夏が旬のフルーツの特徴と食べ方【5月から夏中出回る果物】
寒い冬には旬の果物はあまりありませんが、夏になるとどんどん旬の果物が店先に出回るようになってきます。果物を買うつもりはなくても、店先でフルーツの香りをかぐとついつい購入してしまう人も多いです。
そんな夏の旬の果物には時期ごとにいろいろなものがありますが、まずは5月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方からご紹介しましょう。
マンゴー
5月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の一つ目は、マンゴーです。マンゴーは割と最近生のものが店頭に並ぶようになった南国の果物ですが、昨今では日本でも栽培されるようになってきています。
沖縄県や宮崎県などで栽培されているマンゴーは5月から8月にかけて日本中の店頭に並ぶようになります。マンゴーは強い甘味と薫り高さが特徴で、そのままカットして食べるだけでも美味しいですが、凍らせて食べると違った美味しさになります。
メロン
5月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の二つ目は、メロンです。メロンはハウス栽培されているので年中食べることができますが、メロンの旬は5月から8月ごろなので本来はこの時期の果物だと言えます。
メロンはスイカのようにカットして食べることが多いですが、その時に生ハムを上に乗せたりするとまた違った美味しさになります。また小さくカットして冷凍するとシャーベットのようになってさらに美味しく食べることができます。
さくらんぼ
5月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の三つ目は、さくらんぼです。さくらんぼの旬は意外に短く5月から6月ごろになります。ごく一般的な桜桃はゴールデンウイーク頃が旬で、北国のさくらんぼは6月ごろが旬です。
さくらんぼには色々な種類がありますが、いずれもとても傷みやすいため購入したらすぐに食べなければなりません。さくらんぼもミニトマトと同じで雨が降ると実が割れてしまいますので、栽培が難しい果物です。
夏が旬のフルーツの特徴と食べ方【6月から夏中出回る果物】
5月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介しましたので、次は6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介します。
5月が終わると梅雨の時期がやってきますが、その頃から旬になる果物もかなりたくさんあります。梅雨の時期には雨が沢山降りますので、豊富な雨に恵まれてみずみずしい果物が実ります。
そんな6月から出回り始める夏の果物にはどのような果物があるのか、6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介しましょう。
梅
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の一つ目は、梅です。梅は梅雨の名前の由来になった果物で、まさに梅雨の時期に出回り始めます。
梅の実は生で食べることはできませんので、梅酒にしたり梅ジャムにしたりというように加工して食べることがメインになります。
プラム
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の二つ目は、プラムです。梅の仲間であるプラムという果物も6月ごろから出回り始めます。
プラムは梅とは違って生でそのまま食べることができる果物です。プラムの皮には白いブルームという粉のようなものがついていますが、これはプラムの実が出している物なのでそのまま食べてもまったく害はありません。
スイカ(小玉)
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の三つ目は、小玉スイカです。大型のスイカより先に出回り始めるのが小玉スイカですが、実はハウス栽培のため早めに出回り始めます。
大型のスイカに比べると小さいので冷蔵庫で丸ごと冷やすことができるのが小玉スイカの特徴です。冷やしてそのままカットして食べたり小さくカットして凍らせたり、フルーツパンチに入れたりなど色々な食べ方ができます。
ブルーベリー
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の四つ目は、ブルーベリーです。ブルーベリーは意外に日本のあちこちで栽培することができますが、旬は6月以降です。
カットする必要もない果物なのでそのまま生で食べることが多いブルーベリーですが、ジャムにしたりする人も多いです。生で食べる場合にはヨーグルトに入れたりするのもおすすめです。
あんず
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の五つ目は、あんずです。あんずも梅の仲間の果物で、オレンジ色の実と甘酸っぱさが特徴です。
あんずは生で食べると酸っぱい果物なので、ジャムなどに加工して食べる人が多いです。また梅酒のように果実酒にする人もいますが、あんずは梅と比べると柔らかい果物なので実がお酒の中でつぶれてしまうこともあります。
パッションフルーツ
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の六つ目は、パッションフルーツです。パッションフルーツは南国の果物なので、日本では沖縄などの温暖な気候の所でしか栽培されていない果物です。
マンゴスチンは熟しているかどうか素人では判断しづらい果物ですが、外皮がちょっとしわしわになってきたら食べごろです。二つに切ってスプーンで中身を食べるだけでゴージャスなデザートになる、レアな果物です。
パイナップル
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の七つ目は、パイナップルです。パイナップルも南国の果物なので、日本では沖縄などの温暖な地方で栽培されていて、沖縄では包丁を使わなくても食べられるスナックパインもあります。
パイナップルは生でカットして食べるだけではなく、ステーキと一緒にソテーして食べたり酢豚に入れたりなどたくさんの食べ方ができる果物です。
夏が旬のフルーツの特徴と食べ方【7~8月が旬の果物】
6月から夏中出回る夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介しましたので、次は7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介します。
夏が旬の果物はたくさんありますが、特に梅雨の時期を過ぎた7月から8月にかけてが夏の果物の本番と言えます。
7月から8月という暑い時期に旬を迎える果物にはどのような果物があるのか、7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介しましょう。
パパイヤ
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の一つ目は、パパイヤです。パパイヤは元々南国の果物でしたが、最近では国産のものも増えてきました。沖縄などの南の地方では7月から8月にパパイヤが出荷されています。
パパイヤには青パパイヤと通常のパパイヤがありますが、青パパイヤは野菜炒めなどの料理に使い、通常のパパイヤはそのまま生で二つに切って食べたりカットして凍らせて食べたりするのがおすすめです。
スイカ(大玉)
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の二つ目は、大玉スイカです。小玉スイカに比べると大玉スイカは出荷時期が遅いですが、実はこちらもハウス栽培です。
スイカは露地で栽培するとカラスなどが食べてしまうため、夏が旬でもハウスで栽培されています。大玉スイカは日本では夏の果物の王様として古くから食べられてきましたが、現代でも冷やして切って食べるという食べ方が多いです。
ライチ
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の三つ目は、ライチです。ライチは以前は台湾や中国からの輸入品ばかりでしたが、最近では沖縄などの南の地方で栽培されるようになったため、冷凍ではないものを購入できるようになりました。
ライチは何も加工しなくてもそのまま皮をむいて食べるだけで充分豪華なデザートになる果物なので、皮をむいて食べるだけという食べ方がおすすめです。
マンゴスチン
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の四つ目は、マンゴスチンです。マンゴスチンはタイで栽培されている果物で、以前は生のものを食べる機会がありませんでしたが、最近では空輸で生のものを食べられるようになりました。
マンゴスチンは独特の香りがある果物で、原産地のタイでは7月から8月が旬の夏の果物です。香りだけではなく味も独特なため一度食べたら病みつきになってしまう果物で、生で皮をむいて食べるだけで満足感が得られます。
ラズベリー
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の五つ目は、ラズベリーです。ラズベリーはキャンディなどのお菓子に加工されたものを見ることが多い果物ですが、昨今ではケーキの飾りなどで生のものを見かけることも多くなりました。
ラズベリーはキイチゴの一種の果物ですが、日本では青森県など北の方で栽培されています。ラズベリーには独特の風味があってとても美味しいので、そのまま生で食べるだけで充分美味しいデザートになります。
桃
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の六つ目は、桃です。桃は日本中の色々な所で栽培されている果物なので、旬の7月から8月にはスーパーなどの店頭に並びます。
桃ももちろん生でそのまま食べるのが一番おいしいですが、ジャムに加工したりゼリーの中に入れたり、色々な食べ方ができます。桃は桃ならではの香りと味がある果物なので、どう加工しても桃だとわかると言えます。
ブドウ
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の七つ目は、ブドウです。ブドウも日本中あちこちで栽培されている果物なので、旬の時期になると日本中のスーパーなどの店頭に並びます。
ブドウももちろん生でそのまま食べるのが一番おいしいですが、ゼリーの中に入れたりジャムにしたりというように加工してもおいしいです。
イチジク
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方の八つ目は、イチジクです。イチジクも日本中で栽培されている果物なので、旬の時期になると生のものを簡単に入手することができます。
イチジクは生でそのまま食べる以外にジャムなどに加工して食べてもおいしいですが、やはり旬の果物は生の状態でそのまま食べるのがおすすめです。
夏が旬のフルーツの効果的な食べ方
7~8月が旬の夏が旬のフルーツの特徴と食べ方についてご紹介しましたので、次は夏が旬のフルーツの効果的な食べ方についてご紹介します。
果物はいつどのように食べてもその人の自由ですが、旬の時期の果物を美容や健康に役立てるためにはより効果的な食べ方をすることをおすすめします。
夏に旬の時期を迎える果物はどのような食べ方をすれば効果的なのか、夏が旬のフルーツの効果的な食べ方についてもご紹介しましょう。
果物は朝に食べるのがおすすめ
夏が旬のフルーツの効果的な食べ方の一つ目は、果物は朝に食べることがおすすめだということです。夜に食べる果物は銅、昼に食べる果物は銀、朝に食べる果物は金だと昔から言われてきました。
それはお腹が空いている朝一番に果物を食べると、果物に含まれているビタミン類などの豊富な栄養素をダイレクトに体に取り込むことができるからです。朝一番に果物を食べると消化時間も短くすぐに栄養素が体に行き渡ります。
丸のままの果物は栄養満点
夏が旬のフルーツの効果的な食べ方の二つ目は、丸のままの果物は栄養満点だということです。果物に含まれる栄養素として代表的なのはビタミンCですが、このビタミンCは体内のコラーゲンの生成を促すため、果物は美容と健康にとても良いと言えます。
ミカンやスイカなどのように皮を食べない果物もありますが、皮ごと食べられる果物は特におすすめです。果物は皮と実の間に最も多くの栄養素が含まれていますので、皮ごと食べられる果物を是非食べましょう。
砂糖たっぷりのジャム・ゼリーに注意
丸のままの果物は栄養満点でおすすめですが、砂糖たっぷりのジャムやゼリーなどに加工してある場合は注意が必要です。特にジャムは果物と同量の砂糖が使われていますので、ジャムの半分は砂糖でできていると言えます。
生のままの果物を食べるのはとても体に良いですが、ジャムやゼリーなどに加工されたものを食べる場合には砂糖の摂り過ぎに注意しましょう。
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピ
夏が旬のフルーツの効果的な食べ方についてご紹介しましたので、次は夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピをご紹介します。
夏が旬の果物はたくさんありますが、同じ果物をずっと生でそのまま食べ続けていると飽きてくる場合もありますので、そういった時にはゼリーなどに加工することもおすすめです。
夏が旬の果物を使ってどのようなデザートなどを作ることができるのか、夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピをご紹介しましょう。
サイダーゼリー
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの一つ目は、サイダーゼリーです。水でふやかした粉ゼラチン10gを砂糖大2を入れたお湯100ccに入れて溶かし、粗熱が取れたらサイダー600ccをそっと注ぎ入れます。
好みの果物をカットして200ccのグラスにそれぞれ分けて入れたら、サイダーのゼリー液を流し入れて冷蔵庫で冷やしてできあがりです。
夏の果物の牛乳かん
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの二つ目は、夏の果物の牛乳かんです。鍋に水250ccと4gの粉寒天を入れて熱して沸騰したらそのまま1分熱し続けます。火を止めたら300ccの牛乳と大2の砂糖を加えて混ぜます。
1.5cm角に切った好みの果物を寒天液に入れたらタッパーなどの容器に流し入れて冷蔵庫で冷やします。冷えて固まったら包丁で切り分けてお皿に盛りつけて出来上がりです。
マンゴーのソルベ
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの三つ目は、マンゴーのソルベです。
マンゴーのソルベは、熟したマンゴーを裏ごしして凍らせるだけで簡単にできますが、好みによって砂糖を加えてもOKです。
旬の時期の果物はどれもソルベにするとおいしいですが、マンゴーは実が独特な組成のためソルベにしやすく、凍らせた後ちゃんとソルベのような食感になるため特におすすめです。
梅ジュース
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの四つ目は、梅ジュースです。梅1kgを綺麗に洗ってヘタを取り、布で水分をしっかりと取り去ったら密閉容器に梅と氷砂糖とお酢200ccを入れて蓋を閉じます。
一日一回はその容器を上下に振るようにして、二週間から三週間程度置いたら梅がしわしわになってきます。そうなったら出来上がりなので、できたシロップを炭酸水などで割って梅ジュースを楽しみましょう。
すいかジュース
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの五つ目は、スイカジュースです。スイカ300gの種を取って小さく切り、砂糖小1と塩少々とレモン果汁少々と氷4個から6個程度を入れてミキサーで混ぜるだけです。
製氷皿によって氷の大きさは異なりますので、氷が大きめなら4個程度、小さめなら6個程度入れると丁度良くなります。
いちじくのジャム
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの六つ目は、イチジクのジャムです。イチジク500gとグラニュー糖200gを用意し、イチジクの皮をむいて小さく刻みグラニュー糖とレモン汁大2と水100ccを鍋に入れて中火で煮込み、途中でアクをすくいます。
15分から20分程度煮込んだら火からおろし、粗熱を取ってからビンに詰めて出来上がりです。このジャムは砂糖控えめであまり日持ちはしませんので、通常のジャムより早く食べきるようにしましょう。
メロンのアイスクリーム
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの七つ目は、メロンのアイスクリームです。メロン300gを小さく切り、生クリーム150ccと一緒にミキサーで混ぜてクリーム状にしたら、容器に入れて冷蔵庫で冷やして出来上がりです。
旬のメロンの場合充分甘味は足りますが、さらに甘味が欲しい場合には砂糖を加えてもOKです。あまり砂糖を入れ過ぎるとさっぱり感がなくなるので注意しましょう。
パインのヨーグルトアイス
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピの八つ目は、パインのヨーグルトアイスです。パイン160gは細かく切っておき、プレーンヨーグルト200gと牛乳200ccといっしょにミキサーで混ぜて容器に入れて冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。
パインはメロンに比べるとやや甘味が足りないため、砂糖を加えて甘みを足しても良いでしょう。ですがやはり入れ過ぎるとくどくなりますので、砂糖を入れる場合には入れ過ぎないよう注意が必要です。
夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツ
夏が旬のフルーツで作るおすすめレシピをご紹介しましたので、次は夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツについてご紹介します。
野菜を冷凍する人はかなり多いですが、実は果物も冷凍保存することができます。頂きものなどで食べきれないほど果物をもらったりした場合には、冷凍保存するのがおすすめです。
夏が旬の果物を冷凍保存するにはいったいどのように冷凍すれば良いのか、夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツについてもご紹介しましょう。
冷凍のコツ
夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツの一つ目は、果物の冷凍のコツです。果物を冷凍する場合にはまず果物をきれいに洗って傷んだ部分などがあればその部分を切り取っておきます。
メロンなどの大きな果物の場合はひと口大に切っておき、キッチンペーパーなどで表面の水気を軽く取ってトレーに乗せて数時間冷凍します。その後ジップのついた袋に入れて再び冷凍庫に入れるときれいに冷凍できます。
冷凍保存におすすめの夏の果物
夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツの二つ目は、冷凍保存におすすめの夏の果物です。冷凍保存に向いているのは味が濃い果物です。果物は冷凍した後取り出して食べようとすると、果物の中の水分が出てしまいます。
そのため元々味の濃い果物でなければ水分と一緒に果物の味まで流れ出てしまいますので、冷凍保存するならメロンやマンゴーやいちごなどのように味の濃いものがおすすめです。
冷凍保存が向かない夏の果物
夏が旬のフルーツの冷凍方法とコツの三つ目は、冷凍保存に向かない夏の果物です。先にご紹介したように、冷凍保存に向いているのは味の濃い果物なので、味の薄い果物は冷凍保存には向いていないと言えます。
夏の果物と言えばビワなども挙げられますが、ビワは味が薄い果物なので冷凍保存して解凍して食べるとほとんど味がしなくなってしまいます。
夏が旬のフルーツは食べごろの時期を見極めよう!
夏が旬のフルーツについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。旬のフルーツは旬の野菜と同じく栄養満点で美味しいので、食べごろの時期を見極めて美味しく食べて栄養もしっかりと摂りましょう。