BBクリームの塗り方・使い方をおさらい!
ベースメイクのアイテムとして知られている「BBクリーム」とは、普段からメイクをしている女性だけではなく、メイク初心者な人でも使いやすいアイテムとされておりますが、BBクリームには正しい使い方や塗り方があるのはご存知でしょうか?
今回は、今さら聞けないBBクリームの正しい使い方から塗り方までをご紹介していきますので、メイクのレベルをグッと上げたい人はぜひ参考にしてみてください。
BBクリームの正しい塗り方・使い方を知るメリット
BBクリームとは、メイクをする上で必須とされるベースメイクに活用できるアイテムであり、時間をかけずに肌のコンディションを整えることができるアイテムです。
そんなBBクリームを使えば、忙しい日でも簡単にメイクの作業へと進むことができますが、BBクリームを使っている人はどんな塗り方をしていますか?
実はBBクリームはただ肌に塗っていくだけではなく、正しい塗り方や使い方をしなければ、BBクリーム本来の効果が半減してしまうのです。
ここでは、BBクリームの正しい塗り方や使い方などをご紹介させていただきますので、正しい使い方を知ってBBクリームを効果的に使っていけるようにしましょう。
塗り方を間違えると崩れやすくなる
時間をかけずに肌のコンディションを整えてくれるBBクリームは、クリーム状のベースメイクアイテムの1つで、BBクリーム1本で抜群のカバー力があります。
そのため、忙しい日にも手軽に使えるアイテムとして活用されることが多いですが、BBクリームの塗り方を間違えてしまいますと、せっかく施したメイクが崩れやすくなってしまう場合があります。
BBクリームが手軽だからと言って、過剰な量を肌に乗せてしまったり、しっかりと肌になじませない塗り方では、メイク崩れの原因になりますので注意しましょう。
使い方を知って効果アップ
BBクリームとは、1本で多くの効果を発揮してくれるアイテムのため、メイク時間も短縮され便利なアイテムでありますが、過剰な使用はBBクリームの効果を半減してしまいます。
BBクリームの正しい使い方では、まずBBクリームを塗る量に使い方のポイントがあり、1回のメイクに使われるBBクリームは、0.5センチから1センチ程度が適量とされております。
一見少ないように見える量でも、BBクリームはクリーム状になっていますので、しっかりと肌の上を伸びて顔全体をカバーしてくれます。もし塗った上で量が少ないと感じた場合には、BBクリームの量を少しずつ付け足していくようにしましょう。
また適量のBBクリームでも気になるポイントが残っていた場合には、ポイントカバーとしてさらに上塗りしても厚化粧になる心配はありません。
BBクリームの正しい知識
ベースメイクに活用されるBBクリームの、正しい使い方や塗り方をご紹介させていただきましたが、BBクリームには類似したメイクアップアイテムがあるのはご存知でしょうか?
ここでは、BBクリームの正しい知識のおさらいから、BBクリームに類似したメイクアップアイテムの効果や種類をご紹介させていただきますので、BBクリームの役割では物足りなさを感じている人は、他のアイテムの効果も知って検討してみるのはいかがでしょうか。
BBクリームの役割
まずはじめに、BBクリームとは1本で抜群のカバー力があるアイテムであることを上記でご紹介させていただきましたが、肌の色とあったクリーム状の中身では、短時間で肌の気になるポイントを隠しきれいな肌色へと整えることができます。
BBクリームには化粧下地の他に、ファンデーションとコンシーラーが含まれておりますので、本来は別々に施す作業がBBクリーム1本で補うことができます。
このように1本で肌をしっかりとカバーしてくれますので、普段からナチュラルメイクな人や肌の調子だけを整えたい人は、BBクリームだけを塗った状態でも安心して外出することは可能です。
CCクリームとの違い
BBクリームと類似しているアイテムには「CCクリーム」というアイテムがありますが、こちらも肌の調子を整えてくれるメイクアップアイテムです。
しかしBBクリームとは大きな違いがあり、CCクリームでは肌のトラブルをコントロールする役割がメインとされており、クリームの色味に特徴があります。
ピンクカラーでは血色感を補正してくれるため肌の血色が悪い人におすすめで、ブルーカラーではくすみを改善してくれますので透明感のある肌に整えてくれます。
またパープルカラーはピンクカラーとブルーカラーの特徴をどちらも取り入れたCCクリームで、イエローカラーはシミやくすみなどをカバーする効果があり、グリーンカラーではニキビ跡などの赤みを消してくれる効果があります。
BBクリームのようにコンシーラーやファンデーションの成分は入っておりませんが、CCクリームは肌トラブルをしっかりとカバーしてくれるため、初心者でも使いやすいアイテムであり、透明感のある自然な肌に整えてくれます。
種類について
BBクリームは1本で化粧下地・ファンデーション・コンシーラーが含まれたオールインワンであり、CCクリームは肌トラブルをカバーするコントロールクリームとなっています。
肌の仕上がりはそれぞれの効果で違いはありますが、BBクリームもCCクリームも透明感のある自然な肌へと整えることができます。
そんな2つのメイクアップアイテムの他に、近年注目されているベースメイクアイテムもあります。それは、BBクリームとCCクリームの良い部分をかけ合わせた「DDクリーム」と呼ばれているアイテムです。
DDクリームとは「強いオールインワン」を意味する「DynamicDo-All」を省略したアイテムで、肌のコンディションを整えるだけではなく、高い日焼け止め効果や美容効果を取り入れたオールインワンコスメとなっています。
BBクリームの正しい使い方・塗り方のポイント【初心者向け】
ベースメイクアイテムとして活躍するBBクリームの役割から、BBクリームと類似したアイテムのそれぞれの特徴まで、幅広くが紹介させていただきましたが、BBクリームは使い方や塗り方が重要となります。
そこで、ここではBBクリームの正しい使い方や塗り方を、初心者の人でも分かりやすいように細かくご紹介させていただきますので、初心者の人はぜひ参考にしてみてください。
スキンケアの後に使う
BBクリームの正しい使い方では、ベースメイクをする前にしっかりとスキンケアを施しておくことが大切です。肌はメイクをすることで隠せるため、スキンケアを怠ってしまう人もいますが、化粧の乗りはスキンケアをすることでグッと良くなります。
BBクリームを塗る前におすすめなスキンケアの順番は、化粧水で肌にうるおいを与えた後、しっかりと乳液で化粧水のうるおいを閉じ込めていきましょう。
さらに肌を美しく整えたい人は、美容液なども活用してあげると、より美しい肌へと整えることができますのでおすすめです。スキンケアをする際には、肌を叩くようにするのではなく、手のひらで肌を覆うようにすると、うるおいがスーッと浸透していきます。
正しい量で使う
スキンケアができましたら、次はBBクリームを肌に乗せていきます。BBクリームの塗り方は、上記でもご紹介したように適量にしてあげることが大切です。
また、スキンケア後の肌は水分が多くなっているため、すぐにBBクリームを塗ってしまうと化粧崩れの原因にもなりますので、3分から5分程度放置してから塗ってあげると良いでしょう。
BBクリームの適量はメーカーによって異なる場合もありますが、基本的には0.5センチから1センチと少量になっています。見た目は少なく感じるかもしれませんが、適量以上にしてしまいますとクリームが残ってしまうことがありますので量を守りましょう。
欲しい効果別おすすめの塗り方
BBクリームの塗り方のコツは、おでこ・顎・頬・鼻の5カ所に均等にBBクリームを乗せていき、内から外に広げていくような順番で塗り進めましょう。最初から全体に塗ってしまうと、ムラになりやすいため5カ所に分けた塗り方が基本となっています。
初心者の人は、5カ所に分けたBBクリームを薬指と中指の腹でクルクルと伸ばしてあげたら、手のひら全体でBBクリームを塗った顔を覆ってみましょう。
そうすることで、手のひらの体温で顔全体に塗ったBBクリームがより密着され、化粧崩れしにくい透明感ある肌に初心者でも簡単に整えることができます。
BBクリームには肌の色味を整えるファンデーションの他に、コンシーラーもプラスしてありますので、肌トラブルで気になりがちなシミやクマも、しっかりとカバーすることができます。
初心者の人では見落としがちなシミやクマも、BBクリームを使えば簡単にカバーできますし、一度のベースメイクで補えなかったら、さらにポイントカバーしてあげることで、しっかりと透明感のある肌に整えることができます。
スポンジやブラシを活用する
初心者の人でも立体的な顔に仕上げたい人は、手を使ったハンドメイクで仕上げるのではなく、スポンジを活用していく塗り方が良いでしょう。
スポンジの使い方は、適量のBBクリームを手の甲に乗せ、指ではなくスポンジで直接BBクリームを顔へ塗っていきます。塗り方の順番は、顔の中心からポンポンっとスポンジでBBクリームを広げていくイメージで塗り進めてみましょう。
BBクリームの塗り方でスポンジを活用してあげることで、BBクリームの厚さを調節できるため、初心者の人でもこなれ感のあるメイクへと仕上げることができます。
顔のサイド側はBBクリームを薄く伸ばしていき、顔の中心部分にはBBクリームをしっかりと塗っていくことで、メリハリのある立体的な顔へと整えることができます。
スポンジを使ったこなれ感のあるベースメイクは、スポンジ以外のアイテムでも演出することができます。初心者でもしっかりと肌トラブルをカバーしたこなれ感のある肌に整えたい人は、ブラシを活用していくのはいかがでしょうか。
ブラシの使い方は、スポンジのときと同じ順番でBBクリームを手の甲に乗せ、こちらはブラシにしっかりとBBクリームを馴染ませたら肌にBBクリームを塗り進めていくだけです。
ブラシを活用した塗り方では、BBクリームが肌を流れるように塗れるため、ムラになりずらく小鼻周りなどの塗りずらい部分にもしっかりと塗ることができます。
BBクリームを塗り進める順番は、中心から外へ流すように塗り進めるのがおすすめで、ブラシはツヤ感を残しながらBBクリームを塗れるため、ツヤっぽい肌へと整えることができます。
BBクリームの正しい使い方・塗り方【順番】
上記では、初心者向けのBBクリームの塗り方をご紹介させていただきましたが、BBクリームの塗り方には注意するべきアイテムの順番があります。
ここでは、BBクリームの前後に大切なケアの順番をおさらいさせていただきますので、しっかりと順番を覚えていくようにしましょう。
スキンケア
ベースメイクの際に最初の順番で行うべき大切なケアポイントは、元々の肌を整えるためのスキンケアです。最初の順番でスキンケアをしっかりとすることで、BBクリームの乗りだけではなく顔全体の化粧乗りに違いが出ます。
肌の調子が悪かったり、化粧乗りが悪いと感じている人は、メイクを始める前にしっかりとスキンケアしていくようにしましょう。
BBクリーム
スキンケアが終わったら、一定の時間放置してからBBクリームで肌を整えていきましょう。このとき、肌に直接BBクリームを乗せるのではなく、手から手またはスポンジやブラシに乗せる順番で塗り進めるようにします。
BBクリームの塗り方では、手の腹で塗り進めていく初心者向けの物から、スポンジを使った塗り方で立体感のあるベースメイクや、ブラシを使ったカバー力抜群の塗り方まで、自分の整えたい方法で塗り進めていくようにしましょう。
フェイスパウダー
BBクリームを、手またはスポンジやブラシなど好みの塗り方でムラなく馴染ませることができましたら、フェイスパウダーを使ってBBクリームをさらに整えてあげます。
フェイスパウダーの塗り方は、パフやスポンジを使った塗り方が定番ですが、ブラシを使ってやさしくフェイスパウダーを塗ってあげると、粉っぽくない肌へと整えることができます。
また化粧直しの際にもブラシはおすすめで、テカリを感じる部分にブラシを使ってフェイスパウダーを乗せてあげると、ベースのメイクが崩れずらく自然な雰囲気に仕上げることができます。
BBクリームを正しい使い方・塗り方で使おう!
簡単にベースメイクを整えることができるBBクリームは、初心者でも簡単に活用できるメイクアップアイテムであり、メイクの時間を短縮できるためメリット尽くしのアイテムです。
そんなBBクリームを正しい塗り方や使い方で使いこなし、メイク崩れのしにくい透明感のあるこなれメイクを楽しんでいきましょう。