じぶん銀行とは?
じぶん銀行の店舗を街中で探しても見つかりません。それもそのはず、じぶん銀行はインターネット上で取引を行うネット銀行なので支店店舗を持たないのが特徴です。じぶん銀行以外にも楽天銀行やジャパンネット銀行のようにネット銀行は沢山あります。ではじぶん銀行は他の銀行に比べてどのような特徴や特典があるのでしょう。
インターネット銀行の一つ
じぶん銀行はインターネット銀行の一つですが、特徴的なのは日本3大メガバンクの一つと、日本最大級の通信システム会社の一つがバックボーンになっていることです。
じぶん銀行に馴染みのなかった人でも、こう聞けば、じぶん銀行がしっかりとした安全な銀行であることが分かるはずです。またじぶん銀行が運営するカードローンだからこその特徴、サービスや特典があるのです。
KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資
じぶん銀行は、みなさんも良く知っている通信システム会社KDDIと、メガバンクの三菱UFJ銀行が共同出資した会社です。
三菱UFJ銀行がバックボーンなので、提携している銀行ATMやコンビニATMが多く、しかもそのATM手数料がすべて無料になる特典はじぶん銀行カードローンを利用するメリットの一つです。またKDDIが出資者であることにより、多くの特徴やメリットがあります。
auのユーザーには特典が多い
KDDIは「au」の名称でも良く知られています。じぶん銀行はKDDIが共同出資者なので、auのユーザーには特典が多いのです。通常の融資金利より低い金利の特典があり、借り換えの場合はさらにお得な金利になっています。
特典を受けるには、auのスマホや携帯電話だけでなくauのインターネット回線やプロバイダー契約などauが提供する通信サービスを使っている人なら全てが対象になります。
また申込みの際にもauのIDを持っていると、入力項目が省略出来るので手続きが簡単になります。つまりじぶん銀行カードローンはauユーザーにはかなりお得なカードローンという特徴があります。
じぶん銀行の評判
じぶん銀行の評判には、好評価の口コミから悪評価の口コミまで色々あります。広告などでは評判を比較する際に好評価の口コミばかりを並べ立てる場合が多いのですが、それでは真の評判は分かりません。ここではあえて好評価、悪評価の口コミ両方を、申し込み条件や審査条件別に紹介して、じぶん銀行の特徴や評判を検証してみましょう。
口コミ①
審査時間に関する高評価の口コミから紹介します。30代前半の男性アルバイトで年収80万円の口コミです。
「アルバイトなので年収が少なく、じぶん銀行ではお金が借りられないと心配していました。実際他のところでは審査落ちしていました。ダメ元でじぶん銀行に申し込みをしたら、なんと審査に合格し、しかも申し込み当日に銀行に振り込んでもらえたので大満足」
次に紹介するのは20代前半の女子学生アルバイトで年収60万円の口コミです。「親やアルバイト先にお金を借りることがバレたらどうしようと心配でしたが、無事、だれにも内緒で借りれました。auの携帯電話を使っていたので、金利も割引してもらえたし、審査から融資までの時間が早かったのも素敵」
それでは悪評価の口コミを紹介します。悪評価の場合は匿名の投稿が多いので、年齢や申し込み条件は不明です。
「内容変更で電話したが、とにかく話が長い。同じことを何度も何度も言ってくるし、手続きしますのでと言って保留になり、また復唱を聞かされるの繰り返し。とにかく段取り悪く時間の無駄」
「最初から最後まで何もかも待たせ過ぎ。オペレーターも感じ悪い。こんな銀行信用できない。安心して自分の財産預けれるか」
口コミの投稿はそのまま鵜呑みには出来ませんが、火の無いところに煙は立ちません。たまたま対応したオペレーターによることもあるかも知れませんが、審査時間の口コミに「早い」と「長ったらしい」などの正反対の評価が何故あるのでしょう。
実は2017年の国の指導により銀行カードローンの審査が厳しくなり即日融資も禁止されました。ですから口コミは投稿された時期により違いがあるのかも知れません。じぶん銀行の審査基準も審査時間も2017年以前より現在は厳しくなっていて即日融資もありません。
口コミ②
じぶん銀行カードローンの金利についての評判や口コミを紹介してみましょう。その前に金利ではないけれど2018年度のオリコン顧客満足度調査で銀行カードローン部門の申し込み手続き、返済サポート等で第1位を受賞した実績があります。
ネット銀行だけに来店不要で申し込みから審査まで、全てスマホなどからネットで完了出来る手軽さから「申し込み手続き」の評価が高いのでしょう。
では金利についての口コミを見てみましょう。「じぶん銀行カードローンは、auのユーザーが割引適用されると聞き、しかも、借り換えコースが金利がずば抜けて安かったので即決」
「借り換えコースの割引は、私が調べたカードローンの中では一番金利が安かったです。今は、安い金利で負担も軽くなって毎月コツコツお金を返済してます。いやー、auひかりを使っていて良かった」という30代後半のサラリーマンの口コミです。やはりじぶん銀行カードローンの金利はauユーザーに有利という特徴が良く現れた口コミです。
また「じぶん銀行は借入利率が低いという情報だったので申し込み、カードが届いてみたら消費者金融とほぼ同じ金利、有り得ない」と言う口コミもあります。
確かにじぶん銀行カードローンの通常金利は年2.2%〜17.5%となっていて、銀行カードローンの中では他社よりも高く、ほぼ消費者金融並です。
ただauユーザーの金利は通常金利より0.5%低く、借り換えならば1.7%〜12.5%とかなり低いのです。つまり金利ではauユーザー以外の方にはあまりメリットが無いカードローンのようです。
口コミ③
じぶん銀行カードローンの審査に通った人の口コミに「30代のアルバイト男性で、年収80万円しかないので心配だったけど、ダメ元で申し込み20万円の限度額で審査OK、ラッキー!」
「20代の女子学生だけど、学費を払ったら生活費が足りなくなって、思い切って申し込みました。アルバイト収入が60万円しか無いので不安でしたが、10万円の融資が出来ました」などの声が目につきます。
銀行カードローンの場合は審査基準に仕事の種類や年収の額を重視する場合が多いのですが、じぶん銀行の場合は職種や年収にはあまり拘らず、たとえアルバイトでも安定した収入があるかどうかに審査基準を置いているのが特徴のようです。もちろん利用限度額は総量規制の範囲内です。
また審査落ちとなった人の口コミに「auユーザーでじぶん銀行口座も持っているし、他社からの借入もないのに審査に落ちました。理由が分からない」「他社借り入れ0件否決。主婦だけど収入はあるのになんで否決かさっぱり解らない」などがあります。
理由がわからない審査落ちの原因の一つに在籍確認の不備が考えられます。在籍確認はじぶん銀行だけでなく、カードローンに申し込みをした際に必ずカード会社が電話でする確認です。
忙しい時に電話があったら断ったり、携帯に電話があっても知らない番号だと出ない人がよくいます。じぶん銀行側からすれば、何度電話しても在籍確認が出来ない場合は、申し込みが冷やかし又は本人に借入の意志がないと判断して審査落ちを決めてしまうのです。
在籍確認電話の予告はじぶん銀行だけでなく、他社でも必ずされているはずなので、かならず在籍確認の電話には出るように注意しましょう。
じぶん銀行のカードローン【申し込み条件】
じぶん銀行のカードローンは申し込み条件が幅広く、審査が甘いという評判を聞きますが、実際の申し込み条件や審査基準の特徴はどうなっているのでしょう。他の銀行系や消費者金融などと比較しながら、年齢制限、年収の条件、保証会社など主な3つの項目から申し込みの資格・条件や審査基準の特徴を紹介します。
①年齢は20歳から70歳未満
申し込みの資格条件として年齢制限は、どこのカードローン会社でも設けています。お金を借りれば必ず返済しなければなりません。返済するためには働いて収入を得なければなりません。未成年や高齢者では安定した収入を得るのが難しいので年齢制限があるのです。
じぶん銀行カードローンの年齢制限は満20歳から70歳未満となっています。多くの銀行カードローンが65際までとしているのに比べ、じぶん銀行の70歳未満は幅が広く高齢者に優しいカードローンと言えます。
②安定した収入のある人
ほとんどのカードローン会社は、安定した収入のある人を審査基準にしています。しかし「安定した収入のある人」の定義は各社で違うようです。
特に銀行カードローンでは正社員、公務員など安定した職業に就いている人を「安定した収入のある人」とみなす傾向や特徴があります。カードローン会社によっては職業の種類や年収額を重視しているところもあります。
じぶん銀行の場合は、職業の種類や年収額にかかわらず、毎月返済出来る収入があることを審査基準として重視しているのが特徴です。つまり申し込み資格は会社員だけでなく、フリーター・パート・アルバイト、自営業やフリーランスの方でもOKということです。ですから前述の口コミのようにアルバイトや学生でも審査に通るわけです。
③保証会社の保証を受けられる
じぶん銀行カードローンでは保証会社の保証を受けられます。保証会社とはお金を借りる時に保証人の代わりをしてくれる会社のことです。
保証会社の保証とは、長期滞納や返済不能になった時、本人に代わって代位返済をしてくれることです。お金を貸すじぶん銀行側にとっては、リスクが回避出来るので安心材料になります。借りる側は保証会社の審査に通ることが必要条件となります。
しかし保証会社の保証が受けられるからといって、借りたお金を返済しなくて良いわけではありません。返済義務はあくまで借りた本人にあることを忘れないようにして下さい。仮に金融事故を起こしてしまうと、ブラックの信用情報は一定期間記録として残り、融資は他社からも一切ストップされるので注意して下さい。
じぶん銀行のカードローン【保証会社】
保証会社が付いているとき、カードローンの審査を行うのはカードローン会社ではなく保証会社のほうです。じぶん銀行の場合も保証会社が付いているので、じぶん銀行の審査に通るとは、実は保証会社の審査に通ることで、審査基準も保証会社の基準で行われます。
じぶん銀行のほか銀行カードローンの場合は、ほとんど保証会社を付けていて、みずほ銀行にはオリコの保証が、住信SBIネット銀行にはSMBCコンシューマーファイナンスと住信SBIネット銀カードの保証などがそれぞれ付いています。それではじぶん銀行の保証会社を紹介します。
保証会社は消費者金融のアコム
じぶん銀行カードローンの保証会社は、消費者金融で有名なアコムです。アコムはカードローン会社と同時に保証会社でもあるのです。アコムは連結子会社であるエム・ユー信用保証株式会社と2社で信用保証事業を展開しています。
アコムはローン事業で培ってきた審査ノウハウや債権管理回収ノウハウを活用して、三菱UFJ銀行、地方銀行および流通系・ネット銀行と提携して個人向け無担保ローンの保証業務を展開している企業なのです。
保証会社のアコムがローン審査を行う
保証会社のアコムがローン審査を行うので、じぶん銀行とアコムの審査基準は同じと思いがちですが、アコムのカードローンとアコム保証の審査基準は全く別物です。
たとえば同じ人が、じぶん銀行とアコムを同時に審査申込をした場合、アコムには通ってもじぶん銀行では審査に落ちることがあります。つまりアコムが自社の顧客の審査をする場合と、保証会社としてじぶん銀行などの他社の審査をする場合では、審査基準が違います。
また審査の難易度ですが、じぶん銀行カードローンの審査は決して甘いとは言えません。消費者金融よりは厳しく、他の銀行カードローンよりは甘め、ちょうど中間程度と考えたほうが無難です。言葉を変えると審査が甘くない金融機関こそ安全で優良なカードローンと言えます。
アコムで金融事故を起こした人はどうなる?
アコムのカードローンで過去に、返済が遅れ長期延滞や債務整理などの金融事故を起こした人は、信用情報機関の時効5年を過ぎていたとしてもアコムには記録が残っています。したがってじぶん銀行カードローンは利用出来ません。必ず審査落ちになってしまいます。
金融事故を起こしてから5年の時効を過ぎているならば、アコム以外の保証会社を付けたカードローンを利用する以外に手はありません。また5年の時効を迎えていない人は、どこのカードローンも利用出来ませんので注意して下さい。
じぶん銀行のカードローン【申し込み】
通常の銀行は平日営業で土日が休みがほとんどです。それに比べ、じぶん銀行カードローンの申し込みは365日24時間受付OKで、スマホやパソコンから何時でも何処でも申し込みが出来るのでとても便利です。
2018年度のオリコン顧客満足度調査で銀行カードローン申し込み手続き部門で第1位を獲得した実績があるくらい、その利便性は業界トップクラスです。審査に必要な本人確認、収入証明書類も写真を撮ってアップロードするだけでとても簡単です。またauユーザーの場合は記入項目も省略できてさらに簡単になっています。
来店と口座開設は不要
じぶん銀行はネット銀行の特徴を活かして、申し込みから審査まで全てネットで出来るので来店は不要です。もっとも支店店舗が無いので来店は不可能です。
またじぶん銀行に普通預金口座が無いと申し込みが出来ないのではと不安な方もいると思いますが、口座開設の必要はありませんのでご安心下さい。ただ口座があれば審査や融資の時間が短縮出来るメリットがあります。また口座が無い場合は、返済の自動引落しが出来ないことと、返済はATMでの現金決済となります。もちろん提携ATMなら手数料は無料です。
インターネットのみで申込完了
じぶん銀行カードローンの申し込みはインターネットのみで完了します。またauユーザーの方、口座を持っている方、通常の申し込みの方それぞれの専用申し込みフォームがあり便利になっています。
口座を持っていない人のためにはネットで口座開設が出来るようにもなっています。ついうっかり返済日を忘れてしまうこともあります。口座を開設して自動引落しで返済すれば延滞になることを防げます。スマホからもアクセス出来るので、いつ何処にいても申し込みが完了出来ます。
審査と同時に在籍確認あり
じぶん銀行では審査と同時に在籍確認が行われます。在籍確認とは本人が間違いなく申告した勤め先に在籍しているかを確かめるため、電話で勤務先や自宅に連絡を取ります。
不在の場合でも「○○はただいま外出中です」と他の人が答えても本人の在籍が確認されればOKです。
在籍確認が不安な人は非常に多いと思いますが、顧客のプライバシーには充分配慮した上で確認の電話をするので安心して良いでしょう。
審査結果はメールか電話で通知
じぶん銀行の審査結果はメールか電話で通知がきます。メールの場合は受信制限をしていると審査結果の通知を受け取ることが出来ません。受け取れるよう設定を変えておくか、こまめに迷惑メールをチェックするようにしましょう。せっかく審査に通っても結果を見落としてしまえば、契約や融資が遅れることにもなりかねませんので注意が必要です。
じぶん銀行の口座があれば最短1日審査
じぶん銀行に口座があれば、専用の申し込みフォームから入力出来て、審査結果が最短で1日で出るのも特徴の一つです。
記入内容に間違いがあったりすると、訂正等に時間がかかり遅れてしまうので、くれぐれも正確に間違いなく入力するよう気をつけましょう。そうすれば最短の1日審査も可能になります。
ただ虚偽の申告をすると審査落ちになるので注意して下さい。虚偽の申告で多いのが他社の借入件数です。出来るだけ審査に通りたいので少なめに申告したい心情は分かりますが、調べればすぐに分かってしまうことなので虚偽は止めましょう。もし仮に3件以上の借入がある場合は、件数を整理してから申込むようにしましょう。
じぶん銀行の口座がない人は約1週間
じぶん銀行の口座がない人は審査に約1週間かかります。口座があっても最短で1日なので、消費者金融と比べると審査スピードは決して早いとは言えません。
審査が終わっても、契約・融資と進むにはさらに時間がかかります。通常はローンカードが郵送で届いてからATMで融資という流れになるのですが、早く融資が欲しい場合には銀行振り込みを依頼すると良いでしょう。カードが届く前に融資が受けられます。
また口座があるとスピードが早くなるので、事前に口座開設だけ済ませてからカードローン申し込みをするのも審査〜融資のスピードアップさせる一つの方法です。
じぶん銀行のカードローン【審査・契約】
審査が済むと契約、融資という流れになります。契約に必要な書類はじぶん銀行のカードローンでも他社のカードローンでもほとんど同じです。じぶん銀行の場合、インターネットで契約手続きから必要書類の提出まで非常に簡単に済ますことが出来るのが特徴の一つです。では必要な書類の種類や、提出する理由なども合わせて紹介します。
カードローンの書類はスマホでアップロード
じぶん銀行の特徴の一つは、契約から必要な書類の提出までインターネットで簡単に出来る利便性です。
他社の場合、契約時には営業時間内に自動契約機や窓口まで出かけていかなければなりません。その時に提出書類に不備があると、もう一度家に戻って揃えてこなければなりません。
じぶん銀行の場合は契約に必要な書類はスマホで写真を撮って、アップロードするだけで済んでしまいます。自宅に居ながら落ち着いて手続きが出来ます。忘れた書類があっても自宅に居ればすぐに探せます。
わざわざ店舗まで出かける必要がなく、自分の好きな時間に作業が出来るので、無駄な時間や手間が省けます。落ち着いて手続きが出来るので記入ミスなどの間違いも防げます。
郵送とFAXでも提出可能
スマホやパソコンが無い場合には、郵送やFAXでも書類の提出ができます。しかし郵送の場合は日数がかかります。また原本を送るわけにはいかない書類もあるので、コピーを取ってから投函するという二度手間になってしまいます。
またFAXの場合には、自宅にFAXがあれば良いのですが無い場合は、コンビニなどFAXのある場所まで出かけて行く手間がかかります。今はFAXを持っている人より携帯やスマホを持っている人のほうが断然多いのが現状です。
またガラ系の携帯をこの機会にスマホに変えることを考えても良いかも知れません。リーズナブルなスマホや機種変更、のりかえサービスも沢山出ているので検討して見てください。
契約に必要な書類
じぶん銀行のカードローン契約には、限度金額やケースにもよりますが必要な書類がいくつかあります。書類の提出は確かに面倒な手続きですが、これにはちゃんとした理由があります。
世の中には本人と偽り、お金を借りようとする悪意の他人がいるのは否定出来ません。また貸金業法の総量規制という規定で消費者が借金苦にならないよう守るための法律があります。
そのためにじぶん銀行カードローンでも書類で確認をするのです。法律を守るための手続きなので面倒くさいけれども従いましょう。逆をいえば確認書類の提出を求めない業者は、違法なダーク企業の可能性もあるので気をつけましょう。
本人確認書類
本人確認書類とは、じぶん銀行カードローンを申し込んだ人が、悪意の他人ではない本人であることを確認するため、また住所や年齢が申告した内容と違っていないかを確認する書類です。
じぶん銀行の確認書類は、運転免許証または運転経歴証明書、各種健康保険証、日本国が発行したパスポート、個人番号カード、住民基本台帳カード、などですが、この書類すべてを用意するわけではありません。
この中のうち一つの提示を求めるのが通常です。じぶん銀行側から指示があるのでそれに従って用意すれば良いのです。その書類が手元に無いときは代替案を提示してくれるので安心して下さい。
外国籍の場合の本人確認書類
外国籍の場合の本人確認書類は運転免許証や健康保険証などに加えて、在留カードまたは外国人登録証明書の提出が必要です。ただし永住許可を受けていることが条件になります。
じぶん銀行としては外国籍でも多くの方に利用して頂きたいのはやまやまですが、返済の途中で外国に帰国されては困ってしまいます。それで永住許可を持っていることを条件にしているのです。
収入を証明できる書類
じぶん銀行カードローンで借入限度額が50万円を超える場合は、本人確認書類の他に収入を証明する書類が必要になります。これは法律の総量規制で、年収の3分の1を超えた貸付が出来ないので年収を確認するのです。
じぶん銀行の収入証明書類は、会社員など給与収入の人は源泉徴収票または住民税決定通知書、所得証明書のいずれかです。フリーランスや個人事業主の方は確定申告書控えのコピーが必要になります。借入限度額が大きい場合やケースによっては2〜3年分の確定申告書控えを求められる場合もあります。
じぶん銀行の口座があれば融資
じぶん銀行の口座があれば、審査、契約、融資がスピーディに出来るほかに、融資金を口座に振り込んでもらうことが出来ます。
たとえば、支払を振込でしなければならないけれど資金が足りない場合には、じぶん銀行の口座に融資してもらい、その口座から振込支払までネット上で出来るので、居ながらにして全ての手続きが出来てしまいます。これがネット銀行であるじぶん銀行の特徴です。
じぶん銀行のカードローン【返済方法】
じぶん銀行カードローンの返済方法には、ATM返済と銀行口座から自動引落の2種類があります。じぶん銀行に口座のある人は、この2種類の返済方法から選ぶことが出来ますが、口座の無い人はATM返済に限定されます。また返済日も35日ごとの返済と期日指定返済の2種類があります。ATM返済と自動引落それぞれの特徴やメリット、デメリットを紹介します。
①ATMでの返済は手数料無料
ATMでの返済は提携ATMなら手数料は無料になります。提携ATMが多いのがじぶん銀行の特徴で、セブン銀行、ローソンATM、イーネットATM、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行と全国に数多くありとても便利です。
またじぶん銀行の返済日は、35日おきに返済日がくる「35日ごと返済」と毎月自分で返済日を決められる「期日指定返済」の2種類から選ぶことが出来ます。
「35日ごと返済」を選択した場合、うっかりすると返済日が分からなくなることがあるので、前回の返済日の記録をとっておくよう注意しましょう。
また給料日が毎月決まった日にならない、週給制などの給与形態の方にとって「35日ごと返済」を有効に利用すれば返済期日までの猶予が作れるメリットがあります。
期日指定返済にすれば、じぶん銀行の返済日は○○日と覚えやすく返済忘れを防げます。自分の給料日やその翌日などの都合の良いタイミングに指定できるメリットがあり便利です。
②銀行口座からの引き落とし
じぶん銀行に口座があれば、銀行口座からの引き落とし返済が出来ます。ただし返済方法は毎月同じ日に引き落とす「期日指定返済」に限られます。
期日指定返済は自分の都合の良い日に指定出来、自動的に毎月返済出来るので、返済忘れによる延滞などを防ぐメリットがあります。しかし決められた一定額の引落しとなる為、事前に申し出ない限り返済金増減の融通はききません。また残高が不足していると延滞となり延滞損害金がかかりますので残高には注意して下さい。
③1000円から返済が可能
借入金が10万円以下の場合の最低返済額が、1000円から可能なのもじぶん銀行の特徴です。最低返済額1000円は業界最低水準です。
しかし条件に金利9%以下の場合となっていて、9%〜13%は1500円、13%超えは2000円となっています。借入金が10万円以下で金利9%の条件に該当する人はまれで、ほとんどの人は13%超えなので、最低返済額は2000円と見るのが妥当です。
じぶん銀行のカードローン【金利】
じぶん銀行カードローンの通常金利は年2.2%〜17.5%となっています。また金利は借入限度額や借入のコースによって変ります。一番利用者が多い借入限度額10万円〜100万円の金利は年13.0%〜17.5%です。じぶん銀行のこの金利は他社に比べて低い金利とは言えませんが、auユーザーに限り低金利の優遇コースがあります。
auユーザーに年0.1%金利優遇
じぶん銀行には「誰でもコース」というauユーザー限定の金利優遇コースがあります。通常金利年2.2%〜17.5%のところを0.1%下げて、最高金利を年17.4%に優遇するコースです。0.1%の差は1ヶ月の利息に換算すると小さな金額かも知れませんが、長い期間で考えると「ちりも積もれば山となる」で、人によっては大きな金額になるかも知れません。
銀行カードローンでは17.5%は高金利
じぶん銀行の最高金利17.5%は、他の銀行系カードローンのなかでは高金利です。ちなみに他の銀行カードローンの最高金利は、イオン銀行13.8%、みずほ銀行14.0%、三井住友銀行14.5%、などとなっていて、じぶん銀行は比較すると確かに高金利になっています。
しかし他の銀行カードローンの利用資格条件や審査難易度や利便性を考えると、最高金利の17.5%をどう捉えるかは利用の仕方などにより個人差がありまちまちです。
消費者金融よりはやや低金利
消費者金融の最高金利はほとんどの業者が年18.0%です。じぶん銀行の17.5%はこれと比べるとやや低金利になります。これも利便性や審査難易度を考えると判断は微妙です。つまりカードローンの選択は金利の低さだけで選ぶのではなく、他の条件等と利用者本人の状況や利用目的などを総合的に判断することが大切なのです。
じぶん銀行のカードローンはauユーザ向き
じぶん銀行のカードローンではauユーザー0.1%金利優遇の他に、借り換えコースでは最高金利12.5%という業界トップクラスの超低金利優遇があります。じぶん銀行カードローンはauユーザー向きのカードローンと言えます。
ここでいうauユーザーとは、携帯電話だけでなく固定電話やパソコンのインターネット回線も含まれます。つまりau・KDDIの通信サービスをどれか一つでも利用していればauユーザーとして優遇金利を受ける資格があるのです。auの携帯を使っていないからと諦めることはありません。もう一度自分が利用している通信サービスを確認してみましょう。
借り換えの場合金利が0.1%優遇
auユーザーで「借り換えコース」を希望すると、年1.7%〜12.5%という超低金利の優遇金利が適用されます。ただし審査で利用限度額が100万円以上になることが条件になります。では利用限度額が100万円以上になるには、年収が200万円以上ある正社員または公務員、アルバイトの場合は月170時間以上のフル勤務の場合に可能性が高いと言えます。
じぶん銀行の借り換えのメリット
通常のカードローンでは、他社に借入があると審査では不利に働きます。じぶん銀行の「借り換えコース」は他社に借入があることを前提とした借り換え専用のローンです。むしろ他社に借入が無い場合には利用出来ないのです。
ですから他社借入は審査には不利に働かないのです。金利比較でも他社の借り換えやおまとめローンは年15.0%〜18.0%が平均的です。これと比べてみれば、じぶん銀行の借り換えコースの金利12.5%がどれほど低金利なのかが分かるはずです。
じぶん銀行のカードローンの特徴を知り上手く活用!
じぶん銀行カードローンの金利はご紹介したように決して低金利とは言い切れません。しかし特徴を知り上手く活用すればかなりお得な低金利にもなります。
たとえば他社の高金利で悩んでいる場合、自分の通信サービスを見直して、auユーザーになって「借り換えコース」を申込めば、業界トップクラスの超低金利で利用することが出来ます。このようにじぶん銀行の特徴を良く知り、上手く活用することをおすすめします。