キャンプ用の靴選びガイド！季節ごとの選び方や種類ごとの特徴も紹介！

キャンプ用の靴は、もう購入されましたか。キャンプへ行く時には服装選びと合わせて、靴選びもキャンプを楽しむために大切なポイントとなります。今回は、キャンプ用のおすすめな靴の選び方及び、種類ごとの特徴などを調査いたしました。

キャンプをする時には「安全を確保する」ために、キャンプに適した靴を選ぶことが基本となります。いくら見た目がオシャレで可愛くても、場違いな革靴やハイヒールなどは論外と言えるでしょう。キャンプ場には、川辺・芝生・森林などの自然が多くあります。

そのため都会とは異なる危険が潜んでいます。整備されていない道はある程度高さのある靴でないと捻挫をしてしまうリスクもありますし、渓流等の川辺は砂利も大きいので、靴底が薄いと出っ張りが刺さって足を痛めてしまう可能性があります。

アウトドアキャンプは、焚き火にバーベキュー、釣り、川遊びなど活発に動くことが想定されるため、リスクの少ない動きやすい靴を選ぶと良いでしょう。その中でもキャンプをする時のおすすめの靴は下記の通りです。

場所にもよりますが、キャンプでは基本的にスーニーカーなどの動きやすい靴で対応が可能です。キャンプが初めての人は、キャンプ専用の靴を買わないといけないと思うかもしれませんが、わざわざ購入する必要はないことを覚えておきましょう。

しかしながらキャンプ場によって砂利が多い場所であったり、目的地に到着するまでの道のりが険しかったり等、底が平たいスニーカーでは危険性が高い場合には、靴底が高めな靴など、それぞれの場所に合った選び方をしてください。

同じスニーカーでも、靴底がギザギザしていて滑りにくい種類のものなどがあるので、長時間でも歩きやすくハイキング等の分野で人気のスニーカーを選んだ方が、安心してキャンプを楽しめるので、おすすめです。

キャンプをする際、目的に到着するまでの間などにハイキングや登山をすることがあるでしょう。そんな時におすすめなのはトレッキングシューズです。トレッキングシューズは、ソール・かかとが厚いので、山道が歩きやすく安心して進めます。

トレッキングシューズに履き慣れていない人は、最初違和感を覚えるかもしれませんが、慣れてくれば長時間履いていても疲れにくく、なによりスニーカーなどでは危ない岩場等でも安心して歩くことが出来て人気です。

ただトレッキングシューズはある程度値段はするので、どのようなキャンプ場なのかを事前に見極め、必要であれば購入することをおすすめいたします。足場が悪くて傾斜がある道や登山のあるキャンプの場合には、検討してみてください。

キャンプへ行く際に一番おすすめな靴はアウトドアシューズです。最近のアウトドアシューズはお洒落なデザインの靴が多く、キャンプ以外でも普段履き出来るのが特徴です。おすすめの選び方の一つとしてデザイン性で選ぶのも良いでしょう。

アウトドアシューズは、男性用・女性用共に種類が豊富で色がカラフルなので、様々な服装に合わせやすく人気が高いです。尚アウトドアシューズのお値段はお安いものから高いものまでピンからキリです。幅広い年齢層のキャンパーから支持されている靴と言えます。

アウトドアシューズはデザイン性・履きやすさ・丈夫さ、全てのバランスが良いです。キャンプなどのアウトドア趣味を広げていきたいと思っている人は、アウトドアシューズをチョイスすれば失敗をすることはなさそうです。

次にキャンプ用の靴の選び方をお伝えいたします。人によってキャンプ用の靴の選び方は様々です。デザインで選ぶ人、安い靴を選ぶ人、キャンプ場に合わせて選ぶ人等、色々なタイプがあるかと思うので、それぞれの選び方を見ていきましょう。

キャンプ用の靴の選び方の1つ目は種類で選ぶ方法です。例えば防水・撥水機能の必要有無など、機能性を考えるのもおすすめの選び方です。防水機能のことで言うと、キャンプ場やキャンプ場で行うアクティビティによって必要有無が変わります。

必ず機能性が高い靴である必要はありませんが、キャンプ中は靴が汚れてしまう可能性が高いので、どんな靴を履くにしろ、防水スプレーをしておきましょう。汚れにくい種類の靴を履いていけば、キャンプから帰宅した後の靴の手入れが楽になります。

靴の種類によって機能性が異なるので、希望しているキャンプ場に合った靴を選ぶようにしてください。また新品の靴は靴づれになってしまうかもしれないので、新しい靴を買ったら、キャンプ当日までに履き慣らしておきましょう。

キャンプ用の靴の選び方の2つ目は、キャンプ場に合わせて選ぶ方法です。キャンプ場に適していない靴を履いてしまうと、思わぬ所で怪我をしてしまったり靴が汚れてしまい後悔をすることがあります。

まず定番のキャンプ場は芝生キャンプ場です。他のキャンプ場と比べると芝生キャンプ場は整備されているため、リスクは低いと言えます。しかし朝霧や夜霧で靴が濡れてしまうことがあるので注意です。

キャンプ場によっては防水機能の付いている靴を選んでください。またアウトドアシューズを選ぶのであれば、汚れが目立たないようにグレーやブラウンなどの靴を選びましょう。

次に森林キャンプ場の場合、一般的に地面が土になっているので、芝生キャンプ以上に靴が汚れやすいです。汚れてしまっても良くて動きやすく足を守れるシューズで行きましょう。

最後に川辺のキャンプ場の場合、芝生や森林キャンプ場よりリスクが高くなります。川にある岩は滑りやすく怪我をしてしまう可能性があるので、ソールがゴム製で出来ている種類の滑りにくい靴をおすすめします。子供連れの際には目を離さないようにしましょう。

キャンプ用の靴の選び方の3つ目は、カット位置で選ぶ方法です。ローカットの靴の場合、脱いだり履いたりすることが楽なので、テントの出入りもスムーズに行えて人気です。また足首が保護されていないので、履いていて違和感がないことも特徴です。

しかし逆に捻挫等の怪我をしてしまう可能性があるので、高低差があるキャンプ場を歩く際には気をつけてください。平地でのキャンプならローカットの靴でも十分と言えるでしょう。次にハイカットの靴は、足首まで保護をしてくれるためどんな場所でも怪我のリスクが低くなります。

ハイカット靴の欠点は、脱いだり履いたりすることが面倒ということです。それさえ克服が出来れば、険しい道や焚き火などでも安心して楽しめるのでおすすめと言えます。キャンプ場に合った種類の靴を選んでください。

キャンプ用の靴の選び方の4つ目は、安いかどうかで選ぶ方法です。機能性の高いスニーカーやトレッキングシューズなどは決してお安いとは言えず、軽く2万円近くしてしまう靴が多いのが実情です。

キャンプ用でお安い靴は少ないのですが、キャンプ用品を集めるだけでもお金が掛かるので、自分にとってどこが欠かせないポイントなのかを抑え、出来るだけお安い靴を選んでも良いかもしれません。

続いて、キャンプ用のおすすめ人気靴をご紹介いたします。ある程度はキャンプ靴の選び方はお分かり頂けたかと思いますが、具体的に靴を選ぶとなると、どのブランドが良いのかなど悩んでしまうのではないでしょうか。是非下記を参考にしてください。

コロンビアの靴は、高性能な製品をよりお安い価格をモットーにと作られています。今回ご紹介する「コロンビア マドルガピーク5オムニテック」は、売れ切れになる程ベストセラーの商品です。素材はウォータープルーフシンセティックレザーとナイロンメッシュです。

防水機能も付いていて、日本人の足の形に合わせて作られている靴なので、多くの人にフィットしやすいのが特徴です。グリップ力・強度・クッション性・防湿透過性等、バランスが良く、色々な場面で使える大人気の靴です。

お値段も比較的お安いので、気軽に購入できます。生地が柔らかいので、本格的な登山よりも、ハイキングや街中向きと言えるでしょう。また足首部分もしっかりしているので、怪我の心配も少ないところが良いです。

アメリカのユタ州発祥のMERRELLは「一切の妥協を許さない」ことをポリシーとし、靴作りに励んでいるブランドです。その中でも人気の「メレルLEATHER レザー1027」は、クラシックなデザインで大変格好良いと評判です。

こちらの商品は創業当初1983年に作られた記念すべきブーツを、日本のみで販売している限定復刻盤で貴重な靴です。長時間のハードな歩行であってもしっかりと支えてくれ、使い込む程に味の出る逸品と言えます。

強いグリップ力で安定した歩行をサポートします。また磨耗抵抗性が強くトラクション性にも優れたソールです。お値段は約5万円と決してお安いとは言えませんが、長いこと履く場合には、後悔のしないおすすめの商品です。

「メレル グラスボウ ミッドスポーツ ゴアテックス」は、歩きやすさ抜群の高機能トレッキングブーツで、売れ切れ続出な程の人気です。防水性抜群で履き心地も良く足にフィットしやすいと好評です。

またローカットなので蒸れずに快適な靴です。足場が悪かったり、長時間歩くキャンプ場であっても、しっかりとサポートをしてくれる靴です。幅広い年齢層の方々から親しまれています。

1932年創業したダナーというブランドは、履く人が不便を感じず使いやすく耐久性に富んだ靴を作ることをモットーに作られています。厳選された素材で作られており10年以上履くファンも多いです。

こちら「ダナーライトリバイバル」は、80年代初頭のダナーライトをリバイバルした商品で、デザイン性も高く人気です。沢山履いて自分好みの風合いに仕上げていく魅力があります。

日本を代表するアウトドアブランドであるmont-bellは、日本人の足に合わせて作られており、修理やソール張替えなど、気軽に店頭で相談できるのが便利です。

こちらの「ラップランドストライダー」は、低山ハイクやキャンプにおすすめの軽量モデルです。歩きやすさ抜群で、ゴアテックス仕様なので全天候型です。人気なので、見つけたら早めにご検討下さい。

「クラッグホッパー」は、キャンプ地や街中、ハイキングにおすすめの商品です。適度な剛性を備えたプレートを使用しているので、岩場等での足への衝撃を緩和してくれます。

お値段も比較的お安いので、コスパが良いと好評です。登山靴に近い履き心地で最初はフィット感が少ないのですが、履き慣れてくればとても動きやすい靴になるので検討してみてください。

最後に、季節に合ったキャンプ用の靴についてご紹介いたします。基本的にはキャンプ場の種類を重視して靴選びをすることをおすすめいたしますが、キャンプをする季節によって、最適な靴は変わります。それらについて見ていきましょう。

人気の夏キャンプの場合には、靴が蒸れてしまう可能性があるので、通気性を重視して選んでみてはいかがでしょうか。整備された芝生のキャンプ場であればサンダルでも良いかと思いますが、サンダルの際には、かかとが固定されている歩きやすい靴を推薦いたします。

尚森林キャンプやハイキングの場合には、事故や怪我のリスクを減らすためアウトドアシューズやトレッキングシューズがおすすめです。サンダルでは底が薄いので、太い枝や大きな石などがあたって足を痛めてしまいます。

夏は暑いので、ついついサンダルや素足など、足を開放的にしたくなってしまいますが、キャンプ場には石や木、虫など様々な危険が潜んでいます。サンダルを持参したい場合には、念のためスニーカーなども予備で持っていきましょう。

冬場のキャンプの場合、営業していないキャンプ場が多いのですが、もしキャンプをやる際には、滑りにくい安全なハイカットの靴、アウトドアシューズを選ぶことをおすすめいたします。

冬は冷えやすく寒さが敵です。足元を温めることはとても大切なので、保湿性の高い靴かどうか、事前に確認してから購入した方が良いでしょう。ブーツなどが冬キャンプに適してると言えます。

今回は、キャンプ用の靴選びガイドと題し、靴の季節ごとの選び方や種類ごとの特徴などをお伝えいたしました。キャンプ用の靴は決してお安いわけではないので、自分の好み・ニーズに合った靴を慎重に選んで、より一層キャンプを楽しんでください。