扇風機の収納方法を徹底解説!
扇風機は夏場には欠かせない家電になります。単に風を浴びて涼むだけではなく、部屋の空気循環にも一役かっています。人間だけではなくペットにも有効に使用できます。エアコンだけですと、体高が低いペットはクーラー病にかかってしまう可能性があるからです。
そんな扇風機ですが、夏場を過ぎると途端に邪魔になってしまいます。なぜなら扇風機の形状ゆえに収納場所に困るからです。必要な時にはすぐに使用でき、役目を終えたらすぐに片付けることができる、扇風機の収納方法を紹介していきます。
扇風機の正しい収納方法
扇風機の正しい収納方法を紹介していきましょう。扇風機は使用しているときは役立つのですが、その大きさゆえに使用後はどうしても収納場所に困ってしまいます。
正しい収納方法を知ると、扇風機のシーズンがきたらすぐに取り出すことができ、シーズンが終われば邪魔になることもなく収納することができます。では、どのように収納すればよいか具体的に説明をしていきます。
①買った箱に戻す
扇風機を収納する方法の一つに買った箱に戻す方法があります。扇風機はメーカーによって形状が異なります。そのため箱の自体が収納しやすいよう扇風機に合わせた形になっているのです。
扇風機全体がすっぽりと収納することができるので、購入後すぐに捨てないで取っておくようにしてください。扇風機はそのまま置いておくと埃を被ってしまいます。しかし箱に入れておけば埃も防ぐことができ、誤って倒してしまい部品が破損してしまうこともありません。
②扇風機カバーに入れて収納
扇風機は回しているときは良いのですが、使用せず置いておくとすぐに埃が溜まってしまいます。そのため扇風機にカバーを付けて収納するようにしましょう。
役目を終えた扇風機にカバーを付けて収納すれば、いざ使おうとしたときにすぐに使用することができるからです。カバーを付けないと埃まみれになっているので、扇風機の掃除からしなければなりません。
扇風機のカバーは100円均一やインターネットで購入することができますし、普段使用しているのゴミ袋でも代用し収納することが可能です。もし余っているスーツ用のカバーもあれば扇風機を覆い収納することもできます。
③暖房器具と入れ替え
扇風機を収納する方法に暖房器具と入れ替えをおこなう方法があります。夏場に使用するのが扇風機で、冬場に使用するのが暖房器具です。両者を入れ替えで収納することにより、収納スペースをシェアすることができるのです。
暖房器具も購入時の箱やカバーをしておくと良いでしょう。シーズン毎に入れ替えをおこなうことにより、収納場所が定位置となり整理整頓にも繋がります。扇風機も暖房器具もすぐに収納することができ、すぐに使えるという好循環が生まれます。
扇風機を分解してコンパクトに収納する方法
扇風機を分解しコンパクトな状態にしてから収納する方法があります。扇風機は様々なパーツで成り立っています。これらのパーツは取り外しが可能な場合が多く、取り外すことによって体積が減り、コンパクトな状態に分解したあと収納することができます。
コンパクトになれば収納がしやすくなるだけではなく、収納スペースの削減にも繋がることになります。扇風機のパーツをどのように分解していけばよいのか、具体的な手順を紹介していきましょう。
手順①カバーを外す
扇風機を収納するためにはコンパクトにする必要があります。方法としてまず最初に扇風機のカバーを分解します。カバーの外し方ですが、カバーとカバーを合わせている接続部のフックを解除します。このフックはメーカーによって固定箇所が異なり、フックの個数も変化します。
電化製品ですのでカバーを外す際は電源プラグをコンセントから抜き、必ず電源を切ってから行うようにしましょう。電源が入ったままで行うと誤ってスイッチが押されてしまい、扇風機のプロペラが回る可能性があります。指を切ってしまったりなど重大な事故になりかねないので注意してください。
手順②プロペラを回して外す
扇風機を収納するために、更にコンパクトにする必要がでてきます。そのため扇風機のプロペラも外していきます。扇風機のプロペラは難しい分解作業ではないので安心してください。
プロペラの真ん中にカバーが付いているので回して外していきます。プロペラを押さえながら、ペットボトルのキャップと同じ要領で回していき緩ませてから分解していきましょう。
この作業の際も電源プラグは必ずコンセントから抜いた状態で行ってください。扇風機のプロペラに直接触れる作業ですので電源が入っていると危険が伴うためです。
手順③後ろカバーも外す
扇風機を収納するには、そのまた更にコンパクトにする必要があります。扇風機の後ろカバーも分解して外します。後ろカバーも難しい分解作業はありません。扇風機のプロペラを外した要領で接続部分を回して外していきましょう。
接続部がきつく締まっている場合は、後ろカバーを手で押さえながら行うとよいでしょう。無理やり外してしまうと接続部のネジ山が壊れてしまう可能性があるからです。後ろカバーを支える重要な部品の一つなので大事に扱うようにしましょう。
手順④購入時の箱に収納
扇風機をパーツを外し分解したら収納をするだけです。パーツを外した扇風機はコンパクトになりました。購入したときと同じ状態になるからです。購入時に入っていたダンボールに扇風機を入れ収納していきます。
ダンボールの中には発泡スチロールで仕切りが入っている場合があります。パーツ毎の形状となっているので、分解したパーツを発砲の形状に合わせて収納してください。もし、ダンボールを捨ててしまった場合には市販の収納ケースでも代用することができます。
可能であればパーツ毎で収納ケースを分けてあげましょう。扇風機本体の荷重によるパーツの破損も回避することができるからです。扇風機本体はモーターを搭載しているので重さがあります。扇風機のプロペラはプラスチック製の場合があるので重さがかかってしまうと割れてしまう恐れがあります。
扇風機のお手入れのコツ・手順
扇風機の掃除の仕方、お手入れのコツと手順を紹介していきましょう。扇風機は使わず置いておくと埃がどんどん溜まっていってしまいます。使用している時でも空気を循環させる家電なので埃が羽などに付着してしまいます。
どんな家電でも同様ですが、扇風機にも定期的にお手入れをしてあげる必要があります。お手入れをすれば扇風機の寿命を延ばすことにも繋がります。どのように行えばよいか具体的なコツや手順を説明していきます。
手順①掃除機で埃を取る
扇風機の埃を掃除機で取っていきましょう。掃除機の先端は脱着式のノズルが付いている機種があります。ブラシ型があれば取り付けて掃除機で埃を取り手入れをしていきましょう。ハンディタイプであればそのまま扇風機にあてがって使用できます。
扇風機は空気を循環させるので、掃除機全体に埃が付いてしまいます。カバーの外側やモーターの上部、各種スイッチの間などたくさんの隙間や凹凸が存在しています。掃除機であれば吸引力があるので、扇風機に付着した埃を取り手入れをすることが可能です。
扇風機のリモコンは、掃除機で行うと吸引力が強いために破損する可能性があるので気を付けてください。リモコンは柔らかい布で手入れするのがよいでしょう。リモコンは無くしやすいパーツなので別に収納せずに、本体と一緒に収納しておきましょう。
手順②カバー・羽の取り外し
扇風機を覆うカバーと羽を外して分解します。埃が付いているのでマスクと手袋をして作業をおこなうことをお勧めします。扇風機のカバーは接続部分のフックを起こし外してください。数か所で固定されていることが多いので確認しましょう。
羽はネジ式になっています。きつく締まっている場合は、羽を手で押さえながら行うとネジを緩ませやすくなります。これらの作業を行う際も、電源プラグは必ずコンセントから抜いておいてください。お手入れの際に重大事故に繋がる可能性があるからです。
手順③内側の埃を取る
扇風機は空気の通り道である内側が特に埃が溜まりやすいです。扇風機のカバーは前側と後ろ側の二枚があり、カバーの間に埃が溜まりますので手入れをしてください。羽は表面と裏面共に埃が溜まりやすいので取る必要があります。
電化製品にとって埃は大敵です。埃が付いたまま使用してしまうと扇風機が故障する可能性もあり、場合によっては感電やショート、火災にまで至ってしまうのでお手入れは重要です。
手順④雑巾で拭き掃除
扇風機を拭く際は雑巾を使用して拭き掃除をおこないます。雑巾は硬く絞ってから拭き掃除を行ってください。電化製品には水は大敵です。特にモーター部分を掃除するときは気を付けましょう。
台所用の中性洗剤をぬるま湯に混ぜて使用すると汚れが落ちやすくなります。拭き掃除を行ったあとは乾いた雑巾でしっかり拭き取ってください。
中性洗剤を使用した場合は洗剤が残らないよう手入れしてください。洗剤が残っているとプラスチック部分が化学反応を起こしてしまい破損する場合があるからです。洗剤の製品によってはプラスチックに使用できないものもあるので、裏面の注意書きは必ず確認してから使用しましょう。
手順⑤乾いたら組み立て
扇風機の各パーツやモーター部分、全体をくまなく目視して乾いていることを確認しましょう。乾いていない状態で使用すると感電やショートしてしまい、火災まで発展してしまう可能性があるからです。
組み立てたあとは電源を入れてしっかり稼働するかどうか確認を行ってください。組み立て後に使用しない場合は、ダンボールに収納したり、カバーを被せて埃が付着しないようにしっかり収納しましょう。
収納しやすいおすすめの扇風機
収納しやすいおすすめの扇風機を紹介していきます。扇風機はその形状から収納が難しい場合があります。首の分にあたる支柱や羽、土台となるベースやモーター部分を合わせると大きめ家電の位置づけです。
しかし各社メーカーも手をこまねいている訳ではありません。扇風機のウィークポイントとである収納のしづらさを工夫した商品があるのです。どのような商品があるのかメーカー毎に商品の特徴と収納のしやすさを説明をしていきます。
パナソニック・創風機Q
収納しやすいおすすめの扇風機は、パナソニックの創風機Qを挙げることができます。見た目が球体なので、一見扇風機に見えない斬新なデザインとなっています。6ヶ所の吹き出し口があり、色々な角度から涼しい風を送ってくれる優れものです。
本体サイズが250(幅)×250(奥行)×277(高さ)とコンパクトなつくりになっているので、収納せずに一年中置いていてもよいくらいです。デザインが可愛いのでインテリアとしても映えるからです。
カラーバリエーションも豊富で、クリスタルレッドやシャンパンゴールド、パールホワイトの3種を取り揃えています。お部屋の色調に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
ドウシシャ・FLU-253D
ドウシシャのFLU-253Dも収納しやすい扇風機として紹介します。この扇風機の特徴は折りたたんで収納することができることです。本体サイズは34(幅)×30(奥行)×74センチ(高さ)になっており、これだけでも十分コンパクトですが折りたたむと約7センチまで薄くなるのです。
ドウシシャのFLU-253Dは、ちょっとした隙間へ立てかけることができる収納に困らない扇風機です。重量も約4kgしかないため女性でも片手で持ち運びができます。
カラーバリエーションはホワイトとブラウン、ダークウッドの3種類から選択できます。リモコンはマグネットになっているので本体に収納できるため邪魔になりません。
dyson・hot+cool
収納しやすいおすすめの扇風機に、dysonのhot+coolを挙げることができます。羽が付いていない扇風機で、ファンヒーターの能力もあるため一年中使用することができます。一年中使用できるので収納自体をしない選択肢もありでしょう。
dysonのhot+coolは空気清浄機も付いている優れものです。涼しい風や暖かい風を送りながら空気自体も綺麗にしてくれます。PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去しウィルスやバクテリア、花粉などにも対応しています。収納せずとも空気清浄機としても活躍できる素晴らしい扇風機です。
本体サイズは25(幅)×25(奥行)×76(高さ)とコンパクトなサイズとなっており収納にも困りません。デザインも斬新でインテリアとしても魅力的です。室内の空気の状態を自動で検知し風量を自動調整してくれます。夜間は静音運転に切り替えが可能でLED部分の明るさも減光されます。
扇風機はコンパクトに収納してスペースを有効活用しよう!
扇風機はコンパクトに収納することができます。扇風機は使用しない場合はパーツを外すことによって体積を減らしコンパクトにすることができるからです。埃が被らないようにダンボールやカバーを付けて収納しておきましょう。
お手入れをする際も、次に使うときのことを考えしっかり行いましょう。収納後にすぐに取り出せて使用できるメリットがあります。メーカーによってはすでにコンパクトで多機能な製品もあるので、収納せずに一年中使用できる場合もあります。
デザインも斬新でインテリアでも十分映えることから、敢えて収納せずに見た目の美しさも楽しむことができるからです。収納しなくて済むとスペースが生まれますので、別な家電を収納するスペースとして有効活用していきましょう。