うまい棒のカロリーってどのくらいなの?
大抵の方が1度は食べたことがあるお菓子の定番、「うまい棒」。いろんな種類の味があるうえに、1本10円から買えるという安さもあって、大変な人気です。しかし、この「うまい棒」、味の種類の豊富さと手軽さから食べすぎが気になります。
この記事では、そんな「うまい棒」のカロリーや糖質含有量一覧や、糖質やカロリーが低いため、ダイエットにおすすめの種類のうまい棒などを紹介していきます。
種類によってカロリーが低いものから高いものまで様々
うまい棒にはいろいろな種類がありますが、種類によってカロリーが比較的低いものから高いものまで様々です。ですので、後述するうまい棒のカロリーの一覧表や、上手な食べ方などを参考にしてダイエット中でもうまい棒を楽しみましょう。
もっとも、後述のカロリー一覧表にあるように、カロリーが1番高い「うまい棒 プレミアム モッツアレラ&カマンベール」味でも52kcalと、比較的カロリーが低いですので、気にしすぎる必要はありません。
駄菓子の中ではカロリーや糖質含有量が低い
後述するように、「うまい棒」は、他にも多くある「ビックカツ」やキャラメルといった駄菓子の仲間と比べるとカロリーや糖質含有量が低いほうです。コーンが原料の油で揚げてあるお菓子なので少し意外な気がします。
ですので、駄菓子の中では比較的ダイエット向けといえます。もちろん、だからといって「うまい棒」を食べ過ぎると太ってしまうのは言うまでもありません。
うまい棒とは
そもそも「うまい棒」とは、どのようなお菓子なのかということをここでは紹介していきます。この「うまい棒」は大抵の方が食べたことがあるにも関わらず、歴史などはあまり知られていません。そんな「うまい棒」についての雑学を知りましょう。
「うまい棒」についてどのようなお菓子なのかを知ることによって、食べるときにもカロリーや糖質含有量だけでなく、様々なことを考えるようになり、一層楽しむことができます。
1979年誕生のスナック菓子
「うまい棒」は、1979年に発売が開始されたスナック菓子です。原材料はコーンが主です。スナック菓子ですので、基本的には、コーンを油で揚げるという製法のお菓子ですが、他のお菓子の仲間と比べるとカロリーや糖質含有量は比較的低いです。
現在では、プレミアムも入れると21種類の味があります。プレミアムとは、少しだけ高級感を出したタイプです。味により、カロリーや糖質含有量は多少異なりますが、後述の一覧表にあるように、どの味もそれほどカロリーなどが高くはありません。
最初はソース味だけだった
こんなロングセラー商品の「うまい棒」ですが、1979年に「うまい棒」が発売された当初は、「とんかつソース味」のみでした。その後、次々といろんな味が発売されて、現在ではプレミアムも入れて21種類の味が揃っています。もちろん、カロリーも比較的低いものが多いです。
現在でも、次々と「うまい棒」の新しい味が考案されており、まだまだいろんな味が増えてきそうです。これからも変わらず愛され続けること間違いなしです。
安さと美味しさで子供から大人まで人気
うまい棒の人気の理由に味の美味しさと価格の安さがあります。「うまい棒」の製造元の会社では、常に「うまい棒」の味の追及をしており、「これは」という味が提案されると、試作してみて受け入れられれば発売しています。
また、「うまい棒」は、1本10円、少し高級感を出した大人にもおすすめの「プレミアム うまい棒」でも1本20円で発売されているため、子供でも買いやすく、子供のおやつとしてもおすすめです。
うまい棒の内容量・値段
うまい棒は、駄菓子ですし、基本的には、コーンの粉を練って油で揚げたお菓子ですので、内容量は5g前後と、どれほど多くはありません。また、値段も1本10円ととても安いので、誰にでも買いやすく、本数も何本かまとめて買うことができます。
なお、「うまい棒」の中には「プレミアムうまい棒」があり、通常の「うまい棒」より2cm長く値段も20円と倍の値段しますが、それでも子供にも買いやすい値段が設定されています。
「うまい棒」が1本10円という安さの理由
「うまい棒」は、1本10円という安さで発売されています。この値段をずっと維持しているのは、「子供たちにもたくさん買ってほしい」という製造元の思いからです。この値段なら、お小遣いが100円としても10本買うことができます。
また、「うまい棒」には、後述の一覧表にあるように、カロリーや糖質が比較的低い味が多いので、ある程度までなら、個数を食べてしまってもカロリーや糖質などを気にしなくても大丈夫ですのでダイエット中の方にもおすすめです。
大きな「うまい棒」も
「うまい棒」の中には、様々な種類の味の袋をミックスした大袋もあります。大袋の中には20-40袋の様々な種類の「うまい棒」が入っており、いろんな味が楽しめるため、はまってしまうと人気です。1袋が20袋入っているもので1000円前後です。
「うまい輪」という仲間もある
うまい棒の輪っか状になったお菓子で「うまい輪」というお菓子もあります。こちらの方は、原料など基本的なものは同じなのですが、名前の通り、輪っか状になっています。1口大の大きさのため、うまい棒より食べやすいという声もあります。
うまい棒のカロリーは
「うまい棒」は1袋5g前後とあまり大容量ではないため、1本あたりのカロリーは比較的低いものが多いのですが、その中でも味によってどのくらいのカロリーや糖質の含有量に差があるのかということをここでは一覧表とともに紹介していきます。
ここで紹介する「うまい棒」の糖質やカロリ一含有量一覧などを参考にして、ダイエット中でも上手に「うまい棒」を楽しみましょう。
うまい棒全種類のカロリー・糖質一覧
「うまい棒」は現在プレミアムも入れて21種類が発売されていますが、多少カロリーや糖質の含有量が異なります。100g当たりのカロリーが最も低い、とんかつソース味で29kcal、糖質2.5g、また、意外にもカロリーが高そうなチョコレート味も29kcal、糖質2.7gです。
最も平均的なカロリーの味では、コーンポタージュ味が34kcal、糖質3.3g、シュガーラスク味が同じく34kcal、糖質は3.5gです。最もカロリーが高い味はプレミアムモッツァレラ&カマンベール味で52kcal、糖質4.4gです。以下に一覧を示します。
味の種類 | カロリー | 糖質 |
プレミアムモッツァレラ&カマンベール味 | 52kcal | 4.4g |
プレミアム明太子味 | 49kcal | 5.0g |
プレミアム和風ステーキ味 | 49kcal | 4.9g |
オニオンサラダ味 | 37kcal | 2.7g |
たこ焼き味 | 36kcal | 2.9g |
めんたい味 | 35kcal | 3.1g |
テリヤキバーガー味 | 35kcal | 3.0g |
ピザ味 | 35kcal | 3.0g |
野菜サラダ味 | 35kcal | 3.0g |
チキンカレー味 | 35kcal | 3.0g |
シュガーラスク味 | 34kcal | 3.5g |
コーンポタージュ味 | 34kcal | 3.3g |
サラミ味 | 34kcal | 3.2g |
エビマヨネーズ味 | 34kcal | 3.2g |
豚キムチ味 | 34kcal | 3.2g |
チーズ味 | 34kcal | 3.1g |
牛タン塩味 | 33kcal | 3.3g |
やきとり味 | 32kcal | 3.5g |
納豆味 | 32kcal | 3.3g |
チョコレート味 | 29kcal | 2.7g |
とんかつソース味 | 29kcal | 2.5g |
うまい棒は他のお菓子よりカロリーが高い?
ところで、「うまい棒」のカロリーは、同じような他のお菓子のカロリーと比べると低いのか高いのかということをここでは紹介していきます。ダイエット中の方などにとって、「うまい棒」のカロリーは大変気になるところです。
そこで、「うまい棒」のカロリーと同じような他の「ビスコ」やキャラメルといったお菓子とのカロリーや糖質の含有量などの比較などを紹介します。
うまい棒と他のお菓子とのカロリーを比較
「うまい棒」のカロリーと他の「ビックカツ」や「ビスコ」、キャラメルといったお菓子のカロリーを比較してみると、100g当たりのカロリーで比較した場合、「ビックカツ」が300kcal、「うまい棒」389kcal、「ビスコ」438kcal、キャラメル425kcalです。
「うまい棒」は、「ビックカツ」よりはカロリーが高いものの、キャラメルなどと比べるとカロリーが低いことが分かります。他にココアシガレットなど8種類ほどのカロリーと比べてみても、他のお菓子が400kcal台、「うまい棒」は300kcal台と低いです。
うまい棒と他のお菓子の糖質を比較
「うまい棒」のカロリーが低いことは分かりましたが、それでは、糖質の量はどうかということを紹介します。「うまい棒」と他の「お菓子の糖質を比較してみると、「ビックカツ」が36.0g、「うまい棒」33.3g、「ビスコ」59.4g、キャラメル57.5gです。
「うまい棒」は、ビックカツ、キャラメルなどと比べると低いことが分かります。他にココアシガレットなど8種類ほどと比べてみても、他のお菓子が50-90g台、「うまい棒」は30g台と低いです。
うまい棒のカロリーは低いほうである
この項で書いてきたように、「うまい棒」はキャラメルなどの他の駄菓子と比較して特にカロリーや糖質含有量が高いということはなく、逆にむしろカロリーや糖質含有量は低いほうです。食べ過ぎない限り安心して食べることができます。
カロリーが低めなのは意外ですが、「油で揚げてある駄菓子だからカロリーが高いのでは」と思って今まで控えていた方も、適量でしたら安心して食べていただいて大丈夫です。
うまい棒はダイエットにも役立つ?
「うまい棒」のカロリーや糖質が他のお菓子と比べても比較的低いことは分かりましたが、では、「うまい棒」はダイエットに役に立つのかということをここでは紹介していきます。ダイエット中でカロリー制限していてもおやつなどはあまり我慢したくない方必見です。
「うまい棒」の中でも特にカロリーの低い「とんかつソース味」などの物を選択しておやつに適量を楽しむようにすれば、ダイエット中でカロリー制限していても特に問題にはなりません。
カロリー・糖質が低いおすすめうまい棒
うまい棒は味によって、また、プレミアムかどうかということによってカロリーや糖質の含有量が異なってきます。「うまい棒」の中でも特にカロリーや糖質の含有量が低いダイエットにおすすめの「うまい棒」の味について紹介します。
「うまい棒全種類のカロリー、糖質一覧」の項に乗せた一覧表を見ると、一覧表の最下欄にある「とんかつソース味」はカロリー、糖質の含有量ともに低いことが分かり、ダイエット中でもおすすめです。
おすすめは「とんかつソース味」
「うまい棒」のとんかつソース味は、1979年の「うまい棒」発売当時からの超ロングセラー商品です。カロリーが29kcal、糖質が2.5gと現在発売されている「うまい棒」の中では最も低い値になっていますので、ダイエット中の方にもおすすめです。
ちなみに、「うまい棒」のプレミアムシリーズは、通常の「うまい棒」より2cmあまり長く、カロリーや糖質の値が高い味が多いので、その分、カロリーや糖質の値が高くなってしまいますので、量に気を付けた方が良いです。
チョコレート味もおすすめ
「うまい棒」1番のおすすめは「とんかつソース味」ですが、意外なことに、「チョコレート味」も、100g当たりのカロリーが29kcal、糖質含有量が2.7gと「とんかつソース味」に次いで低いので、ダイエット中でもおすすめです。
ですので、おやつに塩味の物が食べたい時は「うまい棒」の「とんかつソース味」、甘いものが食べたい時には「チョコレート味」と、その時によって食べ分けるというのも良い方法です。
うまい棒でダイエットするメリット・デメリット
今まで「うまい棒」のカロリーや糖質含有量一覧や、一覧などから見て「うまい棒」のカロリーは低いことを書いてきましたが、それでも、原材料はコーンですし、油で揚げていますので、そこそこのカロリーはどうしてもあります。
しかし、カロリー制限で食べるのを我慢しているだけでは、ダイエットは長続きしません。そこで、ここでは、「うまい棒」をダイエット中に食べることのメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
うまい棒をダイエット中に食べることのメリットには2つあります。1つは満腹感を得ることが出来るということ、そしてもう1つは、個包装になっていて、食べた量や摂取したカロリーが分かりやすいということです。それぞれについて紹介していきます。
もちろん、だからといって食べ過ぎてしまうのは良くありませんが、ダイエット中でカロリー制限していても、適量であればおすすめできる、メリットのあるお菓子です。
満腹感を得やすい
ダイエット中は、カロリー制限をしている方も多くいます。しかし、ずっとカロリー制限ばかりしていると、そのうちに我慢できなくなって、食べすぎるようになってしまいかねません。それでは、せっかくカロリー制限した意味がありません。
「うまい棒」はコーンを原材料として油で揚げてあるので、少量でも腹持ちの良いお菓子です。また、比較的カロリーが低いので、ダイエット中でカロリー制限していてもおすすめです。
個包装になっていて摂取したカロリーなどが分かりやすい
「うまい棒」は1本ずつ個別の包装になっています。そのため、食べた量やカロリーなどが分かりやすく、他の1袋にまとめて入っているお菓子に比べて、ダイエット中でカロリー制限していても摂取したカロリーなどを管理することが容易です。
このようなメリットがあるので、ダイエットしていてカロリー制限中だからと言って、我慢ばかりしているのは嫌だという方にもおすすめです。
デメリット
もちろん、「うまい棒」をダイエット中に食べることには、デメリットもあります。何といっても、「うまい棒」はコーンを原材料としていて油で揚げてあることを忘れてはいけません。いくら低いとはいってもカロリーはあります。
ですが、このダイエット中でカロリー制限をしているときに「うまい棒」を食べるデメリットを理解して、ダイエットに影響しないようにすることはできます。そんなデメリットについて説明します。
油で揚げたお菓子である
ご存じのように、「うまい棒」は、コーンを原材料として油で揚げて作られています。油で揚げて作っているということは、どうしてもそこそこのカロリーがあるということになります。そのことを忘れてしまうと、ダイエットの効果が出ません。
しかし、一覧表の項で書いたように、「うまい棒」は、高いものでも100gあたり52kcalと比較的カロリーは低いです。1本あたり約5gですので、1本だけに抑えている分にはほとんどカロリーはありません。
メリットとデメリットを理解して「うまい棒」を楽しもう
今までこの項で書いてきたように、ダイエット中でカロリー制限をしているときに、「うまい棒」を食べることには、メリットとデメリットがあります。それぞれをきちんと理解して「うまい棒」を食べるようにしましょう。
食べたときのメリットとデメリットをきちんと理解して食べさえすれば、「うまい棒」はダイエット中のカロリー制限のストレスの解消にきっと役立ちます。
太らないうまい棒の食べ方も紹介!
いくら「うまい棒」はカロリーや糖質含有量が他のお菓子よりは低いと言っても、食べ方に工夫をしなければ太ってしまいます。ここでは、「うまい棒」を食べるときに注意するべき事柄をいくつか紹介していきます。
ここで紹介する「うまい棒」を食べるときの工夫を守れば、ダイエットによるストレスの解消に「うまい棒」を食べてもリバウンドしてしまうこともなく成功します。
食べる量は1日に2本まで
いくら「うまい棒」のカロリーが低いと言っても、食べ過ぎは太るもとになります。ではいくつまでなら大丈夫かというと、うまい棒のカロリーを21種類の平均的な35kcalと考えた場合、2本で70kcalとなります。
女性の1日に必要なカロリーが1400-2000kcal、男性は2200kcalですから、70kcalくらいでしたらあまり気にしなくても大丈夫です。
15時頃に食べるのがおすすめ
また、「うまい棒」を食べる時間にも、適した時間があります。おすすめの時間は午後3時前後です。昔からおやつの時間というと午後3時くらいを指すことが多いですが、これは、最も脂肪が体に貯まりにくい時間です。
というのも、体に脂肪が貯まってしまう1番の原因であるタンパク質「ピーマルワン」の分泌が最も少ない時間帯であり、そのため、食べたものが脂肪として体に貯まりにくいのです。
水分を摂りながら食べる
水分を一緒にたっぷりと取ることによって、「お腹いっぱい」という満足感が得やすくなり、「もっと食べたい」という欲求を抑えることができます。そうすれば、食べ過ぎることを防ぐこともでき、ひいては太ることを防ぐことにもなります。
中でももっともおおすすめなのは、無糖の炭酸水です。ジュースなどですと、糖質を一緒に取ってしまいますが、無糖の炭酸水でしたら、糖質がほとんどないうえに、炭酸が入っているので満腹感を得やすくなります。
夜ご飯を少なめにする
「うまい棒」をおやつとして食べたときは、夜ご飯を少し少なめにしましょう。「うまい棒」のカロリーは低いので、気にしすぎることはありませんが、だからといって夜ご飯をたくさん食べてしまったのではあまり意味がありません。
夜ご飯を少なくしすぎることはありませんが、例えば炭水化物の多いおかずを1品少なくするとか、ご飯の量をいつもより心持少なくするなど、工夫をしましょう。
ビタミン・ミネラルの摂取も意識する
ダイエット中でも必要な栄養素をバランスよく摂取することは大変重要です。「うまい棒」は炭水化物を多く含むため、食事にはビタミンやミネラルを多く含む野菜類や海藻を含むメニューを取り入れましょう。これらは炭水化物の分解も促してくれます。
また、食事で必要な栄養素をバランスよく摂取することによって体を健康を保ち、元気に毎日を過ごすことが出来るようになります。栄養バランスが偏らないように気を付けましょう。
カロリーを意識してお好みのうまい棒を選ぼう!
「うまい棒」は誰もが1度は食べたことのある定番のおやつです。コーンを原料として油で揚げてあるにも関わらず、意外と比較的カロリーが低いので、ダイエット中でカロリー制限していても、適量であれば食べても大丈夫です。
この記事の一覧表やダイエットに適した食べ方なども参考にして、自分にあった味の「うまい棒」を見つけて楽しみ、ダイエット中のストレス解消にしましょう。