無料でモデムの交換ができる条件
信号を変換できる便利なアイテム「モデム」。日本ではさまざまな種類のモデムが提供されていますが、機械なのでいつかは交換時期が訪れます。交換条件によって、無料で対応してくれる場合もあります。
今回はそんなモデムを無料で交換する条件についてご紹介します。自分の壊れてしまったモデムは無料で交換できるのか、事前にチェックしておくのがおすすめです。ぜひ参考してみてください。
モデムが故障した場合
モデムの無料で交換する条件として重要なのが「故障」です。突然モデムが故障してインターネットが接続できなくなったり、モデムの電源が切れてしまうなど利用者が原因ではない故障の場合、無料で交換可能です。
モデムの調子がおかしかったり、故障したと思ったらモデムを提供しているサポートセンターへ問い合わせするようにしましょう。この時、どういった症状が出ているのか詳しく知らせるのがおすすめです。
モデムは一時的な不具合の場合もあるので、交換の電話を入れる前に再起動したり改善策をいくつか試してみましょう。それでも故障している場合は、無料で交換できる条件に当てはまります。
モデムが古くなった場合
今、使用しているモデムが古くなった場合も、無料で交換できる条件に当てはまります。ネット接続が不安定になったりした場合は、ONUやホームゲートウェイが古くなっている可能性が高いです。
接続が不安定になったことで、新しいモデムと無料で交換してくれます。モデムの故障や不具合として交換することが可能なので、1度問い合わせてみるのがおすすめです。インターネット上では、自己診断できるページも設置されています。
しかし、いくら長年使用しているモデムだからと言って古いと無料で交換することはできません。何らかの不具合が起きていない場合は、無料の条件に当てはまりません。そのため、最初に交換する条件に当てはまるのか確認しましょう。
有料でモデムを交換する条件
先ほどは無料でモデムを交換できる条件をお伝えしてきましたが、今回は有料でモデムを交換できる条件をご紹介します。モデムは他の機器と違って壊れにくい機械ですが、万が一交換したい場合はチェックしておきましょう。
有料でモデムを交換する場合の費用についてもお伝えしていきます。モデムの種類や交換の理由によってその都度費用が変わっていくので、まずはサポートセンターに問い合わせてみましょう。
ユーザーの過失で故障した場合
モデムを有料の条件で交換する場合は、利用者による過失で故障した場合になります。モデムはスマホのように持ち歩く機器ではないので壊れにくいですが、過失によって故障する場合は十分あります。
例えばモデムに水をかけてしまったり、モデムをどこかにぶつけて故障してしまった場合は有料での交換になります。サポートセンターに問い合わせる際は、正直に壊れた理由を説明するのがおすすめです。
サポートセンターで自分の過失で故障したと伝えなくても、古いモデムを回収したあとに調べて請求される可能性もあります。自分の過失なのかわからない場合は、その旨を伝えるのもおすすめです。
有料の場合の費用相場は1万円前後
有料でモデムを交換する場合の費用は、種類にもよりますがだいたい1万円前後となっています。利用している業者によっても費用が変わるので、問い合わせの際に確認しておくのがおすすめです。
利用者に過失がある場合のモデム交換は、弁済金や補償金などの名目で費用が加算されていきます。モデムの壊れた理由によっても加算される内容が変わるので、事細かく壊れた理由を説明するようにしましょう。
有料でモデムを交換する場合は、モデムを交換する方法によっても費用が加算される可能性が高いです。自分の過失でモデムが壊れてしまった場合は、だいたいの費用を目安で把握しておくのもおすすめです。
モデム交換をする方法
モデムを交換したい場合は、まず交換する手順を知っておく必要があります。モデムの交換は業者に依頼するのはもちろん、知識のある方は自分でも交換することができるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
今回はそんなモデムの交換方法を詳しくご紹介していきます。モデムを初めて交換する方、モデムが壊れて何をすれば良いのか迷っている方はぜひ目を通してみてください。
モデムの種類に合わせて連絡する
モデムを交換したい時期や、故障してしまった場合はまず、光回線事業者や光コラボ事業者のサポートセンターへ連絡を入れましょう。また、サポートページでは自己診断チェックリストなど他の機器に問題がないかも確認できます。
この時、モデム自体が壊れたのか、利用者の過失で壊れてしまったのかも判断することができます。そのため、無料での交換なのか、有料の場合は交換費用がどれくらいかかるのかも提示してくれます。
モデムの故障は自分の今使っている建物やエリアのネット回線状況でも左右されるので、サポートセンターに問い合わせることですぐにチェックしてくれます。
実際に交換する
サポートセンターでモデムの交換を申し込んだ後は、実際にモデムの交換が実施されます。条件によって無料、そして有料の交換となるので事前に把握しておくようにしましょう。
モデムの交換方法は2パターンにわかれています。故障状態にもよりますが、ネット環境や利用者自身の知識によってもモデムの交換方法が変わります。まずプロに依頼する交換方法では、サポートセンターで依頼すれば交換してくれます。
もう1パターンは自分でモデムを交換する方法です。何度もモデムを交換したことのある方は、自分で交換する方法を知っておくのもおすすめです。ぜひ1度確認してみてください。
スタッフを派遣に交換してもらう
モデムの交換の際に、安心で安全にできるのが専門スタッフによる交換です。機器の状況が自然故障であれば無償で交換してくれ、モデム交換を依頼したその日のうちに交換をすることが可能です。
有料でモデムを交換する場合は、スタッフの派遣費用として7000円から7500円ほどかかります。モデムを持ち帰った後に利用者の過失による故障だと判明した場合は、後日請求書が送られてくるシステムです。
自然故障であればスタッフの派遣費用は一切かかりません。無償でプロに交換してもらえるので、初めてモデムを交換する場合は専門のスタッフを派遣するのがおすすめです。プロの場合はモデムの交換も早いので、すぐに使いたい方にもおすすめです。
自分で交換する
モデムの状態によって、自分で交換することもできます。自分でモデムを交換したい方は、サポートセンターに問い合わせする際にその旨を伝えれば、郵送でモデムを送ってくれます。
新しいモデムは説明書付きで郵送してくれるので、説明書を見ながら接続、設定していけば問題なく使用することができます。古いモデムは返送用のキットに入れて、送り返せばモデムの交換が完了します。
自分でモデムを交換する場合でも、後日利用者による過失での故障が判明した場合は請求書が送られてきます。故障内容や機器の状態によっては1日で接続できない場合もあるので注意しましょう。
設定をし直す
モデムを交換した後は、自分で接続の設定を行う必要があります。パソコンやゲームなどその機器によって設定が変わるので、モデムの交換が決まった時点で設定の仕方をしっかりと確認しておきましょう。
パソコンの場合はパソコンのコントロールパネルから設定することが可能です。モデムとパソコン1台を接続する場合は、他にルーターなどを利用しなくてもそのまま設定することができます。
もし、1台のモデムに2台以上のパソコンを接続したい場合は、無線LANルーターを使用するようにしてください。無線LANルーターは別途用意する必要があります。
設定後の確認事項
モデムを交換した後、設定する際はいくつかの確認事項があります。モデムを交換した後に正常にインターネットが繋がらない場合は、確認事項を1つずつチェックして対処方法を調べておきましょう。
まずはモデムのランプに異常はないか確認しましょう。そして、接続方法に間違いはないか、再度説明書を確認しながら1つ1つの手順を確認しましょう。1つでも抜けていると正常に繋がりません。
モデム1つ1つに設定されている接続機器のSSIDやパスワードを確認しましょう。そして、最終手段としてモデムを再起動してみることです。モデムの交換後、それでも接続できない場合は1度サポートセンターに問い合わせしてみてください。
モデムの寿命・交換時期の目安
現在、日本にはさまざまな種類のモデムが配布されています。モデムの交換時期や寿命や個体差があり、自分の使っているモデムがどのくらい正常に動くのか目安を把握しておくのがおすすめです。
今回はそんなモデムの交換時期や、寿命の目安について詳しくご紹介します。初めてモデムを利用する方は、交換する時期を初めに調べておくのがおすすめです。
7~10年は故障しないようにできている
モデムの寿命は個体差がありますが、すべてのモデムが7年から10年ほど正常に動くように頑丈に作られています。契約のタイプごとに最新のモデムが配布されるので、基本的にはモデムを交換してから7年から10年はもちます。
モデムは故障がでない限り、交換ができない機器でもあります。そのため、初めからしっかりと動くように作られているので安心して使用できます。利用者による過失がない限り、寿命が早まることはありません。
モデムは1度設置すれば動かすことがなく、利用者の過失による故障が少ない機器でもあります。そのため、モデムを設置してから7年から10年を寿命とし、利用していくようにしましょう。
交換時期は故障の症状が出た時がおすすめ
モデムを交換する時期に関しては、壊れたら交換するのがおすすめです。寿命が7年から10年とお伝えしましたが、何らかの影響で早まって故障してしまう場合もあるので、故障したら交換するようにしましょう。
故障していない限り、モデムは交換することができません。モデムは常に最新機器が提供されていますが、モデムだけを最新機器に交換することはできないので自分の契約内容をしっかりと把握しておくのがおすすめです。
モデムの交換時期に悩んでいる方は、今使っているモデムが壊れたら交換すると覚えておきましょう。故障したらそのモデムの寿命と判断し、速やかに新しいモデムと交換するのがおすすめです。
モデムを交換する時の注意点
モデムを交換する場合は、いくつか注意点があります。故障したモデムを交換したいときは、その注意点を把握して正しい方法で交換しましょう。特に初めてモデムを交換する方は、目を通しておくのがおすすめです。
今回はそんなモデムを交換するときに知っておきたい注意点をご紹介します。事前に注意点を知っておくだけで対策法を把握し、費用をだまし取られることなくモデムを交換できます。
光回線は悪徳業者が一定数存在する
モデム交換をする際は、詐欺に気を付ける必要があります。モデムの交換時期になると光回線の代理店が行っている勧誘手口として「無料でモデムを交換できる」と電話してくる場合があります。
モデムの交換が無料と言われると、ついつい交換したくなりますが、無料というのは最初だけで高額な交換費用を請求される場合があります。代理店から交換の勧誘電話が来た場合は、最新の注意が必要です。
無料でモデムを交換できると誘いの電話が来た場合は、自分の今契約しているモデムの会社に連絡を入れるのがおすすめです。実際、詐欺ではなくキャンペーンで行っている場合があります。契約書にサインする前に、確認しましょう。
光回線では「モデム」という言葉は使わない
モデムを交換する注意点として、光回線を利用している方はモデムを使用していないので注意しましょう。光回線を利用している方は光信号とデジタル信号を相互に交換する「ONU」という機器を使用しています。
モデムと名前が違いますが、通信信号を変換するという点では同じ機能をもった機器と言えます。光回線でもモデムで通じますが、基本的にはONUという名前の機器なので、光回線を使用している方は覚えておくのがおすすめです。
インターネットで光回線、モデムと検索すれば「ONU」に関する記事が検索できます。モデムの交換は騙されないためにもある程度知識を付けておき、代理店でも「優良代理店」を選ぶ能力をつけましょう。
モデムの交換は過失がなければ無料で行える!
さまざまな機器でインターネットを接続できる便利なアイテム「モデム」。モデムは日本でも種類豊富に提供されており、家に1台置いてある過程が多い機器でもあります。
そんなモデムには交換時期があり、故障したら新しいモデムと交換することが可能です。モデムの故障状態、そして交換する方法をチェックしておき、いざ故障したときにスムーズに交換できるようにしておきましょう。