猫が喜ぶキャットタワーは簡単に自作できる!
猫が大好きなキャットタワーですが、家の中に置く際、サイズによっては置く場所が限られてしまいます。そこで、今回はDIYでキャットタワーを自作する方法を紹介します。自宅にキャットタワーを作って、飼い猫を遊ばせてみましょう。
キャットタワーを自作DIYするのに便利なもの
キャットタワーのDIYを行う際に使うと便利なアイテムを紹介します。どれもホームセンターなどで手軽に購入することができるため、簡単に揃えることができます。キャットタワーを作る際に便利なアイテムを揃えてから、DIYを開始しましょう。
①麻ひも
キャットタワーを自作するときに便利なアイテムの一つ目は、麻ひもです。猫は麻ポールを使って爪とぎを行うため、市販のキャットタワーにも麻ポールが付いているものが多いです。
そんな麻ポールを作るときに便利なのが、麻ひもです。具体的な麻ポールの作り方の手順は、後ほど紹介します。
②すのこ
キャットタワーを自作するときに便利なアイテムの2つ目は、すのこです。木の板を組み合わせるなど、一からキャットタワーを作ろうとすると、難しいですが、小さめのすのこをたくさん組み合わせることでキャットタワーを作ることができます。
すのこは切るのも簡単なので、DIYの初心者の方には是非おすすめしたいアイテムです。すのこは通気性も抜群で、キャットタワーを自作するときに大活躍してくれるアイテムになっています。
③板
キャットタワーを自作するときに便利なアイテムの3つ目は、板です。木の板が一般的ですが、猫が乗っても耐えられるような強度の強い板ならば、他の素材のものでも使うことができます。
板は、キャットタワーのキャットウォークなどに使うことができます。ホームセンターでは、指定したサイズに板をカットしてくれるので、サイズを決めてから購入しましょう。
更に、100円ショップで販売されているような板でも、キャットタワーのDIYに使用することができます。ニスや水性塗料などで、板に色を付け、部屋の雰囲気に合ったキャットタワーを自作することも可能です。
④電動ドライバー
キャットタワーを自作するときに便利なアイテムの4つ目は、電動ドライバーです。電動ドライバーは、キャットタワーを自作するときだけでなく、DIYには欠かせないアイテムになっています。
ネジを閉める際、ねじ回しを使って、手動で行うと時間がかかる上に力がいります。電動ドライバーを使ってネジを閉めることで、短時間で簡単にしっかりと留めることができます。
特にキャットタワーは、壁にしっかりと固定しなければ、板が落ちるなど危険な状態になりかねません。電動ドライバーを使って、簡単にキャットタワーをDIYしましょう。
本物の木を使ったキャットタワー自作アイデア
キャットタワーを自作するときに用意すると、簡単にDIYが行えるアイテムを紹介しましたが、続いては木を使ったキャットタワーの自作アイデアを紹介します。木を使うことで、猫が滑りにくく、耐久性も優れたキャットタワーを作ることができます。
作り方①味のあるキャットタワーがおしゃれ
最初に紹介する木を使ったキャットタワーの自作アイデアは、大きめの木の枝を使う、味のあるおしゃれなキャットタワーです。まず、土台となる厚めの木と大きめの枝を用意します。
そして、土台となる厚めの木に、大きめの枝の根元の太さと同じ大きさの穴を開け、その穴に枝を差し込みます。後は、枝と枝の間に合うように、木の板を切り乗せます。更に、枝の一番頂上の部分にも、木の板を乗せて固定させるだけで完成です。
後はお好みで、麻ポールを土台に穴を開けて、好きな場所に差し込んだり、猫が過ごしやすいように作るだけで完成です。見た目はとてもおしゃれですが、DIYの方法はとても簡単なので是非、自作してみて下さい。
作り方②木材をカットしたキャットウォーク
続いては、木材をカットしてキャットウォークをDIYする方法を紹介します。キャットウォークも作り方は簡単で、猫が歩ける幅の木を用意して、キャットタワーや壁に取り付けるだけです。
もし壁に穴を開けられない賃貸などの場合は、ディアウォールやラブリコといった、壁に穴を開けずに棚を作ることができるアイテムを活用して、キャットウォークやキャットタワーを手作りしましょう。
ディアウォールやラブリコは、2×4材や1×4材などと呼ばれる専用のサイズに切られた木材の上下にディアウォールやラブリコを取り付けるだけで、木材を壁に固定させることができます。
なお、ディアウォールやラブリコによって、木材のサイズが異なる場合があるので確認してから購入しましょう。ディアウォールやラブリコを使って、木材を壁に取り付ける具体的なやり方は、ディアウォールやラブリコの説明書をよく読んで行って下さい。
ディアウォールやラブリコで木材を壁に固定できたら、固定した木材を柱として、そこに木の板をお好みの場所に固定させていくだけで、手作りのキャットタワーやキャットウォークが完成です。
自作キャットタワーの珍しいアイデア
木を使った一般的なキャットタワーを紹介しましたが、続いては、身近なものや、違う用途のために作られたものを、キャットタワーにリメイクする方法などユニークなアイデアを紹介します。簡単にキャットタワーが作れるので、是非、チャレンジしてみて下さい。
作り方①カラーボックスがキャットタワーに!
自作キャットタワーのユニークアイデアは、カラーボックスをキャットタワーとして使う方法です。元々、狭い場所が好きな猫は、カラーボックスのような囲まれた空間が大好きです。
キャットタワーをDIYすると言っても、サイズの違うカラーボックスをいくつか重ねて固定するだけで、階段になるので猫が上に乗って遊んだり、カラーボックスの中に入って遊ぶことができます。
更にダイソーでは税抜き500円で、3段のカラーボックスの中に入れられるペットハウスも販売されていて、カラーボックスにペットハウスを入れるだけで、猫が中に入って遊ぶことができます。
作り方②ボックスに紙を貼ったユニークアイデア
続いて紹介する自作キャットタワーのユニークアイデアは、ボックスに紙を貼るだけでキャットタワーが完成する簡単DIYです。まず、ホームセンターや100円ショップで購入できる、猫が入れる大きさの段ボールを何個か用意します。
そして、この段ボールを重ねて、お好みの場所に猫が出入りできる穴を開けて、固定します。段ボールがしっかりと固定できたら、100円ショップで購入できるリメイクシートを段ボールに貼って、おしゃれに仕上げます。
とても簡単でDIY初心者の方でも挑戦できる、ユニークなアイデアになっています。更に、材料費が安いので、猫が遊んでボロボロになったら、新しく段ボールを買い替えて作り直せるので、便利なキャットタワーになっています。
キャットタワーはなぜ必要?
キャットタワーを手作りする方法をいくつか紹介しましたが、そもそもキャットタワーは、なぜ必要なのかを解説します。猫は高い場所から獲物を狙う習性があるため、高い場所を好みます。
更に外敵から襲われる心配が少なく、周囲を見渡すことができる高い場所は、猫にとって休憩でき、くつろげる場所です。しかし、部屋の中では、あまり高い位置に登れる場所がなく、猫が運動不足になったり、ストレスが溜まってしまう可能性があります。
そこで、キャットタワーを設置することで、自由に上下運動ができ、安心してくつろぐことができる高い場所を確保することができます。猫を家で飼う際には、是非、キャットタワーを部屋に作り、猫が快適に過ごせる場所を確保してあげましょう。
自作キャットタワーに使える麻ポールも簡単手作り!
先ほども紹介しましたが、麻ポールを家に置いておくだけで、猫が麻ポールで爪とぎをしてくれるため、壁などに傷を付けられにくく、部屋を綺麗な状態で保つことができます。そんな自作キャットタワーに取り付けることができる、便利な麻ポールの作り方を紹介します。
麻ポールの作り方
麻ポールを手作りするときに使うアイテムは、麻ひもとタオルとポールとなる木の3つです。まず、ポールとなる木にタオルを巻き付けて、タオルの上から、ポールの上と下を麻ひもで留めます。
そして、ポールの上から、麻ひもがたるまないように気を付けながら、麻ひもをポールに巻き付けていきます。タオルが見えなくなるまで、麻ひもを巻き付け、最後の一周は少しだけゆとりを持たせて巻き付けるだけで完成です。
麻ポールは簡単に手作りできるので、猫が遊んでボロボロになっても、麻ひもがあれば、巻きなおすだけで良くお手軽です。猫の爪とぎ用に麻ポールを手作りしてみて下さい。
身近なものでキャットタワーを自作してみよう!
キャットタワーは、身近なアイテムで簡単にDIYすることが可能です。更にキャットタワーを自作することで、家の大きさに合わせて作ることができます。キャットタワーを手作りして、飼い猫を遊ばせてみましょう。