バスソルトの効果的な使い方を紹介!
プレゼントなどでもらうことも多いバスソルトですが、イマイチ使い方が分からない…なんてことありませんか?何もわからず、ただ適当にお風呂に入れてるだけでは、もったいない使い方をしているかもしれません。
そこで、今回はバスソルトを入れる適温やタイミングなど基本的な使い方から、お風呂以外での使い方までをご紹介します。バスソルトの効果的な使い方を知って、その魅力を存分に味わいましょう!
バスソルトとは
バスソルトは、入浴時に使用する塩で、ハーブやエッセンシャルオイル等で香りづけされているものが多いです。また、香りのイメージカラーがほんのりついた可愛らしいものも多くあります。
実はその他にもバスソルトと呼ばれるものが存在します。リラックス効果だけでなく美肌効果も期待できる、バスソルトについて深堀りしていきましょう。
バスソルトの種類
バスソルトには、天然の塩を使ったバスソルトと、実は塩は含まれていないバスソルトの2種類があるのをご存知でしたか?似て非なる2種類のバスソルト、肌への感触や、それぞれの効果・効能でお好きなものをその日の気分で選ぶのがおすすめです。
天然塩のバスソルト
天然塩のバスソルトには、ヒマラヤ岩塩や死海の塩などお馴染みのものから、ヨーロッパ各国の岩塩、さらには日本の塩など、様々な国の天然塩を使ったものがあります。死海の塩は、スクラブとしての使い方をすればツルツルになると人気があります。
その塩の産地によっても効果・効能は変わってきますが、基本的には保湿効果や美肌効果が期待できると言われています。
エプソムソルト
海外モデルやハリウッドセレブが愛用していることから広まったエプソムソルトは、名前にソルトと入っていますが、実は塩の含まれていないバスソルトです。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムという物質を主成分とするバスソルトで、温浴効果が高いことから、肩こりや腰痛への効果・効能が期待できると言われています。
また、血流をよくしてくれるので、美肌効果やデトックス効果も高いとされており、結果ダイエットにもつながるともされています。他にもマグネシウムの効果で、ストレスを和らげてくれたり、PMSの緩和にも役立つなど、様々な効果・効能があると言われています。
バスソルトの効果・効能
ここではバスソルトを使用することでどのような効果・効能が期待できるのかを見ていきましょう。使用するバスソルト、使い方によって、多少の差はあるかもしれませんが、一般的に言われているものをご紹介していきます。
保湿効果
天然塩のバスソルトは、ミネラル成分に保湿効果があると言われており、エプソムソルトに含まれる硫酸マグネシウムは、温泉成分にも含まれており、こちらも保湿効果があると言われています。
乾燥が気になる季節にはもちろん、しっとり素肌を目指す人は、季節を問わずバスソルトの入ったお風呂で保湿を心掛けてみてください。
デトックス効果
バスソルトは温浴効果が高く、血流を高め発汗作用を促します。また、体内に溜まった毒素も一緒に排出してくれるので、むくみや便秘を解消してくれるといった効果・効能も期待できます。優しい香りでリラックスし、体内からは余分なものを排出してくれるので、心も体もデトックスされていきます。
毛穴もキレイに
血流をよくし、発汗作用を高め、体内の毒素を出すことで美肌効果も期待できます。また、天然塩のバスソルト・エプソムソルトともに、古い角質を落とすピーリング効果もあると言われていますので、入浴後は毛穴の中からしっかり綺麗な肌になれそうです。
バスソルトの使い方
様々な効果・効能が期待できるバスソルトも、正しい使い方をしなければ効果は半減です。ここではバスソルトの量やお湯の適温など。基本的な使い方と使う際の注意点などをご紹介していきます。正しい使い方で最大限までバスソルトのその素晴らしい効果を発揮してもらいましょう。
使い方①バスソルトの量とタイミング
バスソルトの量はどの程度入れるのか、入れるタイミングはいつなのかといった使い方の基本についてご紹介します。まず天然塩のバスソルトの場合ですが、お風呂にお湯を張ってから入れます。
粒が大きめなため溶けにくいので、完全に溶かしてから入りたい場合は、入浴する数分前には入れるようにしましょう。入れる量は湯量200リットルあたり、50~100gが適量とされていますが、肌あたり等のお好みで変えていきましょう。
エプソムソルトは溶けやすいので入浴直前に入れてもさっと溶けてくれるものが多いです。海水と同等の1%濃度になるようにバスタブに張った湯量に合わせて入れてください。
使い方②お湯の適温
バスソルトの正しい使い方、2つ目はバスソルトを入れる適温です。天然塩のバスソルト、エプソムソルト共に適温は、少しぬるいかな?と感じるぐらいの38~40℃がおすすめです。
半身浴で上半身が冷えそうな場合は、室温を上げたり、肩に乾いたタオルをかけるなどの対策をしてください。また、適温を保つための自動運転は天然塩のバスソルトの場合はNGです。湯船のお湯が冷めてきたら、熱めのお湯を注ぎ足して適温に戻しましょう。
使い方③入浴時間
次にバスソルトを入れて入浴する際の入浴時間です。好きなだけ入りたいという気持ちもわかりますが、効果的なバスソルトの使い方にはオススメの入浴時間があります。
天然塩のバスソルト、エプソムソルト共に入浴時間のおすすめは、全身浴の場合で10~20分、半身浴の場合は20~30分程度です。また、通常の入浴よりも発汗作用が高まりますので、水分補給も忘れずに行ってください。
バスソルトはネットに入れて使おう
バスソルトはネット等に入れて使うのがおすすめです。とくに、ハーブや花が一緒に入っているものなどは、入れておくとお掃除も楽です。100均等でも手に入るお茶パックは、バスソルトを入れるのにちょうどいいサイズ感で使い捨てできるので便利です。
また、循環パイプを傷める可能性があるため追い炊き等はしないようにしましょう。入浴後はしっかりと洗い流し、定期的に風呂釜洗浄をするのがおすすめです。
天然塩のバスソルトを使う際の注意点は、肌トラブルや傷がある場合しみることがあるということ、刺激があるのでバスソルトの入ったお湯で洗顔・洗髪等はしないようしてください。
お風呂以外でのバスソルトの使い方
上記では入浴時におすすめのバスソルトの使い方をご紹介しましたが、一般の入浴剤と違いバスソルトはお風呂以外での使い方も豊富です。癒される香りと温浴効果、美肌効果を発揮する、お風呂以外でのおすすめの使い方をご紹介します。
入浴後のボディマッサージ
まず最初におすすめするお風呂以外での使い方は、バスソルトをボディスクラブのように使ってマッサージする使い方です。使用するバスソルトは、お肌を傷つけないためにも、粒子の細かいものがおすすめです。
使い方は簡単です。しっかり温まってから、バスソルトを手に取りお湯やオイルを馴染ませてから、手や足の指先からゆっくりとほぐし、マッサージしていきます。バスソルトの保湿効果とマッサージによる血流アップで、むくみが緩和し体も軽やかになるはずです。
ルームフレグランスに
お風呂以外での使い方、2つ目はルームフレグランスとして活用することです。エッセンシャルオイル配合など香りの強いバスソルトは、ルーム触れグランスにもピッタリです。通気性のよい小さな布や、小皿などに入れてお部屋に置いておきましょう。優しい香りでリラックス効果も高まります。
香りのないもの、弱いバスソルトを使用する場合は、お好みのエッセンシャルオイルなどをバスソルトに混ぜると、オリジナルのルームフレグランスになります。
足湯もおすすめ
お風呂以外での使い方、最後におすすめするのは足湯です。体調があまりすぐれない日、冷えを感じた時など、湯船につからずに温まることができるの嬉しいものです。
バスソルトを使って足湯をする場合は、適量よりも少し多めのバスソルトを、入浴時の適温よりも少し高めの湯温に溶かして使うのがおすすめです。バスルームだけでなく、足首までしっかり浸かるバケツ等を準備すれば、室内でもゆったりと足湯を楽しめます。
バスソルトの効果的な使い方を試してみよう!
体をしっかりと温めてくれて、美肌効果も期待できるバスソルトの、効果的な使い方やお風呂以外での使い方についてご紹介しました。寒い季節はもちろんのこと、エアコンで冷えやすくなる季節にも入浴はとてもおすすめです。効果的な使い方で、バスソルトを楽しんでみてください。