マニキュアの正しい捨て方を知っていますか?
マニキュアの正しい捨て方を知っていますか?もう使わなくなったマニキュア、固まってしまったマニキュアなど、色々な理由で必要がなくなってしまったマニキュア。でもこのマニキュアたちは、どのように捨てたらいいのでしょうか?
捨てたくても捨て方が分からなくて、処分に困ってしまう人も多いでしょう。この後は、必要のなくなってしまったマニキュアの正しい捨て方のガイドや、処分する際の注意点、固まった場合の対処方法などをご紹介していきます。
マニキュアの正しい捨て方
では、マニキュアの正しい捨て方をご紹介していきます。ただ「マニキュアを捨てる」と言いましても、マニキュアのキャップ・中身・マニキュアの瓶などそれぞれ素材が違います。
マニキュアは、要らなくなったからといってそのまま、まとめてごみ箱にポイっと捨てるわけにはいかないのです。マニキュアのキャップ・中身・マニキュアの瓶とそれぞれ分別してから捨てないといけません。
この後は、マニキュアのキャップ・中身・マニキュアの瓶のそれぞれのマニキュアの正しい捨て方をご紹介します。
自治体によって分別方法が異なる
マニキュアの正しい捨て方をこの後、ご紹介していきますが、一番代表的な分別方法や捨て方をご紹介していきます。ですので自治体によっては、紹介した分別方法ではない方法で回収しているところもあります。
分別方法がマニキュアのキャップ・中身・瓶、それぞれで違う自治体もあれば、分別せずに一緒に捨ててしまう自治体もあります。分別方法や捨て方で困った場合は、各自治体に確認してみましょう。
捨て方のルール
ではマニキュアの捨て方のルールをご紹介していきます。マニキュアの捨て方は、そのまま捨てるのではなく、マニキュアのキャップ・中身・瓶とに分別して処分します。この後は、マニキュアのキャップ・中身・瓶の分別の仕方とそれらの捨て方をご紹介していきます。
マニキュアの瓶
まずはじめに、マニキュアの瓶の捨て方です。マニキュアの瓶の捨て方は、まず瓶の中身が入っていたら、中身は出してから捨てます。瓶と中身とは、分別して処分するようにします。
マニキュアの瓶は、燃えないゴミ、もしくは燃えるゴミとして捨てる自治体が多いようです。住んでいる自治体の捨て方や分別方法を確認しましょう。
マニキュアのキャップ
次はマニキュアのキャップの捨て方です。マニキュアのキャップの捨て方は、プラスチックごみとして処分する自治体が多いようです。住んでいる自治体の分別方法や捨て方を確認しましょう。
また、マニキュアが固まってしまって、キャップが瓶から外すことが出来ない場合もあります。マニキュアのキャップが瓶から外すことが出来ない場合の外し方は、この後ご紹介していきます。
マニキュアの中身の捨て方
ここまではマニキュアを捨てる場合の分別方法についてご紹介してきました。このあとは、マニキュアの中身が入っている場合の捨て方を紹介していきます。
せっかく買ったけれども、色が自分に合わなかったなどで使わなくなってしまったマニキュアや、まだ中身が入っているマニキュア。
まだ中身が残っているマニキュアを捨てたいけれども、中身はどの様に捨てたらいいのでしょうか?この後は、中身の残っているマニキュアの中身の捨て方をご紹介していきます。
ペットボトルを使った中身の出し方手順
マニキュアを処分する時は、マニキュアのキャップ・中身・マニキュアの瓶のそれぞれ分別して、中身が入っている時は、中身を出してから捨てた方がいいと言うけれども、中身はどの様に出したらいいのでしょうか?
ここではマニキュアの中身の捨て方として、ペットボトルを使った中身の出し方手順をご紹介していきます。
ペットボトルを用意
ではペットボトルを使った中身の出し方の手順です。まずは、空のペットボトルを用意します。ペットボトルを用意しましたら、底から5センチ程度のところでカッターを使ってカットします。使う部分は、ペットボトルの下の部分だけです。
次に、マニキュアの中身を出して、マニキュアをしみ込ませるために、ティッシュ5枚程度か、新聞紙、または要らなくなった布などを用意し、ペットボトルの中に敷きます。
ここまで準備が出来ましたら、マニキュアの中身をペットボトルの中に出していきます。なかなか中身が出てこない時は、綿棒などを使って、掻き出しましょう。完全に中身を掻き出す必要はありません。ある程度中身が出し切れていればOKです。
風通りの良いところで乾かす
マニキュアの中身を出す作業をする時の注意点は、室外など、風通りの良いところで作業をするようにしましょう。室内など風通りが悪い場所では、マニキュアの匂いで気分が悪くなる可能性もあります。室内でする時は窓を開けるなどして換気をよくするようにしましょう。
マニキュアの中身を出した後は、しばらく乾かします。中身の量にもよりますが、マニキュアが乾くまでに2~3日間くらい掛かることもあります。
マニキュアの瓶以外の捨て方
では、中身を出したマニキュアの捨て方です。マニキュアの瓶の捨て方は、燃えないゴミ、もしくは燃えるゴミで捨てる方法が多いようです。捨てる時は、各自治体の分別方法や捨て方を確認しておきましょう。
中身を出したティッシュや新聞紙、布の捨て方は、燃えるゴミで捨てます。容器として使ったペットボトルの捨て方は、プラスチックごみで捨てます。もしペットボトルにマニキュアが付いてしまって、取れない場合は、燃えるゴミとして捨てましょう。
中身が固まったマニキュアの捨て方
ここまでマニキュアの正しい捨て方や分別方法、中身が入っているマニキュアの中身の出し方などをご紹介してきました。
マニキュアの捨て方は、そのまま分別しないで捨てるのではなく、キャップ・中身・瓶に分けて捨てないといけないです。では、中身が固まったマニキュアは、どの様に捨てたらいいのでしょうか?この後は、中身が固まったマニキュアの捨て方をご紹介していきます。
ほとんどの自治体が燃えないごみでOK
では中身が固まったマニキュアの捨て方です。マニキュアを分別して捨てたいけれど、中身が固まってしまって出てこない。古くなったマニキュアでしたら、そんな状況も少なくないはずです。
固まってしまったマニキュアの中身の出し方は、マニキュアに除光液を入れて、シャカシャカ振ると、中身が溶けて出しやすくなるという方法があります。
ですが、マニキュアが固まったまま燃えないゴミ、もしくは燃えるゴミとして捨ててもいい自治体が多いですので、固まってしまったならそのまま捨ててもいいでしょう。
除光液がない場合の中身が固まったマニキュアの捨て方
マニキュアの捨て方として、中身を除光液で薄めて捨てようと思ったけれども、除光液がなかったらどうしたらいいのでしょうか?
マニキュアを持っていて除光液を持っていないということは、あまりないでしょうけれども、ずっとマニキュアを塗らない生活を送っていると、除光液が蒸発してしまったり、どこにしまったかを忘れてしまうこともあります。
除光液でマニキュアの中身を薄めて捨てる方法の代用として、目薬や化粧水でも薄めることも出来ます。目薬や化粧水を4~5滴くらいマニキュアの瓶の中に入れて、ふたを閉めてシャカシャカと振ります。
そうするとマニキュアの中身が溶けて出しやすくなります。除光液がない時の中身が固まってしまった時の捨て方として、目薬や化粧水を代用するのもいいでしょう。
マニキュアのキャップが固まっている場合は?
中身を捨てる以前に、キャップが固まっている場合があります。そんな場合はどうしたらいいのでしょうか?マニキュアのキャップが固まっている場合は、食器ではない容器に45~50度くらいのお湯を入れて、その中に逆さにマニキュアを浸けます。
お湯を入れるための容器は、牛乳パックや食べ終わった食品の瓶などを使うといいでしょう。お湯に2~3分くらい浸けておくと、開くようになります。
またマニキュアのキャップに、輪ゴムを2本くらいぐるぐる巻きに絡めてから開けると、輪ゴムが滑り止めとなり、力が入りやすくなって開くこともあります。
マニキュアの捨て方の注意点
ここまでマニキュアの正しい捨て方や分別方法、中身の捨て方、中身が固まったマニキュアの捨て方などをご紹介してきました。では、マニキュアの捨て方に注意点はあるのでしょうか?この後はマニキュアの捨て方の注意点をご紹介していきます。
中身を排水溝に流すのはNG
ではマニキュアを捨て方の注意点のひとつ目は、中身を排水溝に流すのはNGということです。マニキュアの中身は、新しいうちは液体状なので、排水溝に流しても良さそうな気がしますが、絶対にしてはいけません。
マニキュアを排水溝に流すと、マニキュアは固まってしまいます。そのため洗面台は、マニキュアで汚れて汚くなってしまいますし、マニキュアを流した排水溝は詰まってしまう可能性があります。絶対にマニキュアを排水溝に流すことは止めましょう。
マニキュアの成分で体調が悪くなる場合も
マニキュアの捨て方の注意点の2つ目は、マニキュアの成分で体調が悪くなる場合もあることです。マニキュアの成分は、アクリルやニトロセルロースなどの合成樹脂やトルエン・酢酸ブチル・酢酸エチル・アセトン・エタノールなどの有機溶剤などです。
マニキュアは油性塗料の一種です。少しだけ使う分には問題はありませんが、普段使わないような量を一気に捨てるなどして空気に触れさせると、マニキュアの揮発成分が一気に空気中に揮発し、マニキュアの成分で体調が悪くなることもあります。
ですのでマニキュアの中身を捨てる時は、換気の良い場所で作業をするようにしましょう。特にペットや小さな子供がいるご家庭では注意が必要です。
処分作業中に服につかないようにする
マニキュアの捨て方の注意点の3つ目は、処分作業中に服に付かないようにすることです。マニキュアは、油性塗料の一種ですので、マニキュアが服についてしまうと取ることができません。
マニキュアを処分する時は、服に付かないように細心の注意を払うようにしましょう。もしくはマニキュアを処分する時は、汚れてもいい服を着て処分作業をするようにしましょう。
マニキュアを捨てずに再利用するには?
ここまでマニキュアの正しい捨て方や、マニキュアの中身の捨て方、そして中身の固まったマニキュアの捨て方、マニキュアを捨て方の注意点などをご紹介してきました。
でもせっかく買ったマニキュアを処分しないで、再利用する方法はないのでしょうか?この後はマニキュアを捨てずに再利用する方法をご紹介していきます。
シャツのボタンの補強
ではマニキュアを捨てずに再利用する方法のひとつ目は、シャツのボタンの補強です。マニキュアの再利用の方法としては、マニキュアをシャツに縫い付けてあるボタンの表面に塗ります。
シャツのボタンは意外と取れやすいです。ですがマニキュアをボタンの表面に塗ることで、糸がほつれにくくなり、ボタンが取れにくくなります。この時に使うマニキュアは、できれば透明の方がいいでしょう。
糊の代わりに使う
マニキュアを捨てずに再利用する方法の2つ目は、マニキュアを糊の代わりに使うことです。マニキュアを手紙などの封書の封をするのに、糊代わりとして再利用する方法です。
通常の糊よりも、マニキュア糊は強力ですので、接着の仕方が悪くて封が開いてしまうリスクは少ないでしょう。ただあまり濃い色のマニキュアを使うと色が透けて見えるので、薄い色のマニキュアを選んで再利用した方がいいでしょう。
ペイント材にする
マニキュアを捨てずに再利用する方法の3つ目は、マニキュアをペイント材として再利用することです。
ペイント材としてならカラフルなマニキュアや、ラメ入りなどを楽しく使うことが出来ます。ガラスのグラスにペイントしたり、ヘアピンにペイントしてアレンジしたり楽しめます。
ストッキングの緊急補修に使う
マニキュアを捨てずに再利用する方法の4つ目は、ストッキングの緊急補修にマニキュアを再利用して使うことです。出先でストッキングが伝線すると本当に困ります。ストッキングの伝線を広げないために、マニキュアを使います。
再利用するマニキュアは、透明がいいです。ストッキングで出掛ける時はバッグの中に、また仕事でストッキングを履く人は、ロッカーに入れて置いたり、オフィスの机の引き出しに入れておくのも良いでしょう。
DIYとして使う
マニキュアを捨てずに再利用する方法の5つ目は、マニキュアをDIYとして使うことです。DIY用の塗料は、マニキュアのようにラメが入っていることもなく、カラーもあまり豊富ではありません。
マニキュアの再利用の方法として、マニキュアをガラスなどに塗って、ステンドグラス風にしたり、使い古した棚のイメチェンにアクセントカラーとして使ったりなど、DIYでマニキュアを再利用すると、色々と楽しむことができます。
マニキュアの捨て方はまず自治体に確認をしよう
ここまでマニキュアの正しい捨て方やマニキュアの中身の捨て方、また中身が固まったマニキュアの捨て方やマニキュアを捨てる時の注意点などをご紹介してきました。
マニキュアの捨て方の分別方法は、一番多い捨て方をご紹介してきましたが、地域によって分別方法に差があるのは確かです。捨てる前に各自治体に確認をするようにしましょう。