おからを日持ちさせる冷凍保存方法を紹介!
ヘルシー食材のおからは栄養価も高くほかの食品と合わせて手軽に楽しめ、ダイエットにも良く食べられています。おからは生のもの、真空パック、乾燥していたりパウダー状のものなど種類も多くあります。メニューにおからをプラスしヘルシーなダイエットも可能です。
スーパーで手軽に買えて人気のある生や真空パックのおからはどの位日持ちがして、期間はいつまで食べられるか、冷凍保存の方法はどうしたら良いのかなどをまとめてみました。おからを美味しく日持ちさせる方法をご紹介します。
おからの賞味期限
生のおからの賞味期限は、その製品に書かれている賞味期限のとおりなのですが、1度封を開けると日持ちが悪くなり冷蔵庫で保存しても2、3日で食べきる方が良いでしょう。おからを調理する場合おから単体で食べることは少なく他の食材に混ぜるレシピが中心です。
せっかく買っても2、3日で食べきらないとロスになってしまいます。調理したおからの日持ちもメニューによっては2、3日で消費期間を過ぎてしまいますので、おからは日持ちがしないものと認識した方が良いでしょう。
食べきれない分は冷凍保存に
おからをどのように保存すれば日持ちするのでしょうか。すぐに食べない場合は冷凍保存が最も適しています。食べきれなくても冷蔵より冷凍にすると食べられる期間も増えて安心です。おからは意外に量が多いパックで売られているので冷凍保存ができれば便利です。
おからの食べ方でメインメニューとして使いきりが出来る時と、余ってしまう場合があります。冷蔵庫に保管していて忘れてしまい捨ててしまうことがない様に、少しあまって食べきれなかったおからは迷わず冷凍保存することをおすすめします。
おからの冷凍保存の仕方
おからを冷凍保存にする場合には賞味期限が切れる前にしなければなりません。より新鮮な状態で冷凍した方が美味しい味をkeepでき、傷みが少なく保存できることになります。おからを日持ちさせるには冷凍保存するのがベストなので早めに冷凍しましょう。
使うつもりで冷蔵保管し、忘れてしまい作る機会が無くなって、忘れたころに気がついて捨ててしまうことにならない様に、ぜひ冷凍保存してロスをなくしましょう。おからを冷凍保存するときのコツやおからを使いやすく冷凍保存する方法をご紹介します。
生おからの冷凍保存方法
生のおからの冷凍保存方法は、買ってきたままの状態で冷凍はせずに必ず保存用バックに入れて冷凍しましょう。そのやり方は1回に使う量に分けて保存すると良いでしょう。保存バックにおからを平らに伸ばして筋を入れておくと使いやすくなります。筋を入れることで割って使うことが可能になります。
保存バックに1cm位の厚みより厚くならない様平らにしておくと、使う時の解凍もスムーズで扱いやすくなります。保存バッグに入れる時には出来るだけ空気を抜いて水分も入らない様にしてしっかり口を閉じておきましょう。丁寧にすることで使う時の時短になります。
保存期間
おからを冷凍保存した場合の保存期間は、生おからは2週間を目安にし、真空パックおからは1ヵ月以内に使いきる様にしましょう。冷凍保存をしていてもやはり生ものなので2ヵ月3ヵ月と月日が経つと劣化してしまいます。おからを美味しく食べる期間を知って使いきりましょう。
冷凍保存することで保存期間は長くなり、メニューのアレンジでおからをプラスしたレシピを楽しむこともできます。パンケーキにおからをプラスしたり、サラダにプラスしたり冷凍することで保存期間内でおからのアレンジを楽しんでみましょう。
乾煎りしたおからの冷凍保存方法
おからを生のままではなく乾煎りすると、生のおからを冷凍保存するより消費するまでの期間が長くなります。生のままのおからよりきちんと水分が抜けている乾煎りしたおからは風味も保った状態で保存できます。1度火を通すと日持ちするようになります。
乾煎りする手間はかかりますが、その分消費期間が長くなり、解凍してすぐ味つけが出来るので調理するレシピによって時短になります。おからを上手に使う方法はおからの保存が良いことです。おからを保存して美味しく調理する為に冷凍保存は欠かせません。
フライパンで乾煎り
おからを乾煎りして保存をする方法はフライパンで水分を飛ばしていきます。その時に使うフライパンはこびりつかないフッ素加工のものがとても便利です。おからをフライパンに入れてかき混ぜながら水分を飛ばしていきます。はじめは中火くらいで様子を見ながら火加減を調節しましょう。
強火で急速に乾煎りすると焦げついてしまいます。じっくり丁寧にかき混ぜながら水分を飛ばしていきましょう。時間がかかってもそうすることでおからの風味も壊さずに美味しいおからの乾煎りができます。
おからを乾煎りすると多少色が茶色味をおびてきます。乾煎りしすぎると焙煎されるように一機にこげてくるのでその手前で火を止めて余熱で水分を飛ばします。ゆっくり水分を飛ばしていきましょう。おからが完全に冷めて湿気がなくなってから保存バッグにつめて冷凍保存しましょう。
電子レンジで乾煎り
おからの乾煎りを電子レンジで作る場合は1度に加熱せず、様子を見ながら数回にわけて過熱をします。やや大きめの平たい容器におからを平らに薄く敷きつめます。水分が蒸発するので電子レンジ用のクッキングシートの上におからを乗せてもOKです。
はじめに3分加熱し1度出しておからを軽く混ぜながら水分の蒸発具合を見ます。その状態から数回同じことを繰り返し、綺麗な乾燥おからを作ります。熱いおからを冷まして、乾燥した状態のおからを保存バッグに入れて冷凍保存します。
保存期間
乾煎りしたおからの冷凍保存は、生で冷凍保存をしたおからより保存期間は長くなります。冷凍保存をするコツは水分がなく密閉した状態にすることなので、乾煎りして乾燥したおからは1ヵ月位は美味しい状態で保存できます。
しっかりと水分が抜けている状態でも2ヵ月以内に使いきる様にしましょう。冷凍保存は余分な水分や空気が入っていると、食品を傷めてしまい冷凍による品質低下にもつながってしまいます。美味しい品質を保つ保存方法で冷凍しましょう。
調理済みのおからの冷凍保存方法
調理済みのおからを冷凍保存する方法は、まとめて保存をせずに使う量にわけて保存するとお弁当にも便利で、あと1品欲しい時に重宝します。工夫次第では解凍してから別のアレンジ可能なメニューに変わります。調理済みおからはとても便利に活用できます。
少量サイズで冷凍しておくと解凍時間も早くおからストック料理をリメイクできます。そのままでも美味しく冷凍保存は出来ますが、解凍してからちょいたしアレンジも簡単にできます。調理済みのおからを小分けにして冷凍し、あってよかったメニューで使いましょう。
保存期間
調理したおからを冷凍保存してどのくらいの期間日持ちするのでしょうか。保存方法が良ければ3週間くらい美味しくいただけます。ただし、水分の多いままでの保存は氷が付着し解凍する時にベチャベチャになってしまいます。上手な保存をしていると保存期間も長くなります。
調理済みのおからを解凍して美味しく食べれる期間の目安は3週間、長くても1ヵ月以内に消費することをおあすすめします。2~3ヵ月位は良いかと思いがちですが、傷みも伴います。調理したおからを冷凍して有効期間の中で美味しく味わいましょう。そして期間を忘れずに食べきりましょう。
冷凍保存したおからの解凍方法
冷凍保存をしたおからを解凍する場合、ゆっくり解凍していくとおからの食感や風味を壊さずに美味しいおからの調理ができます。冷凍庫から出しはじめに冷蔵庫で解凍していきます。半日から1日ほどかけて常温にし解凍してから調理をします。
冷凍の保存状態が良いと半日ほどで解凍できます。小分けに冷凍保存をしていれば使いたい分の量を取り出して解凍できます。使う量に合わせて解凍できるので無駄がなくなり時短にもなります。はじめのひと手間で使う時がとても便利になります。
自然解凍がおすすめ
冷凍したおからを上手に解凍するには自然解凍がおすすめです。おからの美味しさを保った冷凍されたおからを、そのままの風味を保ち冷凍前の状態にするベストな方法です。冷凍庫から冷蔵庫へ移しゆっくり解凍していきましょう。
冷蔵庫の中でほぼ解凍されたおからならそのまま調理してください。もう少し解凍をした方が良い場合は常温に出して自然解凍を続けましょう。ゆっくり自然解凍していくことで解凍前と同じおからに戻します。風味も損ねない自然解凍のおからで美味しい調理ができます。
電子レンジで解凍する場合は?
おからを上手に解凍する時に電子レンジ解凍はなるべく避けたい方法です。電子レンジで急に熱を加えるとおからが傷みやすくなってしまいます。急な熱で余分な水分が抜けずに解凍になってしまうので水っぽくなる場合もあり、風味が著しく悪くなってしまいます。
どうしても電子レンジで解凍しなければならない時は、解凍モードなどで様子を見て数回に分けて解凍します。一機に過熱しすぎないよう注意しましょう。そして電子レンジ解凍したおからは火を通すメニューにすると良いでしょう。
冷凍保存したおからの活用レシピ
冷凍保存をしておいたおからを使って作るレシピをご紹介します。どのレシピもおからは解凍してから使うので、あらかじめ解凍しておきましょう。解凍して調理したものはなるべく早く食べましょう。特にサラダは日持ちがしないので作ったその日のうちに食べることをおすすめします。
解凍したおからがパサパサしている時は食べにくいので、相性の良い良質の油でなめらかにします。おからと油の相性はとてもよく、吸収率も良いので使いすぎには注意しましょう。他におからをなめらかにするのは豆乳や牛乳製品、ヨーグルト、生クリームなどです。
卯の花
卯の花はおからを醤油ベースのだし汁で含め煮にしたものです。レシピの材料は(4人分)おから200g、長ネギ1/2本、にんじん1/2本、椎茸2枚、こんにゃく小1枚、きぬさやかインゲン80gです。おから以外の材料はすべて食べやすい細切りか小口切りにしておきます。
小鍋に油ひいておから以外の野菜にさっと火を通します。こんにゃくとおからを入れ、だし汁1カップ、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、醤油大さじ2で煮ていきます。おからの水分量でだし汁の加減をしましょう。少し甘めのうす味が上品な卯の花の完成です。ごま油をプラスしても美味しくいただけます。
おからサラダ
おからサラダ2種のレシピをご紹介します。4人分おから250g、ツナ1缶、きゅうり1本(薄切り)、コーン缶1缶、サラダ用MIXビーンズ1袋、マヨネーズ大さじ4、塩コショウ少々、オリーブオイル適量で作ります。ボウルにおからを入れてオリーブオイル適量でおからをしっとりさせます。
きゅうりの薄切りに塩をふり15分程置いて水切りをして絞っておきます。そのまま混ぜると後から水分が出て水っぽくなり、傷みもはやくなります。水切りしたきゅうりとその他の材料をすべて混ぜ合わせ完成です。
もう1種はおから150g、ヨーグルト50gをボウルに入れます。ベーコン2枚(薄切り)いんげん(1cm小口切り)ニンジン1/4本(小口切り)を炒めて塩コショウします。ボウルのおからヨーグルトと混ぜてマヨネーズ大さじ2~3、カレーパウダー小さじ1で調味し完成です。
おからハンバーグ
おからハンバーグのレシピは材料4人分合いびき肉200g、おから200g、玉ねぎ1コ(みじん切り)、ひじき20g、ニンジン1/4すりおろし、牛乳か豆乳大さじ2、塩、コショウ、これらの食材をボウルに入れて良く混ぜます。はじめに肉を少々の塩で練っておくと粘りがでやすくなります。
硬さの調節でオリーブオイルを少々入れてなめらかな種を作ります。パサパサしている場合は片栗粉かコーンスターチをつなぎとして入れます。おから種をハンバーグの形にしてフライパンで両面を焼き出来上がりです。
ソースは照り焼き風、ケチャップとウスターソース、マヨネーズ味噌などお好みでお召し上がりください。合いびき肉を鶏のひき肉に変えて作ってもヘルシーで美味しいおからハンバーグが出来ます。
おからを冷凍保存して美味しく活用しよう!
栄養満点でヘルシーなおからは日持ちがする冷凍保存の方法を覚えて、美味しいレシピを試してみましょう。おからメインの料理はもちろおからを加えてヘルシーなレシピでアレンジも自在になります。おからの特徴のパサつき感も調理の仕方でなめらかおからメニューに変わります。
おからは日持ちしないと敬遠せずに冷凍保存を活用して美味しくいただきましょう。おからのアレンジレシピはオイル次第でレパートリーが広がります。大豆パワーのおからは冷凍保存OK食品です。上手に活用してヘルシー料理を作りましょう。