キャンプにはコンテナがあると便利!
キャンプが楽しくなってくると、いろいろな道具をそろえ始めてしまいます。テントや寝袋をはじめとして、調理器具や座り心地の良いキャンプチェアーなどが定番といえるでしょう。ギアが一つ増えるごとに楽しさは増しますが、悩みも増えるということをご存じでしょうか。
まず、荷物が多くなればキャンプサイトへの搬入に時間がかかります。重たい荷物をサイトに広げるのに一苦労するというわけです。次に、収納にも困ります。段ボールにまとめて入れておいても良いのですが、見栄えは良くなく、最悪底が抜けてしまうこともあるかもしれません。
そこで重宝するのが、キャンプ用品をひとまとめにして収納できる「キャンプ用コンテナ」という整理箱です。キャンプが楽しくなってきてキャンプ用品が増え始めたら、コンテナを購入してみましょう。コンテナを使えば、収納にも搬入にも悩みはすべて解決できるのです。
キャンプで使えるコンテナとは
キャンプ用品をまとめて入れておくコンテナは、キャンプ用品メーカーが作っている製品である必要はありません。極端に言えば、カラーボックスでも良いのです。そう云えども最近はキャンプブームであり、女性にも好評なお洒落なキャンプ用品が巷にあふれています。
市販のキャンプ用品を自分が使いやすいように改造したり、個性を発揮できるようにペイントしたりするキャンパーもいます。キャンプ用品を入れるコンテナも、単なる箱や袋では寂しいです。また、キャンプ用品の中には重くて嵩張る物もあります。
キャンプギアを整理して収納するキャンプコンテナには、適したも素材があるのです。キャンプで使えるコンテナの第一条件は、まず丈夫であることです。キャンプ用品自体が頑強にできているものが多いので、それに見合う強度は最低限必要なのです。
ギアをまとめて持ち運びできる
キャンプコンテナの最大の利点は、ギア(キャンプ用品)をまとめて持ち運びできる点です。それぞれのギアを車から一つずつキャンプサイトに運び込んでいるのでは、搬入だけで一日が終わってしまいます。それならば、何箱かにまとめて持ち運びできた方が効率が良いのです。
キャンプギアが増えると、キャンプ設営にもこだわりがでてきます。タープを使うのか、フライシートはどうするか、チェアやテーブルはどうするかなど、居心地の良いキャンプ設営を求めるようになります。大きなギアは、まとめておけば設営は楽になります。
ランタンや調理器具などの小物も、専用のキャンプコンテナがあると便利です。これらも整理整頓してキャンプコンテナに収納しておけば、まとめて持ち運びができるというわけです。ギアの手入れをするときも、まとめてできるので便利です。
おしゃれで雰囲気があがる
キャンプコンテナは、キャンプ場では椅子の替わりになったり、調理台の替わりになったりと、便利に使えます。キャンプサイトに出しっぱなしになるので、他のキャンプギアと方向性を統一しておくとおしゃれです。例えば色遣いを同じにしたりするのがおすすめです。
わざと中身が見えるように、透明なキャンプコンテナを使うキャンパーもいます。自然派志向のキャンパーは、木のぬくもりを大事にするために木製のキャンプコンテナを愛用することが多いようです。有名キャンプ用品メーカー製であれば、大きなロゴが入って目立ちます。
この様に、キャンプコンテナ自体がおしゃれなデザインであったり、雰囲気を向上させてくれるデザインになっていることもあるのです。キャンプコンテナは単なる整理箱にとどまらず、キャンパーのキャンプに対する気持ちをあげてくれる大事なギアであるということです。
自宅での収納にも使える
キャンプコンテナの威力が発揮されるのは、なにもキャンプサイトだけのことではありません。自宅に帰ってきてからも、威力は発揮されます。あれをココに仕舞ってこれはコッチに仕舞ってと、家の中でバラバラにキャンプギアを整理するよりは、まとめておいた方が賢い管理が可能です。
収納という意味だけで言うならば、段ボール箱に「キャンプ用品」と書いてすべてのギアを入れておけば済みます。ところがキャンプギアが増えていくと、なかなか大変です。キャンプごとに段ボール箱をひっくり返してという作業が繰り返されます。それならば、コンテナ利用が便利です。
丈夫なキャンプコンテナをギアにあわせて数種類保持していれば、キャンプの用意はさっと仕上がります。自宅でのキャンプギアの収納にもキャンプコンテナはバッチリ役に立つということであり、持っていて損はないキャンプ用品の一つであるということなのです。
キャンプ用おすすめコンテナ5選【定番】
人気のキャンプ用品メーカーから発売されているキャンプコンテナであれば、失敗はまずありえません。どのキャンパーも使うということは、それ相応の理由があるのです。もちろん「人と同じは嫌だ」というキャンパーは、定番グッズを改造したり、色を塗り替えたりします。
おすすめのキャンプコンテナは、使いやすいと評判で初心者キャンパーからベテランキャンパーまでが所持しているキャンプコンテナでしょう。ソロキャンプと大家族キャンプとではギアの数や大きさは違いますから、それらを収納するコンテナの大きさが違ってきます。
それはつまり、キャンプの仕方によってキャンプコンテナも買い替えたり、買いそろえたりしていく必要があるということです。定番といわれるキャンプコンテナを幾つか購入しておけば、どのようなキャンプスタイルであっても機能します。おすすめの定番コンテナを五つご紹介します。
スノーピーク シェルフコンテナ50
屋根の材料にも使われている頑丈なガルバリウム銅板でつくられた、いかにもキャンプ用品であるというコンテナです。開いたときに中身が非常に確認しやすい点が特徴的です。また別売の接続金具を使えば、三段まで積み重ねて使用することも可能な設計になっています。
サイズは625mm×405mm×270mmであり、5.5kgの重量があります。老舗キャンプ用品メーカー製らしく、武骨で頑強なルックスで、それが逆におしゃれだと評判です。容量は約20kgまで耐えられるように設計されているので、多少重たいキャンプギアでも十分収納できます。
このコンテナが便利な点は、収納時やキャンプサイトへの持ち運び時はコンテナとして使い、サイトで使うときは箱を開いた状態でロックをかけて棚のように使える点です。さらに天板を用意すればテーブルとしてもチェアとしても利用可能であることなど、一番おすすめのコンテナです。
スノーピーク シェルフコンテナ25
サイズが一回り小さくなって325mm×520mm×210mmとなっている点だけが、シェルフコンテナ50との違いです。女性キャンパーにはおすすめの逸品です。材質はおなじくガルバリウム銅板なので、耐久性は変わりません。最大積載量も20kg程度となっているのも、この材質の性能のおかげです。
一回り小さいために、むしろ便利な点は車との持ち運びです。他のキャンプギアの積み込みに邪魔にならないベストなサイズで、キャンプ地へ向かう車内は快適そのものです。そしてサイトへの持ち運び時は、竹素材のグリップを握って移動できます。女性にも持ちやすいハンドルです。
50サイズでも25サイズでも、唯一の欠点はスノーピーク社純正品の天板が発売されていないことです。キャンプギアを改造したり色を塗り替えることが好きなキャンパーであれば別ですが、初心者キャンパーたちからは天板を用意して欲しかったとの声が多く聞かれます。
コールマン ベルトコンテナ/L
キャンプ用品メーカーの老舗であるコールマンからは、様々なキャンプコンテナが発売されています。その中の一つにベルトコンテナがあります。このキャンプコンテナは素材がポリプロピレンで持ち運びに軽く、しかも丈夫に作られています。しかもワンタッチ折りたたみ式です。
折りたたみ時の厚みはわずか4.5cmしかありません。このため、キャンプギアの収納は他の場所に納めておき、キャンプコンテナは押し入れの隙間に収納しておくことができます。また、普段から車に積みっぱなしにしても場所をとりません。カラバリは緑と、赤があります。
ショルダーベルトが付属しているのでキャンプサイトへの搬入には便利でしょう。コンテナとして広げた時のサイズは450mm×300mm×230mmと平均的な大きさです。傷を気にせず汚れも気にせず、気楽に使えるコンテナとしておすすめの逸品です。
CAPTAINSTAG キャンプ
キャプテンスタッグから発売されているキャンプコンテナも様々なタイプがありますが、このタイプもワンタッチ折りたたみ式の便利なコンテナです。キャンプFDハンディコンテナLサイズUL-1012は、巷のスーパーで見かける買い物カゴのようなタイプです。
サイズは450mm×315mm×255mmであり、重さも約920gしかありません。そのくせ最大積載量は約8kgまでと頑強設計になっています。材質は持ち運びに軽くて丈夫なポリプロピレンで、数個重ねて使用することもできます。水洗いで丸洗いができる点が嬉しいコンテナです。
カラバリも定番の緑の他に黒などがあり、コールマンのキャンプ用品然とした風貌に比べるとキャプテンスタッグのコンテナの方がおしゃれです。小物が多い女性キャンパーが初めて購入するコンテナとしては、おすすめの逸品です。
無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス
キャンプ用品専門店が販売しているコンテナでなくとも、持ち運びに便利なおしゃれコンテナは存在します。その一つに、最近ベテランキャンパーたちに人気になっている無印良品のコンテナがあります。様々な種類があるのですが、一番のおすすめが大型コンテナです。
ポリプロピレン頑丈収納ボックスという名前の商品は、デザインはまさに無印良品らしくシンプルです。「頑丈」と名前があるだけに、最大積載量は驚異の100kgまで可能という頑強さです。サイズは大型のこの商品では780mm×390mm×370mmで、多くのギアが収納可能です。
腰かけたとしてもビクともしない丈夫さで、3段まで積み重ねることも可能です。さらに大型の特大サイズも用意されています。ステッカーを貼り付けて個性を出すキャンパーもよく見かけます。ギアが増えてきた中堅以上のキャンパーに特におすすめの逸品です。
キャンプ用おすすめコンテナ8選【おしゃれ】
キャンプコンテナだけではなく、キャンプギアを日常生活でも使ったり、押し入れにしまい込まずインテリアの一部として使うキャンパーも少なくありません。武骨なシルエットがおしゃれさを増してくれるキャンプギアであることもあり、収納しながらインテリアにもなる点が便利です。
おしゃれキャンプギアであることの条件は、色や素材の豊富さが一番だといわれます。スタイルは、キャンプギアである以上は限られてしまうので、例えばカントリー調の部屋にはナチュラルな木目が生かされたキャンプギアが似合うというわけです。部屋にあわせて塗り替えもアリです。
押し入れに隠してしまうにはもったいないほどの、おしゃれなキャンプコンテナをご紹介しましょう。キャンプギア収納のためやキャンプに出掛ける際に使用するコンテナとしてだけではなく、日常生活に使う棚の一部としても十分に使える便利なコンテナです。
エーワイ・カーサ マルチウェイ ボックス
もともとは、スーパーなどで使っていた業務用の運搬ボックスだったので、とにかく頑強に作られています。家庭で使うことを考えてカラーバリエーションを増やしたものが、こちらのマルチウェイボックスで、カラバリは、なんと驚きの10種類です。
他のポリプロピレン製コンテナと同様に、折りたたみ式です。このため使わなくなれば収納も簡単にできます。軽く、しかも丈夫なので重ねることも可能で、網目から見える中身を本体カラバリとあわせておしゃれに演出することができます。
キャンプコンテナに便利な大型のLサイズは600mm×400mm×220mmもあるので、衣替え用の衣装ケースとしても十分な容量です。さらにポリプロピレン製とは少しだけ違う、発がん性物質不使用のため食品保存にも心配は不要という設計の万能コンテナです。
YOKA パネルツールボックス
木目が美しいYOKAのパネルツールボックスは、まずおしゃれなコンテナであるといえます。子供のおもちゃ箱にも最適なサイズです。キャンプギアを乱暴に放り込んでも、見た目がサマになります。使わないときはベルトでくくっておけば、隙間収納が可能です。
5枚の板から形成されているキャンプコンテナで、1枚1枚の板はしっかりしています。不使用時の固定ベルトが、コンテナ時には接続固定具になっている点が機能美を感じさせます。いくつか積み上げることも可能な丈夫さで、日常生活に例えば棚としてリビングにおいても良いでしょう。
持ち運びに便利なようにあけてある穴が、女性にも優しい面取りが施されており、それがおしゃれさを演出しています。実際、持ち運びしやすい機能美も備えており、部屋の中で使うにも、実際に持ち運びに使うコンテナとしても、女性に人気一番のコンテナです。
シーダブリューエフ オールウェザーコンテナL
これまでは硬い素材で作られていたキャンプコンテナをご紹介してきました。丈夫であることはキャンプサイトに搬入することを考えれば重要な要素ではありますが、反面、重量がどうしても重くなります。ただでさえキャンプギアの中には重いものがあるので大変です。
そこでソフトコンテナの登場です。アウトドアギアメーカー老舗のCWFからは、大容量のソフトコンテナであるオールウェザーコンテナが販売されています。防水性は抜群で、ウレタンパッドも入っているので中身の保護も抜群です。サイズは750mm×460mm×360mmと大型です。
ベテランキャンパーたちに愛用されているソフトコンテナで、特におしゃれに気を配るキャンパーに人気の商品です。ギアを大事にしているキャンパーたちが使用していることが多く、おしゃれさと機能美を両立させている逸品といえます。
岩谷マテリアル グリッドコンテナー
岩谷マテリアルから販売されているアイムディグリッドコンテナは、決してキャンプコンテナとして開発されたものではありません。インテリアの一部として使うための収納コンテナとして作られたものなのです。ところが丈夫でおしゃれであることから、キャンパーに人気の商品になりました。
まず表面の凸凹を利用して積み重ねられる点が最大の特徴です。まるでレゴのようなブロック感覚で扱えます。しかも、折りたたみ式です。コンテナボックスとして組み立てた時は600mm×300mm×300mmのサイズで、折りたたむと厚さが100mmになります。
持ち運びには取っ手が使いにくいとの声がありますが、車のトランクにぴったりという声や、日常生活にも使うにはおしゃれて最適という声もあり、試してみる価値はありそうです。
松野屋 トタン米びつ
レトロなかんじがおしゃれである、トタンやブリキの製品が最近再び人気商品になっています。松野屋は東京西日暮里にある1945年創業の荒物屋です。町工場で作られる荒物は、もはや伝統工芸品といわれるレベルの製品ばかりです。大事に使えば一生ものといわれる商品です。
トタンの米びつは防虫効果や防湿効果に優れているので、高級キャンプギアの保管には最適ともいえます。何より、見た目がおしゃれです。幾つかのサイズを購入して、ギアごとに使い分けるのが贅沢な使い方でしょう。
りんご木箱 中古
リンゴや梨などを主に生産している農家であれば、中古木箱を安価に入手することが可能でしょう。実は、おしゃれにみえると最近はキャンパーたちに人気なのです。これをキャンプコンテナとして使ったりするキャンパーが増えています。
楽天などで購入すると程度により価格は上下しますが1000円ほどです。これが農協や農家から直接購入すると100円程度で購入することもできます。傷んでいるところを修理し、ペイントしたりすればおしゃれなコンテナができあがります。
折りたたみ式でもなければ、防水性に優れているわけでもない木箱ですが、だからこその味があります。持ち運びは、重たいリンゴを入れて持ち運びに使われていた箱だけあって、おすすめです。入手可能であれば、一番リーズナブルに仕上げられるコンテナです。
NEUTRAL OUTDOOR NT-WG01 WGソフトコンテナー
ポリエステル製の、とってが便利なソフトコンテナです。1つのサイズが190mm×420mm×240mmで、4色セットのコンパクトコンテナです。ニュートラルアウトドアから発売されているキャリアワゴンに4つがちょうど入るサイズ設計なのが、おしゃれです。
天板と底面に、板が入っているので型崩れしません。ソフトコンテナの場合、重いものを入れると型崩れが起こり持ちにくい姿勢になりがちですが、サイズも小さく板入りのため型崩れが起きにくい設計です。
アイリスオーヤマ RVBOX 1000コンテナボックス
おしゃれなハードコンテナの大型といえば、こちらがいちばんのおすすめです。容量は驚異の160Lです。サイズも驚きの1000mm×500mm×500mmという、これまでのハードコンテナと比較すると超大型といえるサイズです。このため底面には大型タイヤも装着されています。
大型クーラーボックスのような風貌ですが、なによりたっぷり入るサイズなので、何でも入れて運び込むコンテナとして優秀な商品といえます。またキャンプギアの保管場所としてのコンテナともいえ、そのまま倉庫に直行という使い方をしているキャンパーも多いようです。
キャンプ用おすすめコンテナ2選【小物向け】
コンテナは、何もテントやシュラフなどを運ぶためのものだけではありません。ランタンの保管場所だったり、バーナーの保管場所だったりすることもあります。狭い家であれば、日常生活にも溶け込ませるために、おしゃれなコンテナにしておけば違和感なくリビングにおいておけます。
さらに、例えばカトラリーやコッヘル、水筒やヘッドランプに至る小物の収納や搬入も考える必要が出てきます。こまごまとしたものをサイトに搬入するには一つにまとめられていた方が便利ですし、帰宅後の収納も一か所にまとめられている方が次回の時を考えると断然便利です。
小物を持ち運んだり収納するときに便利な、おしゃれでおすすめなキャンプコンテナを2つ、ご紹介しましょう。
スタンレー クラシックランチボックス
スタンレーといえば100年を超える歴史を持つ、真空断熱技術を持つ魔法瓶メーカーです。魔法瓶といえども、アウトドアユーズを想定した、頑丈な水筒づくりをしてきた老舗メーカーです。そのような老舗から、驚きの商品が発売されていました。ランチボックスです。
ただのランチボックスではありません。サイズは330mm×152mm×228mmもある大型のランチボックスで、容量はなんと9Lの大型です。キャンプ道具やちょっとした衣類なども余裕で入れられ、小物専用コンテナとして十分に使えます。
ユニフレーム ケース by ケース
ユニフレームから発売されている、ステンレス製のシンプルな箱です。サイズは410mm×205mm×105mmです。例えばBBQの道具などを無造作に入れておくと似合うでしょう。フタはしっかりとロックができるようになっており、それでいて持ち手がおしゃれに設計されています。
小物専用のキャンプコンテナとしてだけではなく、車のメンテナンス用品を入れて積みっぱなしにしているドライバーや、金づちなどの大工道具などを入れているサンデーカーペンターなども、ユニフレームのケースBYケースを愛用している人が多いようです。
キャンプ用コンテナの選び方
キャンプコンテナは、キャンプ用品メーカーから発売されている専用の製品から、何かを流用する方法まで、いろいろな選択肢が考えられます。あまりにも選択肢が広すぎて、どれを購入すべきか迷ってしまうこともあります。
また、その時の気分だけで購入してしまうと、例えば色などに統一性が無く、日常生活でリビングに設置するには酷いということも起こりがちです。キャンプコンテナを購入する時に、どういった点に注意して選ぶと良いのか、いくつかのポイントをまとめました。
大きさ・容量で選ぶ
まず、コンテナを使用する本来の目的をはっきりさせましょう。それは、「搬入する時に便利である点」「収納する時に便利な点」の二点です。キャンプギアが増えてきて紙袋では収まり切れないときや、ザックに入りきらないときに購入に踏み切るはずです。
そうなると、まずはコンテナの大きさや容量が重要になります。このとき、コンテナ購入の個数も需要です。一つのコンテナで全部を入れ切ってしまうのか、複数に分けるべきかも重要なのです。搬入を考えれば自分たちで持ち運びできるサイズ・重さが重要だということです。
用途別に選ぶ
BBQには赤のコンテナ、山に行くためのギアは緑色のコンテナというように、用途別にコンテナを分けて使うキャンパーも多くいます。海岸でキャンプすることが多ければ、ソフトコンテナやプラスチック系のコンテナがおすすめです。簡単に洗え、金属のように錆びないからです。
折りたたみできるかで選ぶ
部屋の狭さを考えると、キャンプギアを収納しておく場所も限られます。ギアを日常生活に使うのであればなおさら、コンテナは邪魔になることもあるのです。そのような時は、折りたたみ式のコンテナを選んでおけば自由に使い分けることができます。
折りたたみ式コンテナを購入する時に注意する点は、まずはサイズです。折りたたみ式コンテナは、比較的小さいサイズが多いからです。また、折りたたみ式の場合は強度にも注意します。重たいギアを入れる目的で選んだ折りたたみ式コンテナで、底が抜けてしえば意味がありません。
折りたたんだときのサイズも重要です。収納する場所の隙間サイズが折りたたんだコンテナのサイズにあうのか、あらかじめしっかり測っておきましょう。折りたたみコンテナの持ち手や肩掛けベルトなども貧弱ではないか、十分に注意します。
お気に入りのメーカーで選ぶ
キャンプをするときに気分をあげるためには、お気に入りのメーカーでキャンプギアを揃えておくことも大事です。一つには、同じメーカーであれば接続が簡単であったり、組み合わせが自在にできたりします。色の違和感もなく、すべてが一体化しているようにもみえます。
有名アウトドアグッズメーカーのロゴが大きく入ったコンテナを持てば、気分もあがるというものです。周囲からの注目度も高く、目立つキャンパーとなります。目立つことは、悪いことではありません。「もしも」の時を考えれば、位置をハッキリさせるための色使いは重要なのです。
色別に選ぶ
日常生活に使うならば、例えば木目調のもので統一すると違和感が少なく使えます。ダークグリーンがキャンプグッズには多く使われているので、たまにワンポイントで赤や黄色のグッズを入れるとおしゃれにみえます。ギアが増えるときに、色まで考慮するとキャンプサイトが映えるのです。
収納場所にあわせて選ぶ
キャンプギアの大きさや重さにあわせてコンテナを選ぶのが鉄則ですが、日常生活にコンテナを使うことを前提とするなら「コンテナを置く場所」から逆算することもアリです。押し入れのギアを収納しておく場所にあわせてコンテナを選ぶということです。
これには折りたたみ式のコンテナが最優先されますが、折りたたみ式だけという選択しではありません。大型コンテナを日常生活でも使う椅子やテーブルに使うことも考慮します。また折りたたみ式ではあるものの、折りたたみをせずに日常生活に使う方法も有効でしょう。
キャンプギアを日常生活で見せるようにするという視点も併せ持てば、収納場所が少しでも増やすことができるようになります。折りたたみ式コンテナだけではない選択肢が可能になるということです。
キャンプ用コンテナでギアを賢く管理しよう
キャンプギアは、キャンプが楽しく便利になるように作られています。キャンプを始めたころは少ししか持っていなかったギアが、少しずつ少しずつ増えていくこと自体が、キャンプの楽しさの一つになっています。そのような時、コンテナはギアを整理整頓することにも役立ちます。
さっとキャンプの支度ができることも、さっとキャンプ設営ができるのも、そして帰宅してさっとギアを片付けることができるのも、コンテナを使って上手にギアを管理することができているからです。キャンプ用コンテナでギアを賢く管理してみましょう。