寂しい時の過ごし方どうしてる?
ふとした瞬間に寂しさを感じたり、不安な気持ちにかられて、どうしようもなくなってしまった経験をしたことがある方は意外と多いのではないでしょうか。
そうなってしまう原因には、今の状況の不安からや、悩みを一人で抱え込んでしまっている状況、環境が一気に変わったことによることがきっかけで、寂しさを感じてしまっているなど、様々な原因が考えられます。そんな寂しい気持ちが長く続いてしまうのはとても辛いことです。
そこで今回は、寂しい気持ちを少しでも和らげる為におすすめの「寂しい時の過ごし方」や「寂しい時の対処法」について、詳しくご紹介していきます。
寂しい時ってどんなとき?
人はどんな時に寂しさを感じることがあるでしょうか。今の自分が置かれている状況への不安や、悩みを打ち明けることができずに一人で抱え込んでしまっている場合、あるいは今までの環境がガラッと変わったことで人恋しくなり寂しさを感じるなど人によって原因や心理は様々です。
この様に人が寂しさを感じる時の原因や心理は様々ではありますが、多くの方が寂しいと感じやすい原因は2つあり、それは「愛」と「お金」に関することになります。多くの方がこの2つのことが原因で寂しいと感じることが多く、どちらも不安な気持ちになりやすい要素が沢山あります。
「寂しい」とは
上記では、寂しい時とはどんな時なのかを解説させていただきましたが、そもそも「寂しい」とはなんなのか気になる方も少なくないはずです。ここでは寂しいの定義について解説していきます。
寂しいの定義とは「心が満たされず、物足りない気持ちになる」、「親しい人や仲間などがいないことから心細い」、「欲しい物が得られず物足りない」などがあります。
さびしいという言葉には「寂しい」と「淋しい」がありますが、「淋しい」という方は、情緒面を強調している言葉で、情景や物悲しさを表すのは「寂しい」を使います。
寂しい時の脳内の状態
寂しい時とは、今の自分が置かれている状況への不安、心が満たされず、物足りなさを感じてしまっていたり、心細い不安の気持ちから寂しさを感じてしまうということ考えられますが、寂しい時の脳内の状態はどうなっているのでしょうか。
寂しい時の脳内の状態は、感情をコントロールするセロトニン、不安な気持ちなどに関わるノルアドレナリン、幸せや嬉しい気持ちをコントロールするエンドルフィンの3つが関与して起きています。
その為、脳内では特に寂しい気持ちが強くなるとセロトニンとエンドルフィンが少なくなってしまい、ノルアドレナリンが増加してしまう状態になっています。
寂しい心理の原因
上記では、寂しい時はどんな状況なのかや、寂しいとはなんなのかについて解説させていただきましたが、ここでは寂しい心理の原因とはなんなのかについて解説していきます。
寂しい時の心理の原因を知ることは、自分の心の状態を知ることができ、また寂しい気持ちを少しでも和らげる為のヒントも見つけることができます。ぜひ、寂しい時の心理の原因を知って、少しでも寂しい時の時間を少なくできるようにしてみましょう。
コミュニケーションが不足している
寂しい時の心理の原因1つ目は「コミュニケーションが不足している」ことが原因と言われています。人は人との関わりで少なから社会との繋がりを感じることができる動物である為、コミュニケーション不足してしまうことによって、心が満たされず寂しい気持ちになってしまうことがあります。
特に親元を離れて、新しい環境になった方に起こりやすい状況で、話せる人が少なくなり、一人でいる時間が増えてしまったことにより、コミュニケーション不足が不足して寂しい気持ちに陥ってしまうことが多くあります。
見捨てられることへの不安
寂しい時の心理の原因2つ目は「見捨てられることへの不安」が原因と言われています。コミュニケーションが不足している原因に続き、見捨てられることへの不安で寂しい気持ちになる方も多く見受けられます。
この見捨てられることへの不安から寂しい気持ちになってしまう原因には、幼い頃に親との安心感を形成することができなかったことや、対人関係を上手く築けなかった経験が影響してしまい、寂しさを引き起こしてしまっていることが考えられます。
こういった経験がある方は、普段の人間関係でも直ぐに悲観的になってしまい、孤独な気持ちになりやすく寂しい気持ちに陥りやすい傾向にあります。
どこにも所属していないこと
寂しい時の心理の原因3つ目は「どこにも所属していないこと」が原因と言われています。強く逞しく生きていける人も中にはいますが、大体の人は周囲からのサポートがなければ寂しい時を過ごしやすくなってしまいます。
その為、どこにもサポートしてくれ方がいないという状況は、寂しい時を過ごしやすい状況を作ってしまっています。特に、新しい環境になった場合は、どこにも所属していない状況になりやすいので、最低でも3つくらいは相談できる場所や、環境を作ることが大切です。
誰かといても寂しい場合も
寂しい時の心理の原因4つ目は「誰かといても寂しい場合も」あると言われています。寂しい時は、コミュニケーション不足が原因していたり、見捨てられることへの不安や、相談できる場所が無いことから起きやすい感情と思われがちですが、誰かといても寂しい気持ちになってしまうこともあります。
その原因として考えられるのは、一緒にいる相手との関係が満たされていないことが、誰かと一緒にいても寂しさを感じる原因になってしまっています。なので、どんなに誰かと一緒にいても心が満たされていなければ、人は寂しさを感じてしまうものなのです。
寂しい時のおすすめの対処法
人は様々な心理が原因で寂しい気持ちになることがありますが、その状態が長く続いてしまうことはとても辛く、気持ち的にも落ち込んでしまい心の健康状態にもよく有りません。
誰でも寂しい気持ちになることはありますが、その寂しいと感じる時間を少しでも少なくし、和らげる事を知っておくと気持ち的にもとても楽になることができます。そこで、ここでは「寂しい時のおすすめの対処法」についていくつかご紹介させていただきます。
ここで紹介している寂しい時のおすすめの対処法は、直ぐにでも実践することができるものが多いので、ぜひチェックしておくことをおすすめします。
何かに所属する
寂しい時のおすすめの対処法1つ目は「何かに所属する」ことになります。寂しいと感じてしまう心理の原因にどこにも所属していないことがあげられていましたが、人は悩みを相談できる場所が無いととても寂しさを感じてしまう生き物です。
もし、一人で悩みを抱え込んでしまっている状況から寂しさを感じてしまっている場合は、少しでもその寂しいと思う時間を減らすためにも、相談できるコミュニティや誰かと関わり会える場所に所属するようにすることをおすすめします。
睡眠時間を増やす
寂しい時のおすすめの対処法2つ目は「睡眠時間を増やす」ことになります。様々な事が原因で人は寂しさを感じてしまいますが、そんな時は思い切って寂しい時間を少しでも減らすために寝てしまうという方法もとてもおすすめです。
人は、寂しい気持ちに一度なってしまうと、どんどん悪い方に考えてしまい気持ちがネガティブになってしまう傾向があります。そんな時は寝ることによって、寂しい気持ちを和らげ解消することもできるかもしれません。
ひたすら食べる
寂しい時のおすすめの対処法3つ目は「ひたすら食べる」ことになります。人は、美味しい物を食べたり、ひたすら食べることによって寂しい時間を一時的にも忘れることができます。
寂しさを感じた時は、奮発して美味しいものを食べてみたり、自分で食べたいものを作ってみるのも、寂しい時間を忘れさせてくれる方法です。外食する場合は、一人でいることが寂しいと感じないお店を選ぶのがおすすめです。
趣味に打ち込む
寂しい時のおすすめの対処法4つ目は「趣味に打ち込む」ことになります。趣味がある人であれば、思いっきり趣味に落ち込むことによって一時的にも、寂しい時間を忘れることができます。
趣味に打ち込むことは、寂しい時を対処してくれる効果だけでは無く、ストレス解消にもなる為とてもおすすめです。趣味が無いと思っている方は、楽しそうだなと感じることを見つけてみてとにかくやってみるという方法もとてもおすすめです。
とにかく寂しい時はなるべく自分が幸せになれることを考えるようにし、そういった時間をより多く作るのがとても大切です。
寂しい気持ちを共有する
寂しい時のおすすめの対処法5つ目は「寂しい気持ちを共有する」ことになります。人は、誰かに自分の気持を打ち明けたり、相談することによって寂しさを和らげる事もできます。
自分と同じ様な状況の人と寂しい気持ちを共有することによって、気持ちが楽になることもあるので、そういったコミュニティを探してみるのもとてもおすすめです。同じ気持ちの人で無くてもとにかく誰かに相談できる状況を作っておくのも大切なことです。
ゆっくりお風呂に入る
寂しい時のおすすめの対処法6つ目は「ゆっくりお風呂に入る」ことになります。寂しいと思う時間を少しでも減らしたい時の対処法として、湯船にゆっくり浸かるというのもとてもおすすめです。
お気に入りの入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入ったり、ヒーリングミュージックを聞きながらお風呂に入るだけでも、心が癒やされ寂しい時間を忘れさせてくれます。また、自宅のお風呂でゆっくりするのもおすすめの対処法ですが、思い切って気分転換に温泉に行ってみるのもおすすめです。
気持ちを文章にする
寂しい時のおすすめの対処法7つ目は「気持ちを文章にする」ことになります。寂しさを感じてしまいどうしようもなくなってしまった時は、自分の気持を思うままに殴り書きでも良いので文章にすることで不安な気持ちや、寂しい気持ちを落ち着かせ対処することもできます。
気持ちを文章にする方法は、専用のノートを作ってみるのもおすすめですし、ブログに非公開にして書くのもおすすめです。とにかく、溜め込まずに自分の気持を素直に書くことによって、自分の心の状態にも気づくことができ、とてもすっきりすることができます。
深呼吸する
寂しい時のおすすめの対処法8つ目は「深呼吸する」ことになります。寂しい気持ちが強くなったり、不安な気持ちが強くなってしまった事から、人はイライラしたり集中することができなくなってしまうことがあります。
そんな時は、深く深呼吸をすることによって気持ちを少しでも落ち着かせることができます。もし、仕事中や寝る前などにイライラしたり集中することができなくなってしまうようになったら、ゆっくり深呼吸をするようにしてみましょう。
男女別の寂しい時
寂しさを感じる原因は様々ではありますが、男性と女性とでも寂しいと感じる時は違ってきます。ここでは、男性と女性が寂しいと感じる時の心理や原因についてご紹介させていただきます。
男性と女性の寂しいと感じる時の違いを知ることによって、パートナーを助けたり、理解することにも役立つことができる為、ぜひ、男性と女性の寂しいと感じる時の違いを知っておきましょう。
寂しいと感じる瞬間には男女差がある
上記でも説明したように、男性と女性では寂しいと感じる瞬間には違いがあり差があります。特に、男性よりも女性の方が寂しさを感じることが多く、男性よりも寂しさに弱く、孤独になりやすい傾向にあります。
もちろん、男性も寂しさを感じる事はありますが、特に女性はホルモンのバランスの関係からもあり男性よりも感情的になりやすくネガティブな気持ちになりやすく、感情の浮き沈みが強いです。
男性が寂しく感じやすい瞬間
男性が寂しさを感じやすい瞬間は、プライドが高い生き物であることから仕事などで失敗し、信頼関係を失ってしまった時や、自分の価値観を見いだせなかった時、他人と比較して落ち込んでしまった時に甘えたくなってしまった時などがあります。
男性は様々な競争の中で生きていく生き物である為、どうしても仕事関係や他人と比較して劣っていると感じてしまうと、自分の心が満たされず自分の価値を見いだせなくなってしまいます。そのことから寂しいと感じやすくなってしまう傾向があります。
女性が寂しく感じやすい瞬間
女性が寂しく感じやすい瞬間は、孤独を感じる時や、パートナーとコミュニケーションが不足している時、自分の存在を必要とされていないと感じた時に、自分の気持を共感してくれない時などに感じやすい傾向にあります。
女性は男性と違い、感情的な思考が強い為、孤独を感じる時や自分の存在や気持ちを共感してもらえないと感じた時に寂しさを感じてしまいます。もし、彼女や奥さんが落ち込んでいるなと感じた場合は、こういった気持ちをもってしまっていると考えてあげると関係が上手く行くと思われます。
寂しい時の対処法を知っておこう
今回は、寂しいと感じる心理や原因に、寂しい気持ちを和らげる寂しい時のおすすめの対処法などご紹介させていただきました。人は誰でも寂しい気持ちになる生き物である為、ぜひ上記で紹介した対処法を知っておくだけでも、心が楽になること間違いなしです。