライトのタイプやサイズによって、重さや形が違い、配線器具に取り付けられない可能性もあります。
配線器具のタイプと耐荷重
シーリングライトの配線器具には、いろんな種類があります。種類ごとに、耐荷重が違うため、購入したシーリングライトの重さを確かめるようにしましょう。シーリングライトの配線器具のタイプであるシーリングとローゼットとその耐荷重を紹介します。
シーリングは、差し込み口が2つあって、ひねってから固定する配線器具のことを言います。シーリングの耐荷重は、3kgまでと制限されています。ローゼットは、差し込み口だけでなく、ネジで固定するパーツがあるもので、耐荷重は8kgまでです。
配線器具の耐荷重は、製品によって違う場合もあります。シーリングでも5kgまで、ローゼットでも10kgまでということもあるため、説明書で耐荷重を確かめましょう。確認せず、耐荷重の制限を超えた物を使うと、シーリングライトが落下するおそれがあります。
正しい外し方でシーリングライトを交換しよう!
シーリングライトは、直接天井につける照明のことです。そのシーリングライトの外し方、取り付け方、交換の方法についてまとめました。カバー、本体の外し方についてや、アダプター、本体の取り付け方について、紹介しています。
シーリングライトを交換する時の注意点は、明るい日中に作業をすることと、シーリングライトのタイプや耐荷重を確かめることが重要です。この記事で、紹介した外し方を参考に、正しい外し方でシーリングライトを交換してみてはどうでしょうか。