初心者さん必見!リップティントの塗り方を覚えよう!
今大人気のリップティントですが、その塗り方をご存知でしょうか。流行りにのって試してみたものの、グラデーションの作り方が分からなかったり、なぜか色がくすんで見えて戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
グロスや口紅のようにはいかず扱いにくいと、せっかく購入したリップティントもメイクポーチの奥に眠っているという人は多いです。そんな人の為に、今回は初心者さんでもリップティントを上手に塗れる方法を解説していきます。
記事の最後には、おすすめのリップティントを4つご紹介します。初心者さん向けの扱いやすいリップティントもありますので、是非最後までご覧ください。リップティントを上手に塗れるようになって魅力的な唇を手に入れましょう。
そもそもリップティントとは?
リップクリームでもなく、リップグロスでもない「リップティント」とは一体どんなメイクアイテムなのでしょうか。口紅と一緒のように思われがちですが、その特徴は異なります。
ここからは、意外と知られていないリップティントについて詳しく解説していきます。簡単に特徴を知ることで、リップティントの塗り方のコツも見えてきます。
韓国発祥の化粧品
リップティントは韓国が発祥のコスメアイテムです。韓流ブームが続く昨今、メイクアイテムも韓国製のものが注目されるようになりました。中でも、リップティントは2017年ごろから日本で人気がでてきた最新のリップコスメなんです。
リップティントを愛用している韓国のアーティストも多く、鮮やかな色合いが可愛いと評判を呼ぶようになりました。そして、アーティストファンや流行に敏感な女性達によって広まったのがリップティントです。今では世界中の様々なブランドからリップティントが発売されるようになりました。
色落ちしにくいのが魅力
リップティントの最大の特徴は色落ちしにくいということです。「ティント」とは英語で色を付ける・染めるといった意味があります。その名の通りリップティントは唇を染めるコスメアイテムです。
口紅やグロスなどの他のリップアイテムは、唇を染めているわけではなく唇の上に色を置いているようなイメージです。その為、擦れたりすれば当然色は落ちます。リップティントは唇の色を染めているので、擦れても色落ちしにくくなっているというわけです。
飲み物を飲んだだけなのに、口紅が色落ちしてまた塗り直し。リップティントを使えばそんな苦労もなくなりストレスフリーです。快適すぎてもう他は使えない、とリップティントの虜になってしまう人も続出しています。ずっときれいな発色が続くから、デートにもおすすめのアイテムです。
唇の色を染めてしまうというのはちょっと怖い、という人も安心してください。染めるといっても、髪を染めたりするほど長くはもちません。だいたい10時間くらいで色が落ちやすくなります。一日お出かけができるくらいのちょうどいい時間です。
夜にクレンジングでしっかり落として、次の日はまた違う色のリップティントを楽しむことができます。10時間はきれいな発色が続くので、とても便利なアイテムなのです。
リップティントの塗り方
ここからは、リップティントの上手な塗り方を詳しく解説していきます。簡単にできる基本の塗り方からグラデーションを作るときのコツまでしっかり学んでいきましょう。
応用編として、口紅とリップグロスをあわせて使った塗り方もご紹介します。難しそうに思えますが、簡単なコツで上手に仕上がるので初心者さんにもおすすめな塗り方です。
簡単な基本の塗り方
最初はリップティントの基本的な塗り方から覚えていきましょう。まずコンシーラーやファンデーションを唇に馴染ませ、唇の色味を消していきます。その上からリップティントをのせていきますが、最初は唇の輪郭を縁取っていくように丁寧にのせていきます。
唇の輪郭にのせたリップティントを唇の内側の方へ指で馴染ませます。少しずつ、指でポンポンと馴染ませてあげてください。全体がまんべんなく色づいたら出来上がりです。
コツは、最初に唇の外側を縁取って、徐々に内側に馴染ませていくことです。リップクリームと同じような感覚で一気に全体に塗るとムラができやすいので注意してください。
また、指を使ってリップティントを馴染ませると指も色づいてしまいます。気になる方はすぐ洗い流すようにしてください。リップブラシや綿棒を使うのもおすすめです。
グラデーションを作る塗り方
お次はリップティントでグラデーションを作る塗り方をご紹介します。慣れればメイク初心者さんでも簡単にグラデーションが作れます。
まず、唇の内側に丸くリップティントをのせます。そのあと少し時間を置いてから、リップティントをのせた部分よりもう一回り大きめの丸を描くように重ねて塗ります。
最後は唇全体にリップティントをのせます。こうすることで、唇の内側はリップティントが3回のった状態に、外側にかけて2回、1回のった状態になりグラデーションが完成します。
美しいグラデーションを作るコツは、最初にリップティントを塗ってから少し時間を置くということです。リップティントは塗ってすぐ発色するのではなく、少し時間がかかります。
一般的には完全に発色するまで10分程度必要と言われています。発色が不充分のうちに重ね塗りしてしまうと、リップティント本来の色味を再現できなくなってしまうので気を付けてください。発色を確認できてから重ね塗りをすれば、理想的なグラデーションができるでしょう。
とは言え、忙しい朝にはなるべく簡単にメイクを済ませたいところ。商品によってはもっと早い時間で発色するものもありますので、メイクを短い時間で終わらせたい人やメイク初心者さんにはそちらがおすすめです。
口紅×ティント×グロスの塗り方
最後は、口紅とグロスをリップティントと一緒に使用する塗り方です。リップティント単体ではなく他のアイテムとあわせることで、唇に立体感をだすことができます。
塗り方は、まず口紅を唇全体に広げます。唇の上下をこすり合わせるようにして馴染ませていきましょう。次に、その上からリップティントを重ね塗りします。このとき唇の内側にだけリップティントをのせてください。グラデーションになって更に立体感がでます。
最後に、リップグロスを全体に重ねていきます。ここでのコツは、リップティントをぼかしていくような塗り方をすること。グラデーションによる立体感とグロスの効果で、ぷるぷる潤った魅力的な唇が完成します。
3つのアイテムを使うので一見難しそうに思えますが、初心者さんでも簡単にできる塗り方です。是非試してみてください。
リップティントの塗り方のコツ
ここからはリップティントを上手に塗るためのコツを3つ紹介します。リップティントは唇を染めるコスメアイテムなので、落ちにくくてとても便利です。しかし、それだけ唇への刺激も大きくなります。
リップティントが上手に塗れずに何度も落としては塗りなおしてを繰り返すと、唇に負担がかかってしまいます。そんなことにならないよう、リップティントをきれいに発色させる塗り方のコツをしっかり学んでおきましょう。リップティントを塗る前のある作業がポイントになります。
塗る前にティッシュオフ
リップティントを塗る前には、唇の油分をほどよく落としておくことが大切です。余計な油分が唇に残っているとリップティントが上手にのりません。色味にムラができる原因にもなります。
あくまでも、唇が乾燥するまでゴシゴシ落とさずに軽くティッシュオフする程度にしてください。おすすめは、リップクリームなどで唇をしっかり保護してから軽くティッシュオフして、その後リップメイクを始めるという手順です。リップメイクをするときの習慣にしてみてください。
リップクリームの代わりにヴァセリンも◎
リップティントを塗る前には唇の保湿が重要です。唇が乾燥しているとリップティントの色がくすんだようになってしまい、きれいに発色しません。
リップティントは唇の水分量によって発色の仕方が変わってきます。しっとり潤った唇でなければ、リップティント本来の色味を表現できないのです。リップクリームでしっかり保湿ケアしましょう。
どんなリップクリームがいいか分からない人におすすめなのがヴァセリンです。余計な成分が入っていないヴァセリンはリップメイクの下地にぴったり。ほどよく潤うので、リップメイクの上に重ねればツヤ感のある唇に仕上げることができます。
綿棒を使用すると細部までキレイに
最後に、綿棒を使ったリップティントの塗り方のコツをご紹介します。リップティントは指で塗っていく人が多いですが、唇の輪郭や口角部分など細かいところは少し塗りにくいという点があります。そこで使えるのが綿棒です。
綿棒にリップティントを付けてから唇へ塗っていきましょう。細かい部分まできれいに塗ることができます。デートやイベントの時など、しっかりメイクをしたい時におすすめな方法です。
あえて輪郭の境目をぼかしたいという時は、指を使って塗り広げるのがいいでしょう。きっちりしすぎない、カジュアルな印象を作ることができます。その日のなりたいイメージによって塗り方を変えてみるのも楽しみのひとつです。
おすすめのリップティントを紹介!
ここからはおすすめのリップティントをご紹介します。プチプライスで手軽に手に入るものから憧れのデパコスブランドまで、4種類のリップティントを見ていきます。特徴や使用感などを含めてじっくりと解説していきます。
セザンヌ カラーティントリップ
まずご紹介するのは、セザンヌカラーティントリップ(税抜600円)です。流行のリップティントがこの価格で手に入るのは驚かされます。しっとりした使い心地が特徴です。ヒアルロン酸Na、シア脂、カニナバラ果実油、ワセリンを配合しており、4種類の保湿成分で潤いのある唇が叶います。
潤いが続く分、色持ちがいいのも人気の秘密。滑りが良いテクスチャーで塗りやすく、少量でもきれいに発色します。コストパフォーマンスがかなり高い上にクオリティも充分。メイク初心者さんでも手に取りやすいおすすめのリップティントです。
オペラ リップティント N
プチプライスのリップティントの中で圧倒的な人気を誇るのが、オペラリップティント(税抜1,500円)です。スルスルとなめらかな塗り心地と発色の良さで話題になっています。
一気に塗ってもきれいに発色してくれるので、リップティント初心者さんにぴったり。塗り方のコツは必要ありません。また、乾燥しがちなリップティントですがこちらは心配無用です。オイルがたっぷりで唇がツヤツヤに潤います。
口紅、リップグロス、リップティントのいいとこどりと言ってもいいくらいの商品です。一度使うと虜になってしまう人が続出しています。是非チェックしてみてください。
ディオール アディクト リップティント
次にご紹介するのは、ディオール アディクト リップティント(税抜3,600円)です。塗った数秒後に、ジューシーなカラーが唇と一体化。塗りたてのような発色が10時間続き、まるで美しいタトゥーのようだと大評判です。
「ウォータープルーフ」ならぬ、「キスプルーフ」処方というフレーズがとても印象的なリップティント。軽い付け心地で色移りもしにくいから、大切な人と何度だってキスできそう。ロマンティックな予感がある日には是非付けていきたい大人のリップティントです。
イヴ・サンローラン ヴォリュプテ ティントインバーム
最後にご紹介するのは、イヴ・サンローラン ヴォリュプテ ティントインバーム(税抜4,300円)です。リップティントとバームが一緒になった新しいリップコスメ。自然な血色感と透明感が魅力です。
こちらのリップティントには、アプリコットオイル、ホホバオイル、シアバター、コリアンダーオイル、マカデミアナッツバター、パッションフルーツオイルの6種類のボタニカル保湿成分が配合されています。
贅沢な保湿ケアで、とろけるような質感に仕上がるのが最大の魅力。口コミでは、ナチュラルカラーを選んでリップクリーム代わりに使っているという声もあります。
自然に色づいたような発色と透明感も特徴のひとつ。かわいいリップメイクというよりも、大人のかっこよさを演出したい時に選びたいリップティントです。
リップティントの塗り方を覚えて魅力的な唇に!
初心者さんでも簡単にできるリップティントの塗り方をご紹介しました。難しそうに思えたグラデーションのやり方も、コツをつかめば簡単に塗れるようになります。
パッと華やかなピンク系や落ち着きのあるベージュ系など、様々なカラーでグラデーションメイクを楽しんでください。今回ご紹介したおすすめのリップティントを参考に、手に取りやすいものから試してみましょう。
リップティントなら、口紅やグロスではできなかったような立体的なリップメイクが叶います。リップティントの塗り方をマスターして、まわりに差をつけましょう。