男性脳・女性脳の違いを徹底調査!
皆さんは周りの異性に対し「どうしてそういう考え方なのか」と腹が立ったり、理解し難いことがあった経験はありませんか。それは男性脳・女性脳の違いが原因です。自分がどちらの脳なのか診断とあわせ、男性脳・女性脳を理解し、仕事や恋愛等で少しでもお互いの違い・考え方を知りましょう。
男性脳・女性脳の違い
まずは男性脳・女性脳の違いについてのお話です。恋愛でも仕事でも、男性脳と女性脳との関わりは異文化コミュニケーションのようなものです。主に男女間で発生する違いではありますが、女性でも男性脳を持つ人、男性でも女性脳を持つ人も少なくありません。
相手と上手く噛み合わないと感じたときには、自分・相手が男性脳・女性脳どちらなのか診断することが、仕事や恋愛が円滑に進むための第一歩と言えるでしょう。それらの診断方法については最後にご紹介させていただきます。
男性脳と女性脳は全く違うものと思ってください。男性脳・女性脳の思考整理方法、感情の違いがあることも多いため、相手の意見を理解出来ないからといって、自分の考えを相手に押し付けることは避けたほうが良いです。初めに、男性脳・女性脳の具体的な特徴を見ていきましょう。
①目で記憶・耳で記憶
男性脳と女性脳の大きな違い1つ目は「男性脳は目で記憶し、女性脳は耳で記憶する」ということです。男女共に視覚や聴覚といった自分の得意な体の部分で情報を記憶しているのです。
幼い頃から女の子の方が男の子と比べて成長が早いと言われているのは、女の子は男の子よりも耳の発達が良いことから、聞いた事を忘れにくいことが理由とされています。
それぞれ男性は6対4で視覚が主体、女性は8対2で聴覚が主体です。つまり女性は殆ど聴覚を頼りに情報の記憶をしていると言えるでしょう。視覚について、男性の目の網膜は、女性の網膜と比べると大変分厚いです。というのも、速度・方向を感知するためのM細胞が分布しているためです。
そのため男性の方が地図が読めたり道を記憶しやすいと言えます。女性の場合、色彩を見分けたり顔の表情を感知するためのP細胞が分布されています。同じ人間でも、男女共に異なる目の構造をしているのが特徴です。
また女性は男性よりも音に敏感です。特に高周波数の音を拾いやすい特徴があり、例えば机を軽く叩く音が男性にとっては気にならなくても、女性にとっては騒音に感じることがあります。男性脳・女性脳の違いは、脳の性差から引き起こされるのです。
②忘れっぽい男性脳・言葉が膨れ上がる女性脳
男性脳と女性脳の大きな違い2つ目は「男性脳は忘れっぽく、女性脳は話が膨れ上がる」ことです。男性脳は過去の出来事・経験を忘れやすい特徴があります。対して女性脳は根に持ちやすいです。
話を盛ることが得意な女性が多くいますが、それは女性脳の大きな特徴です。例えば小さな1の出来事が、得意な言葉を操り10にもなって膨れ上がり話を相手に伝えます。
女性脳の特徴として、過去の出来事をまるで昨日のように思い出すことが出来るのですが、男性脳の場合同じ記憶が昨年のことのように感じるのが男性脳・女性脳の違いです。
恋愛で例えると、メールの返信が来ず悪い妄想を広げやすい女性脳に対し「そんな妄想をする時間があるなら別の事をすれば良いのに」と不思議に思うのが男性脳の特徴です。
③自己主張・受け入れやすい
男性脳と女性脳の大きな違い3つ目は「自己主張しやすい男性脳と、受け入れやすい女性脳」です。男性脳を持っている人の場合、自己主張が出来て意思が強いことが多いです。
女性でも会社や自分のブランドを立ち上げたり、役職を持っていてリーダー的存在な人がいますが、そのような人達は男性脳を持っていることが比較的多いです。
対して女性脳の場合、男性脳とは逆で自ら積極的に前には行かず、様子を見守り相手に同調をしたり、意見を受け入れやすく、一歩下がり相手を立てられるタイプと言えます。
そのため仕事上では男性脳の方が上の立場に立ちやすいでしょう。恋愛では男性脳・女性脳、異なるタイプがカップルになった方が衝突・喧嘩も少なく順調に進みそうです。
仕事や恋愛での男性脳の特徴
続いて仕事や恋愛での男性脳の特徴についてです。男性脳の大きな特徴は、論理的思考が出来て空間認識能力に優れていることです。逆に女性脳は感情的に考え、空間認識能力が劣っています。仕事や恋愛においての特徴を見ていきましょう。
空間認識力に優れている
男性脳の人は、空間認識能力に優れています。空間認識能力というのは、形状・物体の方向や位置・大きさ等を素早く正確に把握することが出来る能力を指します。地図を読むのが得意な男性が多いことからも言える通り、男性脳は空間認識能力が女性脳と比較し高いのです。
それは勿論、女性であっても男性脳の人であれば空間認識能力に優れています。日本でもベストセラーとなった「話を聞かない男、地図が読めない女」でも同じことが言われています。実はこの特徴、人間の歴史に基づいているのです。
男性は古来より、家族を守るために食料の確保や外敵の排除に努めてきました。狩りには空間認識能力が必要で、その能力が現在でも維持されているのです。従って女性よりも断然優れていることが理解できるでしょう。
論理的思考
男性脳の人は論理的思考の持ち主です。そのため仕事上ではそれが長所となり、物事を順序良く考えたり、相手に説明することが得意と言えます。結果が重要な仕事上では論理的思考は大切です。
しかし恋愛面で考えると、男性脳は時に恋人との衝突を招いてしまうこともあるでしょう。何故なら男性脳は論理的思考で、会話に結論を求める傾向にあります。
女性脳は相手に共感を得て欲しかったり、話を聞いて欲しくダラダラと話してしまうことがありますが、男性脳の人は会話には目的が必要で、最後に結論を求めてしまう特徴があります。
そのためただの会話にも関わらず「で、話の落ちは?」と思ってしまうのです。女性が男性に悩みを話しても、直ぐに解決方法を提案してくるというのも、男性が論理的思考を持っているからです。
1つのことに集中
男性脳の人は周りが見えなくなってしまう程、1つのことに対し集中力が高い特徴があります。よく男性は一度に色々なことが出来ないと言われていますが、それは脳に関係があるのです。
そのため1つの事を終えてから次に移る人は、男性脳と診断されます。女性脳は例えば食事を作っている最中に洗い物を済ませてしまうことが出来る人が多い中、男性脳は料理なら料理に集中しがちです。
しかし1つのことに集中することは、決して悪いことではありません。集中力が高いと仕事上ミスも少ないかと思いますし、集中すればする程、仕事も早く終わることでしょう。
家事を頼んだのに効率が悪い等、旦那様に対し腹が立つ場合、それは男性脳と女性脳の違いという事を理解し、例えば一番汚い所だけを集中して綺麗にしてもらう等、頼んでみてはいかがでしょう。
性欲が強い
男性脳の人は、女性脳に比べて性欲が強い傾向にあります。何故なら男性脳は、テストステロンと男性ホルモン・本能の関係で、快楽を求める気持ちが強いからです。
それは女性脳と比べて2倍も強いと言われています。研究機関によると、男性脳の人は、毎日のように性に関して考えていることが分かっています。
性に関して恋人と意見が合わないという方は男性脳・女性脳の違いによって、すれ違っている可能性があります。性に関してはカップルにとって大切なことなので、悩んでいる人も多いかもしれません。
二人の性欲が合わないからといって、相性が悪かったり相手を思う気持ちが自分よりも低いとは限りません。お互いが納得のいくまで、二人で話し合う事をおすすめいたします。
競争することが好き
男性脳の人は、競争をすることが好きです。幼い頃から男の子達を見ていると、ゲームやスポーツ等、いつも友達同士競い合ったり熱くなっているなと感じたことはありませんか。
男性脳の人は、誰かをライバルとして見る傾向があります。例えば学校の友達、会社の同僚をライバルとし、勝とうとするのです。男性がギャンブルが好きなのも、男性脳の特徴と言えるでしょう。
女性達のように友達と仲良く遊ぶよりも、勝ち負けをつけた方が楽しく盛り上がる特徴があります。野球やサッカー等の観戦をすることも、女性よりも男性の方が好きな人が多いのはこのためです。
最近は男性脳の女性が増えてきたためか、女性がスポーツをしたり、スポーツ観戦が好きな女性も昔と比べると大変多くなってきています。競争好きな人は男性脳と診断される可能性があります。
鈍感で察する力が弱い
男性脳の人は、鈍感で察する力が弱い特徴があります。自己主張が強めでマイペースなので、人の気持ちを察することが少々苦手な人が多いです。相手の気持ちを考えず自分の事を一方的に話してしまいがちです。
特に女性は、気持ちを理解して欲しい、自分の話を聞いて欲しいという気持ちが強いです。恋愛面ではその点ですれ違い、女性は「どうして私の話を聞いてくれないの」等、悲しい思いをしてしまうことが多々あるでしょう。
それが原因で喧嘩をしてしまうカップルが多いのが事実です。そもそも脳の違いがあるので、男性脳と女性脳とでは根本的に考え方が違うのです。そのため意見の相違があるのは当たり前だと思った方が良いと言えます。
繊細な顔の表情や態度を見て、相手の心情を察することが苦手な男性脳の人に対しては、はっきりと自分の気持ちを言葉で伝える事をおすすめいたします。
男性脳の人は女性脳の人のように、察することが不得意なので、自ら自分の気持ちを伝えてスッキリさせてください。違う脳なので、話しあうことが何よりも大切です。
仕事や恋愛での女性脳の特徴
次は仕事や恋愛での女性脳の特徴についてです。上記で男性脳の特徴をお伝えいたしましたが、女性脳の特徴を具体的にご紹介いたします。ご自分が男性脳か女性脳か診断している人に役に立つかと思うので、詳細をチェックしてみましょう。
直感・感性が優れている
男性脳は論理的思考に優れているとお伝えいたしましたが、女性脳の人は、感性が磨かれていて、直感に優れている特徴があります。デザイナーに女性が多いのは、感性が良くセンスが良いからです。
センスの良し悪しを瞬時に診断できることは、女性脳の長所です。男性脳の場合は論理的に考えるので、仕事の際には男性脳・女性脳の人を交えてバランスを取ると良い結果が生まれるでしょう。
恋愛面でもよく「女の勘」という言葉を聞きますが、男性脳より女性脳の人の方が昔から動物的直感に優れていると言えるでしょう。女性脳は「何かがおかしい」という些細な変化に敏感です。
しかし女性脳の直感だけでは仕事や家庭でも上手くは進まないかと思うので、男性脳とタッグを組み、お互い足りない部分を補い合って協力していくことが良い方向へ進むための方法と言えます。
恋愛は上書き保存
女性脳の人は、過去の恋愛を書き換えるタイプの上書き保存である傾向があります。恋愛に対しては男性脳よりも女性脳の方が思い切りが良いです。失恋をしても次の恋愛へと進むのが早く吹っ切れるのが上手なタイプと言えます。
女性脳の人は、過去よりも自分の幸せを考え、より良い相手を見つけようとするでしょう。逆に男性脳の場合、フォルダ保存タイプなので、時間が経過しても昔の恋人に未練があり忘れられないという気持ちが強い人が多いです。
男性脳の人は思い出を美化し、過去の恋愛を参照にして思い出にふけってしまうことがあります。それは女性脳の人に未練たらしく思われますし、今付き合っている人に対し失礼なことです。思い出は大切ですが、吹っ切る気持ちも必要です。
会話に共感を求める
女性脳の人は、会話に共感を求める特徴があります。女性同士の会話を聞いていると「だよね、分かる」というような相槌が多いです。女性脳同士の会話は相手を否定すること無く、共感をし合うことでストレスを発散させたり楽しんでいます。
女性脳の人は、悩みを相談しても答えを欲しいわけではありません。話を聞いてくれて自分の意見に共感して欲しいと思っています。つまり自分を受け入れて欲しい脳と言えるでしょう。一方男性脳の場合、結論を先に求める論理的思考です。
そのため女性脳の人が男性脳の人に悩み相談すると、男性脳の人は解決するよう努めてしまうので、女性脳の人は「そういう答えを求めていない」と感じてしまうことがあります。しかし男性脳の人も悪気はないので、女性脳の人は話を聞き入れる姿勢も必要と言えます。
マルチタスク
男性脳はシングルタスク、女性脳はマルチタスクと言われています。マルチタスクとは、複数の作業を並行しながら行うことを言います。同時に色々なことが出来てご自分がマルチタスクだと感じる場合、基本的にあなたは女性脳と診断されます。
女性脳の人は同時に複数のことをこなす人が多いので、男性脳の人よりも仕事や家事の効率が良いのが特徴です。しかし男性脳のシングルタスクが劣っているわけではありません。シングルタスクの人は、一つのことに集中できる職人気質と言えるでしょう。
仕事でも家事でも、短時間で物事を複数にこなしたい場合は女性脳が行い、徹底的にやりたい作業などは男性脳の人が行えば、それぞれの特性を活かすことが出来ます。2つの脳が協力し合って物事を進めると上手くいくので、参考にしてください。
物欲が強い
女性脳の人は、物欲が強い特徴があります。新しいバッグが欲しい、洋服が欲しい、財布が欲しい等、新しい物を次々と欲しがる人は、女性脳の傾向があると診断されるでしょう。男性脳の人にとっては「まだ買うの?」と思ってしまう程の物欲です。
一方男性脳は、前述した通り物欲よりも性欲が強い傾向があります。物欲と性欲、どちらの欲求も人間が生きていくうえで大切なものではあります。しかしながら隔りすぎるのは生活に支障が起きるので、よくありません。
買い物をし過ぎてしまう、衝動買いをしてしまうと感じている人は、自分の女性脳の性質が色濃く出てしまっていると自覚するだけで、もう少し控えようと思えるかもしれません。女性脳だから仕方ないと思うのではなく、自分の欲望を抑えることも大切です。
周囲を自慢する
女性脳の人は周囲を自慢する傾向があります。自分自身ではなく、周囲の環境や人を自慢する人は、女性脳と診断されます。女性脳の人は受け身の体制で自己主張が控えめなので、自分自身をアピールすることは少ないと言えるでしょう。
一方男性脳の場合、自己主張が強い性質から周りではなく自分自身を自慢することが多いです。女性脳と男性脳の組み合わせであれば良いかと思いますが、同じ脳タイプが集まってしまうと、会話が面倒なことになりやすいです。
またこれから合コンや飲み会などを開こうと計画されている際には、女性脳と男性脳が丁度良い割合になるように、脳タイプを意識してメンバーを集め、構成した方が、その飲み会は楽しく成功する可能性が高くなります。
2つの脳タイプを見分ける男性脳・女性脳診断!
最後に、男性脳か女性脳か、脳タイプを見分ける診断を行います。ご自分や周りの人達がどちらのタイプなのか診断出来れば、自分とその人の付き合い方が何となく分かるかもしれません。簡単に出来る診断なので、是非チェックしてみてください。
見分け方①地図が上手に読める?
男性脳か女性脳か見分け方の1つ目は「地図が上手に読めるかどうか」です。女性で多くありがちなことですが、女性脳の人は地図を読むことが苦手で方向音痴です。道に迷ってしまったり、自分がどこにいるのか分からなくてなってしまうことが多い人は女性脳です。
診断方法はシンプルで、地図を渡してその人が殆ど迷わず目的に辿り着くかどうか確認してみてください。最近はカーナビが車に付いているのは当たり前で、スマホのナビを使っている人も多いです。そのため地図を読み慣れていない人も少なくないでしょう。
しかし男性脳の人は、地図を読み慣れてはいなくても、脳の関係でもともと方向感覚は持っているので、ナビがなくても地図があれば目的地に辿り着くことが出来るのです。絶対にナビがないと無理という人は、女性脳です。
前述した「話を聞かない男、地図が読めない女」というヒットした本がありますが、本に書かれていることと該当する人が多い理由は、実際には性別の違いではなく、脳タイプが影響されています。
もし地図を渡して試すことが難しい場合には「あなたは地図を読むのが得意?」と聞いてみると手軽に診断できるでしょう。代表的な男性脳・女性脳の診断方法です。
見分け方②人差指よりも薬指が短い
人差し指よりも薬指が短い場合は女性脳だと言われています。この診断方法は外面から確認できる簡単な方法で、性格的なことではないので見分け方として大変難易度が低いです。この話は逸話ではなく、きちんと科学的に証明されています。
というのも指の長さというのは、母親の胎内にいた頃から男性ホルモンの量によって決まるそうです。人が母胎内で受けたアンドロゲンもしくはテストステロンという男性ホルモンの量によって、人差し指と薬指の長さの対比が決まります。
沢山の男性ホルモンを受けると、薬指が人差し指より長くなる傾向があります。そのことから、男性の薬指の長さは性格・健康・個性を表す指標とされています。あくまで一つの指標ですが、指の長さが脳タイプに影響するのは、覚えておきましょう。
男性脳・女性脳の特徴を活かして良い人間関係を築こう!
いかがでしたか。今回は、男性脳・女性脳の特徴及び、恋愛や仕事での考え方の違い、自分でできる診断方法をお伝えいたしました。人間の脳には必ず男性脳・女性脳、2つの脳に分かれます。それぞれの特徴を把握し、これからの人間関係に活かしましょう。