家族が嫌いなのはなぜ?
「家族が嫌い」「家族との、時間は苦痛でしかない」「家族とできれば一緒にいたくない」と思ったことはないでしょうか。今回は、家族が嫌いになってしまうのは、どうしてなのかについて解説していきます。
そもそもどうして、家族が嫌いと思ってしまうのか心理や原因について詳しく解説していきましょう。さらに、家族が嫌いになった時にとるべき対処法についてもご紹介していきます。
そして、家族が嫌いでストレスを感じている場合、どうして解消していけばいいのかについても、詳しくご紹介していきましょう。家族が嫌いと思うのであれば、必見です。最後までしっかりと読んでみてください。
家族が嫌いな人の心理9選
それでは、どうして家族が嫌いになるのか、心理について迫っていきましょう。家族が嫌いな人がもつ心理を9つご紹介していきます。家族が嫌いな人は、こういった心理になっていることでしょう。
自分がどうして家族が嫌いになっているのか、心理が分かることで対処法も分かってくるのでチェックしてみてください。家族が嫌いになった心理とは?
①過去のトラウマがある
家族が嫌いになる心理として、過去にトラウマがある場合に家族のとこを嫌いになることがあります。例えば、家族のなかで幼少期に嫌な思いをしたり、嫌なことをされた経験がある人は、家族のことを嫌いになってしまう心理が働いてしまいます。
特に、子供の頃の記憶や経験というのは、大人になってもなかなか忘れることができません。そこから、家族が嫌いになってしまう心理になっていることがあるのです。
②縛られることにストレス
家族が嫌いになる心理として、家族から束縛されていることからのストレスが原因である場合があります。例えば、家族が、自分が自立して行こうとするのを邪魔してきたり、なかなか自立させてくれないことがあります。
他にも、帰宅時間を明らかに早い時間に設定されてしまうことがあるでしょう。他にも、行動を監視されてしまって、もしも守らなければ激しく叱責してくるという親もいます。
これは、家族を嫌いになる心理になることがあります。ある程度の年齢に達したら、子供は自立していかなくてはいけません。しかし、子離れできていない親が、子供を束縛してしまい、子供がストレスを抱えていることがあります。
③家に自分の居場所がない
家族が嫌いになる心理として、家に自分の居場所がないと感じていることがあるでしょう。例えば、他の兄弟のことを必要以上に可愛がるのに、自分のことを極端に可愛がられないという家族の中には、自分の居場所がないと感じてしまいます。
家族の中で、あたかもいじめをされているような状態になってしまっているのです。そうなると、家族が嫌いになってしまう心理になってしまいます。
④周囲の家族と比べて劣等感がある
家族が嫌いになる心理として、周囲の家族と自分を比べて劣等感を感じてしまう場合もあります。例えば、上の兄弟が、とても勉強ができたとしましょう。
それに対して親が「あなたは、どうしてお兄ちゃんにようにできないの?」という風に比べられて育ってきた人が、なる心理でもあります。小さい時から常に、兄弟と比べられて育ってきたため、家族のことを嫌いになってしまうことがあるのです。
⑤接し方がわからない
家族が嫌いな人の心理として、そもそもどう家族と接したらいいのか、分からない場合もあります。家族との距離感を分からなくて、「どんな話をしたらいいのか、分からない」という心理もあります。家族との時間が苦痛になってしまうため、家族のことを嫌いになってしまっていることもあるのです。
⑥早く一人立ちしたい
人は、ある年齢に達すると、自立していきたいという心理になります。親から離れて自立することは、人の成長の流れとして自然なことでもあります。自立する気持ちは、とても大切な心理でもあるので、この気持ちを大切に自立するために行動を起こしていきましょう。
⑦性格が合わず好きになれない
家族が嫌いになる心理として、性格が合わないということから嫌いになってしまうこともあります。性格は、どうしても合う合わないがあります。
社会にでれば、合わない人とも何となくやっていけますが、家族となると難しいのも事実です。家では、ゆっくりとしたい気持ちがあるのに、嫌いな家族がいることで落ち着かないのはかなりのストレスとなります。
⑧親が無職で尊敬できない
「親が無職で働く気がない」「親が、働きもせずに、毎日何をしているのか分からない」という環境で育つと不甲斐ない親の姿を常に見ていることになります。
親のそういう姿は、子供にとって見たくない姿でもあります。そういった姿を見たくないけれど、見ざるを得ないということから家族が嫌いとなっている心理が働いていることがあります。
⑨集団生活が苦手
家族が嫌いというか、集団生活自体が苦手という人もいます。家族によっては、常に家族で行動する家族もいます。
しかし、中には、1人で行動したり、生活することの方が得意という人も少なくありません。家族での生活よりも、1人の時間が好きという人は、家族が嫌いという心理になってしまうことがあります。
家族が嫌いになる原因
それでは、家族が嫌いになる原因にはどういった原因が考えられるのでしょうか。家族が嫌いになる原因について解説していきます。家族が嫌いになる原因が、分かれば対処法や解消方法も分かってくることになります。家族が嫌いになる原因を、知り対処法を探っていきましょう。
過保護で自由がない
家族が嫌いになる原因として、親が過保護で自由がないことが原因である場合があります。親子関係は、なかなか難しく、親も子供との関係で、どこまでが過保護でどこまでが放任か悩んでいます。
しかし、子供にとって、親が過保護である場合、そればストレスとなって子供を悩ますことになるのです。親との関係に悩んでしまい、なかなか自立できない子供や自由がないことに反発した気持ちから、親に反抗することもあります。
両親の夫婦関係に問題があった
家族が嫌いになる原因として、父親と母親の関係に問題があった場合があります。両親の夫婦関係に問題があると、喧嘩が絶えない家庭環境で育つことになります。
こういった環境で子供が育つことは、子供の成長に大きく関係してきます。常に「今日も、喧嘩するのかな」「喧嘩の声を聞きたくない」という気持ちになってしまいます。こうした環境で育つと、後々大きくなっても人間関係で悩んでしまうことが多くなってしまいます。
褒められたことが少ない
家族から褒められるという経験は、その人の自己肯定感を育んでくれる経験でもあります。特に子供にとって、親から褒められるという経験は、子供にとってとても大切な経験になるのです。
「家族に自分は愛されて育った」「自分は家族に褒めてもらった」という経験こそが健康的な人間関係を、築いていけることになるのです。家族に褒められなかったという経験は、家族が嫌いになってしまう原因にもなります。
父親や母親が厳し過ぎる
家族が嫌いになる原因として、父親や母親が厳し過ぎることから家族が嫌いになってしまうことがあります。親子関係では、親からすると、きちんとした大人になって欲しくて厳しくしつけをしていることがあります。
しかし、そういったつもりでも、子供にすれば、厳し過ぎると感じていることがあります。ここから家族が嫌いになってしまう原因になるのです。
両親がお金を欲しがる
家族が嫌いになる原因として、両親が自分が稼いだお金を当てにしている場合があります。子供のお金を当てにして生活している親は、お金がなくなると連絡してきて、優しい場合が多くあります。
しかし、お金がないとなると、ののしったり、暴言を吐いたりと子供を傷つけてくるともあるのです。こういった家族関係というのは、不健康です。嫌いになるのは、当たり前でしょう。
家族が嫌いになった時の対処法
家族が嫌いになった時、どうしやって対処したらいいのでしょうか。家族が嫌いになった時の対処法についてご紹介していきます。家族が嫌いになるには、原因があります。家族がどうして嫌いになったのか原因をしっかりと、把握して対処していきましょう。
家族と冷静に話し合う
家族が嫌いになる原因として、1人の時間が欲しい、自立がしたい、もっと自分を大人として扱って欲しいということが原因である場合、家族と冷静に話し合うという対処法があります。家族といっても、本当に気持ちが分かっていないこともあるので、冷静に話合ってみましょう。
家族と距離を置く
家族関係で悩んでいる場合、自分ではどうしようもない場合もあるでしょう。冷静に話し合いで解決できない場合は、家族との距離を置くことも対処法としてあります。物理的な距離を置くことで、解決することもあるので、対処法として試してみてください。
自分の人生を大切にする
家族関係で悩んでいる場合、自分のことを犠牲にして家族を優先している場合があります。自分の人生は、自分でしか大切にすることができません。
自分が本当にどうしたいのかよく考えて、行動してみてください。「家族が悲しむかな」「こんなことしたら駄目かな」という気持ちをいったん横に置いてから、自分の本心に目を向けてみましょう。
家族以外の人との繋がりを持つ
家族関係で悩んでいる場合、本当にこういった関係が、正しい親子関係であるのか、正しい家族なのか分からなくなってしまうことがあります。それは、生まれてから全く、自分の家族しか知らない環境で育っているので仕方のないことです。
こういった場合の対処法として、家族以外の人とのつながりは大変重要です。自分の家族が、正しいのか、正しくないのか理解することにもなります。
自分が家族を愛するようにする
家族のことが嫌いで、家族が嫌いになっているのであれば、自分から拒否してしまっていることもあります。どうしても家族に対して、拒否してしまう気持ちが強く意固地になってしまっていることもあるでしょう。自分から、家族に歩みよってみるのも対処法です。
周りと比較することをやめる
周りの家族が仲良しで笑顔の絶えないような家族であれば、どうしても自分の家族を比較してしまっていることもあるでしょう。人それぞれ個性があるように、家族の形もいろいろあります。隣の芝生はよく見えるように、家族も人と比べるのはやめてみましょう。
家族が嫌いでストレスを感じる時の解消方法
家族が嫌いでストレスを感じている時にどういった解消方法があるのかご紹介していきます。家族が嫌いでストレスになっているのであれば、解消していくことも必要です。上手にストレスを解消することができれば、家族への気持ちも変わってくる可能性があります。
外に出て体を動かす
「家族が嫌い」「むかつく」「一緒にいたくない」と心で考えていると、どんどん嫌いになっていきます。そうした場合は、体を動かしてみましょう。心と体はつながっていて、体を動かすと心も晴れやかにしていくことができます。ウォーキングやジョギングなどがおすすめです。
自分の好きなことに没頭する
自分の好きなことに没頭すると、家族が嫌いという気持ちを忘れさせてくれます。自分の好きな趣味でもスポーツでも、お料理でも、寝るでもいいので、自分の好きなことに没頭してみましょう。家族のことを、考える時間を忘れる時間を持つことが大切です。
自分の部屋で寝てしまう
もしも、自分の部屋があるのであれば、寝てしまうのもおすすめです。寝ることは、ストレスを解消するのにとても効果的です。
思い切って、家族のことは忘れて寝てしまいましょう。家族のことを嫌いだと思って考えても仕方ないのであれば、忘れて寝てしまうのもおすすめの解消法です。
理解してくれる友人に話す
理解してくれる友人に、自分が家族が嫌いという気持ちを話してみましょう。話すだけでも、かなり気持ちが軽くすることができます。
一緒に解決策を見いだせなくても、話ができたということでかなり心が違ってきます。もしも、誰にも話さず、悩んでいるのであれば、信頼できる友人に話してみてください。
カラオケなどで大きな声を出す
おなかの中から、大きな声を出すことは、ストレス発散にとても効果的であるといわれています。腹式呼吸になるので、体の中の酸素を一層することができます。腹式呼吸は、ストレス発散に大きな効果があって、睡眠をとるくらいの効果があるといわれているのでおすすめの方法です。
家族の良いところを思い出してみる
家族との思い出が、悪いものばかりになってはいないでしょうか。よく思い返してみると、いい思い出も思い出すことができる可能性もあります。
家族が嫌いと思っていると、思い出す思い出も悪いものばかりになってしまいます。家族が嫌いというフィルターを外して、いいところを探してみてください。
家族が嫌いになる原因や自分の気持ちと向き合ってみよう
家族が嫌いになるということは、決してあなただけの特殊な悩みではありません。家族が嫌いになってしまった原因や自分がどうしてこんなに家族が、嫌いなのか、向き合ってみましょう。
きっと、原因から自分の本当の気持ちを見つけることができます。原因が見つかったら、そこから自分がどうしたいのかよく考えてみてください。