色鉛筆を使ったプラバンの着色方法を覚えよう!
プラバンでオリジナルのアクセサリーを作って楽しんだり、お友達にプレゼントをしたりと楽しみ方は無限大です。また、ハンドメイドの中でも気軽に始められるということもあるのかもしれません。
ハンドメイドなので、自分の好きなデザインで作れるので世界に一つだけの物が作れます。色の組み合わせも好きにできます。そこで一つの疑問が湧いてきます。どうやって着色すればいいのか。
実は、色鉛筆で出来ます。仕上がりもとてもキレイで幅広い年齢の方が好む色合いではないでしょうか。早速、着色方法を見てみましょう。
色鉛筆を使ったプラバンの着色の特徴
プラバンに着色をする際には色々な物があります。それでは、なぜ今回色鉛筆での着色に注目をしたのでしょうか。それは、色鉛筆にしか出来ない着色が出来るからです。
ツルツルのプラバンに色鉛筆で色を付ける方法もきちんとご紹介します。この方法でプラバンを楽しんでいる方も多いのです。色鉛筆でも十分な着色が可能です。
一般的にプラバンで使われる方法としては、アクリル絵の具だったり油性マジックだったりします。色鉛筆でしか出来ない色合いが出せます。早速、その特徴をご紹介してきます。
グラデーションや重ね塗りが楽しめる
色鉛筆での着色の最大の特徴はグラデーションを作れるところです。それは、色鉛筆では色が完全に混じってしまうことや、ピンポイントで色を混ぜることができます。
そして、色鉛筆が持つ優しく柔らかい着色が可能です。プラバンのアクセサリーを作る上で自分の出したい色をなかなか作れない時は、一度色鉛筆を使ってみてはいかかでしょうか。
優しく柔らかい、そしてキレイなグラデーションが作れます。こうすることで、プラバンのデザインが引き立ちます。単純な形であってもキレイな色をつけてオンリーワンの作品が出来ます。
油性ペンでは出せない優しい色に
プラバンのアクセサリーの色をしっかりくっきり出したい時は油性マジックがおすすめです。完成したプラバンの発色はかなりはっきりとした状態です。
しかし、この色鉛筆での着色でした場合は色は出ますがすごく温かみのある優しい色合いになります。これは、油性ペンではどうしても出せない色鉛筆ならではの色合いです。
キャラクターを際立たせるために、油性と色鉛筆を使い分けるのも一つの方法です。色鉛筆での着色は色々なデザインにマッチさせることが出来るので覚えておくと便利ではないでしょうか。
色鉛筆で着色するプラバンの作り方
作りたいデザインが思い浮かび、着色についてご理解頂けのではないでしょうか。これから、プラバンアクセサリーの作り方をご紹介していきます。工程として難しいことはありません。
プラバンでのアクセサリーは、淡い色使いは大人の女性にもよく似合います。また、暑い季節には髪をアップにすることも増えてきます。その時に、オリジナルのアクセサリーを付けるのもいいでしょう。
実際、自分の作りたいデザインの構想が固まったら手を動かしてみましょう。色鉛筆でプラバンで描いてみましょう。また、コツなどもご紹介していきますので参考にしてみてください。
用意する道具
まずは、必要な道具です。プラバン・200〜400番代程度の紙やすり・色鉛筆・アルミホイルかクッキングシート・軍手・厚みのある本・はさみ・オーブントースター・クリアマニキュアの以上9点です。
基本的な材料は、100均で揃えることが出来ます。オーブントースターは自宅にある物で使えます。また、クリアマニキュアも普段、使っているものでも十分です。
初めてプラバンアクセサリーに挑戦する方も初期費用がかからないので始めやすいのではないでしょうか。
色鉛筆で着色する前にやすりがけ
まずは、下準備をします。この準備がとても大切ですのでしっかりしましょう。色鉛筆でプラバンにデザインを書くのですが、ツルツルのプラバンでは色鉛筆では何も書けません。
そのために、やすりを使います。プラバンを全体的にやすりをかけて傷をつけて行きます。つるつるのプラバンの表面全体が白くなるようにします。ここでのコツはやすりのかけ方です。
小さい円をくるくると描くように全体にやすりをかけていきます。どこか一箇所にやすりをかけるのではなく、全体にかけるようにするのがポイントです。この傷の具合で色鉛筆の着色の具合が変わります。
色の塗り方とコツ
次に作りたいデザインの下絵を書きます。その後、色鉛筆で着色をします。着色が終わったら柔らかいブラシで色鉛筆の余分な粉を払います。ここでしっかり払っておかないと仕上がりで斑点のようになる事もあります。
また、仕上がりで柔らかい雰囲気を出したい場合のコツはテッシュで擦ってあげるといいでしょう。色をぼかすことでキレイなグラデーションを作り出すことができます。
それと、もう一つのコツはプラバンを焼いて仕上げるので塗った時の色よりも濃く発色します。その点を計算してプラバンに色鉛筆で着色するようにしてください。
色を塗ったらプラバンをカット・焼く
着色まで出来たら、はさみでカットします。ここでのコツは、細かいカット部分はカッターなどを使うようにしましょう。なので、最初にざっくりとはさみでカットして細かくカッターで更にカットしましょう。
オーブンで焼く時は、プラバンの着色部分を上にしてクッキングシートを下にひいて焼きます。ここでのコツは焼く前にオーブンを温めておきましょう。こうすることで、熱が均一にあたります。
焼き始めると、プラバンがぐにゃりと曲がってきますが、すぐに平らにもどっていきます。戻ったら焼き上がりのサインです。
仕上げにマニキュアでコーティング
焼き上がったプラバンを取り出したら、厚い本に挟み上からぎゅうぎゅうと押します。プラバンが冷める時にまれに丸まってしまうことがあります。なので冷える時にブラバンをしっかりまっすぐにします。
プラバンを厚い本に挟む時に着色した面にクッキングシートを被せて挟むと色落ちを防ぐ効果が期待できます。ここまで出来たらしっかりプラバンを冷まして仕上げます。
クリアマニキュアで表面をツルツルにしましょう。仕上げがキレイになりますし色落ちも防げます。また、この仕上げの工程のときにラメ入りのマニキュアを使うとキラキラの仕上がりになります。
水彩色鉛筆を使うと更に優しい着色に
水彩色鉛筆の特徴は、絵の具で水彩画を書いたような仕上がりになります。なので、色鉛筆で着色したよりももっと淡い仕上がりになります。また、水彩色鉛筆は水で溶かす事もできます。
この特徴を生かしてプラバンにも着色をすることができます。水で溶かすことで色鉛筆よりもっと淡くてキレイなグラデーションのプラバンを作ることもできます。
水彩色鉛筆は薄い色から着色
ここで、最大のポイントですが水彩鉛筆を使ってプラパンに着色する場合は薄い色から着色することです。水を使ってぼかす場合に濃い色から着色してしまうと思うような色にならないことが多いです。
同じ色鉛筆でも水性と油性があります。それぞれの特徴がありますので、それを生かして着色したりグラデーションを作るようにしましょう。
色鉛筆で着色したプラバンをアクセサリーにしよう!
出来上がったプラバンをアクセサリーとして使えるようにしていきます。ここまで出来ると、あとはアクセサリーとして必要なパーツを取り付けるだけです。
プラバンをアクセサリーパーツを取り付ける方法は難しいことはありません。コツが少しいりますが、そのコツさえ覚えてしまえばとても簡単です。
また、出来上がったプラバンのへりがザラザラしているようならやすりで削ってなめらかにしておきましょう。アクセサリーとしての仕上がりがとてもキレイになります。
アクセサリーの金具を接着剤でつけるだけ
プラバンのモチーフをヘアピンやブローチ、ピアスなどにする時に接着剤で付ける方法があります。プラバンモチーフの裏側に接着剤を伸ばしてヘアピンなどの土台につけます。
これだけで、プラバンで作ったヘアピンやブローチの完成です。接着剤で付けるだけなので、とても簡単です。ただ、接着剤の部分はしっかりと乾かすようにしましょう。
アクセサリーの金具は100均で揃う
プラバンで作るアクセサリーの魅力の一つに必要な材料が100均で揃うという所です。もちろん、アクセサリーのパーツもほとんどが揃います。プラバンを購入する際にハンドメイドコーナーも是非みてください。
必要なパーツがあるはずです。最近はハンドメイドをする方も増えてきているので、驚くほどたくさんの種類が揃っています。
色鉛筆で着色するプラバンに挑戦してみよう!
今までハンドメイドに挑戦したいと考えていた方、ぜひプラバンでアクセサリーを作ってみませんか。また、今までプラバンの着色に悩んでいたりしていた方も今度は色鉛筆でチャレンジしてみてください。
ちょっとしたコツさえ掴めば、色鉛筆の淡い色を生かしたプラバンでアクセサリーを作ることが出来ます。この世の中で2つと同じものがないプラバンアクセサリーが出来ます。
プラバンで作ったものをお友達にプレゼントするのもいいでしょう。何かのイベントの時にお揃いのプラバンで作ったものをつけるのも楽しいでしょう。