ソロキャンプを楽しみたい!初心者に必要な道具・装備とは?
家族でキャンプに行く人は昔から多いですが、昨今流行してきているのは一人で行くソロキャンプです。家族でのキャンプに慣れている人なら必要な装備や道具なども心得ているので、ソロキャンプはすぐに始められます。
ですが家族でキャンプに行ったこともない人には必要な装備や道具など全く分からないため、ソロキャンプは難しく感じられるでしょう。
それでもソロキャンプというものを体験してみたいと思う人のために、ソロキャンプに必要な装備や道具、おすすめのキャンプ場所などについて詳しくご紹介していきます。
ソロキャンプの魅力
まずはソロキャンプの魅力についてご紹介します。家族そろってキャンプに行く人でも、時々ソロキャンプに行って楽しむ場合もあり、ソロキャンプには家族で行くキャンプとはまた違った魅力があると言えます。
誰かと一緒に行動しなければ不安だという人もいますが、ソロキャンプは意外に簡単なので一人でちゃんとキャンプを楽しむことができます。
一人でキャンプを楽しむソロキャンプの魅力とはいったいどういうものなのか、ソロキャンプの魅力についてご紹介しましょう。
1人の時間を楽しめる
ソロキャンプの魅力の一つ目は、一人の時間を楽しめるということです。昨今一人カラオケや一人焼肉などを楽しむ人が増えていますが、それらと同じようにソロキャンプも一人の時間を楽しむことができる娯楽の一つです。
特に最近では独身のアラサー女性がソロキャンプを始めることが多く、一人の時間を楽しむことが上手な独身のアラサー女性におすすめの趣味だと言えます。
またアウトドアが好きな男性などにもソロキャンプを楽しんでいる人も多く、都会の喧騒を離れて大自然の中で一人の時間をぜいたくに楽しむ人が増えていると言うことができます。
自分の予定で動ける
ソロキャンプの魅力の二つ目は、自分の予定で動けるということです。人と一緒にキャンプをすると他の人達に予定を合わさなければなりませんが、ソロキャンプなら自分の予定で動くことができるので大変気楽です。
うっかり寝坊してしまったりしても、それはそれで仕方がないと諦めて予定を簡単に変更できるというのもソロキャンプの魅力です。
元々キャンプというものは日常生活を離れてストレス解消のためにするようなものなので、予定を自分で決められるソロキャンプの自由さはとても貴重だと言えます。
他人に気を遣わずに済む
ソロキャンプの魅力の三つ目は、他人に気を遣わずに済むということです。他人と一緒にキャンプに行くとなんだかんだと気を遣うことが多いですが、ソロキャンプなら一人なので他人に気を遣わずに済むというのも大きな魅力です。
友人同士でキャンプに行くとキャンプの設営にしても食事の準備にしても、お互いに気を遣い合う必要がありますが、中には非協力的で空気の読めない人などもいてトラブルになることもあります。
ですがソロキャンプなら気を遣う他人はいませんので、自分が食べたい時に食べたいものを調理して食べたり、自分がやりたいことを自由に出来たりします。こういった点もソロキャンプの大きな魅力の一つです。
ソロキャンプで揃えたい道具・装備
ソロキャンプの魅力についてご紹介しましたので、次はソロキャンプで揃えたい道具や装備についてご紹介します。キャンプをしたことがある人ならキャンプにはどのような道具や装備が必要なのかはわかるでしょう。
ですがキャンプをしたことがない初心者がソロキャンプを始める場合、どのような道具や装備が必要なのか分からず、何から手をつければ良いのか分からないという人も少なくありません。
ソロキャンプを始める場合いったいどのような道具や装備を準備すれば良いのか、ソロキャンプで揃えたい道具や装備についてご紹介しましょう。
テント
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の一つ目は、テントです。昨今人気のワンタッチテントは実は収納する時のサイズが大きいので、ソロキャンプには不向きなものもありますが、車で移動する場合にはワンタッチテントもおすすめです。
ソロキャンプをする場合には一人用もしくは二人用程度の大きさのテントで充分なので、そういった小型のテントを購入するのがおすすめです。
登山用のソロテントなどは風雨にも強いため、いきなり天候が変わって雨が降ってきた場合のことまで心配する人におすすめですが、特に登山用ではない普通の少人数用のテントでもそう雨などに困ることはありません。
寝袋・マット
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の二つ目は、寝袋とマットです。寝袋は夏以外に寝る時に大切なので、必ず準備しておきたい装備ですが、テントの中に寝袋を置いて中に入って寝ると意外に地面の石などが気になります。
寝袋は必須装備ではありますが、寝袋とセットでマットを購入することをおすすめします。テントの中にマットを敷いてから寝袋を置いて寝ると、地面の凸凹などが気にならなくなってぐっすりと眠ることができます。
夏のソロキャンプの場合は寝袋は必要ありませんが、やはりマットだけは必要です。テントを購入する際には寝袋とマットを一緒に購入するようにしましょう。
テーブル・椅子
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の三つ目は、テーブルと椅子です。ソロキャンプで料理をしたら地べたに座って食べる人もいますが、やはりテーブルと椅子があるとゆったりとくつろいで食事をすることができます。
ソロキャンプの場合荷物を持つのは自分一人なので、出来る限りかさばらず軽いテーブルと椅子のセットを購入することをおすすめします。
小さくて軽くて折り畳みができるキャンプ用のテーブルと椅子のセットも、ソロキャンプの道具として必須なので是非購入しましょう。
調理器具
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の四つ目は、調理器具です。キャンプをする際には飯盒などを持って行く人も多いですが、シチューやカレーなどを作る場合には小さな鍋などを持って行くことをおすすめします。
ソロキャンプではカップラーメンですらごちそうになりますので、お湯を沸かせる小さなヤカンなども必要なようですが、実はこちらも小鍋があれば大丈夫です。
ただ小鍋では何かを焼いたりするのには物足りませんので、ソロキャンプに適したキャンプ用の調理器具などを購入すると良いでしょう。
焚き火セット
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の五つ目は、焚き火セットです。ソロキャンプでは調理する際などに焚き火セットが必要ですが、こちらもソロキャンプ向きの折り畳み軽量焚き火セットがおすすめです。
折り畳みの軽い焚き火セットを使う際には木炭なども必要なので、キャンプ用の木炭も準備しましょう。ソロキャンプの場合料理も少なめになり調理時間も短くなりますので、木炭の量もそう多くなくてもOKです。
キャンプ初心者には火を起こすのが難しそうだと感じる人が多いですが、最近では固形燃料などで簡単に火を起こすことができますので、そちらも準備しておくと良いでしょう。
食器・カトラリー
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の六つ目は、食器とカトラリーです。ソロキャンプの場合一人分の食器とカトラリーがあればOKなので、一人分の食器とカトラリーを準備しましょう。
ですがキャンプ用の調理器具の中には料理を作ってその調理器具を食器にしてそのまま食べられるものもありますので、そういう調理器具を選べば食器は必要なくカトラリーだけを準備すれば大丈夫です。
カトラリーは食べたい料理によって変わりますが、家庭用のカトラリー同様お箸とスプーンとフォークとナイフを揃えておくとどんなものでも食べられますので一通り揃えることをおすすめします。
ライト
ソロキャンプで揃えたい道具や装備の七つ目は、ライトです。ソロキャンプで初心者が不安なのは夜の暗闇でしょう。ソロキャンプをする場合には夜に使うライトを準備しておくことも大切だと言えます。
昔はオイル式のランタンが主流でしたが、昨今ではLEDのランタンが多くなり、昔のランタンより遥かに明るく照らせるようになりました。
このようにソロキャンプにはたくさんの道具や装備が必要ですが、全部揃えてもそう高額になることはありませんので、ソロキャンプを始めたいなら是非道具や装備を揃えましょう。
ソロキャンプのスタイル
ソロキャンプで揃えたい道具や装備についてご紹介しましたので、次はソロキャンプのスタイルについてご紹介します。ひと口にソロキャンプと言っても実は色々なスタイルがあります。
ソロキャンプをしたいという人の好みやライフスタイルなどに合うスタイルが色々ありますので、好きなソロキャンプのスタイルを選ぶことをおすすめします。
ソロキャンプを始めたいキャンプ初心者におすすめのキャンプスタイルとはいったいどういうスタイルなのか、ソロキャンプのスタイルについてご紹介しましょう。
ツーリングキャンプ
ソロキャンプのスタイルの一つ目は、ツーリングキャンプというスタイルです。自転車やオートバイなどに乗る趣味がある人におすすめなのがツーリングキャンプというキャンプのスタイルです。
自転車やオートバイがあればかなり自由に動くことができる上に荷物も意外にたくさん載せられますので、自転車やオートバイが好きな人にはツーリングキャンプスタイルがおすすめです。
特にオートバイは自転車よりたくさんの荷物を積むことができる上に自転車をこぐほどは疲れませんので、ソロキャンプ初心者はオートバイでツーリングキャンプをすると良いでしょう。
車中泊キャンプ
ソロキャンプのスタイルの二つ目は、車中泊キャンプというスタイルです。キャンピングカーがあれば車中泊で安心して眠ることができますので、キャンピングカーをレンタルして車中泊キャンプをするのもおすすめです。
キャンピングカーがなくてもツーリングワゴンなどの車種なら後部座席でゆったりと眠ることができますので、キャンピングカーの購入にまで至らない場合ツーリングワゴンをレンタルすると良いでしょう。
普通の自動車の場合は横になって眠るのが困難なので、車中泊キャンプスタイルでキャンプしたい場合にはなるべくキャンピングカーやツーリングワゴンでキャンプをしましょう。
電車キャンプ
ソロキャンプのスタイルの三つ目は、電車キャンプというスタイルです。ソロキャンプの場合あまり荷物が多くならないため、電車で行きたい場所に行ってバスなどでキャンプ場所まで移動してキャンプするというスタイルもおすすめです。
電車キャンプをする場合にはなるべく荷物が少なくなるように注意し、同じ電車に乗る他の乗客に迷惑をかけないようにするのが大切です。
目的のキャンプ場所の最寄駅まで電車で移動して、バスなどでキャンプ場所まで移動できればマイカーやオートバイなどで移動するより遥かに楽に移動することができます。
女子ソロキャンプ
ソロキャンプのスタイルの四つ目は、女子ソロキャンプというスタイルです。山ガールなどという言葉が流行りましたが、実際にソロキャンプする女子は意外に多いです。
女子が一人でキャンプする場合にはキャンプ場所などを選ぶ際にはかなり注意が必要です。暴漢などに襲われることや動物に襲われることなどを考えて、安全な場所でキャンプをする必要があります。
このようにソロキャンプのスタイルには色々ありますので、自分の趣味や好みに応じてソロキャンプのスタイルを選びましょう。
ソロキャンプにおすすめの場所
ソロキャンプのスタイルについてご紹介しましたので、次はソロキャンプにおすすめの場所についてご紹介します。ソロキャンプを楽しむためには人気の高いキャンプ場所を選ぶことも大切です。
道具をレンタルできるキャンプ場所などもありますので、出来る限り荷物を減らしたいソロキャンプにはそのような場所がおすすめです。
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場所にはいったいどのような場所があるのか、ソロキャンプにおすすめの場所についてもご紹介しましょう。
北軽井沢スウィートグラス
ソロキャンプにおすすめの場所の一つ目は、北軽井沢スウィートグラスです。北軽井沢スウィートグラスは群馬県の北軽井沢に位置しているキャンプ場で、1,000円程度でソロキャンプを楽しむことができます。
このキャンプ場にはソロキャンプ用の場所がちゃんと準備してありますので、ソロキャンプ初心者にもおすすめです。
またこのキャンプ場のソロキャンプ用の場所はトイレや売店にも近いため、ソロキャンプ初心者にとってとてもありがたいキャンプ場になります。
有野実苑オートキャンプ場
ソロキャンプにおすすめの場所の二つ目は、有野実苑オートキャンプ場です。有野実苑オートキャンプ場は千葉県の山武市にあるキャンプ場で、車でキャンプに出掛ける人用のキャンプ場所です。
このキャンプ場にもソロキャンプ用の場所がありますので、ソロキャンプ初心者でも安心してキャンプをすることができます。
またこのキャンプ場では野菜を栽培していて、その野菜を使って料理を作ることができますので、野菜だけは現地調達できるため荷物が減るというのもソロキャンプ初心者にとっては大きな利点です。
富士ヶ嶺おいしいキャンプ場
ソロキャンプにおすすめの場所の三つ目は、富士ヶ峰おいしいキャンプ場です。富士ヶ峰おいしいキャンプ場は山梨県の南都留郡にあるキャンプ場で、富士山を臨む人気の高いキャンプ場です。
このキャンプ場にもソロキャンプ用の場所がありますが、そちらには来るまで乗り入れることができませんので車の騒音などもなく快適だと人気です。
またこのキャンプ場にはウッドチップが敷き詰められているため、テント生活ならではの地面の硬さに苦しむこともなく、テントの中に寝袋を置くだけでも快適に眠ることができるという点でもキャンプ初心者におすすめです。
ソロキャンプをする際の注意ポイント
ソロキャンプにおすすめの場所についてご紹介しましたので、次はソロキャンプをする際の注意ポイントについてご紹介します。キャンプをしたことがない初心者がソロキャンプをする場合には色々と注意しなければならないポイントがあります。
キャンプ初心者がソロキャンプに必要な装備や道具などを揃えるのも大変ですが、道具などを揃えたからといってそれでソロキャンプができるわけではありません。
初心者がソロキャンプをする際にはいったいどのような点に注意をしなければならないのか、ソロキャンプをする際の注意ポイントについてご紹介しましょう。
極力荷物を少なくする
ソロキャンプをする際の注意ポイントの一つ目は、極力荷物を少なくするということです。ソロキャンプに必要な道具や装備を揃えてみると、意外に荷物が多くなることがわかるでしょう。
キャンプ初心者が道具や装備を揃える際に、間違ってファミリー用などの道具を購入してしまい思わぬ大荷物になってしまうこともあります。
ソロキャンプはあくまでも一人でするキャンプなので、荷物を運ぶのも自分一人なのだということを踏まえ、極力荷物は減らしましょう。
キャンプ前にテントの設営方法を覚える
ソロキャンプをする際の注意ポイントの二つ目は、キャンプ前にテントの設営方法を覚えることです。車でオートキャンプ場へ行く場合にはワンタッチタイプのテントを持って行くことができますが、そうでない場合は普通のテントを持って行く必要があります。
ワンタッチタイプのテントとは違い、普通のテントは設営方法が結構複雑なので自宅の庭などであらかじめ練習をしておくことが大切です。
テントの設営方法を覚えずにソロキャンプに出掛けると、ちゃんとテントを建てることができず寝る場所がなくなって困ることになりますので注意しましょう。
虫除け対策をする
ソロキャンプをする際の注意ポイントの三つ目は、虫除け対策をするということです。キャンプはアウトドアの娯楽なので、当然のごとく蚊などの虫がつきまといます。
家庭内の虫除けなら蚊取り線香などの虫除けアイテムが使えますが、キャンプでは家庭用の虫除けアイテムが使えないこともあります。
ソロキャンプをする際には携帯用の蚊取り線香や虫除けブレスレットなど、荷物にならないような虫除け対策をするのがおすすめです。
防犯対策をする
ソロキャンプをする際の注意ポイントの四つ目は、防犯対策をするということです。昔のキャンプ場は携帯電話の電波が届かなかったこともありますが、昨今のキャンプ場ではちゃんと携帯電話を使うことができます。
ソロキャンプは自分ひとりでのキャンプなので、防犯なども自分できちんとしなければなりませんが、テントは無防備なため防犯と言っても携帯電話を使うことぐらいしかできません。
女性のソロキャンプの場合には特に色々なことに警戒しなければならないので、ちゃんとしたキャンプ場で女性同士が隣り合わせになるようにするなど、携帯電話以外にも防犯対策が重要になります。
常備薬は必ず持参
ソロキャンプをする際の注意ポイントの五つ目は、常備薬は必ず持参するということです。ソロキャンプで困るのは、急な頭痛や腹痛などの体調不良です。近くに病院などがないキャンプ場で頼りになるのは常備薬だと言えます。
偏頭痛などの症状がある人やお腹を壊しやすい人、胃が痛くなりやすい人などは常備薬を必ず持参するようにして、急な体調不良に備えるのも大切なポイントです。
野生動物に注意
ソロキャンプをする際の注意ポイントの六つ目は、野生動物に注意するということです。施設としてきちんと管理されているキャンプ場以外でソロキャンプすると、熊や猪などの野生動物に遭遇することもあります。
辺鄙な土地でキャンプをしても大勢の人間がいれば野生動物は近づいてきませんが、ソロキャンプだと人の気配が少ないため野生動物が近づくこともありますので、ラジオなどで大きな音を出したりして警戒しましょう。
ゴミの処分の仕方をチェックする
ソロキャンプをする際の注意ポイントの七つ目は、ゴミの処分の仕方をチェックするということです。キャンプ場によってはちゃんとゴミの集積場所などもありますが、ゴミを集める場所がないキャンプ場などもあります。
そういった場合にはキャンプのゴミは持ち帰りが基本です。大勢でのキャンプならたくさんのゴミが出る代わりに持って帰る人手も多いですが、ソロキャンプは一人で持って帰らなければなりませんのでなるべくゴミも少なくなるようにしましょう。
ソロキャンプで自分1人の時間を楽しもう!
ソロキャンプの魅力や必要な道具や装備などについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。ソロキャンプは大自然の中で自分一人の時間を楽しむことができる贅沢な娯楽なので、ソロキャンプで自分一人の時間を楽しみましょう。