秘書検定の正式名称や概要をおさらい!
社会人として知っておくべき基本常識を、はかることのできる、秘書検定をご存じでしょうか?秘書検定は、公益財団法人実務技能検定協会が開催している資格として知られていて、秘書だけでなく、様々な職業を目指している人が受験しています。
もちろん秘書検定とひとえに言っても、何級といった位に分かれているので、どこから履歴書に書いていいのか気になる人もいるかもしれません。そこでこの記事では、秘書検定の正式名称や、履歴書への書き方をご紹介します。
合わせて、秘書検定だけでなく、様々な資格や検定の正式名称などを取り上げていきます。数えきれないほどの資格があるわけですが、秘書検定などの正式名称が気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
秘書検定とは
公益財団法人実務技能検定協会が開催している秘書検定ですが、そもそもどういった資格かご存じでしょうか?秘書になるために資格だと思われがちなのですが、マナーや知識を問うような資格なので、他の職業を目指している人にもおすすめです。
そこで次の項目からは、社会人としてのマナーや知識をはかることのできる、秘書検定について詳しく取り上げていきます。もしかしたら秘書検定の正式名称が気になっている人もいるかもしれませんが、そういった基本的な情報についてもご紹介します。
正式名称は秘書技能検定試験
簡潔に言えば、秘書検定の正式名称は、「秘書技能検定試験」となっています。上記でも軽く触れましたが、秘書検定は、公益財団法人実務技能検定協会が開いている資格として知られています。
社会人に欠かせない常識や、マナーなどをはかる検定として知られているので、秘書だけでなく、様々な職業を目指している人が受験しているのです。もちろん働いている社会人に加えて、学生なども受験できるので、誰にでも受験資格があります。
準1級や1級などの2次試験においては、面接なども行われるので、態度や振る舞いなども見られると言っても過言ではありません。社会人や学生の多くが受験資格はあるものの、何級を受けるかによって、大幅に難易度が変わってくるのです。
口頭では正式名称だと伝わらない場合も
秘書検定の正式名称は、「秘書技能検定試験」と説明しましたが、口頭では正式名称だと伝わらない可能性があります。もちろん秘書検定だけでなく、略称と正式名称がなかなかに違う名称の場合は、うまくコミュニケーションが取れないかもしれません。
さらには、受験者の9割は女性となっているため、そもそも秘書検定の存在を知らない人もいるのです。もしも、秘書検定の正式名称である「秘書技能検定試験」が伝わらない時は、略称の秘書検定を伝えてみることをおすすめします。
基本のマナーの証明にもなる
秘書検定は、社会人としてのマナーや常識を問う資格なので、基本のマナーの証明にもなることで知られています。もちろん秘書を目指している人にとっては、必要不可欠な資格ではあるものの、他の職種でも活用することができます。
もしかしたら常識やマナーについて自信がない人や、常識があるのか不安に思っている人は、思い切って秘書検定を受けることをおすすめします。もしも、学生の方であれば、社会人になる前に受けることによって、自信をもって社会生活を送れるかもしれません。
とりわけ秘書検定においては、電話対応や書類作成についての質問が多いので、事務職や一般職を目指している人にぴったりです。そもそも秘書検定は、誰にでも受けることのできる資格なので、気になったらぜひ受験してみてください。
秘書検定を正式名称で書く場合の書き方
ここまで秘書検定について詳しく説明してきましたが、秘書検定を正式名称で書く場合の書き方をご紹介します。なかなか秘書検定を正式名称で書くシーンは少ないかもしれませんが、いざというときに知っておくと、スムーズに正式名称を書くことができます。
とりわけ履歴書の資格欄においては、秘書検定だけでなく、どのような資格も正式名称で書くことが大切です。もちろん正式名称でなくてもOKの場合もあるので、臨機応変に正式名称と略称を使い分けていきましょう。
履歴書の資格欄
履歴書の資格欄は、正確に書かなければならないわけですが、しっかりと正式名称の「秘書技能検定試験」といった書き方をしましょう。もちろん自動車免許を、正式名称の普通自動車第一種運転免許都市書くように、正式名称は大切になってきます。
もしも、履歴書に合格していることを記入したいのであれば、「文部科学省後援 秘書技能検定試験〇級 合格」といった書き方をしてみてください。実は、秘書検定は民間資格に当たるので、合格と記載する必要があります。
一方で、国家資格の場合は、取得と記載するので、それぞれ違った書き方をすることを覚えておきましょう。もちろん資格を記入する順番や、そもそも有利になる級も変わってくるので、全ての資格を記入する必要はありません。
正式名称でなくてもOKの場合も
履歴書の資格欄での書き方を取り上げてきましたが、中には、正式名称でなくてもOKの場合もあります。就職活動や転職活動をするときに、使うことの多い履歴書ですが、一般的に略称は許されていないと言ってもいいかもしれません。
とりわけ正式名称でなくてもいい場合は、基本的な面接などとなっています。履歴書の資格欄に書くことの多い秘書検定なので、そもそも正式名称でしか書かないことが多いのです。
もちろん秘書検定の正式名称を使って、「文部科学省後援 秘書技能検定試験〇級 合格」を書くときは、誤字脱字に注意しましょう。次の項目からは、履歴書に資格を書くときにおいて、大切になってくる順番をご紹介します。
取得した順番に書く
秘書検定に限らず、様々な資格を取っている人は、履歴書に書く順番に悩んでいるかもしれません。簡潔に言えば、取得した順番に書くことがおすすめとなっていて、時系列の順番で書くのが一般的です。
もちろんこういった順番だけでなく、社会人にとって大切な免許を記入するといった順番もオーソドックスとなっています。さらは、資格を取得した順番だけでなく、取得年月日も気にする必要があり、和暦か西暦か統一しましょう。
数多くの資格や免許を取得しているのであれば、順番通りに書こうとすると、書ききれない場合もあります。もちろん全ての資格や免許を順番通りに記載する必要はなく、しっかりと応募先の業種を確認して、関連している資格を順番に記入しましょう。
秘書検定を書いて有利になるのは何級から?
ここまで秘書検定の正式名称や、履歴書の書き方を取り上げてきましたが、秘書検定を書いて有利になるのは何級からかご存じでしょうか?秘書検定に限らず、難易度の低い資格は、そもそも履歴書に書く必要がないとされています。
簡潔に言えば、秘書検定に関しては、3級から有利になると言ってもいいかもしれません。もちろん有利になるのは何級といった項目は、資格によって異なっているので、事前に確認しておくことをおすすめします。
とりわけ2級からは、確実に評価されるような難易度となっていて、しっかりとアピールすることができます。様々な資格を取るときにも、しっかりと何級から有利になるのか把握することによって、履歴書に記載できるようになります。
3級から書いていい
そもそも秘書検定は、3級から1級といった区分があるため、何級から記載していいのか悩んでしまうかもしれません。もちろん何級かによって、高度な知識や判断力のレベルが変わってくるので、自分が受けるレベルは把握しておきましょう。
履歴書に秘書検定を記載する場合は、最低レベルとされている3級から書いてもいいとされています。一番下のレベルではあるものの、そもそも基本的な職場常識を問うような資格となっているので、合格しているだけでアドバンテージなのです。
秘書検定の試験範囲は変わらないのですが、何級かによって、難易度が変わると言ってもいいかもしれません。次の項目からは、何級から高い評価を得られるのか取り上げていくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
2級以上は高い評価
3級から1級といった級位の秘書検定ですが、何級から高い評価がもらえるのか気になる人もいるかもしれません。就職や転職において、できるだけアドバンテージを得たい人は、しっかりと何級を受けるか確かめておきましょう。
簡潔に言えば、秘書検定に関しては、2級以上は高い評価となっています。そもそも3級よりも複雑な場面設定がされていて、効率よく働くための方法なども聞かれるので、3級よりも難易度がとても高いのです。
もちろん履歴書での書き方は、「文部科学省後援 秘書技能検定試験2級 合格」と書くことが大切になってきます。確実に社会人としての振る舞うことができる人物として見なされるので、即戦力として頼られるようになるかもしれません。
秘書検定の受験方法
ここまで秘書検定を正式名称で書く場合の書き方などを取り上げてきましたが、そもそも秘書検定の受験方法をご存じでしょうか?もしかしたら秘書検定を受けたいと感じているかもしれませんが、試験の内容や、日程や勉強方法を知っておくことをおすすめします。
どのような資格にも言えるのですが、全ての人が受かるわけではなく、一定の合格率が発表されます。そこで、何級を受けるか悩んでいる人は、合格率を参考にするのもいいかもしれません。
そこで次の項目からは、秘書検定の受験方法やメリットなどをご紹介します。合わせて、秘書検定の合格率や受験申込の方法などを取り上げていくので、秘書検定を受けようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
試験概要・メリット
まずは、簡単に秘書検定の概要をご紹介します。そもそも社会人としてのマナーや常識を図ることのできる、秘書検定は、3級や、2級、準1級、1級に分かれているので、何級を受けるか悩んでしまうかもしれません。
3級から1級にかけて、筆記試験があるのに変わりはないのですが、1級と準1級は二次試験の面接試験があります。面接においては、態度や振る舞い、言葉遣いといった項目がチェックされるので、慣れていない人は厳しいのです。
勉強も時間がかかるかもしれませんが、秘書検定を受けることによって、良識のある人物として見なされるといったメリットがあります。とことん就職や転職活動に有利な資格となっているので、気になる人は受けてみるといいかもしれません。
合格率
次に、秘書検定の合格率を、級位ごとにご紹介します。一番難易度が低いとされている3級は、合格率がおおよそ60%となっていて、少しだけ難易度の上がる2級だとしても、合格率50%なので、比較的合格しやすいと言ってもいいかもしれません。
面接が試験に取り入れられている準1級からは、合格率が30〜35%前後となるので、だんだんと合格率が低くなっていきます。もちろん最高難易度の1級は、合格率がおおよそ30%となっているので、誰にでも合格できるわけではないのです。
このように、合格率や試験内容を把握することによって、自分が何級を受ければいいのか把握できるようになります。それぞれを順番ごとに受けるのではなく、マナーや常識に自信のある人は、2級から受けることをおすすめします。
受験申込
ここまで秘書検定について、詳しく取り上げてきましたが、受験申し込みの方法がわからない人もいるかもしれません。簡潔に言えば、インターネット申し込み、現金書留申し込み、書店申し込みに分かれているので、都合のいい方法で申し込んでみてください。
級位によって受験料に違いがあり、とりわけ1級は6500円程度で受けることができます。実は、2級と3級といった併願受験もできるのですが、2級と3級を受ける場合は6900円といった受験料となっています。
受験級の変更や追加をすることはできないので、しっかりと考えてから申し込みをしてみてください。さらには、秘書検定は、6月、11月、2月といった時期に行われているので、自分にとって都合のいい時期に受けることをおすすめします。
秘書検定以外の資格や検定の正式名称
秘書検定は、「秘書技能検定試験」といった正式名称ですが、もしかしたら他の資格や検定の正式名称が気になる人もいるかもしれません。そこでこの項目からは、秘書検定以外の資格や検定の正式名称をご紹介します。
とりわけ簿記や、英検、漢検、MOS、宅建、普通自動車免許、大型免許といった資格や検定の正式名称を取り上げていきます。もしかしたら履歴書などに書きたいと思っているのであれば、正式名称を使った書き方をしないといけないのです。
簿記
まず取り上げていきたい正式名称のある検定や資格は、学生でも受けることの多い「簿記」となっています。とても話題性のある「簿記」ですが、「日本商工会議所簿記検定」といった正式名称があるので、しっかりと覚えておきましょう。
実は、商業高校の学生を対象とした「全商簿記」もあるので、それぞれ違った正式名称を持っています。とりわけ「全商簿記」は、「公益財団法人全国商業高等学校協会簿記実務検定」といった書き方をするので、十分に注意することをおすすめします。
さらには、「全経簿記」と呼ばれる検定もあるのですが、正確には、「公益社団法人全国経理教育協会簿記能力検定」といった正式名称となっています。それぞれ違った検定や資格になっているだけでなく、書き方も変わってくるので、しっかりと把握してみてください。
英検
次に紹介していきたい正式名称のある検定は、「英検」となっていて、受けたことのある人も多いかもしれません。簡潔に言えば、「英検」の正式名称は、「実用英語技能検定」なので、履歴書の書き方に注意しましょう。
そもそも公益財団法人日本英語検定協会が開催している検定なのですが、英語に関する検定においては、一番歴史が長いのです。様々な級位も用意されているので、どのような英語のレベルの人も受けることができます。
「英検」といった名称があまりにもなじみ深すぎて、間違えて履歴書に記入してしまう人もいるので、しっかりと注意していきましょう。せっかく難易度の高い級位の「英検」を取得したとしても、書き方の間違いに注目されてしまうのです。
漢検
次に紹介していきたい秘書検定以外の正式名称のある検定は、「漢検」となっていて、比較的親しみ深い検定かもしれません。簡潔に言えば、「日本漢字能力検定試験」といった正式名称なので、しっかりと覚えておきましょう。
そもそも公益財団法人日本漢字能力検定協会は開催している検定なので、まさしく漢字の能力をはかることができます。秘書検定と違って、漢字の能力をアピールできるので、しっかりと漢字間違いは防ぐことをおすすめします。
「正式名称は日本漢字能力検定試験」と書かずに、「漢険1級」と書いてしまうと、能力を疑われてしまいます。
MOS
ここまで秘書検定以外の正式名称のある検定を取り上げてきましたが、次に取り上げたい検定は「MOS」となっています。秘書検定よりも、なかなか馴染みのない検定かもしれませんが、「Microsoft Office Specialist」といった正式名称なのです。
Microsoftと聞くとわかるかもしれませんが、Microsoft Officeについての国際資格として知られています。Microsoftが取り扱っている製品の中でも、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの能力をはかることができます。
秘書検定と違って、「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」といった、カタカナ表記を書いてもいいとされています。Microsoftは、様々な企業が使っているので、秘書検定と合わせて取るのもいいかもしれません。
宅建
次に取り上げていきたい秘書検定以外の正式名称のある検定は、「宅建」となっていて、国家試験の一つとして知られています。簡潔に言えば、「宅建試験」といった正式名称となっていて、宅地建物取引士になるための資格となっています。
資格を取ることによって、土地や建物の売買、賃貸物件の斡旋をすることができます。「宅建」を持っているだけで、不動産会社への就職や転職、独立開業などに有利になるので、気になる人は資格を受けてみるといいかもしれません。
運転免許
ここまで様々な検定や資格を取り上げてきましたが、「運転免許」も略称であることをご存じでしたか?履歴書の書き方の中でも、順番の上の方に書くことのできる「運転免許」ですが、正式名称は「普通自動車免許」となっています。
そもそも「運転免許」には、15種類もの免許があり、それぞれ異なった正式名称を持っているのです。もちろん正式名称を書くことが大切になってくるので、自分の持っている免許によって、しっかりと記載するように心がけましょう。
大型免許
そもそも運転免許には、15種類もの名称があるわけですが、「大型免許」の正式名称が気になる人もいるかもしれません。「大型免許」は、「大型自動車第一種運転免許」といった正式名称になっていて、大型バスやダンプカーが該当しています。
とりわけ履歴書への書き方としては、「平成○○年○月 大型自動車免許 取得」がおすすめです。もしも、運送会社などに努めようと考えているのであれば、「大型自動車第一種運転免許」の正しい書き方ができるように心がけましょう。
秘書検定の正式名称を履歴書に記入しよう!
この記事では、秘書検定の正式名称や、受験する方法を紹介してきました。秘書検定の正式名称は、「秘書技能検定試験」となっています。
合わせて、秘書検定を正式名称で書く場合の書き方を取り上げてきました。履歴書に書く順番や、正式名称を気にすることによって、適切な履歴書に仕上がります。