工作に使える電動ドライバーを探そう!
ここ数年の間、テレビで男性タレントや女性タレントが、ホームセンターや100円ショップなどで買い揃えられる材料を使ったDIYによって様々な家具を自作している様子が放映されています。
それに伴い、多くの方が100円ショップのアイテムを自分でアレンジすることで、安くておしゃれな家具や棚などのリメイクを楽しんでいるようです。始めはリメイクシートを貼るだけなどの簡単なアレンジを楽しんでいるようですが、だんだんと本格的なリメイクに興味を持つようです。
そうなってくると欲しくなるのが、DIYがより便利になる工具なのです。その代表例が電動ドライバーです。大量のねじを、簡単にしっかりと締めてくれる電動ドライバーは、ちょっとした組み立て家具を作るときにも非常に便利なアイテムです。
今回はそんな電動ドライバーの種類や選び方、たくさん種類のある電動ドライバーの中でも人気のある機種をランキング形式で紹介していきます。購入前の検討に活用してください。
電動ドライバーの種類
数ある電動工具の中でも実にたくさんの種類が発売されていて、選び方に迷ってしまうのが電動ドライバーです。そこで、目的や使い方に応じて適切な電動ドライバーを選ぶための知識を学んでおくことをおすすめします。
まずは電動ドライバーと一言で言っても、その中に存在している種類について学ぶことにしましょう。大きくはスクリュードライバーとドリルドライバーの2種類がありますので、まずはこの2種類の特徴について解説します。
スクリュードライバー
電動ドライバーの中で、スクリュードライバーと呼ばれる種類があります。端的にその特徴をお伝えすると、「ねじを締めることに最適化された電動ドライバー」です。
電圧が低く、非常にコンパクトな事が特徴の電動ドライバーなのですが、穴をあけるという機能が付いていません。基本的には家具の組み立て等の簡単な作業に使うための電動ドライバーで、価格が安いというメリットがあります。
例えば100円ショップなどで売られているような電動ドライバーはこのスクリュードライバーと呼ばれる種類の物であることがほとんどです。機能が制限されている分、女性にも扱いやすい操作性で初心者にも人気です。家庭で使うには十分おすすめできます。
ドリルドライバー
電動ドライバーのもう1種類がドリルドライバーです。先ほどのスクリュードライバーの説明からもお分かりの事かもしれませんが、ドリルドライバーは、その名のとおりドリル機能で穴をあけることも出来る電動ドライバーということになります。
専用のドリルを使うことで薄い鉄板などにも穴をあけることが出来ますので、本格的にDIYを楽しみたいという方にはこのドリルドライバーがおすすめです。
スクリュードライバーに比べてより本格的な機能を備えているため消費電力も重量も増すため、単純な操作性という面ではスクリュードライバーに分がありますが、これ1台で様々なことに対応できる点でドリルドライバーも人気があります。
電動ドライバーのおすすめの選び方
まずは電動ドライバーの中にスクリュードライバーとドリルドライバーの2種類があることを紹介しました。ドリルドライバーよりも更に強力なインパクトドライバーという種類もありますので、それらの中からどれだけの用途とパワーが必要なのか見定めるのが選び方のポイントです。
さて、電動ドライバーの種類以外にも、電動ドライバーの選び方のコツがあります。それぞれの電力供給の方法などに違いがありますので、これもやはり、どの程度の頻度や場所で電動ドライバーを使う予定があるのかによっておすすめが変わってきます。
そこで、電動ドライバーの種類以外で選び方のポイントになってくる違いについて紹介しますので、更に自分に必要な機能について確認しましょう。
給電方式
電動ドライバーを動かすためには、当然ながら電力供給が必要になります。電力供給を必要とすると物には全て共通することですが、電動ドライバーにもコード式(AC電源)とバッテリー式(充電式)の2種類の電力供給方法があります。使用場面や操作性を加味した選び方をしましょう。
バッテリー式
バッテリー式の電動ドライバーは、屋内外問わずに使える点がおすすめポイントです。コードがないため持ち運びがしやすい点がおすすめポイントになります。
一方で、使うためには事前にしっかり充電しておく必要があること、充電後にどの程度の時間連続使用することが出来るのかという点を確認しておく必要があります。
また、バッテリーによって電動ドライバーのパワーが異なりますので購入前にボルト数をチェックすることをおすすめします。一般的なDIYの軽作業であれば10.8Vあれば十分な出力になりますので、事前にチェックしておくことは選び方のポイントになります。
コード式
バッテリー式と反対に、コード式電動ドライバーはコンセントから電力を得るため、事前準備(充電)なしに使うことが出来る点はおすすめポイントです。電源が常に確保されていれば、どんな長時間作業にも対応することが出来ます。
もう1つのメリットは、バッテリー式よりも価格が安い傾向にある点です。価格が安くても出力が高いモデルが多いのも特徴の一つですので、常に電源が確保できる場所でしか作業しないという方にはコード式電動ドライバーがおすすめです。
適切なトルク範囲
続いての電動ドライバーの選び方のポイントとしては「トルク」を確認することです。トルクという言葉は聞きなれないという方も多いかもしれませんが、電動ドライバーにおけるトルクはネジの締め付け能力のことを指していて、数字が高いほど力が強くなります。
家庭用として売られている電動ドライバーは20~49N・mが種類としては多い傾向です。家具の組み立てや、DIYレベルの作業であればこの範囲の中から選べば問題ありません。
しかし、普通よりも太いビスやネジの締め付け、大口径の穴をあけるような場合を想定すると、50N・m以上がおすすめです。70N.m以上の電動ドライバーのほとんどはプロ向けになるので、各種類の中から最適な電動ドライバーを選択しましょう。
最適な回転数
電動ドライバーのトルクは力の強さを表していましたが、他にも回転数をチェックしておくことをおすすめします。電動ドライバーは、それぞれの作業によって最適な回転数が変化します。
例えば木材に穴を開けたい場合、回転数は2000min-1程度あれば十分です。しかし、金属に穴をあけたい場合は2000min-1以上必要になります。
電動ドライバーの種類によっては、回転数を調節できるタイプや、速度切り替え機能が付いている種類もあるので、ある程度の回転数調整機能がついた電動ドライバーを選ぶのがおすすめです。
初心者にも使いやすい操作性
電動ドライバー初心者におすすめしたいのが、より便利に電動ドライバーを使うための機能が付いた機種を選ぶという選び方です。多機能でハイパワーな電動ドライバーを持っていれば、あらゆることに対応可能ではあるものの、使いこなせないというリスクがあります。
一方、必須機能ではないものの、ついていると非常に便利に感じる機能が付加された電動ドライバーを持っていると、ちょっとしたときに便利に使うことができます。ほとんど使わない高機能よりもよほど役立つこともあるのです。
例えば回転スピードも、細かい設定よりも高速・低速の切り替え程度でも十分かもしれません。また、LEDライトが付いている機種は、暗所での作業で手元を照らすことが出来るおすすめ機能です。その他、バッテリー残量表示がついている物も便利なのでおすすめします。
電動ドライバーの人気おすすめランキングTOP10【バッテリー式】
それではここから、バッテリー式とコード式の電動ドライバーで、それぞれに人気がある、おすすめの電動ドライバーをランキング形式で紹介していきます。良い点悪い点含めて紹介しますし、それぞれの操作性についての5点満点での評価についても紹介します。
10位:DCMブランド・10.8V 充電式ドリルドライバー スターターキット
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング10位」は、DCMブランド/10.8V 充電式ドリルドライバー スターターキット、操作性評価は3.3点です。
この電動ドライバーは、ケース・バッテリー・充電器・ビットがセットになった商品ですが、重心の位置があまり良くなく、ハンドルが太いため、使う人を選ぶ機種になってしまっています。パワーは十分ありますが、操作性が悪いのである程度、力のある方にはおすすめです。
9位:コメリ・充電式7.2V ドリルドライバー RZ-072DV
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング9位」は、コメリ/充電式7.2V ドリルドライバー RZ-072DVです。操作性評価は3.3。バッテリー内蔵で、付属のACアダプターで充電して使うタイプの電動ドライバーです。
特徴はLEDライトの光量です。他の商品よりも光量が強いため、暗所での作業におすすめの機種です。ただし、最高回転数が550min-1と多くなく、回転切り替えスイッチが手元にないため、スムーズな切り替えがしにくいという難点があります。
8位:パナソニック・充電スティックドリルドライバー EZ7421LA2S-B
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング8位」は、パナソニック/充電スティックドリルドライバー EZ7421LA2S-B、操作性評価は4.3です。
この商品の特長は、ストレート型とピストル型に切り替えながら使える点です。狭い部分のねじを止めたいときなどにストレート型を使うと非常に便利です。細かいところまで考えられたパナソニック製だけあって、グリップ力や、持った時の安定感に優れています。
一方、重心がやや先端側にあるため、これまで他の電動ドライバーを使っていた方には違和感があるかもしれません。しかし、正逆回転を簡単に変えられるなどの便利な機能が組み込まれていますので、そこまでパワーを必要としない初心者の作業にはおすすめの機種です。
7位:KIMO・電動ドリル 12V
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング7位」は、KIMO/電動ドリル 12Vです。操作性評価は4.5ですが、DIY作業には十分なパワーを持っています。スペックに対する価格は安いと考えられるので、コスパは良い機種ということが出来るでしょう。
パワーがあるためが、男性が使うことを前提にしたような持ち手の太さがネックになってきます。女性が使うには、やや太すぎて持ちづらさを感じてしまうかもしれません。
この持ち手部分にさえ違和感を感じなければ、本体そのものはそこまで重くないために使い勝手は良いかもしれません。また、付属のビットの精度がイマイチなため、別のビットを用意した方が作業がスムーズになるため、おすすめです。
6位:Makita・充電式ドライバドリル MDF347DS
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング6位」は、Makita(マキタ)/充電式ドライバドリル MDF347DSです。操作性評価は4.6点。マキタのDIYモデルではありますが、業務用に引けを取らない耐久性が魅力のパワフルスペックの商品です。
スピーディにネジを締めたり緩めたりするには十分なパワーがあります。バッテリーが少し重く感じられるため、手首に負担がかかりやすいという感じがありますが、振動がほぼ無いために疲れは感じにくくなっています。
ただし、一定量の力は必要になりますので、女性には少し扱いづらい機種かもしれません。初心者でも男性であれば扱えますので、コストとパワーを求める方にはおすすめです。
5位:Kuromatsu・電動ドライバー
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング5位」はKuromatsu/電動ドライバーです。操作性は4.7で、豊富な付属品とトルクが魅力です。特筆すべき点はバッテリー電圧で、ランキング商品の中で最大の18Vと、長時間パワフルな作業が可能です。
その分、本体の重量が重く持ち手も少し太めの設計になっています。初心者や女性が高所で作業するにはやや負担がかかる点は注意が必要です。しかし、重心バランスが考えられているため、操作性に影響は出ない点は工夫の跡が感じられます。
本体重量を上手に使うことで、ネジを押し込むときに有利に働くことも可能です。初心者が使いこなせるようになるまでに多少の時間を要するかもしれませんが、パワーと持続力を求める人にはおすすめの1台です。
4位:HiKOKI・10.8V コードレスドライバードリル FDS10DAL
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング3位」はHiKOKI(ハイコーキ)/10.8VコードレスドライバードリルFDS10DAL(2LCSK)です。操作性評価は4.7、トルクが34N・mとランキング商品中では最大値、最高回転数も1300min-1です。
パワーが強いと初心者には使いにくと思われがちですが、バッテリーが軽く、全体バランスが安定性を強化していることから、作業自体に大きな問題はありません。持ち手も細いことも操作性を高めている要因になっています。
残念な点としては、腰に取り付けるためのフックが付属されていないことです。しかし、充電器や予備バッテリーなどはしっかり付属していますので、それ以外の点で悪い点は無いと言えるでしょう。
3位:アイリスオーヤマ・充電式ドライバドリル JCD28
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング3位」はアイリスオーヤマ/充電式ドライバドリルJCD28です。操作性評価は4.8。最高回転数が1300min-1、トルクも28N・m、スイッチを押す力でスピード調節可能なDIYには十分な性能を持っています。
特筆すべきは、本体の軽さとグリップの握りやすさです。本体が軽いので、長時間作業していても疲れにくいという特徴があります。また、グリップが細く設計されているために安定感をもって作業することが出来るので、高いところの作業におすすめです。
LEDライト、速度切り替えなどの機能も付いていて、欲しいと思う機能が完備されている電動ドライバーです。持ちやすさとパワー、機能のバランスに優れていて、価格も手が出しやすい金額なので特に初心者におすすめの機種になります。
2位:HYCHIKA・電動ドリルドライバーセット
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング2位」はHYCHIKA(ハィチカ)/電動ドリルドライバーセットです。操作性は4.8。回転数は1500min-1で、ランキング商品内で最も高く、トルク値も30N・mとハイパワーなところが最大の特徴です。
DIY用途で使用するには十分な性能を持ったおすすめ電動ドライバーで、狙ったところ真っ直ぐにネジを締めることが可能です。回転数も調整可能ですが、やや重いのが難点です。
しかし、グリップは握りやすく安定感がありますので、扱いづらいと感じることは無いでしょう。LEDライト、バッテリーランプ、ベルトフックなどの機能が付いているので、初心者や作業効率を重視する人におすすめの電動ドライバーです。
1位:Makita・充電式ドライバドリル 10.8V
「バッテリー式電動ドライバー/人気おすすめランキング1位」はMakita(マキタ)/充電式ドライバドリル10.8Vです。操作性評価は5.0で、スピーディに正確に、思いどおりに作業できる優れた電動ドライバーです。
パワーも十分ですし、持ちやすさや操作性、どこをとっても優れている堂々の1位なのですが、実際にトルクや最高回転数がずば抜けて高いわけではないのです。
しかしバランス性能に優れていて、使用してみるとスピーディーにネジを締めることができ、ネジを締める際の振動もほとんど感じることがありません。他の商品よりもコンパクトなサイズ感なのもおすすめポイントで、持った時の手馴染みの良さもまたおすすめポイントです。
初心者でもブレなく使用できる操作性の良さ、替えのバッテリーが付属していることも、長時間作業に対応できるという点で高評価です。
電動ドライバーの人気おすすめランキングTOP9【コード式】
それでは続いて、コード式電動ドライバーのおすすめランキングを紹介しましょう。コード式の電動ドライバーについては、使いたいと思ったときに電源コードを繋げばすぐに、いつまででも使い続けられるのが利点。しかし、電源が取れなければ全く使えないのが難点です。
9位:日立工機・電気ドリルFD10VST
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング9位」は、日立工機/電気ドリルFD10VST、操作性能評価は3.0です。スタンダードなタイプの電動ドライバーで、コンパクトで軽量なので、初心者や女性も扱いやすい点が評価ポイントになっています。
8位:新興製作所・電動ドライバドリル コード式
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング8位」は、新興製作所/電動ドライバドリル コード式、操作性評価は3.0です。重心が上部にあるので、高所作業には不向きです。加えて本体重量があるため、腕力の無い方は作業していると疲れてしまうかもしれません。
7位:ブラックアンドデッカー・KR112
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング7位」は、ブラックアンドデッカー/KR112です。オールマイティに使える電動ドライバーで、大規模な作業には不向きかもしれませんが、DIYを目的とした簡単な作業に使うにはまったく問題ないスペックを持っています。
6位:Primero・ドリル&ドライバー AC100V DDR-70AZA
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング6位」は、Primero(プリメロ)/ドリル&ドライバー AC100V DDR-70AZA、操作性評価は3.2です。
プリメロはアマゾンのプライベートブランドで、軽量の電動ドライバーです。コードが硬いため、少し取り回しが悪いという点はあるものの、単純作業にはあまり問題を感じることはありませんが、パワーが弱く、ネジの打ち込みスピードが遅いのが難点です。
5位:BLACK&DECKER・スマートドリルドライバー KR112
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング5位」は、BLACK&DECKER(ブラックアンドデッカー)/スマートドリルドライバー KR112です。操作性評価は3.4です。
オレンジと黒のデザインが印象的な商品で、豊富な機能が搭載されているのが最大の特徴です。スペックが高いわけではないのですが、安定したパワーを感じることができますので、DIY作業や家具の組み立てには十分です。
4位:高儀・EARTH MAN AC100V ドリル&ドライバー DDR-120
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング4位」は、高儀/EARTH MAN AC100V ドリル&ドライバー DDR-120、操作性3.1です。
パワー不足感があるものの、非常に安価で手に入れることが可能です。機能としても特別な機能を有しているわけではありませんが、可もなく不可もない、無難な電動ドライバーとして及第点です。
3位:カインズ・Kumimoku ACドリル&ドライバー KT-01
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング3位」は、カインズ Kumimoku/ACドリル&ドライバー KT-01です。操作性評価は3.7です。大手ホームセンターカインズのPB商品「Kumimoku」の電動ドライバーです。
持ったときのフィット感と、コードが邪魔にならない感じが高評価の要因です。女性が持ちやすい太さのグリップになっていますが、そこまでパワフルなスペックではありません。音も静かなので、バランスの良い初めての電動ドライバーとしておすすめです。
2位:RYOBI・ドライバードリル FDD-1000
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング2位」は、RYOBI(リョービ)/ドライバードリル FDD-1000です。操作性評価は3.9です。本体素材がプラスチックなので重量が0.8kgに抑えられていることが特徴です。
ワンタッチでビット交換が出来ないところが難点で、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。また、トルク値6.4N・m、最高回転数が540min-1とスペック的にも特別優れているわけではありません。ただし、パワーの微調整が可能で細い作業にはおすすめです。
1位:RYOBI・ドライバードリル CDD-1020 645801A
「コード式電動ドライバー/人気おすすめランキング1位」は、RYOBI(リョービ)/ドライバードリル CDD-1020 645801Aです。操作性評価は3.5です。
操作性評価は他の商品の方が高いものの、強いパワーを感じられる点が高評価の理由です。初心者が使うには少し難しい機種かもしれませんが、安定したパワーで本格的なDIYをするには便利な商品です。
電動ドライバーのおすすめメーカー
電動ドライバーの選び方を紹介し、バッテリー式とコード式のおすすめ人気ランキングも紹介してきました。紹介したランキングの中にも登場しましたが、電動ドライバーの選び方の中で、迷ったとき、最後にメーカーを決定打にするというのも一つの選び方です。
そこで、電動ドライバーを発売しているメーカーの中でも、プロにも選ばれているおすすめのメーカーを紹介しておきましょう。
Makita
ホームセンターで電動ドライバーを探していると、ほとんど確実に見かけるのがマキタというメーカー名です。マキタは1915年に創業された工具メーカーです。
安全な製品を提供することを基本指針としている企業で、ドリルドライバーやインパクトドライバーなどもたくさんの種類の商品を揃えています。
マキタの人気の秘密はアフターサービスにあります。マキタに修理依頼をすると、3日で修理して返してくれます。この「修理3日体制」が有名で、職人にとって必要不可欠な電動ドライバーをすぐに修理してくれることで大変な人気メーカーになっているのです。
RYOBI
続いてのおすすめメーカーはリョービです。リョービは広島に本社を置くメーカーで、金型から精度の高い製品を作る技術に優れた人気メーカーです。
元々、高い精度が求められる自動車パーツを作る会社でしたが、その高い精度を活かして電動工具製造にも進出しました。DIYアイテムを多数販売していることから、多くの方から人気を獲得しているおすすめメーカーの1社です。
電動ドライバー使用時の注意点
それでは最後に、電動ドライバーを使うときの注意点を紹介しましょう。電動ドリルは便利なものではありますが、手で回すアナログなドライバーと違い、慣れるまでは手で感触が伝わりにくいということがあります。
力加減を間違えてしまうと、思いもよらない事故につながることもありますし、電動なだけあってモーター音などにも注意しなければなりません。
トルクをかけてOKな場所か
電動ドライバーの中でも、特に力の強いインパクトドライバーを使う場合は、本体を素材に押しつけるようにして使います。特に石膏ボードや薄いベニヤでは破損の恐れがあるため、インパクトドライバーを使って問題ない材質かを事前に確認しておくようにしましょう。
打撃音に注意
電動ドライバーを使うと、普通のドライバーを手で回す時と比べて音が大きく出てしまいます。特にインパクトドライバーで打ち付ける作業を行う場合かなりの音が出てしまいますので、夜間や、静かな場所で作業するときには十分に配慮して行うことが必要です。
ネジ頭がつぶれた場合
電動ドライバーでよくある失敗が、ドライバーによってネジの頭を削ってしまうことです。この状態になるとビットが滑り、締めることも抜くこともできなくなってしまいます。そんな時は、ビットをネジの頭に固定する接着剤を使ってネジを抜くようにしましょう。
おすすめの電動ドライバーからお気に入りを見つけよう!
いかがでしたか。電動ドライバーの種類や選び方、バッテリー式とコード式電動ドライバーそれぞれの人気おすすめ商品をランキング形式で紹介してきました。
電動ドライバーは1台持っておくと非常に便利なものです。最近では自分で組み立てるタイプの家具が安く手に入りますが、ねじを締める箇所が多いと組立てにとても苦労してしまうことになります。
電動ドライバーが1台あれば、この苦労を大幅に軽減することが出来ますので、自分の目的に合った電動ドライバーの選び方をしていただき、是非、簡単に楽しく、おしゃれな家具をDIYで手に入れてください。