ハイライトとシェーディングで上級小顔メイク!
人間の顔は平らではなく、凹凸があります。この凹凸をよりはっきりと見せてくれるメイク方法が、ハイライトとシェーディングです。日常のメイクアップで、ハイライトとシェーディングを使いこなしているでしょうか?
面倒臭いからとか、よくわからないからといった理由でハイライトとシェーディングをしないのは、とてももったいない話です。ハイライトとシェーディングを施すことによって、小顔に見えるようになります。今や小顔は美人の要素の1つとなっています。
顔が大きくてコンプレックスを感じていたら、ハイライトやシェーディングを入れ方を学んでいきましょう。小顔効果にきっと驚くことでしょう。メイク好きなら、コントゥアリングという言葉を聞いたことはないでしょうか?
コントゥアリングとはどういった意味なのでしょうか?コントゥアリングはよくシェーディングと誤解されます。シェーディングとコントゥアリングの違いと入れ方についても知っていきましょう。
小顔効果があり、立体的に見えるハイライトとシェーディングに使う、おすすめのコスメも見ていきましょう。あなたも今日からハイライトとシェーディングを使いこなし、インパクトのある美人顔を目指しましょう。
ハイライト・シェーディングの役割
それではさっそく、ハイライトとシェーディングについて見ていきましょう。ハイライトもシェーディングも、メイクアップを行う上で必須の要素ではありません。しなければしないで済んでしまいます。
しかしハイライトとシェーディングはとてもおすすめのメイク方法です。ハイライトとシェーディングには、どういった役割があるのでしょうか?ハイライトを入れるとより明るく、シェーディングを入れるとその部分はより暗くなります。
ハイライトとシェーディングだけでなく、最近、コントゥアリングという言葉を聞いたことはないでしょうか?コントゥアリングとはどういったものなのでしょうか?コントゥアリングの意味と役割、さらには入れ方についても見ていきましょう。
ハイライト
まずはハイライトの役割について見ていきましょう。ベースメイクにハイライトをひと手間加えただけで、顔に立体感が生まれます。人間の顔は平面ではありません。立体感があり、自然な影ができます。
しかしベースメイクを塗ることで、顔がのっぺりと見えてしまいます。肌のアラは隠せても、立体感がなくなり、顔が大きく見えてしまいます。ハイライトを顔の高い位置に入れると、その部分がより明るくなり、高く見えるようになります。
鼻筋にハイライトをすっと入れると、鼻筋が通り、鼻が高く見えます。ハイライトを入れることで、欧米人のような凸凹のある立体的な顔に近づくことができます。
シェーディング
次にシェーディングの役割について見ていきましょう。シェーディングはハイライトとは逆に、顔の凹凸のへこみを強調させてくれます。基本は、影となる部分にシェーディングを入れるようにします。
ハイライトとシェーディングを合わせると、顔がより立体的になります。顔の高い部分にハイライトを入れ、影になる部分にシェーディングを入れます。特にシェーディングは小顔効果があると言われています。
丸いフェイスラインの外側の部分にシェーディングを入れると、輪郭が引き締まり、小顔に見えるようになります。シェーディングの色は、地肌の色、またはファンデーションの色に合わせて、ちょうどいい暗さのある色にするのがおすすめです。
コントゥアリングとは
コントゥアリングはよくシェーディングと同じだと言われています。しかし、コントゥアリングには、ハイライトの役割も含まれています。もともとは「輪郭」という意味のメイク用語です。
顔の凸凹の両方を強調して、ハイライトとシェーディングをしっかりと施すのがコントゥアリングです。一般のハイライトとシェーディングは、ベースメイクの最後に施します。
しかしコントゥアリングは、ベースメイクの時点で仕込むという特徴があります。コントゥアリングは海外セレブのキム・ガーダシアンがインスタグラムで公開したことで有名になったメイク法です。
驚くほどはっきりとシェーディングカラーとハイライトを塗っていきます。シェーディングの下にハイライトを入れるなど、過剰なまでのコントラストを付けていきます。
ハイライトの使い方
ハイライト、シェーディング、コントゥアリングの役割が分かったところで、それぞれのおずすめの入れ方について見ていきましょう。まずは、ハイライトの入れ方です。
ハイライトにはおすすめの入れ方があり、入れ方の順番があります。順番を守ることで、ハイライトがより効果的になり、鼻や頬骨が高く見えるようになります。
入れ方・場所
ハイライトのおすすめの入れ方として、入れる場所によって、アイテムを変えるというものがあります。ハイライトを入れる場所として有名なのは、Tゾーンと顎の部分です。こうした広い場所に入れる場合は、ベーシックなアイテムを使いましょう。
このおすすめの入れ方をするだけで、軽い立体感が生まれます。その他、目尻の横に、ひらがなの「く」の字を書くように、ハイライトを入れるのもおすすめの入れ方です。よれやすい場所なので、パール感が強過ぎない、肌になじむものを選びましょう。
さらに、明るく見せたいところに、マットな色味の明るいパウダーを筆に取って載せていきます。この場合のハイライトは、ハイライターとして売られているものではなく、明るいパール感のあるシャドウカラーがベストです。
多色パレットがある場合は、その中の一番明るいカラーを載せていきましょう。頬骨の高い部分には、艶やかに見えるように、輝きのあるパールホワイトを載せていきましょう。一気に立体感が生まれ、あか抜け顔にしてくれます。
入れる順番
次に、ハイライトを入れる順番について見ていきましょう。ハイライトはベースメイクが終わってから行うのがおすすめです。まず、太いブラシで、鼻筋と顎にすっと伸ばすように載せていきます。次の順番で、目の周りに、「くの字」に入れます。
その次の順番で、立体感を出すために、顔の高い部分にピンポイントに入れていきます。最後に、頬骨の上にハイライトをいれるのがおすすめの順番です。
シェーディングの使い方
ここまで、ハイライトを入れる入れ方と順番について見てきました。ハイライトは顔に立体感を与えますが、小顔効果が高いのは、シェーディングだと言われています。
シェーディングのおすすめの入れ方について見ていきましょう。さらにシェーディングを入れる順番についても見ていきましょう。シェーディングの入れ方と順番を守り、メリハリのある小顔を目指しましょう。
入れ方・場所
シェーディングを入れて、更なる立体感と小顔効果を目指しましょう。シェーディングは理想の顔型の卵型を目指して、輪郭部分に入れるようにすると、小顔に見える効果が高くなります。
シェーディングで顔を削るようなイメージで、シェーディングを入れていきましょう。入れ方としては、下から上に筆を動かすようにします。べったりと入れてしまうと、「作りました感」が強くなってしまいます。
あごの骨にひっかけるようなイメージを頭に描いて入れましょう。額が広いことで悩んでいる人は、髪の生え際にシェーディングを入れるのもおすすめです。
鼻も高く見せたいところです。鼻筋部分は薄く、眉と鼻のつながる部分に強めに入れていきます。眉頭の下の辺りから開始して、鼻筋には残ったお粉をほんのり載せる程度にとどめます。
丸顔が気になる人は、頬骨の下の辺りに、斜めに筆を下ろすように、シェーディングを入れていきましょう。ほっそりした頬を演出できるので、おすすめの入れ方です。
入れる順番
次にシェーディングを入れる、おすすめの順番を見ていきましょう。ベースメイクを仕上げた後の順番で、シェーディングをしていきます。まず、顔の輪郭を小さくする形で筆を動かしましょう。
次の順番で、眉から鼻の下まで入れていきます。その次の順番で、額の髪の生え際に入れていきます。最後に、丸顔が気になる時に、頬にシェーディングを入れるのがおすすめの順番です。
ハイライト・シェーディングのおすすめ商品
ハイライトとシェーディングは、やるとやらないとでは、小顔効果が大きく変わってきます。さっそく、普段のメイクに取り入れたいものですが、どのようなアイテムを選んだらいいか、迷うのではないでしょうか?
ハイライトとシェーディングのカラーはとても大事です。海外製のコスメブランドでは、日本人の肌色に向かない色もあります。どういった商品がおすすめなのでしょうか?以下に詳しく見ていきます。
ハイライト
まずはハイライトのおすすめ商品を見ていきましょう。ハイライトは、顔に光が当たった時に、自然に輝く場所に載せます。輝きは大事ですが、ギラギラした、パール感のあり過ぎるハイライトは、顔に載せて不自然に見え、浮いてしまう危険性があります。
日本人の肌に、ほんのりと上品なツヤを与える、おすすめのハイライトとは、どういったものでしょうか?以下に、ハイライトとしておすすめのアイテムを紹介していきます。
決して高価なコスメがおすすめのわけではありません。プチプラコスメの中でも、おすすめのハイライトもあるので紹介しましょう。
Witch's Pouch ラブミーブラッシャー 01
ハイライトのおすすめ商品の1つ目は、Witch's Pouchの「ラブミーブラッシャー 01」です。ラブミーブラッシャーは、頬紅になるようなピンク色が豊富ですが、01番はハイライトとして肌に馴染むおすすめのカラーです。
Witch's Pouchは、今人気の韓国コスメです。日本人と同じ東洋系の肌の韓国人の肌に合っているので、肌馴染みがいい特徴があります。
01番以外は、ブラッシャーとして使われることが多いです。01番はハイライトとして使われますが、マット系の発色なので、ギラギラしないといった点が、おすすめポイントです。
CANMAKE ハイライター 05 ベビーベージュ
ハイライトのおすすめ商品の2つ目は、CANMAKEの「ハイライター 05 ベビーベージュ」です。CANMAKEは人気のプチプラコスメですが、このハイライターも550円と大変コスパのいい製品です。
ハイライターと言えば、白いカラーのものが多く、白浮してしまうことが悩みの人も数多くいます。このハイライター05番のベビーベージュは、白浮することがありません。
色も絶妙で、粉っぽさがなく、ほんのりと輝きます。くすみを抑えて、パール感たっぷりの明るい肌に見せてくれます。
rms beauty ルミナイザー
ハイライトのおすすめ商品の3つ目は、rms beautyの「ルミナイザー」です。このハイライトは上品なパールホワイトで、どんな肌にも自然と馴染んでくれます。透明感がある肌に仕上げてくれて、活き活きとした肌を演出してくれます。
このルミナイザーは、仕上げに使うより、ベースに仕込ませるとより自然なハイライトになります。若々しいツヤ肌に仕上げたい人におすすめのハイライトです。
シェーディング
ここまでハイライトのおすすめ商品について見てきました。次に、シェーディングにおすすめな商品を紹介していきましょう。効果的なシェーディングを施すためには、色選びが重要になります。肌を黒くするのではなく、自然な影を作る色を選ぶことが重要です。
海外製のブロンザーやシェーディングは、赤みが強過ぎたりして、日本人の肌に浮いてしまうことがあります。日本人の肌にしっくり馴染むシェーディングのおすすめ商品を見ていきましょう。
CANMAKE シェーディングパウダー 03 ライトブラウン
シェーディングのおすすめ商品の1つ目は、CANMAKEの「シェーディングパウダー 03 ライトブラウン」です。CANMAKEの商品は、ハイライトの項でも紹介しましたが、シェーディングカラーも優秀です。
フェイスラインにさっとひと撫でするだけで、肌に馴染むシェーディングが可能です。付属の平ブラシを使うと、自然な陰影を出すことができます。
03番のライトブラウンは、イエローベースの肌に、しっくりと馴染みます。肌の上で浮くことなく、綺麗な影を演出してくれます。
ETUDE HOUSE フェイスカラー コルセット #5
シェーディングのおすすめカラーの2つ目は、ETUDE HOUSEの「フェイスカラー コルセット #5」です。シェーディングは色を間違えると失敗してしまいますが、このフェイスカラーコルセットなら、自然な立体感を出すことができます。
濃すぎない色味が、日本人の肌に自然に馴染みます。コルセットの名の通り、顔にメリハリをつけてくれます。05番は、イエローベースの肌によく馴染みます。
日本人には黄色味の強い肌の人が多いので、この05番を使えば、自然なシェーディングにすることができます。
CEZANNE シェーディングスティック マットブラウン
シェーディングのおすすめカラーの3つ目は、CEZANNEの「シェーディングスティック マットブラウン」です。シェーディングといえば、パウダータイプの商品を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
このシェーディングスティックは、スティック状のシェーディングです。簡単にシェーディングをすることができ、スティックタイプなので、汗などにも強く、よれにくいという特徴があります。
繰り出し式なので、気軽に塗ることができます。ベタベタしないテクスチャーで、仕上がりはさらっとしています。01番のマットブラウンの他、02番のベージュブラウンがあります。
ハイライト・シェーディングを使いこなそう
ベースメイクにひと手間加える、ハイライトとシェーディングは、小顔効果があり、自然な立体感を出すことができます。ハイライトは白浮しないもの、シェーディングは肌馴染みのいいものをそれぞれ選んで、大人っぽく自然な肌に仕上げていきましょう。